母の奔放な生き方はレジリエンスを持つ息子が支えていた
テレフォン人生相談 2015年1月19日 月曜日
相談者: 女29歳 再婚相手25歳 結婚3年目 前の旦那との間に出来た息子9歳
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
今日の一言:
どんな逆境でも、人生の困難に噛み付く力のある人がいます。
レジリエンスのある人といいます。
(家族構成のやりとりは一部省略)
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
長男が一人おりまして、9歳です。
加藤諦三:
9歳?
相談者:
はい。
加藤諦三:
ご主人が今、25歳って言いましたよね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、お子さんが9歳っていうことは?
相談者:
あ、今、結婚してる主人の、子ではなくって、私がずっと、シングル・・で、
加藤諦三:
ああ、
相談者:
育ててて、
加藤諦三:
そうですか。
相談者:
はい。
加藤諦三:
これは、あのお、何年か前に離婚してるっていうことですか?
相談者:
離婚・・は、してなくてですね、
加藤諦三:
はい。
相談者:
相手の・・方に、結婚は出来ない、ていう風に言われたので、結婚は・・せずに、縁は・・切って・・育てて、来ました。
加藤諦三:
はい。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それで、どんな相談ですか?
相談者:
実は、9歳になる息子・・のことなんですけども。
加藤諦三:
はい。
相談者:
私が、その・・先ほど、申しましたように、
加藤諦三:
うん。
相談者:
未婚・・で、息子を出産しまして、
加藤諦三:
はい。
加藤諦三:
10ヶ月くらいのときからですね、息子が、
加藤諦三:
はい。
相談者:
保育・・所に、預けて、育ててて、6年・・くらい、保育園生活、送って、今、小学生になってるんですけども、
加藤諦三:
はい。
相談者:
その、息子との、接し・・方が、親として、ちゃんと、間違ってないのかな?、ってのが、すごく、心配になることが多々ありまして、
加藤諦三:
うん。
相談者:
電話しました。
加藤諦三:
はい。
で、保育所に預けていながら、ずうっと働いていたわけ?
相談者:
最初のゼロ歳のときから、2年間、ちょっと、医療の、専門の学校・・に、2年間通ってまして、
加藤諦三:
はい。
相談者:
そのときは、母と3人で、暮していたんですけども、
加藤諦三:
はい。
相談者:
それで、国家資格をちょっと取りましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
3年間、また働いてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
で、どうしても、夢があってえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
そっから、あのお、3年間また、学校に通わせてもらってえ、いたので、仕事したりい、学校に行ったり、ってのを繰り返して生活してました。
加藤諦三:
今、もう卒業して、その念願の資格は取っ、取られたわけですか?
相談者:
あ、そうですね。
加藤諦三:
で、お母さんと3人ということですけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その間の経済的なことは、・・
相談者:
最初の2年間の学校のときはですねえ、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
ほとんど、私も、収入も無くって、母子家庭だったということもありましてえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
頂ける手当てとかあ、
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
自分のアルバイト、だとかということでえ、
加藤諦三:
はい。
相談者:
母とは、家計のお金を折半して、生活・・していました。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そして、その間、保育園に預けておく期間が、かなり、長かったんですか?
相談者:
そおですね、やはり、もう、朝の7時・・から、夜の7時までとか、そういう、本当に、限界、まで、預・・けて、看て頂いてましたね。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そいで、その、保育・・所、で、ま、7時まで、預けてもらってね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
帰ってきたときの、様子ってのはどうですか?
相談者:
やっぱり、ほんとに、甘・・えん坊・・でえ、
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
あの、保育園にいても、愛想がいい子だったんですね、すごく。
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
あの、必ず誰かの、抱っこされてる・・ていう、ことが、ほんとに、多くてえ、
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
で、あのお、私自身にも、すごい、べったりい、でしたし、今も、結構、甘えん坊なところがあるんですね。
加藤諦三:
甘えん坊っていうことは、その、保育所から帰ってきてですね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなたに対して何か、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
すごい、攻撃的な、こととか、あなたを困らせるってことは、無かったんですか?
相談者:
そうですね、攻撃的なことは、あまり、思い浮かばないんですけど、
加藤諦三:
うん。
相談者:
やっぱり、自分がその、兄弟・・欲しかったみたいでえ、
「なんで、兄弟がいないんだ?」、とかあ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
「いつになったら、お仕事やめて、家にずっといてくれるの?」、とかあ、
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
そういう・・ことを、すごく、言われて、
加藤諦三:
うん。
相談者:
最初は優しくというか、それなりに言い聞かせるんですけど、
加藤諦三:
うん。
相談者:
でも、それを、やはり、3歳、4歳の子が理解出来るはずもなくってえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
どんどん、ワーッって、なっちゃって、私もカチンッときちゃってっていう、ことがあ、度々ありましたね。
加藤諦三:
そいで、その、保育園にいたときに、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そこで働いてる方たちとの関係ってのは、どうだったんですか?
相談者:
非常に、愛されて、育ってたと思いますね。
加藤諦三:
ふうん。
相談者:
4歳、5歳くらいになると、色々話も出来るので、
加藤諦三:
うん。
相談者:
今日はこういう、ことをしたよ、とか、
加藤諦三:
うん。
相談者:
そういう楽しそうな話はたくさん、聞かしてくれましたし、
先生からも、今日は、こういうこと頑張ってたんだよお、とか、そういう、色んな話を聞かせてもらって。
そういうの聞くと、関係性は良かったかな、という風に、思ってます。
加藤諦三:
それでねえ、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その25歳のご主人の子育てについての、協力ってのはどうなんですか?
相談者:
あ、すごく、協力してくれてますし、
加藤諦三:
うん。
相談者:
やっぱり、主人が普段、あの、別居なんですね。
なので、とっても、息子のこと、可愛がってくれててえ、
加藤諦三:
うん。
相談者:
息子も、すっごく、大好きなんですね、お父さんのことが。
加藤諦三:
ううん。
で、要するに、このお、25歳のご主人は、
相談者:
はい。
加藤諦三:
この子のこと、好きでしょう?
相談者:
ものすごく愛してくれてると思います(泣)
加藤諦三:
で、あなたのご主人以外にもね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
周りの人は、あなたの、この、今の、9歳の、この子のことを、割りと心配してくれる、人、多いんじゃないんですか?
相談者:
ああ、そうですね。
もう、すごい、主人の、両親とかも、すごく愛して、くれてますし。
加藤諦三:
凡そ(おおよそ)の見当・・つきましたけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、今日のあなたの相談というのは、ですから・・
相談者:
将来、
「あのとき、寂しかった」、とか、そういう風に、言って・・辛い思い、させ・・ちゃうのかな?、っていうのが、最近は、すごく、よく考えてえ、
加藤諦三:
うん、うん。
相談者:
夫にも、結構、相談とか、してるんですけどお、
加藤諦三:
ですから、まあ、後から考えれば、お子さんがね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
色んな、寂しい思いをしたとか、なんか、そういうようなことを・・に、なると、思うと、今の自分はこのままでいいのかなあ?、っていうことも考えるということですね?
相談者:
そうですね、何か、変えれるところがあれば、自分自身の行動で変えていきたいなって思うんですけども、それが、見つけられないので、もし、あれば、
加藤諦三:
分りました。
相談者:
教えていただきたいな、と思って、はい。
(回答者に交代)
でも、たぶんそうだ。
甘えた話し方からもジモティ結婚してそうな感じだった。
案の定近いところでゴチャゴチャやってたんだな。
くっついたり離れたり、子どもとの愛着形成などお構いなく。
ホントに好き勝手な生き方。
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