3歳で母、16で父に捨てられた孫娘を生き返らせたのは祖母じゃなく担任
テレフォン人生相談 2017年9月13日 水曜日
高校生の孫と2人暮らし。来年卒業予定なのに10か月前から不登校で進路も決まらない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女69歳 夫とは死別 高3の孫娘と二人暮らし 長男42歳 15年ほど前に離婚して同居していた39歳の次男は2年前に再婚して孫娘を置いて出て行った。
今日の一言: 人は苦悩することで成熟していきます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
はい、よろしくお願いいたします
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください
相談者:
69歳
加藤諦三:
69歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
もう他界しまして、
加藤諦三:
あ、そうですか
相談者:
はい
加藤諦三:
すと、今はお一人で暮らしてんの?
相談者:
18歳の孫と暮らしてます
加藤諦三:
はい、この18歳のお孫さんっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
なん番目のお子さんの子どもですか?
相談者:
2番目の、
加藤諦三:
お子さんは何人いるんですか?
相談者:
ふた、二人です。
加藤諦三:
二人?
何歳ですか?
相談者:
えー、42歳と39歳です
加藤諦三:
で、この18歳のお孫さんってのはどちらのお子さん?
相談者:
はい、あの、下の、39歳の子どもです
加藤諦三:
あ、そうですか。
この39歳の子どもは男の子女の子?
相談者:
男です、すいません
加藤諦三:
男の子、で、42歳は?
相談者:
も男です
加藤諦三:
あ、両方とも男の子ね?
相談者:
はい、わたしい、は、男の子二人なんですう。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、次男が、18歳の、孫が、3歳のときに、
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚しまして、わたしに、あのお、預けたんです
加藤諦三:
はい
相談者:
だから、15年前から、
加藤諦三:
はい
相談者:
いっ、3人で暮らしてまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、二年前に、次男が、再婚しました。
加藤諦三:
はい
相談者:
そこから二人い、暮らしです。
加藤諦三:
はい
相談者:
長男は、もお、あの、出てます。
加藤諦三:
はい
相談者:
家から出てます、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
で、来年、高校3年生を卒業するにあたりまして、
加藤諦三:
この18、今18歳の、お子さんね?
相談者:
孫、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
進路というのがハッキリしてなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、卒業してから自分が何をしたらいいのか?が、見つけられなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、一年前、に、少し学校・・行けてなくて、登校拒否だったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
そして、このお、
加藤諦三:
どのくらい続きました?、その不登校が。
相談者:
約、10ヶ月くらいです
加藤諦三:
約10ヶ月、はい
相談者:
はい
学校には問題なくて、イジメがあるとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
そんなんじゃなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、居場所がないということで、自分は。
両親は両方とも結婚してしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしは生きててもしょうがないっていうことで、少しウツみたいになりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
「学校なんか行きたくない」(苦笑)っていうことで。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
はい
で、あの、夕方まで寝てて夜中起きてるというようなことで、もう、ずうっと10ヶ月間、はい
加藤諦三:
はい
相談者:
そんなあ・・だったんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
二学期から、あの、学校の先生に説得されまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
行くようになりました
加藤諦三:
あはあ
で、その学校の先生は、あの、自宅に来てくれてたんですか?
相談者:
そうです
加藤諦三:
はいはい
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
担任の先生かなんか?
相談者:
はい、そうです、はい
加藤諦三:
ふうん、はい
相談者:
はい、でえ、やっぱり、行かなきゃいけないということで、
加藤諦三:
うん
相談者:
人間が変わったように、あのお、元気に行くように、なりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
娘を育ててないだけに、
加藤諦三:
うん
相談者:
孫が初めての女の子なんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、同性いうこともあるんですが、どうも、やっぱり、こう、躾というのがなかなか、出来なくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、本人も、そのお、お婆ちゃんには言われたくないというか
加藤諦三:
はいはい
相談者:
はい
ちょっとこう、やっぱり、あの、構えるところがありまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
でま、ま、自由気ままっていうんですか、なんか、たぶん他所さんだったらこういうことは叱るだろうなあ、っていうようなことも、
加藤諦三:
うん
相談者:
叱れなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
相談者:
で、ま、来年卒業しまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ま、学業終えてえ、社会に出たときに、
加藤諦三:
うん
相談者:
このままで、いいのかだろうかどうか?
