夫が昏睡状態に。 相談者は自分を責めるのだが・・
テレフォン人生相談 2014年12月12日 金曜日
相談者: 女52歳 夫55歳 子供3人(26歳、24歳、22歳)のうち、末っ子と3人で暮らしている
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
今日の一言: なし
相談者:
主人が、脳動脈瘤で倒れましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
現在まだ昏睡状態で、意識戻らずなのですがあ・・前兆っていうかあ・・ちょっと、その症状に気付いてあげられなかったっていうことで・・自分がね、
加藤諦三:
うん。
相談者:
ちょっと・・(泣)愛情不足っていうかね、
加藤諦三:
うん。
相談者:
責めちゃうんですけど、
加藤諦三:
はい。
あのお、倒れられたというのは、あなたにしてみれば、あまりにも突然の話なんですか?
相談者:
元々・・あのお・・歯からくる痛みだってことで、よく頭が痛いとかあ、
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
言っていたんですけどお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、とにかく医者嫌いの人でえ、
加藤諦三:
ふうん。
サラリーマンですか?、普通の。
相談者:
はい。
加藤諦三:
すると、会社の健康診断とか、そういうことも受けていないの?
相談者:
いえ、受けてます。
加藤諦三:
で、会社の・・健康診断、その他では、何にも、問題は指摘されてないんですね?
相談者:
多少、高血圧だったみたいですがあ、なかなか、その、診断書っていうか、結果も家に持って来ないし、本人も言わないもんでえ、あまり医者に行けって言うと怒っちゃいますのでえ、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
で、煙草も吸ってましたしい、お酒も飲んでって人でしたのでえ、
加藤諦三:
煙草を吸って、お酒を飲んで、高血圧だったらねえ、
相談者:
結婚したときから、煙草を止めてって言ってたんですけどねえ(泣)
加藤諦三:
うーん。
相談者:
頑固っていうか・・あの、(煙草や酒を止めないのも)もう、し方が無いかなあと思ってね、(他に)楽しみは無いし。
加藤諦三:
うーん。
相談者:
そいでですねえ、元気なときにですねえ、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
あの、よくう、俺はあ、そう長生きできない、とかあ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
あの、俺が死んだら、お母さんはすぐ再婚するんだろうな、とか(泣)
加藤諦三:
うん。
相談者:
そんなこと、今年になって言ってたんでえ(泣)
加藤諦三:
うん。
相談者:
自分では何かあったんかなあ、と思って・・(泣)
加藤諦三:
んー。
倒れるまでっていうのは、しっくりいってたんですか?
相談者:
はい。
加藤諦三:
んー。
相談者:
あのお、今年になってからですけどお、
加藤諦三:
はい。
相談者:
はー、なんか・・結婚出来て良かった、って・・(泣)
加藤諦三:
うん。
相談者:
幸せだったってこと、私はよく言ってました。(泣)
加藤諦三:
んー。
相談者:
私にもね、分かったあ、って言って。(泣)
加藤諦三:
で、あなた・・の、今日の相談っていうのは、そういう・・ようなことで、幸せに生きてきたんだけども、突然、不幸が襲ったと。
それで、今になってみると、何でもっと早く、気が付いてあげなかったか・・
相談者:
そうですね。
それプラス・・
加藤諦三:
はい。
相談者:
お父さんの人生が不憫なんですう、私は。
こんな人生でよかったかなあって。
加藤諦三:
んー。
それで、そのことが今、なんか自分を責めてるっていうような・・感じが、あるんですか?
相談者:
そうですねえ。
私のせいでもあるしね(泣)。
加藤諦三:
ええ。
相談者:
もっと強くう・・喧嘩してでも病院連れて行けばよかったのかなあ、と思って。
(回答者に交代)