女65歳と猫一匹。ボッチになって考える老後。時間的余裕が借地権をカネに変える
テレフォン人生相談 2017年3月25日 土曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女65歳 夫とは30年程前に離別 長男36歳独身 長女34歳既婚 母は1ヵ月前に他界 家から20分くらいの場所に弟がいる
今井通子:
もしもしい・・
相談者:
あ、もしもしい
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いしますう。
今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あの、これからの、
今井通子:
うん
相談者:
身の振り方について相談します。
今井通子:
はい。あなたはおいくつですか?
相談者:
65歳です。
今井通子:
65歳。
・・はい、えー、ご結婚してらっしゃるう?
相談者:
あのお、離別しました。
今井通子:
何年前ぐらいですか?
相談者:
今からそうですね、えっとー、30年前ぐらいです。
今井通子:
あ・・それからずっと・・お一人で?
相談者:
はい、そうです一人です。
今井通子:
はい・・お子さんはいらした?
相談者:
子ども2人います。
今井通子:
はい
相談者:
上が、男で、
今井通子:
はい
相談者:
36
今井通子:
はい
相談者:
え、下が、女で、34です。
今井通子:
はい・・現在その、お子さん達はもう、結婚して独立とか?
相談者:
はい、あの、下のお・・娘が・・ある遠いところに、嫁に行きました。
まあ、日本国内ですけども。
今井通子:
ああ、かなり遠いところにいらっしゃる
相談者:
はい、ちょっと、遠いですね。
今井通子:
はーい
・・で、上の、坊っちゃんは?
相談者:
え、あのお、その子は今、ちょっと、フィアンセが、できまして・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、1ヵ月ぐらい、家に戻ってません。
今井通子:
・・あ、まだ結婚はされてないっていうこと
相談者:
ないんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
まあ、でも、ほぼ結婚しそう
相談者:
ま、そうですね、ま、決まったようなもんです。
今井通子:
んなるほど。
相談者:
はい
今井通子:
んじゃあ、今あなたは
相談者:
はい
今井通子:
お一人住まい?
相談者:
ま一人と、あのお、ま、ちょっと猫お、ちょっと保護したのいますし。
今井通子:
ははい(笑)
相談者:
はい。それえ、とまあ、同居みたいな感じで、今住んでます。
今井通子:
・・でえ、そうするとお、生活としては?
相談者:
はい
今井通子:
年金生活?
相談者:
そうです、年金です。
今井通子:
どこかにアルバイト、とかで、
相談者:
は、してません。
今井通子:
出て、らっしゃらない?
相談者:
はい
今井通子:
で・・今まあ、皆さん、長生きなんだけど、お父さまお母さまは?
相談者:
あのお、それがですね、
今井通子:
ええ
相談者:
父親は、まあ、8年前に他界しまして、
今井通子:
はい
相談者:
えっと、母親は、1ヵ月前に、亡くなりました。
今井通子:
あ、そうなんですか。
相談者:
はい
今井通子:
あ、それで、色々考え始めたんですか。
相談者:
そうなんです。
今井通子:
うーん・・1ヵ月前だとまだね、
相談者:
そうですね。
今井通子:
生々しいっていうか・・
相談者:
はい
今井通子:
ですよね?
相談者:
はい
今井通子:
はい・・で、ご自身としては、どういう風に思ってらっしゃる・・
相談者:
あのお、実はですね、
今井通子:
ええ
相談者:
えっとー、今、わたしがいる所が・・まあ、は、両親が建てた持ち家なんですが、
今井通子:
はい
相談者:
もう、50年ぐらい、経ってます。
今井通子:
はい
相談者:
でえ、土地が・・人からまあ、借りているう、土地なんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
ま、これからの、身の振り方といいますとお・・とりあえずまあ、この今65歳ですので、
今井通子:
はい
相談者:
まあ、あとお、15年もすると80歳になりますよね。
今井通子:
はい
相談者:
そうするとお、そのお、ま、土地を、返してえ、
今井通子:
はい
相談者:
ま、このお、家を、解体したいと。
今井通子:
ええ
相談者:
ほいでえ、ゆくゆくは、そのお、老人ホームというのを、考えているんですけども。
今井通子:
はい
相談者:
まあ、わたしの中では、その設計がそういうふうになってても、
今井通子:
はい
相談者:
この、家と、その、この土地を・・どうしたらいいのかな?というのがあるんですけども。
今井通子:
ふーん
相談者:
うーん
今井通子:
その「土地をどうしたらいいかなあ」っていうのは、
相談者:
はい
今井通子:
もしかしたら、その、地主さんは、「売りたい」とか言ってるの?