加藤諦三:
うんうん
相談者:
はい
でえ、ま、一人暮らししてみたいとかも言ってるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
どういうふうに、アドバイス、これから、
加藤諦三:
あ、今、ひと、あのお、高等学校卒業したら一人暮らししたいというふうに、
相談者:
したい、
加藤諦三:
言ってんですか?
相談者:
とかは言ってるんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
たぶん、出来ないだろうな、(苦笑)お金がないから出来ないだろうなとは言ってるんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
どういうふうに接していったらいいのかあ?
加藤諦三:
うん、先ほど、その、何をしたらいいか?分かんない、進路がハッキリしないって言いましたけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
本人自身はどういうふうに言ってんですか?
相談者:
アルバイト、しようかな?と。
たぶん、
加藤諦三:
要するにあのお、高等学校卒業して、
相談者:
はい
加藤諦三:
就職しよう・・って言ってるわけですよね?
相談者:
そうです
加藤諦三:
じゃなくて、会社にちゃんと勤めるんじゃなくて、アルバイトをした方がいいという言い方ですか?
相談者:
そうなんです。
それは、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと身体が弱くて、
加藤諦三:
うん
相談者:
小さい頃から、少し弱くて、
加藤諦三:
うん
相談者:
あ、自分はもう、あの、「病気持ちなんだあ」というのが、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
あのお、ま、それは本当なんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしても朝が起きれないという、うう、父親は、それはヤル気がないからだ(苦笑)と言ってしまうんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
夜が、遅いから、朝起きれないっていう、ほどでもなく、やっぱり、登校拒否の間も、夕方まで寝てたとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱり、いいことがなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
今は、起きて行ってますけども、
加藤諦三:
うんうん
相談者:
また卒業しましたらあ、アルバイトしようかなあ、と言いながら、またズルズルと行かない、そのままいってしまうような気もしますしい、
加藤諦三:
うん・・
それで、そのお、
相談者:
ただやっぱり、
加藤諦三:
さ、先ほどの話だと、2年前に再婚してえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
そして、お婆ちゃんの方と一緒に暮らしていて、この、あのお、お父さんの方と、
相談者:
はい
加藤諦三:
一緒に何で暮らさなかったんですか?
相談者:
孫が、気を使うので住みたくないと。
加藤諦三:
ということは、その、お父さんが、ま、新しい女性と結婚して、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、そっちの方に行くのは、自分、が嫌だったということですか?
相談者:
はい
どこかに、心のどこかに、あの、お父さんを取られたというのが、
加藤諦三:
あ、あるでしょうね。
相談者:
あったようです、はい
加藤諦三:
心、心のどっかじゃなくて、もう、
相談者:
あります、はい
加藤諦三:
うん、どお、うん、ど真ん中にあんじゃないですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
うん・・
相談者:
(苦笑)ど真ん中にあり、あります、はい
加藤諦三:
ええ、はい
相談者:
それが登校・・学校に行けない・・大きな原因の一つだと思います。
加藤諦三:
うん、大きな原因の一つと言うよりも、それが原因ですよね?
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
それで今あ、は、とにかくう、
相談者:
はい
加藤諦三:
元気になったわけですね?
相談者:
そおです
加藤諦三:
ただ、今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
この、来年卒業して、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、この先この子が大丈夫だろうか?と。
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう形で指導したらいいか?っていうことですね?
相談者:
はい、そうです
加藤諦三:
そういうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしくお願いします
(回答者に交代)