3人兄妹のアタシだけに向けられる母の被害妄想
テレフォン人生相談 2018年3月28日 水曜日
父が亡くなって以来、一人暮らしになった母から泥棒呼ばわりされるなど、誹謗中傷されて、耐えられない。どうつき合えば?
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女59歳 父は1年前に他界 他県に住む母87歳 母の近くに住む兄61歳 妹53歳
柴田理恵:
もしもし?
相談者:
あ・・
柴田理恵:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
柴田理恵:
よろしくお願いします、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
はい、あのお・・わたしの・・
柴田理恵:
はい
相談者:
あの・・実家の方の母なんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの他県にいるんですけれども、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
と、1年前に、
柴田理恵:
はい
相談者:
えーと・・父が亡くなりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、両親2人で住んでいたんですけれども、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
亡くなっ、てからなんですが、
柴田理恵:
はい
相談者:
亡くなる前は、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・父が、突然入院しまして、
柴田理恵:
うん
相談者:
で兄妹3人いるんですけれども、
柴田理恵:
うん
相談者:
わたくしだけがちょっと他県におりまして、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、兄と妹が、近くにいるんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、突然入院したので、
柴田理恵:
ええ
相談者:
で母がちょっと足が弱くて、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、ケアセンターに、通うような感・・
柴田理恵:
はいはい
相談者:
立場だったので、
柴田理恵:
はい
相談者:
・・ま、分担しまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
わたくしが、そのケアセンターに行く、あ、行く日を、あのお・・ま、2時間ぐらいかけて、電車で・・実家行きまして、
柴田理恵:
はいはい
相談者:
ま、わたしが働いてなかったものですから、
柴田理恵:
はいはい
相談者:
で、面倒を看ていたんですね。
柴田理恵:
はいはい、お・・
相談者:
週2日ですけど。
柴田理恵:
お母さまの面倒をね?
相談者:
あ、そうです、で・・
柴田理恵:
はい
相談者:
わたしは週末、病院、病院に泊まったりとかして、
柴田理恵:
あ、はいはい
相談者:
一応、ま、そういう事があって、ま、亡くなったんですね。
柴田理恵:
はいはい、はい
相談者:
で、その後は、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、わたしもそう行けないので、
柴田理恵:
うん
相談者:
行かなくなったんですけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、お盆とかそういう時しか。
柴田理恵:
はい
相談者:
そうしましたら、母が、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
あの、ケアセンターに行っている間に、
柴田理恵:
はい
相談者:
わたしが勝手に上がり込んで、
柴田理恵:
うん
相談者:
シャ、お風呂に入って行くとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
で、シャンプーがなくなっているとか、
柴田理恵:
うーん
相談者:
冷蔵庫の物を食べてる、とか、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
あと、ネックレスが、を持ってった、とか。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
そうい・・
柴田理恵:
あ、そういうふうにおっしゃるようになっちゃったんですか?
相談者:
ええ、そ、そうなんです。もう1年ぐらいになるんですけれども。
柴田理恵:
あー、じゃお父さまが亡くなられてから?
相談者:
あそう、そうで・・あの、亡・・
柴田理恵:
うん
相談者:
葬式が終わって、
柴田理恵:
うん
相談者:
も、わたし行かなくなってから・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
だと思うんですけれどね。
柴田理恵:
お母さまおいくつですか?
相談者:
80う、7になります。
柴田理恵:
87、えっと、あなたはおいくつですか?
相談者:
あ、59です。
柴田理恵:
59。
相談者:
はい
柴田理恵:
お兄さまは?
相談者:
えー61です。
柴田理恵:
はい、妹さんは?
相談者:
えーと・・53。
柴田理恵:
あーなるほど、お兄さまと妹さんは、
相談者:
はい
柴田理恵:
あの、あまりそちらの方には行ってらっしゃないんですか?
相談者:
あ、週に1度、あ、やはり1人暮らしで・・
柴田理恵:
お2人・・
相談者:
で、足腰が弱いので、母が。
柴田理恵:
うん、あん、あん、あん、あん
相談者:
ええ、ええ
ほんで週に1度、顔を出しているんですね。
柴田理恵:
あー
相談者:
で、妹は、毎日電話電話を入れてるんです。
柴田理恵:
ふんふんふん
じゃ、割りと、こう・・ご兄妹、3人で・・
相談者:
あ・・
柴田理恵:
今はお母さまの、
相談者:
そうそう、です。
柴田理恵:
面倒を、こう、ま・・
相談者:
で、わたしはちょっと行けないので。
柴田理恵:
うん、そうですね。ちょっと、遠いところにいらっしゃるから。
相談者:
あ、そう、そうなんです。
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
なので、そう・・ま、どちらかというと妹と、
柴田理恵:
うん
相談者:
兄に、お願いしてるんですけれども。
柴田理恵:
あーなるほどね。
す、ま、物理的にも、一番ん・・
相談者:
あ・・
柴田理恵:
そのお・・お母さまのお家には、出たり入ったりできない立場あ・・
相談者:
そうなんです。片道2時間掛かるので、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
あの、入院してる時は父が、無理して、行っていたんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
ちょっとだいぶ疲れてしまって、わたくしも。
柴田理恵:
うん、うん、うん、うん
相談者:
で・・時々母から、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの・・「勝手に」?