相談者:
いやあ、それはあのお・・全然そういうことなくって。
今井通子:
ええ
相談者:
まあ、あの、わたしもお・・年間ん、ま一回、そのお・・土地代、払っていますけど、
今井通子:
ええ
相談者:
あのお、ま、この家もお、ちょっとリフォームしなきゃ、ちょっと、ところどころあれなのでえ、
今井通子:
ええ
相談者:
ま、リフォームのお金もないしい、アパートも考えたんですけどアパート猫いますのでえ、
今井通子:
うーん
相談者:
入れませんしい。ま、このぐらいの年になると、その今まで、考えたこともないことが、その次から次へと出て来る・・心配材料が色々出て来るんですよね。
今井通子:
そうですね(笑)
相談者:
はい
今井通子:
ふーん
相談者:
それでですね、わたしが今、ちょっと今、心配してるのが、
今井通子:
ん
相談者:
そのお・・弟とちょっと・・え、仲たがいになっちゃいまして。
今井通子:
・・はい
相談者:
はい、あのお、ま、ちょっと、ここから行って、車で、20分ぐらいのとこに住んでますう。
今井通子:
はい
相談者:
ま一応、母親の事で、その、生前生きてた時に・・まあ母親が、わたしい、の、ところに「来たい」と、言ってたんですね。
今井通子:
はい
相談者:
それで、まあ、あのお・・ちょっと認知になりまして、い、生きてた時に。
今井通子:
ええ
相談者:
じゃ、これからどうしようか?という時に、ケアマネジャー付いてくれてえ、
今井通子:
ええ
相談者:
まちょっと、ある介護お、施設みたいなところに行ったんですけど。
今井通子:
はい
相談者:
その時にですねえ、ま、弟のところに行ってえ・・とりあえず、そのお・・
「こういうわけだからあ・・ここに、あの、住所と、名前、と、印鑑を、欲しい」と。
今井通子:
はい
相談者:
その「わたしが身元引受人になるのでえ、あなたは、保証人、になってほしい」というのを言ったんですけど。
今井通子:
ええ
相談者:
いきなり、暴力振るわれたんですよ、わたし。
今井通子:
あら
相談者:
はい。それで
「もう、二度と来るな」って。
今井通子:
うーん
相談者:
だから「書かない」って言われて。
今井通子:
ふん・・
相談者:
ほで、あ、追い返されそうになったんですけど・・
「そこは身内だからお前書け」って言われ、言って、わたしはそれ・・それをお、ま、書いてもらって、言ったんですけど。
「この家に、二度と来るな」って・・言われたんですね。
今井通子:
うーん
相談者:
で葬式、母親が、ま、亡くなって、葬式、した時に・・電話をしたんだけども、電話を切られ、
今井通子:
はい
相談者:
メールを、送っても、
今井通子:
うーん
相談者:
返事も返って来ないんですよ。
今井通子:
うん
相談者:
まあ、わたしとしては、も、それでもう、疎遠に、なってるっていうような感じなんですけどお・・まあ、それも、一つのお、問題い、の、一つなんですよね。
今井通子:
うん、だからその問題というのは、
相談者:
はい
今井通子:
弟さんー、のそばにいたくないから、遠く行こうと?
