自分に都合よく男に期待して結婚した女。勘違いだと分かったときにどうするか?
テレフォン人生相談 2017年5月22日 月曜日
夫が息子2歳を虐待。仕事の愚痴も多く、夫と接するストレスで疲れてしまった。この状況を打破するには?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 女28歳 夫32歳 息子2歳
今日の一言: 好きではないけれども別れられない。恋愛依存症といいます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
・・よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
28歳です。
加藤諦三:
28歳
相談者:
はい
加藤諦三:
えっと、結婚してます?、独身ですか?
相談者:
はい。えー、結婚してます。
加藤諦三:
けっこ、あーご主人何歳ですか?
相談者:
32歳です。
加藤諦三:
32歳。お子さんは?
相談者:
・・と、2歳の息子がおります。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?
相談者:
夫が、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、子どもに対して、
加藤諦三:
うん
相談者:
怒鳴ったりとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
と、頭を叩いたりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
乱暴というか、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうのが、んとお、目に余る、のと、
加藤諦三:
うん
相談者:
あとは・・えと、仕事おー、のストレスからか、
加藤諦三:
うん
相談者:
もうため息や、あの愚痴が多くて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょとそれでわたしの方も、ストレスが溜まってい・・いる感じで、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、そのお・・夫の方は、えっと自分の地元に帰りたいっていうのをずっと言ってるんですが、え、それにい、もう、ついて・・行った方が・・いいのだろうか?っていうか、そういう・・不安が、あって・・
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました。あのお、そのお、ご主人がね、怒鳴ったり、頭を叩いたり、す・・ていうのは、どのぐらいの頻度ですか?、1週間に1回とかあ、なんか、どのぐらい?
相談者:
あー、そうですね、ほぼ毎日のように・・ここのところは。
加藤諦三:
・・毎日のようにということですか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・うーん・・ん、ご主人・・普通のサラリーマンですか?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
で、要するに、あなたの先程の話だと、ため息ついて、愚痴言ってるから、あなたの方が、ストレスが溜まって来たと。
相談者:
・・そうですね、最初の頃はあ、その、話の内容聞いたり、
加藤諦三:
うん
相談者:
ん頑張ってるからあ、そのまま・・
「こういうふにやってみたら?」とかアドバイスしたり聞いてたんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、子どもが大きくなって喋るようになって。あの、どっちの話も聞くっていうのが・・あのお、難しくなって来てしまって、
加藤諦三:
うん
相談者:
なかなか、その・・ですね、あの受け入れるのが難しくなって来たというか、もう、自分ん、でも、あ、飽きて来たというか・・いつも同じなので。
加藤諦三:
あ、ご主人の愚痴がおんなじだから、
相談者:
はい
加藤諦三:
「あ、まーた始まった」という風にあなたの方が、思い出すということね?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
うーん。
そうすると、ご主人の方からすると、あなたのその態度に・・余計また苛立つということがあるのかな?
相談者:
そうな・・
加藤諦三:
つまりなんか、話をその、
相談者:
はい
加藤諦三:
「あ、また始まった」っていう感情、持つとお、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人は非常に、あ、甘えん坊で・・ま、大変失礼な言い方だけど・・32歳だけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
これは肉体的社会的には32歳ということで、心理的には・・非常に、幼児だからあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり、その、あなたが・・
「あ、そうなのおぉ」っていう話を聞いてくれないと、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたの反応で、余計また面白くなくなるよねえ。
相談者:
・・そおーかもしれないですね。
加藤諦三:
・・で
相談者:
で、子どものお
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。子どもの話をまず帰って来て・・わたしとかは、聞いてあげたりとか、
「今日なにしたの?」ていうふうな働きかけをする・・のが普通かなと思うんですけど、向こうは自分が今日こうやってやって来た、こんなことを頑張ったっていうのをまず、・・ばーっと話して来て・・で、子どもに対して話し掛ける訳でも、あまりなくっていう感じなのが・・
加藤諦三:
そうね、だってね、ご主人は、「そーんなに今日は大変だったの、よく頑張ったねえ」
「あなたのおかげで今日、一日・・わたしたち幸せだった・・あなたのおかげよ」って言ってもらいたいんだからね。
相談者:
うん・・
加藤諦三:
それを・・
相談者:
やっぱそういう風に・・言わないと・・駄目な・・えっと、性格ていうか・・
加藤諦三:
いや駄目だっていうよりも、
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人そのものが、まだあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
この2歳の、男の子とお・・どっこいどっこいでしょ?