柴田理恵:
うん
相談者:
「家(うち)入るな」っていうように・・電話・・き、この間も掛かってまいりまして、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、も、喧嘩になってしまうんですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
行ってないので。
柴田理恵:
そうですねえ。
相談者:
で、いつも
「警察呼んでくれ」とか、わたくしも言ってしまいまして、
柴田理恵:
うん、うんー
相談者:
で、妹も、あの・・電話で話すので、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
喧嘩になってしまって、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で・・興奮してしまうので、母も。
柴田理恵:
うん、うーん
相談者:
で、もう87なので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
どうしたら・・妹が・・あの・・そのまま、聞いてればいいのか?
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、わたしも、ちょっと、どうし・・あの・・辛いものですから。
柴田理恵:
うーん
相談者:
泥棒っていうか・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
みんなの前でも言われますし、
柴田理恵:
そうですねえ。
相談者:
あの・・あの、
「居る時に来なさい」っていうように、あの・・集まった時でも?みんなが。
柴田理恵:
うん、うんー
相談者:
法事の時でもそうやって言うので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ま、主人なんか
「鍵を返したらどうか?」とか言うんですけれども、
柴田理恵:
うん、うーん
相談者:
あの、そうすっと、母が、あの・・わたしが・・来てるって事で・・怒りを感じる事で、生き甲斐になってるのかもしれないとか思ったり・・
柴田理恵:
うーーん
相談者:
あのお、なん・・どうしたらいいのかな?っていうふに・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
妹もわたしも・・ちょっと・・あの、最近ほんとにどうしていいか?分からないっていうか・・
柴田理恵:
んー、もちろんお兄さん・・にも・・
相談者:
あ・・
柴田理恵:
ちゃんと、お話なさってるわけでしょ?
相談者:
あ・・兄も、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、居る前で言ってるので、
柴田理恵:
うん
相談者:
ネックレスが・・(苦笑)
柴田理恵:
で、そん、そんなわけない事も・・
相談者:
あ、もちろん分かって、はい
柴田理恵:
分かってらっしゃいますでしょ?
相談者:
もう、どう・・
柴田理恵:
・・うーん
相談者:
でえ、ま、どうしようもない・・って、もう、そう信じ込んでいるので・・
柴田理恵:
うーーん
相談者:
で、わたしも、あの・・実際に行っても、そのように言われますし、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、
「野菜が」、こう、「無くなってる」とか(苦笑)。
柴田理恵:
うーん
相談者:
「ハチミツが、この間買って来たのに、もう、あんたが持ってった」とか(苦笑)、そうやって言うんですね。
柴田理恵:
あのお、お母さま、足い、は、弱いですけれど、
相談者:
ええ、ええ
柴田理恵:
ご自分で・・と、暮ら・・暮らせるという、か、そういう家事みたいな事出来るんですか?
相談者:
あ、そうですね、火は使わないように言ってあるんですけれども、
柴田理恵:
うん、うん・・ま・・
相談者:
洗濯、出来ますし・・
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
お風呂も自分で・・ま、シャワーですけれども。
柴田理恵:
はいはいはいはい。
お風呂も入、入れる、
相談者:
あ、そう、そうです。
柴田理恵:
お食事い、は?
相談者:
あの、ご飯が炊けるので、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
大抵、冷凍してあって・・それもあの、電子レンジで解凍できるんですね。
柴田理恵:
あん、うん、うん、うん、ふんで・・
相談者:
で、ま・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あと・・おかずは・・あ、あのお弁当を取っているので、
柴田理恵:
はい、はい、はい、はい
相談者:
おかずだけ。
柴田理恵:
うん、うん・・じゃ、食事も、ま・・
相談者:
あ、そう、そう・・
柴田理恵:
ま、なんとなくちゃんと自分では・・
相談者:
そうなんです、はい
柴田理恵:
じゃ、そこはしっかりなさってるんですね?
相談者:
あ、そうなんです。
あの、ケアマネさんも、
柴田理恵:
うん
相談者:
「しっかりしてる」っていう事で、あの・・要支援2なんですけれども、
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
あの、介護まで行けないっていうか・・
柴田理恵:
あー、はあはあはあ、支援なんだ・・ね。
相談者:
そうすると介護・・認定もう少しもらえると、
柴田理恵:
うん
相談者:
ヘルパーさん、とか、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
もう少し頼めるんですけれども。
柴田理恵:
うん
相談者:
た、そういうヘルパーさんも、ちょっと拒むので、
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
あのま、1人で・・
柴田理恵:
ん
相談者:
頑張りたいっていう感じ・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
なんですね。
柴田理恵:
あの・・えっと、足い、が弱い、以外は・・
相談者:
ええ、ええ
柴田理恵:
例えば内臓のご病気とか、色々、そういうところは大丈夫なんですか?
相談者:
ないん・・ですね。
柴田理恵:
ない、じゃ、あの、ご健康というか。
相談者:
あ、そう、そうです・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
食欲もありますし、
柴田理恵:
はい、はい、はい・・分かりました。
相談者:
はい
柴田理恵:
え、じゃ、ま、その、一人暮らしになられたお母さまの、この・・この、容体の事で・・
相談者:
はい
柴田理恵:
と、いう事でよろしいですね?
相談者:
はい
柴田理恵:
分かりました。
では今日の回答者の先生に聞いてみましょう。
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
え、今日の回答者の先生は、精神科医の、高橋龍太郎先生です。
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
先生お願いします。
(回答者に交代)
娘は何時も母親のサンドバッグ。