相談者:
ないですね。
わたしがないです、もう。
今井通子:
うん
相談者:
いやです。
今井通子:
うん
相談者:
も、だからもう、全然もう、行き来はしてませんし・・嫁というのが、ま、外国人なので。
今井通子:
うん
相談者:
ま、それでまあ、一切まあ、母親が、ま・・ちょっと話飛ぶんですけどお、まああの、向こうに、弟のところにいたら・・一切もう、食事を・・与えてもらえなかったんですよ。
今井通子:
ああ
相談者:
ええ、わたしが、もう、毎日毎日三食作って・・やってたんですね。
今井通子:
ふーん
相談者:
で、認知になっても、もう、
「認知になったから、今度お前が見れ」と。
今井通子:
うーん
相談者:
わたしに、押し付けて来たわけですよ、母親を。
今井通子:
ふーん
相談者:
うん。だからそういうので、まあ、これだったら、わたしが、看た方が、親が可哀想なので・・
「いや看る」っていうことで、まあ・・そのケアマネージャー、と3人で話し合って・・わたしが引き取ったんですよ。
今井通子:
うん、うん
相談者:
でえ、ま、わたしも認知にな、親が認知になったところで、ま、どうやって看たらいいのかな?っていうので・・ケアマネージャーの、そのお・・ま、相談したら、じゃあ、ケアマネージャーが、「ちょっと一時的に、介護施設に預けたら?」ってことで、そっちの方に預けたら・・心不全が見つかっちゃったんですね。
今井通子:
ふーん
相談者:
うん、そこで、まあ、病院で亡くなったんですけどね。はは、母親は。
今井通子:
まあ、じゃ、お母さまは、
相談者:
はい
今井通子:
あのお、あっちこっち、たらい回しされたり、ないほ・・
相談者:
ないですね、それはないです。はい
今井通子:
ま、良かったですね。
相談者:
はい、そうですね。
今井通子:
そこで、あなたはじゃあ・・ご自分の身の上を、
相談者:
はい
今井通子:
どうしようという・・
相談者:
そうなんです。
今井通子:
はい
相談者:
母親が亡くなって心細くなったのかなって。
今井通子:
うーん、それはあるかもね。
相談者:
のがあります。はい
今井通子:
ただその、今おっしゃってたのは、
相談者:
はい
今井通子:
借地はずっと、されといてえ、
相談者:
はい
今井通子:
えー、あと、15年ぐらい経って?
相談者:
はい
今井通子:
家を解体して?
相談者:
はい
今井通子:
であなたが・・アパートに・・んま・・移るか・・
相談者:
いや、アパートというか、まあ、施設っていうのが、はい
今井通子:
あ、施設に移りたいわけよねえ。
相談者:
はい。わ・・そうですね、そっちがい・・あの、強い願望ですねえ。
今井通子:
うーん
相談者:
ただあ、ですね、それが・・あの、
今井通子:
ん、で・・もうすでに年金生活でしょう?
相談者:
はい・・はい、そうです。
今井通子:
で、す、そこからお金貯めてえ、
相談者:
はい
今井通子:
なんか施設に移りたいってつっても、猫と一緒だと・・
相談者:
そうですね。
今井通子:
あれやこれや
相談者:
はい
今井通子:
条件が、ね。
相談者:
まあね、
今井通子:
うん
相談者:
あとお・・15年もすれば、猫も、いなくなるのかなとは、ま、思っていますけども。
今井通子:
うーん
相談者:
はい
今井通子:
でも、そうすと、自分が寂しくなっちゃうしね。
相談者:
なりますね。今でさえ、ちょっと寂しいので。
今井通子:
うーん
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、ご相談としては何な・・
相談者:
はい
今井通子:
どうなります?
相談者:
ま、そのお、今、土地とお、この、家のことですね。
今井通子:
ええ
相談者:
はい。そっちの方を、ちょっと、これからの・・どうしたらいいんだろうっていう、のが・・あります。
・・ま、段々年も取って来ますしい、あのお・・ま、とりあえず、もう、土地も今・・借りてますけど、いずれは返さなきゃいけないし。
まあ、ここお、もう、50年ぐらい経ってますのでえ・・このお、家も、ま、リフォームにしても、金掛かりますしい。そんな余計なお金ないのでえ・・どうしたらいいんだろ?っていう・・のがありますね。
今井通子:
分かりました、今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士のお、
相談者:
はい
今井通子:
中川潤先生がいらしてますので、
相談者:
あ、よろしくお願いします。
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)