だらしない息子は内縁夫に追い出された後に自死。悲しみにくれる女は夫婦円満
テレフォン人生相談 2017年12月11日 月曜日
息子がギャンブルにはまって家の金を盗んだのを内縁の夫が発見して追い出し、息子はそれを苦に亡くなった。「何で追い出したのだろう?何で相談してくれなかったのか?」と悔しい気持ちと後悔で後追いしたい。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女47歳 内縁の夫47歳 二人暮らし 18年前に離婚した前夫との間に子どもが二人(隣りの県に住む長男26歳と4ヵ月前に他界した次男20歳)
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ・・よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えてください。
相談者:
47歳です。
加藤諦三:
47歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
・・いえ、あのお、内縁の夫が、おります。
加藤諦三:
その・・内縁の夫は、あの、何歳ですか?
相談者:
同じ47歳です。
加藤諦三:
お、同じ47歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、お子さんはいないんですね?
相談者:
・・え、あのお・・長男ん、が、えーと・・
加藤諦三:
あ、長男・・
相談者:
はい。長男は、あのお・・結婚して、
加藤諦三:
はい
相談者:
隣りの、違う県にいるんですけれども。
加藤諦三:
はい、ご長男何歳ですか?
相談者:
は、26歳ですね。
加藤諦三:
26歳、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
・・そうすると今あ・・この長男はもう一緒に、暮してないわけですね?、隣りに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
はい隣りに
加藤諦三:
一緒に暮してるのは内縁の夫だけね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
えーとですね・・4ヵ月う、ほど前なんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、次男の方がですね・・
加藤諦三:
あ、次男って何歳ですか?
相談者:
あ、えーと二十歳い・・なんですけども・・
加藤諦三:
はい。このお、次男も・・一緒に暮してるわけじゃないんですね?
相談者:
・・はい。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお・・ま、亡くなったんですけれども。
加藤諦三:
あ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
次男は亡くなられたんですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
あ、そうですか、はい分かりました。
相談者:
で・・ま、あのお、4ヵ月ほど前にですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
亡くなったんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
それまでは、あの・・こちらで一緒に、息子と、住ん・・あの次男と一緒に住んでたんですけれども、
加藤諦三:
あはい
相談者:
ま・・あの・・次男の方がですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、お金を・・パチンコに使うお金を、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、と・・取って行ってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、それえ、がバレて・・で、その、内縁の夫・・から、
「ここを出て行け」っていう事で、
加藤諦三:
はい
相談者:
お、ここを、を、出て行ったわけですよ。それが、ま、半年、ほど、前なんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、でそれで、そのお、後・・あのお、派遣会社を転々としながら、
加藤諦三:
うん
相談者:
いたんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの・・多分そのお金を使い切ってしまって、
加藤諦三:
うん
相談者:
じ、自殺う、を・・
加藤諦三:
うん
相談者:
した・・じゃないだろうかな?という・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、で・・それで、その・・ここから追い出してしまった、ま、その・・内縁の夫も、凄く、あの、悔やんでるですけれど、わたしも、同じように・・追い出さなければ良かった・・
加藤諦三:
あーはいはい
相談者:
ふうに、凄く、あの、後悔してまして(涙声)。
で、あの・・今まで、育てて、来て・・その最後の最後に、相談をしてくれなかったという・・(泣き)
加藤諦三:
うん
相談者:
凄く、辛くてですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、次男が・・な・・なんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
なぜその・・亡くなる前に、一言言ってくれなかったんだろう?と(涙声)
加藤諦三:
うん
相談者:
・・わたし、はその、息、子、に・・ちゃんと子育てができたのかな?という・・(泣き)悔しい気持ちと、あと、この先どうやって生きて行ったらいいのか?・・
加藤諦三:
うん
相談者:
分からなくて。
加藤諦三:
うん
相談者:
・・後を追いたい気持ちでいっぱいで。
加藤諦三:
うん
相談者:
毎日が辛くって。
加藤諦三:
うん
相談者:
・・毎日毎日思うのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
息子のところに行きたい。
加藤諦三:
はい
相談者:
・・そればかりなんです。だから・・前、を向いて(鼻をすする)
加藤諦三:
うん
相談者:
・・いる・・よう、に、なりたいなと思ってお電話したんですけれども。
加藤諦三:
はい、どうもありがとう。
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお・・
相談者:
(鼻をすする)
加藤諦三:
この・・26歳の長男と、今亡くなられた次男、は、今の、内縁の夫とあなたの、お子さんですか?
相談者:
いや、違います。
加藤諦三:
違うわけですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
と、これはあの、あなた、離婚したのは、な、どのぐらい前ですか?
相談者:
離婚したのがですね・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
・・下の子が・・2歳の時なんで、じゅ、ん、18年ぐらい前です。
加藤諦三:
じゃ、18年前ぐらいですね?
相談者:
はい(鼻をすする)はい
加藤諦三:
かなり、夫婦関係上手く行ってなかったわけですよね?
相談者:
そうですね、もう、あの、借金と、ですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
DVですね(鼻をすする)。
加藤諦三:
あ、借金と、暴力両方ですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それで今の内縁の夫との・・関係はどうなんですか?
相談者:
・・は(わ)、良好です。
加藤諦三:
・・上手く行ってる?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・で・・もうあなた大変なですね、今ね・・ま、
「自分も後を追いたい」という・・もうホントに追い詰められた時に、
相談者:
ええ
加藤諦三:
ちょっとキツい事言うのは、ほんっとにこう・・申し訳ないんだけども、
相談者:
はい
加藤諦三:
この内縁の夫を・・信じています?
相談者:
・・はい
加藤諦三:
・・で、ですけど、この人、好きですか?
相談者:
・・好きですね。
加藤諦三:
好きと思わなければ生きてかれないってとこじゃないの?
相談者:
・・という事は、今の、内縁の夫と、は離れた方がいいという事ですか?・・
加藤諦三:
うんいや、そ、そこまで今、言ってないですけれども、
相談者:
ええ
加藤諦三:
・・で・・この辛い人生の中にあなたの人生の生きてる意味を・・勝ち取らないとあ・・あなたこれから前向きに生きてかれないんだよ。
相談者:
・・そうですねえ・・
加藤諦三:
・・あなたが・・
「この先どうやって生きていいか分からない」と。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・「どうしましょう?」っていう事ですよね?、どうしてく・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあの・・スタジオに幼児教育研究の大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
生き死こそ、他人には入り込めない
乗り越えるは己のみ
神や仏、宗教を拠り所としてでも
歩いてほしい、生き抜いてほしい
状況は責めたくない
けど
相談者が真性なのはあるだろう・・
それでも、どうかどうか生きて生き抜きましょう