役割がないと場がもたない男。ありのままの自分には価値がない

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あのお・・相手に・・

相談者:
ええ

加藤諦三:
知ってもらうっていうね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あ、あの、大迫先生の、アドバイス、ホントに・・

相談者:
はい

加藤諦三:
まさにその通り・・

相談者:
あはい、はい

加藤諦三:
だと・・ですよね?

相談者:
ええ

加藤諦三:
あなたあの、小さい頃から、ありのままの自分を受け入れられたという、感じがないんじゃないかなあ。

相談者:
そうですね、どちらかというとお・・親、に、喜ん、ま、主に母親、があ・・

加藤諦三:
喜ぶ

相談者:
喜んでもらえるような・・

加藤諦三:
だから、しょ、しょが、小学校で運動会で1等になってると褒められる。

相談者:
あー褒められます。

加藤諦三:
要するに、何かをすると褒められるという事なんですよね?

相談者:
あーそうですね、はい、何かすると・・

加藤諦三:
だから、あなた自身が褒められたわけじゃなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
運動会で1等になったから褒められる。

相談者:
・・ああ

加藤諦三:
そうすと褒められると・・

相談者:
はい

加藤諦三:
わたし自身が褒められてるわけじゃないから、今度の次の運動会で・・ビリになったら・・困るわけですから、それは当然その緊張するんですよ。

相談者:
あー・・はい

加藤諦三:
つまり、ありのままの自分に価値があるという感じ方が、あなたの中に、育成されてなかったんだよね。

相談者:
あー、はい、はい

加藤諦三:
でね、難しく言うと、共同体の体験がないって言い方なんだけどね、

相談者:
・・あはい、はい

加藤諦三:
でねやっぱり、共同体の体験がない人っていうのはどうしてもね・・

相談者:
はい

加藤諦三:
・・今あなたが言ってるような事になるんですよ。

相談者:
あー

加藤諦三:
ありのままの自分に価値があるっていう感じ方じゃないから・・

相談者:
あー

加藤諦三:
役に立って初めて、か、価値があるんだから。

相談者:
あー、はい、はい

加藤諦三:
それであなたはだってあれでしょう?、リビングに座っていて・・奥さんが働いてると、なんか暴君になったような気持ちになるんだよね?

相談者:
あーそうです、はい・・自分だけ(苦笑)。

加藤諦三:
うん、自分だけ。

相談者:
はい

加藤諦三:
ぼう・・だから暴君が、なってると、あの・・居心地が悪いわけ。
「そんな、わ、悪い人じゃないよ」って言いたいから。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
だからそこら辺の気持ちをね、

相談者:
はい

加藤諦三:
あの、奥さんに・・

相談者:
うーん

加藤諦三:
・・ま、こういうような事でね・・今、自分の気持ちはこうなんだという事を・・

相談者:
・・はい

加藤諦三:
そしてこれは・・一緒の生活の中でね、

相談者:
はい

加藤諦三:
どんどん、共同体感情っていうのが、

相談者:
うん

加藤諦三:
育って行くという風な言い方でしょうね。

相談者:
なるほど。

加藤諦三:
というような事で、

相談者:
はい

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
人間として生まれた以上、わたしはありのままで相手に価値がある。それが、共同体です。

 


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