パチンカス両親の下で育った女がとらわれる家庭の理想。被害者は大らかな夫
テレフォン人生相談 2018年4月11日 水曜日
思い描く理想の家庭と現実のギャップに悩んでいる。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女46歳 夫結婚24年 両親は15年前に離婚している
ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談ですう。
相談者:
あ、もしもしい
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
相談者:
よろしくお願いします。
ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょう?
相談者:
あの、親との関係、そして家族との関係・・でご相談、したくお電話をさせていただきました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、あのお・・幼少期からあ・・ずっとあのお・・その、わたしい、の・・えー、親・・との関係っていうのにずっと違和感を・・抱いて育・・ちまして、
ドリアン助川:
はいはい
相談者:
・・で、ま、あの成人して・・えー今の主人と出会って・・えー結婚したわけなんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・その・・えー、ま、自分の親の事が・・あんまり好きではなかったので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・で、ま、反面教師みたいな形で・・自分んー・・の、その理想の、あの、家庭を築くう・・という事で、
ドリアン助川:
はい
相談者:
えー一生懸命や・・って来てるんですが、ま、今もやってるんですけれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・逆にその思いが、強い、強すぎる事によって・・ちょっとした事でわたしが・・ま、その、主人の、あの、失敗、や欠点・・んーが、ちょっとこう・・目をつぶる事が出来なくて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
ちょっと非難してしまったりとか、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あとで考えると凄く大した事じゃんーなかったのに、どうしてあんなに怒ってしまったんだろ?・・と・・思ったり、
・・そのお、この、心の整理がつかないというか、
ドリアン助川:
はい
相談者:
多分自分の問題だと思うので、自分がどのように、こう、気持ちを持って行けたら、もっと・・明るい、いい方向に持って行けるのかな?と思って。
えー、ご相談、しました。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
今あの、おいくつですか?
相談者:
・・えー、40う、6歳です。
ドリアン助川:
46歳?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ご結婚なさったのは・・おいくつん時だったんですか?
相談者:
えー、20う・・2歳です。
ドリアン助川:
そこでまず、あの、伺いたいのは、
相談者:
はい
ドリアン助川:
「親の事が好きじゃなかった」「親との間に違和感がある」という事だったんですけども、
相談者:
ええ
ドリアン助川:
えーと、その感情というのはどこから来ま、どんな事が、具体的にありましたか?
相談者:
んー、多分うちの親は・・子どもの事より自分の事が大事、なんです、りょ、両親が。
ドリアン助川:
両親共?
相談者:
ま、離婚してるんですけど。
ドリアン助川:
あ、離婚された?
相談者:
両親は。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい・・で、あの・・
ドリアン助川:
いつ離婚されました?
相談者:
えーと、10う・・5、6年前です。
ドリアン助川:
あ、じゃ、あなたがそのお、成人して、結婚した時にはまだ・・離婚、前だったんですね?
相談者:
・・そうです、そうです・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、結婚してから離婚しました。
ドリアン助川:
そうですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
ひょっとして、もう、孫の顔見てから?
相談者:
そうです、
ドリアン助川:
んで、この、「子どもよりも自分たちの事が好きだった」という・・エピソード1つ教えていただけますか?
相談者:
あー・・まあ、代表的なのは、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・2人がギャンブル好きで、
ドリアン助川:
はあ
相談者:
で・・ま、あの・・家に子どもを置いて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
夜遅くまで帰って来なかったりとか。
ドリアン助川:
うんー・・
相談者:
例えば、あのお、熱が出ても、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・ご飯の準備はするけど・・出て行くとか。
ドリアン助川:
それはギャンブルのために?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
あのお、ギャンブルというのは、その時間で出て行くっていうのはパチンコですか?
相談者:
そうですね。
ドリアン助川:
はいはい、うん
相談者:
はい
ドリアン助川:
2人で?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
あなたが熱出しても、あのお、いなくなっちゃう?
相談者:
・・そうですね。
ドリアン助川:
うんー、虐待とか受けた事はあるんですか?
相談者:
・・あの、叩いたりとかいう事ですか?
ドリアン助川:
ええ、そうです。
相談者:
あ、そういうのは一切ないです。
ドリアン助川:
そういうのはなかった?
