味方のいない家にしがみつくマスオ。妻「てめえなんか法の力で追い出してやっから」
テレフォン人生相談 2018年7月13日 金曜日
妻から離婚調停を起こされているマスオさん。
どう見ても四面楚歌の中、今の生活に執着する相談者。
離れるしかないと諭す弁護士に、たまらず子どもに対する妻の暴力を訴えるのだが、とってつけたふうで離婚を避ける理由になっていない。
最後に明かされた男の生い立ちに加藤氏の厳しくも温かい指針。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 男40歳 妻43歳 子どもは高1の娘と中学1年生 婿入りして妻の両親も同居している
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ・・
加藤諦三:
はい、テレフォン・・
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
40です。
加藤諦三:
40歳。結婚してます?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
えー、奥さん何歳ですか?
相談者:
あ、43です。
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
高校1年・・の、女の子とですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと中学校1年、です。
加藤諦三:
はい、分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えと、現在、あの、離婚調停中で、えと、自分の方が別れたくない方なんですね。
加藤諦三:
・・はい、はい、はい
相談者:
で、向こうはあのお・・もう「別れたい」の一点張りなんですけども。
加藤諦三:
あ・・結婚は恋愛結婚?お見合い?
相談者:
あ、恋愛です。
加藤諦三:
恋愛結婚?
相談者:
はい。ま、5年ぐらい前から、あのお、ま、些細な喧嘩とかはしてたんですけども、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ええ、2年ぐらい前から、かなりい、崩れて来まして、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、結構外交的なあ・・かみさんなんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
あちこちい、よく出掛けるんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、夜もあのお・・お酒を、結構、あの、飲み行ったりとかするんで、
加藤諦三:
うーん
相談者:
で、わたしの電話あ、も出ませんし。
加藤諦三:
うん
相談者:
「そんな飲んでる席で」?
加藤諦三:
ええ
相談者:
うん「掛けて来る旦那なんかいないよ」っていう事で。。
加藤諦三:
ん
相談者:
で、あのお、「誰と飲む」とは、は、一応言うんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
それがホントかも(苦笑)ちょっと分からないんで。
加藤諦三:
うん
相談者:
しつこく聞くとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
あ、益々機嫌が悪くなりますので、
加藤諦三:
・・うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすると、好きな男性が、出来たという・・ことも、か、考えられるわけですね?
相談者:
うん、もしかしたらちょっと、ま、考えすぎなのか分かりませんけども。
加藤諦三:
ええ
相談者:
うーん(ため息)、そうですね。ただ、わたし・・
加藤諦三:
こ、要するに・・はい
相談者:
うん。あのヤキモチ焼きなんでえ、
加藤諦三:
あーそ・・
相談者:
結構あの・・し、嫉妬深いんですよ、わたしの方が。
加藤諦三:
・・でも「嫉妬深い」って言ったってえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
奥さんが12時、1時までねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
どこに居るか分からないという事が度々あったら・・
相談者:
はい
加藤諦三:
・・それは嫉妬深かろうが、嫉妬深くなかかろうが、
相談者:
はい
加藤諦三:
「どうしたんだ?」っていう事になりませんか?
相談者:
まー、あの、友だちとかあ・・ね?・・ま、こういう風に話すと、
「そんな、女別れちまえ」っていう事で、みんな言うんですけども。
加藤諦三:
友だちは言ってるという事ね?
相談者:
そうですね、ただあ・・
加藤諦三:
で、離婚の調停はどちらが起こしたんですか?
相談者:
あ、えと、妻の方です。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ただ、わたしも別居するとかあ・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの、別れるっていう気持ちがないんで。
加藤諦三:
その、あなたが「別れるっていう気持ちが、全くない」というのはどっから来てるのかしら?、要するに・・
相談者:
うん
加藤諦三:
周りのね?、友だちがね?
相談者:
はい
加藤諦三:
「もう、こんな女と別れちゃえ」って・・言ってるというのも、分かるような気がするんですけれど。
相談者:
わたしあのお、ちょっと婿に入ったもので、
加藤諦三:
あ、うん
相談者:
あのお、向こうの親とも仲悪いんですよ。
加藤諦三:
・・あー、で、
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
あなたとお、すると、
相談者:
はい
加藤諦三:
この調停を、どう対処したらいいか?っていうのは・・相談ですか?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
はい分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の大迫恵美子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
こりゃぁ、かなり危険な状態じゃないのかな?
女房にも、子供にも、立場にも
追い詰められている相談者でしょ?
よくない行動をかなり考慮するべきでは
この人の立場考えれば、アレすることで晴れる要素あっちゃうけれど・・
不安から完全に思考停止して、ゴミみたいな家に執着依存してますね。
宗教とかにマインドコントロールされた人ってこんな感じだわ、かわいそうだけど。