父子家庭が育てた大卒ニート娘25歳。茶碗を洗ったらお小遣いをあげましょう

テレフォン人生相談 2017年3月7日 火曜日

25歳の娘は大学を卒業してから引きこもり状態。就職させるには?

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 男66歳 妻とは20年くらい前に離婚 娘25歳と二人暮らし

今井通子:
もしもしい、

相談者:
あ・・

今井通子:
テレフォン人生相談でーす。

相談者:
よろしくお願いします。

今井通子:
はい、こちらこそ。
今日はどういったご相談ですか?

相談者:
娘え、が、大学卒業して、

今井通子:
はい

相談者:
えー、それからあ・・あのお・・仕事、してないんですよね。

今井通子:
あーなるほど。

相談者:
ええ

今井通子:
まず、

相談者:
んで、

今井通子:
あなた、おいくつ?

相談者:
66

今井通子:
66歳・・奥様は?

相談者:
20年ぐらい前に・・離婚してます。

今井通子:
あ、なるほど。
そうすると、お子さんは・・お嬢さんお一人?

相談者:
ええ、そうです。

今井通子:
でえ、その、離婚されたときにい、あなたが引き取ったわけ?

相談者:
そうです。

今井通子:
で、おいくつですか?・・お嬢さんは。

相談者:
25です。

今井通子:
今25歳

相談者:
ええ

今井通子:
で、じゃあずっと・・お二人で生活してらしたの?

相談者:
そうです。

今井通子:
・・はい分かりました。
で、えー大学を卒業して以来い・・就職をしないってことですね?

相談者:
そうです。

今井通子:
これは就職する、気がないんですか?それとも・・いい場所が見つからないんですか?

相談者:
うん、就職する気がないんですね、多分。

今井通子:
で、それはどうして?

相談者:
ま、何ていうんですか。自分の、み、あのお、マンション、なんですけどお、

今井通子:
はい

相談者:
マンションにい、いたほう、いずっといるわけなんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
・・要は、あのお、高校時代の時の、

今井通子:
うん

相談者:
同級生からあ・・電話が掛かって来て、

今井通子:
はい

相談者:
ま、カラオケとか、

今井通子:
はい

相談者:
まあちょっとした旅行なんかは・・やあのお、行ってるんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
それ以外は・・大体ほとんど、家にいます。

今井通子:
ご一緒に住んでらっしゃんですよね?

相談者:
そうです。

今井通子:
あなたと。

相談者:
ええ

今井通子:
はい。
で、あなた自身は・・自営ですか、それとも会社にお勤めえ、ですか?

相談者:
会社の、おー、オーナーでえす。

今井通子:
なるほど。
でえ、お嬢さんは、大学は・・卒業されたんですよね?

相談者:
ええ、卒業してます。

今井通子:
うん。
でえ・・高校の、友達と、旅行に行ったりカラオケに行ったりする・・

相談者:
ええ

今井通子:
時には、家から出る。

相談者:
ええ

今井通子:
だけど、普段は、家からは出ない。

相談者:
いや、だから出るようにい・・食事なんかは、やはり
「買いに行って来なさい」ちゅうことで、

今井通子:
ええ

相談者:
お金をお、渡してるわけですよね。

今井通子:
はい

相談者:
・・で、買いに、あのお、一歩でも表出るように、

今井通子:
はい

相談者:
は・・させてるんですけど。

今井通子:
はい

相談者:
ええ。
それを今続けてるわけなんです。

今井通子:
・・はい。
で・・それ以外の、時には、外へは、出ら、出られないの?

相談者:
うん、そうですね、大体、パソコンやってますね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
ええ

今井通子:
パソコンの内容何だか分かります?

相談者:
なんかあのお・・絵を描くう・・パソコンなんですよね。

今井通子:
あ・・絵を描いてらっしゃるの?

相談者:
要は、大学う・・の時からやってるわけなんですよ、それは。

今井通子:
そうすると、大学は美術系?

相談者:
いや・・なんか、自分はそこへ行きたかったらしいんですけど、

今井通子:
うん

相談者:
わたしがあ、決めちゃったんですよ。

今井通子:
はい

相談者:
・・ええ、だから全然関係ないんだけど・・なんか、大学からあ、その、絵はやってるんですよ。

今井通子:
うん

相談者:
で、時々い、なんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
ま、「その、専門学校に、行きたい」っつうことを・・は、言ってるんですけど。
わたしはもう、い・・「行くなら行け」と、い言うふうには、言ってます。

今井通子:
例えばあ、授業料、とかは、あなたが出してあげるつもり?

相談者:
ま、そういうことですね。

今井通子:
うん。
あの、その前にい、

相談者:
はい

今井通子:
お嬢さんに、お小遣いあげてる?

相談者:
うーん、で、ほとんどあげてないです。

今井通子:
なんかさっきね、「買い物に行く時に、お金渡してる」って言いましたよね?

相談者:
ええ。そ、それえ・・それは毎、日い、2000円ずつは渡してます。

今井通子:
それから、あとは、あの、洋服とかあ、なんかこう、い、あの・・

相談者:
あ・・そういうふうな時は、

今井通子:
うん

相談者:
わたくしと一緒に行って、買う時も、ありますし、

今井通子:
うん

相談者:
「自分で買いに行きたい」つう時もあります。

今井通子:
でそれはその、都度お金渡してんの?

