父子家庭が育てた大卒ニート娘25歳。茶碗を洗ったらお小遣いをあげましょう

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは・・どうもお世話になります。

大原敬子:
大変ですね。

相談者:
はい

大原敬子:
男手一つでよくここまで育てられましたよねえ。

相談者:
いや、いやいや、

大原敬子:
ねえ

相談者:
いやあ、もう、普通の、親が、当たり前じゃないかなと思いますけど。

大原敬子:
そうですか。あのですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
お父さんが・・とにかく一生懸命やったことは分かるんです。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
これ以上の父性愛がないっていう風に・・育てていらしてるんですけども。

相談者:
ええ

大原敬子:
・・お嬢さんは、小さい頃から・・
「これで遊びなさい」とか。

相談者:
そうです。

大原敬子:
「このお金でやるんだよ」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
「あ・・その学校じゃなくて、この学校行きなさい」とか。

相談者:
ええ

大原敬子:
言ってますね。

相談者:
ええ

大原敬子:
「そうか、お父さんが『行け』っていうところに、わたしは、沿って行かなくてはいけないんだ」っていうことを、彼女は学んで行くわけですよね、お父さんの中で。

相談者:
んーええ、多分そうだったと思う。ええ

大原敬子:
そうすると・・そうですよね。

相談者:
ええ

大原敬子:
すとお嬢さんは、

相談者:
ええ

大原敬子:
自分の意志を持ってしまったら、

相談者:
ええ

大原敬子:
お父さんに反抗しちゃうことになるわけですよね?

相談者:
ええ

大原敬子:
っていうことは、反抗するような毎日の、状態は、お嬢さんにとっては、基本的不安感っていうんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
凄い不安が常にあると、

相談者:
・・ええ

大原敬子:
自分の判断基準を、消してしまうんです。

相談者:
・・ああ

大原敬子:
「もう考えないでいよう」って。

相談者:
あーんうんうん

大原敬子:
そうすっと「お前が行くなら行け」

相談者:
ええ

大原敬子:
「あとはお前の判断だよ」って・・

相談者:
えへ(笑)

大原敬子:
言われてしまったお嬢さんは、

相談者:
ええ

大原敬子:
もう、基本的な、判断能力を、

相談者:
ええ

大原敬子:
自ら消していますから。

相談者:
ああ

大原敬子:
その方がお父さんとの関係上手く行っていたわけですよね。

相談者:
ええ

大原敬子:
で、その芽を摘んでしまったんですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
だから・・行動に移す事ができないんです。

相談者:
あーあ

大原敬子:
で、ちょっと、お父さんいいですか、ちょっとお父さんの心理知りたいんですけども。
例えば、「これ買って来い」っていうと、お父さまがね、1万円渡したとします。1万円札。
お嬢さん、買い物に行ってね、

相談者:
ええ

大原敬子:
半日帰って来なかったら、どうします?、半日いなくても大丈夫?

相談者:
大丈夫です。

大原敬子:
そういうことや、なさったことはありますか?今まで。

相談者:
今までえ・・あの、夜う・・ま、12時い、ぐらいー・・まで、帰って来なかって・・カラオケとかなんか、友だちと、

大原敬子:
今言ったのは、12時っての・・

相談者:
いえ、やったことあります。

大原敬子:
カラオケとか旅行ですね?

相談者:
あのお、居酒屋に飲みに行くとか。

大原敬子:
その時は、お金いくらぐらい渡したんですか?

相談者:
いや、お金請求しないですよね、そういうのは。

大原敬子:
だってお嬢さんお金ないですよね?

相談者:
・・いや、持ってます。う・・

大原敬子:
どうして持ってるの?