相談者:
・・うんー、そうかもしれないで、ないです。
加藤諦三:
・・で、その・・先程言ったその、家の方に帰るっていうのは、実家の方に。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・すと、仕事はどうなんですか?
仕事も変えるっていうこと?
相談者:
あ、しご・・えーとお・・転勤してっていうことなんですけど、
加藤諦三:
・・転勤して?
つまり・・
相談者:
はい、それか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
退職してえ・・転職してっていう風に、なんか話を自分で進めてたみたいなんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱりその、「転職するのが不安になった」と言ってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま・・「転勤できる道を探してみる」っていう風に落ち着いて。で・・
加藤諦三:
なに、転勤できる道を探すっていうことは、転勤先が、そのお父さんお母さんのいる、土地、ということね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そんな、す・・あら、ホントに幼児だね。
そんな・・都合のいいところに転勤させてくれる・・のは
相談者:
はい
加藤諦三:
ないでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
それで今あなたはあれですか・・その実家のあるところに、転勤だろうと何だろうと、職を辞めるにしろ・・変える・・べきと思うか?
相談者:
はい
加藤諦三:
もう離婚しようと思うとかなんか・・なんか、ん・・今日の相談の内容っていうのはどこ、どこらへんですか?
相談者:
あー、えと・・あのお、夫お・・のその希望を叶えてあげるには、向こうに・・行った方がいいと思うんですが、
加藤諦三:
向こうっていうのは、実家、実家の方ということですね?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
そう、ですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
えっとお・・もう、わたしの実家からも、もっと離れてしまうので、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのお、そこの地域に、入るというのが不安ですし、そう・・
加藤諦三:
あーあなたが不安だということね?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
相談者:
その、夫について、行きたいって思える夫・・ではないので、あの向こうに・・
加藤諦三:
あー、あなたはもう夫に着いて行きたいというよう・・あっ・・そうわたしは思わないっていうよりもお、
相談者:
はい
加藤諦三:
夫がそう、それだけの、魅力のある・・男性ではないということね?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・うん
相談者:
向こうに行ってからその・・
加藤諦三:
ていう事は何?
相談者:
はい
加藤諦三:
ん・・
相談者:
不安だなと。
加藤諦三:
あのお、離婚まで考えてるってこと?
離婚なんか、そこまでは考えてないということ?
相談者:
あ、できれば離婚はしないでえ・・今の状況を変える・・といいますか・・
加藤諦三:
「今の状況を変える」って・・何をどう変えるわけですか?
相談者:
・・んー・・ま、分かりません。
加藤諦三:
・・とにかく今の状態は嫌だってことね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
だからっていって、こう変えようという意思はないと。
相談者:
・・うーん、もう、わたしが関わり方を変え・・れば変わるのかな?とも思うんですけど。
加藤諦三:
あー、そのご主人が変わるのかなっていうこと?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・あなたの悩み・・っていうのはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
基本的にあれなんですよね?
論理的に通ってないんですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
つまり「わたしは、こう変わりたいから、こういう手段のうちどれが、あり、「適切ですか?」っていう相談ではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
変わりたいんだけど、どう変わっていいかも分からないと。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・今日、あの、スタジオに来て頂いている先生はですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう法律う、家の専門家として見て、論理的に破たんしていると、ところを相手を責めて・・行くのではなくて、
相談者:
はい
相談者:
元々論理的に破たんしている、内容も・・相談して下さる法律の専門家です。弁護士の、中川潤先生です。
(回答者に交代)