役割がないと場がもたない男。ありのままの自分には価値がない
テレフォン人生相談 2017年10月27日 金曜日
結婚2年目。妻と長い時間一緒にいるとそわそわして落ちつかない。これから何十年もあるのにと思うと不安になる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 男31歳 妻29歳妊娠中 結婚2年
今日の一言: 人間として生まれた以上、わたしはありのままで相手に価値がある。それが共同体です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
30、1です。
加藤諦三:
31歳。結婚してます?
相談者:
はい、してます。
加藤諦三:
えー奥さん何歳ですか?
相談者:
えー29です。
加藤諦三:
あの結婚してから、どのぐらい・・経つんですか?
相談者:
えっと、2年んー・・
加藤諦三:
2年ぐらいですか。
相談者:
ぐらい、2年経たないぐらいですかね、はい
加藤諦三:
うーん。お子さんは?
相談者:
はい・・お腹の中にいます。
加藤諦三:
お腹の中に
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えっとお、ですね。妻あ、との、
加藤諦三:
はい
相談者:
一緒に、いる時の、自分の、えっと心持ちというか。
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっとお、落ち着かないので。
加藤諦三:
何となく奥さんと二人だけでいると、居心地が悪いの?
相談者:
そうですね、ちょっとそわそわするというか。
加藤諦三:
うん、なんか緊張しちゃうの?
相談者:
あ、それは若干あるのかもしれないです・・
加藤諦三:
うーん。それはあ・・結婚、してからしばらくして?それとも、もう結婚・・する前、恋愛期間でもなんか二人だけでいると・・
相談者:
あーあ、そうですね、元々・・その奥さんに限らず、過去お、に、そういう、
加藤諦三:
うん
相談者:
交際していたあ・・女性えー・・と、やっぱりこう、一日い、ぐらい、ですか。大体一緒にい、いるっていうのはちょっと・・しんどいというか。
加藤諦三:
しんどい、うん・・
相談者:
はい
加藤諦三:
だからこれはその・・女性とばっかりじゃなくてえ・・男性も場合でも、二人でずっと一緒にいると、なんかこう疲れるというか・・
相談者:
うーん、そうですねえ・・家に帰りたくなるっていうのは一つ・・
加藤諦三:
うーん
相談者:
ありますかね。
加藤諦三:
・・例えばあのお・・小さい頃からね。
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんやお母さんと二人でいる時っていうのは、あったわけでしょ?
相談者:
・・そうですね、でも、二人きりって・・家に、っていう、事は、あんまり、その長い時間っていうのはあんまりなかったかのように思います。
加藤諦三:
なかったですか。
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
あの兄弟はどうなってんの?、末っ子とか長男とか。
相談者:
ああ、僕は、長男で。
加藤諦三:
あ長男、はい
相談者:
はい。でえ、一つ下に妹がいまして。
加藤諦三:
はい・・そうすると・・妹の方が・・可愛がられてるなあとか。なんか、そんなあ・・ひがんだ気持ちを持ったような事っていうのはあんまりない?
相談者:
父に関しましては・・
加藤諦三:
はい
相談者:
妹お、の方が、凄い可愛かったみたいなんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
母はあ・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
どちらかというと僕の方を・・あの・・
加藤諦三:
を、可愛がっていたと。
相談者:
ええ、ええ、と思います。
加藤諦三:
うーん。じゃ、そのせ、成長していく過程でね、
相談者:
はい
加藤諦三:
段々お父さんと二人でいるっていうのは、キツかった?
相談者:
あー、はいそうですね、父に対してはあ・・中学校上がったあたりからはあ・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
緊張して、高校、の時はあ、えーま、こ、高校生の時は離婚して、父が出て行った形なんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょいちょい、あのお、家の方には寄っていたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう時っていうのは、ま大体あの、玄関開ける音とか、階段上ってくる音とかでま、父が・・来たっていうのが分かると、やっぱこう、体がこわばるというか、そういう事はありました。
加藤諦三:
緊張しちゃうわけね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
怖かったのね?
相談者:
怖かったですね、はい。
加藤諦三:
うーん。だから、そのお父さんとの緊張関係があ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのまま他の人との緊張関係にも影響してるっていう風に考え・・たら・・おかしい?
相談者:
うーん。・・うーん・・今はあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの父と仕事をしてまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、高校卒業してからもう、だから14年目ぐらいになる・・父があのお、自営で、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、父のもとで働いてるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
その、昔に比べたら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
よっぽどましに・・なったかなとは思うんですけど。
加藤諦三:
うん、それ、はい
相談者:
それが・・直接、影響・・しているかどうかはちょっと僕、には・・
加藤諦三:
あの今は・・あの一緒にいるのはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、楽だというのは、お互いに仕事がある、て役割がハッキリしてるわけでしょ?
相談者:
あー、なるほど、はい
加藤諦三:
自分の役割をやってる時には、二人でも何でもないわけですよ。
相談者:
あー・・はい、はい
加藤諦三:
ところが・・リラックスできない緊張しちゃう、居心地が悪いっていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
お互いの・・これをや、すればいいっていう役割がないでただ一緒にいる
相談者:
うーん
加藤諦三:
一緒に居る事自体に、意味があるという・・
相談者:
うん、うんうんうん
加藤諦三:
そういう一緒の場合ですよね?
相談者:
あーはい、はいはい
加藤諦三:
だから、上司と部下でえ・・
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
飲みに行くのはいいんですよ。
相談者:
うーん、ああなるほど、はい
加藤諦三:
だけど上司と部下じゃなくて、
相談者:
ええ
加藤諦三:
人間と人間・・
相談者:
あーそうですね。
加藤諦三:
とお・・む、飲みに行くとなると、ちょっと・・緊張しちゃう
相談者:
はい、そうですね。#$%◆
加藤諦三:
ですよねえ
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
うーん・・まあ、難しく言えばアイデンティティーは、役割アイデンティティー、の方が強いんだよね。
相談者:
うーん
加藤諦三:
仕事お・・は、こういう仕事ですと。
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
・・うん、分かりました。そいで、今日のあなたの相談ていうのはあ・・
相談者:
えーえ
加藤諦三:
ま、そういうような事で、奥さんとお、一緒に居る時もお・・
相談者:
はい
加藤諦三:
気持ちの持ち方を・・
相談者:
ええ、ええ、ええ
加藤諦三:
どうしたらいいんでしょうかって事ですか?
相談者:
そうですね、この先、何十年と、寄り添うに当たって、今の・・状態が続くとちょっと(苦笑)・・
加藤諦三:
キツいなっていう事ね?
相談者:
キツいなと思って、はい
加藤諦三:
だけどあれでしょ?・・今の奥さんじゃなくたって、ま、そ、そ、あの・・
相談者:
そう・・そうだと、も、思います。
加藤諦三:
そんな、離婚という事は・・別の人が来たって同じ事だよね?
相談者:
と思います。はい
加藤諦三:
ですよね?、だから・・
相談者:
あはい
加藤諦三:
そういうような、関係っていうの、どうしたらいいか?という事ですね?
相談者:
はい、そうですね、はい
加藤諦三:
あの、今日はあの、スタジオに弁護士の大迫恵美子先生が、
相談者:
はい
加藤諦三:
いらしてるので。えー・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ご意見伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いします、はい
(回答者に交代)