相談者:
あのお、わたしがあ・・時々・・5万、とか10万、とか渡してるう・・やつを、
「何買うから10万円くれ」つって、渡したお金を・・よ、要は・・使わないで・・自分で、あーの、キープしてるう・・い、ような気がするんですよ。

大原敬子:
あのね、

相談者:
ええ

大原敬子:
え、お父さん、わたしが、あなたの・・娘だったら、
「お父さん、今日ね、あの、洋服買うのでね、10万円ちょうだい」って言いますね。

相談者:
ええ

大原敬子:
であなた10万円くれます。

相談者:
ええあげます。

大原敬子:
気持ち良く・・「はい、いいよ」って、「買っておいで」

相談者:
あ、そうですね、あの・・
「ちゃんと選んでかいってこ、買って来いよ」っていうのにはあ、

大原敬子:
それで、お嬢さん、帰って来ました。

相談者:
ええ

大原敬子:
服、買っていませんでした。その時、お、おじょうさ、あなたはなんておっしゃるの?

相談者:
・・いや、何も言いません。ん、別に。

大原敬子:
そこですよ、やっぱり。要するにね、今あ・・これから話しますけどね。非言語的なもので・・

相談者:
ええ

大原敬子:
お互いにやってるんです。お父さんは、
「いいかい?・・好きなところに行っていいんだよ。一歩出ろよ」って言いながら・・出てはいけないってことを、お嬢さんは受け止めてんですね。

相談者:
あは

大原敬子:
あなたはそうじゃなくってもですよ。

相談者:
ああ

大原敬子:
お嬢さんは、小さい時からそう思ってるような気がするんです。

相談者:
あーん

大原敬子:
で、お嬢さんも・・
「お金をちょうだい」って言ってしまったら、あなたに対する負い目ですから・・自分の服ならいいでしょってことです。
「お金をちょうだい」のそのお金の10万はですね、

相談者:
ええ

大原敬子:
・・空手形の・・服なら服にしといて、

相談者:
ええ

大原敬子:
お金だけ10万、現物が動いてるわけですね。

相談者:
ええ

大原敬子:
そういう、親子関係に来ているんです。

相談者:
ええ

大原敬子:
つまりですね、幼児期から、このお嬢さんが、一人で生きて行く力を与えてないんですね。

相談者:
・・ああ、そうなんですね。

大原敬子:

相談者:
わたしもそう思います。

大原敬子:
それで「一歩も外に出て行かない」っての、お父さん自身が、お嬢さんを、拘束したいって気持ちが凄く強いんです。
自活をさせてないになってるんです、あなた。

相談者:
・・あーあー

大原敬子:
よちよ・・ち歩きのままの・・その娘さんを、愛して、自分が段々老いて来るに、年を取るに、つれて・・よちよちだら困ると。

相談者:

大原敬子:
でも、よちよちのような、逞しい子になってほしいって、非常にお父さんが身勝手な・・今、欲求を、お嬢さんに、求めてるんです。
まずは、自活です。

相談者:
ああ、うん

大原敬子:
あのお・・お茶碗は洗ってますか?

相談者:
「洗いなさい」って言わない限りは、洗わないです。

大原敬子:
そうさしてしまったら・・いいですか。あなたが困るんです、今後。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
今後あなたが、80とかなって来ますね。

相談者:
ええ

大原敬子:
あなたが茶碗を洗うんですよ。

相談者:
ええ

大原敬子:
そう思った時に、

相談者:
ええ

大原敬子:
やっぱり通常の、子育てっていうのは、お嬢さんが茶碗を洗う。

相談者:
ええ

大原敬子:
難しい料理は出来なくってもいいです。

相談者:
ええ

大原敬子:
朝は何時に起きています?

相談者:
・・娘はもう・・昼間と夜が、逆転してるんですよ。

大原敬子:
大事なことは、やっぱり基本的な、生活習慣を付けるってことは、生きる力を付けるんですね、凄く。

相談者:
ええ

大原敬子:
それ1点、まず、茶碗を洗うとか、

相談者:
ええ

大原敬子:
お掃除をするとか、

相談者:
ええ

大原敬子:
お洗濯をするっていう、この条件だけは、

相談者:
ええ

大原敬子:
させないと。

相談者:
ええ

大原敬子:
まいいよか悪いかは抜きにして・・その・・バイト料として、お金を払ってもいいんじゃないの?

