地雷を踏み続けてついに冷戦。最後に分かった「妻に歩み寄っている」の嘘
テレフォン人生相談 2017年11月13日 月曜日
些細なことで妻と喧嘩して会話がなくなって1年半。今までは喧嘩しても仲直りをしていたのに、どうして良いか分からない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 男54歳 妻49歳 長男20歳 次男18歳
今日の一言: 心のトラブルは、人との関係の中で現れて来ます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
50う・・4歳です。
加藤諦三:
54歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
あ、しております。
加藤諦三:
はい、奥さん何歳ですか?
相談者:
えー49歳です。
加藤諦三:
49歳
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
長男ん、が二十歳
加藤諦三:
はい
相談者:
次男が18歳です。
加藤諦三:
はい分かりました。
それで・・どんな相談ですか?
相談者:
些細な、喧、嘩あ、が発端で、
加藤諦三:
はい
相談者:
妻との関係が悪くなりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー1年半ん・・ほど、まともな会話ができない状態でして、
加藤諦三:
はい
相談者:
どのように修復すれば・・よろしいかと思いまして。
加藤諦三:
ああ
相談者:
はい
加藤諦三:
「まともな会話ができない」という事で、あ、朝の挨拶とかなんか・・そういう・・日常の挨拶、程度はできてんですか?
相談者:
そうですね、割と・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あのこちらが・・挨拶すれば、あちらも返すという・・
加藤諦三:
無言で無視するってわけじゃないんですね?
相談者:
ではないです。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
で食事は?
相談者:
食事は普通にい・・家族、でとってるんです。
加藤諦三:
4人で一緒にた・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
とってるの?
相談者:
はい
加藤諦三:
ああ
そうすっと外から見るとね、全く何も知らない人が外から見ると・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
何かそういう深刻な問題が起きてるようには見えないですね?
相談者:
そうですね、見えないと思います。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
「些細なこと」ってのは・・具体的にはどういう事だったんですか?
相談者:
えーそうですね、あの普通に会話をしていまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
他の夫婦の、話を・・していたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
その中で・・その夫婦は・・奥さんが強くてえ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
・・こう、「奥さんが、こ、陰で仕切ってるのよ」みたいな話をして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でそれに対してわたしい、が、
加藤諦三:
あはい
相談者:
・・そう、ま「そうだね」って同意したあとで、
加藤諦三:
はい
相談者:
「ま、うちもそうだけどね」って軽い調子で、言・・った途端にもう・・
加藤諦三:
は・・ええ
相談者:
激怒して・・
加藤諦三:
あー
相談者:
それから・・も、謝っても・・受け付けないって感じで・・
加藤諦三:
要するに、溜まっていた怒りが、爆発しちゃったっていうの、感じなの?
相談者:
いえ、あのお、割り、とお・・と、新婚当初からですねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・あの、些細な・・言葉で・・急に・・激怒する・・っていう事が多くてえ。
加藤諦三:
あー、ん・・
相談者:
ホントに、こう・・うー・・冗談を言い合ってて、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・例えばあっちが・・
「暴力亭主」って、冗談で・・言ったのに対してこっちが・・
「なんだよ・・ぐうたら女房」・・って、ホントにもう冗談で、
加藤諦三:
はい
相談者:
こうじゃれ合ってる感じで言ってて、でもその、
「ぐうたら女房」っていう・・言葉に・・反応してもう激怒しちゃう・・っていう事が・・ありまし、てえ。
加藤諦三:
・・激怒すんで、別に物投げるとかそういう事じゃないんでしょ?
相談者:
それは、ないです。
加藤諦三:
それはないわけね?
相談者:
ええ
加藤諦三:
でその激怒した後お・・今まではすぐ収まってたの?
相談者:
結局わたしの方が・・少し・・あの時間をおいて、歩み寄・・って・・んまあ、元に戻る、という形だったんですけれども。
加藤諦三:
それでそのさっき言ってた
「些細なことで、激怒することが、ま、今回は長いけど今までも多かった」って言うんですけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
奥さんは非常に感ん、情お、が不安定だという風な解釈はできるんですか?できないんですか?
相談者:
・・なんていうんですかね、特定の事は、んで、反応して、
加藤諦三:
うん
相談者:
急に激怒しちゃう・・
加藤諦三:
激怒する・・
相談者:
っていう形ですね。
加藤諦三:
で・・ほんで今は・・その会話のないまま・・こうなってるけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
あなたとしては謝るつもりはないと。
相談者:
いえ、もうだから・・しばらくそうしてたんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
もう・・ん分かってもらえない・・っていー、思いましたので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
結局こっちから・・ちょっと謝って・・
「話し合おうよ」っていう事で・・
加藤諦三:
あっ
相談者:
言ったんですけども。
加藤諦三:
あそ、そう言ったんですか、はい、そしたら?
相談者:
そしたらもう、こう、トイレに・・逃げ込んで、
加藤諦三:
ええ
相談者:
・・うもう鍵掛けて・・閉じ籠っちゃうんですよ。
加藤諦三:
・・ああ・・そいで、この状態で、もうここまで来ちゃったら・・離婚も考え、なきゃいけないかなあと?
相談者:
・・いえ、ちょっと、わたしの方としても、
加藤諦三:
うん
相談者:
んー息子とお・・の時間の・・を大切にしてるんで(苦笑)。
加藤諦三:
うん
相談者:
うんちょっと・・それは、避けたい・・
加藤諦三:
それは避けないと。
相談者:
という気持ちは、あります。はい
加藤諦三:
うん。と、分かりました。そうすっとそれは避けたいと、離婚は避けたいと。
相談者:
あはい
加藤諦三:
でも完全に今夫婦の、間は・・おっしゃったような、
相談者:
ええ
加藤諦三:
関係になってますと。
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしましょうか?って事ですね。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい。あの今日はですねえ、弁護士の先生がいらしてくれてるので、 伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の、塩谷崇之先生です。
相談者:
はい
(回答者に交代)