相談者:
あ、あげてますね。

今井通子:
・・でえ、結局う、あれですか。そうすると・・あなたはあ・・朝起きますよね?

相談者:
ええ

今井通子:
朝ご飯食べますよね?

相談者:
あ、ういや食べません。うん。んもう、わたしは、あのお、6時半にはもう家出ますので。

今井通子:
お嬢さんご飯食べてる?

相談者:
・・ん、食べてますね。

今井通子:
で、あなたは・・あのお、朝6時半に家を出てしまったらあ、

相談者:
ええ

今井通子:
帰ってくんの、何時頃?

相談者:
大体い、5、6時ですね。

今井通子:
で、それからが夕飯?

相談者:
うん、そうですね。はい

今井通子:
で、この夕飯は、お嬢さんが作んの?

相談者:
いやまあ、んー、ま、実際い、は、あのお、コンビニになんか・・で、えー、買ったりい・・ま、時々、まあうどんとかそうめんとか、カレーとかなんかやる場合は、わたしが作ります。

今井通子:
これって・・子どもの時からそうですか?

相談者:
そうですね。

今井通子:
ていうことは、中学も・・

相談者:
やってた、ええ

今井通子:
中学の時もお、

相談者:
ええ

今井通子:
高校の時も、

相談者:
ええ

今井通子:
えー、あなたが・・朝、6時半に出ちゃうとお、

相談者:
ええ

今井通子:
結局う、お嬢さん一人でご飯食べてえ、

相談者:
ええ

今井通子:
それで自分でお弁当を作って学校行って。

相談者:
お弁当は、わたしがやってるんです。

今井通子:
ああやって・・

相談者:
中学校は、んー、お昼う、が、あるところに・・中学校に、入れました。

今井通子:
高校は?

相談者:
高校は・・自分で買って・・食べてますね。学食とか。

今井通子:
あー学食う。

相談者:
ええ

今井通子:
はい・・で、大学はもちろん、まあ、もう、買って食べる

相談者:
んーもちろん、そうですね。

今井通子:
で、その時は・・事前にお小遣いあげてん、ですよね?

相談者:
ええ、まあーあ、ある程度、は、やってます。

今井通子:
それお、おいくらぐらい?

相談者:
・・まあ、あの言うだけはやってます。

今井通子:
「言うだけ」(苦笑)・・っていうのは、その都度っていうことね?(笑)

相談者:
(苦笑)いい加減かも分かんないですけど・・欲しい・・使うお金は、渡してます。

今井通子:
要するにい・・お嬢さんにい・・家計費を、取り仕切るとかあ・・そういう大人の仕事は任してないで、

相談者:
さしてないですね。

今井通子:
うん。その都度のお金だけを、さし、差し上げてるっていうことなのよね?

相談者:
ええ・・そういうことです。

今井通子:
ずーっと、子ども扱いしてるわけよね、あなたは。

相談者:
そーういうことですね。

今井通子:
そーうですねえ。

相談者:
ええ

今井通子:
それで、あなたとしては、ここから先、お嬢さんどうしようっていう感じ?

相談者:
ホントはあ、仕事してもらいたいわけなんですよ。

今井通子:
あ・・仕事をしてもらいたいの?

相談者:
何でもいいから。ええ

今井通子:
あの、要するに、なんかを勉強するなり、

相談者:
ええ

今井通子:
仕事をするなり・・要は、何かをして欲しくってえ、

相談者:
ええ

今井通子:
今のまま、ズルズルとお・・ただ絵だけ描いて家(うち)にいて、

相談者:
ええ

今井通子:
時々友達と、遊びに行くじゃ嫌だん、ですよね?

相談者:
・・いや、嫌だっつうわけじゃないけど、

今井通子:
うん

相談者:
で、心配なわけよ。わたしも・・脳梗塞、わ、患ってますので。

今井通子:
ええ

相談者:
ちょっと・・あの、心配なんです。

今井通子:
なるほど。

相談者:
ええ

今井通子:
分かりました。

相談者:
か・・ええ

今井通子:
今日はですねえ、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてますので、

相談者:
あーよく知ってます。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生、よろしくお願いします。

(回答者に交代)

「父子家庭が育てた大卒ニート娘25歳。茶碗を洗ったらお小遣いをあげましょう」への5件のフィードバック

  1. いくら父子家庭で子が不憫であっても甘やかしすぎ。

    10万持って行って服買わないで帰ってきたら普通の親は詮索するよ。
    貯め銭にしているならまだいいけど良くないことにお金使っているかも知れない。それを放っておくのは甘いし危険。

    会社オーナーでお金があるんだろうけど金銭感覚が狂ってるよね。子供もそれを分かっているから甘えてニートしてる部分もあると思う。

    父親が鬼になってもっと突き放さないと。

    1. ツルさん、だだ親が甘やかしたという問題ではないですよ。よくご覧になって下さい。親が拘束したとありますよ。

        1. 拘束したというのも結局言葉の上の表面的な話でしょ。
          この男は自分の不憫な、かわいそうなという同情心に任せて、娘の未来をよく考えないまま甘やかした。
          それが結果的に娘への拘束として働いたの。よく読んではブーメラン。

  2. 親のこんな状況で逆に娘が働いてたらそっちの方が心配だわ。
    この状況でこの娘の心理は当然。

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