相談者:
・・ええ

大原敬子:
ぜひ、今日からですねえ、

相談者:
ええ

大原敬子:
あのお、少しでもお嬢さんに、

相談者:
ええ

大原敬子:
一人で生きて行く・・力、生活能力、

相談者:
ええ

大原敬子:
を・・しょうに、褒めながら、認めながら・・やって行こうっていうこと。

相談者:
ああ、んそ・・そうですね。

大原敬子:
うん

相談者:
わたしはほら、

大原敬子:
うん

相談者:
小学校1年の時から、

大原敬子:
うん

相談者:
自分一人で・・あのお・・起きてえ・・ご飯食べて、

大原敬子:
うん

相談者:
それで、ずーっとお、やって来たんで・・可哀想だと思ってんですよ、わたしは、娘を。

大原敬子:
分かります、不憫でね。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
それが・・不憫さの感情が・・お嬢さんを拘束して、

相談者:
ええ

大原敬子:
しまったになるわけですよね。

相談者:
うーん

大原敬子:
ていうの、それを早くお父さんが気付いて・・独り立ちにさせる力も大事でしょ、それも愛ですよね。

相談者:
そうなんです。ええ

大原敬子:
ねえ

相談者:
ええ

大原敬子:
そうですよね。

相談者:
ええ

大原敬子:
で、それが、極端じゃないけども、とにかく、お茶碗を洗う、自分のお茶碗だけでも。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
それから、自分の、服だけは、洗う。

相談者:
ええ

大原敬子:
・・洗った時は、ホントに・・お小遣いを渡した方がいいです。

相談者:
・・あ、そうですか。

大原敬子:
働くっていう意味が分かりますから。

相談者:
・・ええ

大原敬子:
お嬢さん、喜びがないんですよ、達成感も。

相談者:
うーん

大原敬子:
全てが・・何かの代え、お父さんとの交渉事で、お金を貰う、お金の価値観なんです、お嬢さん。

相談者:
うーん

大原敬子:
ね、「お父さん、こんなに喜んだの」って、心の喜びも彼女分からないんです。

相談者:
ええ

大原敬子:
そしてやっぱり、お金が一番分かりやすいですよね。

相談者:
そう、そういう風な、ことって、いいんですかね?

大原敬子:
お金の報酬は、小学生はダメなんです。
今言ってるのはもう、これはもう、ホントに緊急の対策で、

相談者:
ええ

大原敬子:
お嬢さん、もう子どもじゃないんです。

今井通子:
うん

相談者:
まあ、そ・・

大原敬子:
あの子育てでお金はダメなんですよ。

相談者:
ええ

今井通子:
うん

相談者:
ええ、ええ

大原敬子:
お嬢さんに、限っては。ってことです。

相談者:
ええ

(再びパーソナリティ)


「父子家庭が育てた大卒ニート娘25歳。茶碗を洗ったらお小遣いをあげましょう」への5件のフィードバック

  1. いくら父子家庭で子が不憫であっても甘やかしすぎ。

    10万持って行って服買わないで帰ってきたら普通の親は詮索するよ。
    貯め銭にしているならまだいいけど良くないことにお金使っているかも知れない。それを放っておくのは甘いし危険。

    会社オーナーでお金があるんだろうけど金銭感覚が狂ってるよね。子供もそれを分かっているから甘えてニートしてる部分もあると思う。

    父親が鬼になってもっと突き放さないと。

    1. ツルさん、だだ親が甘やかしたという問題ではないですよ。よくご覧になって下さい。親が拘束したとありますよ。

        1. 拘束したというのも結局言葉の上の表面的な話でしょ。
          この男は自分の不憫な、かわいそうなという同情心に任せて、娘の未来をよく考えないまま甘やかした。
          それが結果的に娘への拘束として働いたの。よく読んではブーメラン。

  2. 親のこんな状況で逆に娘が働いてたらそっちの方が心配だわ。
    この状況でこの娘の心理は当然。

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