相談者:
ないです。
ドリアン助川:
うんー
相談者:
興味がないというような感じですかね、どちらかというと。
ドリアン助川:
子どもに興味がない・・
でこれ、ご夫婦う・・ある程度の年齢になってからの離婚ですけども・・どういう理由で、離婚されたんでしょう?
相談者:
あ・・それは・・結局う・・ま・・あのおー・・母親の方が、
ドリアン助川:
はい
相談者:
家族に内緒で・・ちょっと、多額の借金を・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・あの、作っていて、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、まー、あの、母も・・ちょっと考えたんだと思うんですが・・あの、これではいけないという事で、自己破産をするので離婚・・するという事で。
ドリアン助川:
はい
相談者:
それがきっかけでたまたま離婚しただけで、
ドリアン助川:
はい
相談者:
も、その何年も前から・・
ドリアン助川:
うんー
相談者:
あの、家庭内別居みたいな状態であったと思います。
ドリアン助川:
あ、なるほど。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、そういう中であなたは育って、
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー・・心に、ま、穴がいくつか開いてるような状況、自分で、感じて、
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、自分の、家庭こそは理想の家庭にしてみせると思った、の、ですけども・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
今実際に、結婚してみると・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー、旦那さん、自分の理想とは違う、動きをする旦那さんで?
相談者:
あ、はい(苦笑)
ドリアン助川:
ええ(苦笑)、ち、ちなみにあの・・理想の家庭ってどんな家庭ですか?
相談者:
・・・・ん、基本的には・・一致団結してて、
ドリアン助川:
はい
相談者:
明るい家庭。
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・はい
ドリアン助川:
一致団結明るい家庭?
相談者:
はい(苦笑)
ドリアン助川:
うん、で、旦那さんは、んそれに対して・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
うん・・あなたが怒るっていうのはどういう事をしちゃうんですか?
相談者:
・・うん、ちょっと・・ま、人からしたらくだらない事かもしれないんですが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
例えば、そうですね、あのお・・車に乗るんですが、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・この間ちょっと、わたしがその主人に文句を言ったのが・・えー・・車あ、わたしがちょっと何日かぶり、かに車に、の、乗ったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、その前までは主人が・・何回か車を使ってたんですが、
わたしが乗った時にい・・あの、もうあの、ガソリンがですね・・
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・入ってなかったんですね。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
まあ、あの、ガス欠までは行かなかったんですが。
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・どうして・・こんなになるまで、あの・・放っておくんだろう?とか、車を。
ドリアン助川:
はあ、はあ、はあ
相談者:
どうせ入れなければいけないのに、とか。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あと・・ちょっとした、こう、手続き、なんかがあっても・・どうせやらないといけないんだから、
ドリアン助川:
はい
相談者:
・・さっさと、終わらせればいいのにと思うけで、けれども、
ドリアン助川:
はい
相談者:
結局わたしがこう・・尻を叩かないと・・行動・・
ドリアン助川:
それはあの、でも・・あの、旦那さんが、その辺が割と大らかだっていうだけで、
相談者:
アハ(苦笑)
ドリアン助川:
あの、明るくない家庭にしてんのは、あなたの方じゃないですか?
相談者:
そうなんです。
ドリアン助川:
そうなんですよね?
相談者:
それで・・結局・・あとで・・自己嫌悪といいますか。
ドリアン助川:
ええ
相談者:
・・だから・・わたしの問題だとは思うんです。ああいう、大らかな、主人だから、多分上手く行ってるんだと思うし。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい
ドリアン助川:
そうですね、そ、今話聞いてて、そんな気がして来ましたけども。
相談者:
・・そうなんです。
ドリアン助川:
で、あな、あなた自身は・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
えー旦那さんを変えたいというよりは・・
相談者:
はい
ドリアン助川:
あなた自身にも問題があるかもしんないと、いうことで・・
相談者:
多分そうです、はい
ドリアン助川:
あなたあ、が・・こう・・心持ちを変えるにはどうしたらいいか?という風に、今日そういう・・
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
お悩みだという風に受け取ってよろしいですか?
相談者:
そうです、はい
ドリアン助川:
分かりました。
えー、それでは今日の先生紹介します。
相談者:
はい
ドリアン助川:
三石メソード主宰、作家で翻訳家の三石由起子先生です、よろしくお願いしまーす。
(回答者に交代)
強い執着があり
憎しみ、恨みつらみも是、執着
気重い声から
捨てる事の来ない不幸がやってくる