いじめから不登校。早婚&離婚&再婚&出産。駆け抜けた20代。この先の不安
テレフォン人生相談 2018年8月13日 月曜日
中学のときにイジメに遭ってから不登校。高校は中退。
家を出て、工場に勤務し、髪を染め、二十歳で結婚し、28歳のときに夫の60万の借金に嫌気が差して離婚。
その際に父親からもらった家を夫にあげてしまう。
出戻りを嫌がる父に実家に住まわしてもらえず水商売。
客と結婚し子どもが4ヶ月。
随所で父親が絡むが、尊敬しながらも憎い。
二度の結婚はいずれも年の差婚。
これから子どものために人付き合いの必要性を感じていて不安になる。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女30歳バツイチ 夫47歳 娘4ヵ月
今日の一言: 人間は過去から自由ではない。ジョージ・ウェインバーグ
加藤諦三:
もしもし?、もしもし・・
相談者:
もしもし?
加藤諦三:
あ、はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えて下さい。
相談者:
30歳です。
加藤諦三:
30歳。結婚してますか?
相談者:
はい、結婚してます。
加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?
相談者:
・・47歳です。
加藤諦三:
47歳、お子さんは?
相談者:
・・もうすぐで4ヵ月になります。
加藤諦三:
4ヵ月・・
相談者:
娘です。
加藤諦三:
・・で、今そうすると、3人で暮らしてんですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました、それでどんな相談ですか?
相談者:
・・わたし自身の、
加藤諦三:
はい
相談者:
内面についてなんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、昔、いじめに遭いまして。
加藤諦三:
いじめに遭ったと、いうのは、いつ、いじめに遭ったんですか?
相談者:
はい。15年、ほど前です。
加藤諦三:
15・・
相談者:
中学・・
加藤諦三:
中学生の3年・・・・
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
どんないじめに遭ったの?
相談者:
こう、目立つ感じの子っていますよね?
加藤諦三:
・・はい
相談者:
そういう子たちからちょっと目を付けられて。容姿などを・・酷く・・言われたり・・あと、ま、ちょっと・・
加藤諦三:
ん?
相談者:
どつかれたりとか。
加藤諦三:
ん、どつかれる?
相談者:
はい、あの、廊下で・・すれ違う時に、あの、わたしは、ま、大体1人で行動してましたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
3、4人のグループで、こう、すれ違って来て、肩でこう、ドンっていって笑って・・去ってく感じで。
ま、それに自分が耐えられなくなり、不登校に、なりました。
加藤諦三:
不登校になった?、中学校の・・頃お、まで・・
相談者:
はい
加藤諦三:
小学校の頃からずっと友だちがいないで1人で居た事が多いんですか?
相談者:
・・そうですね。こう、グループの中には、ちょっと入れなくて。同じようなこう、1人で居る子が・・居たら、図書館とかで時々話したり、教室だと、もう、言葉を発せなかったといいますか。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はい
加藤諦三:
お父さんとお母さん、との関係はどうだったの?
相談者:
父が割と、固めの、仕事をしてまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
いじめでえ・・不登校に遭っていた時も、
加藤諦三:
うん
相談者:
なんか「言い返して、キレるぐらい、して来い」って、不登校で家(うち)で寝てるわたしに対して、
加藤諦三:
うん
相談者:
そう喝を入れて・・は、くれたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっとわたしには、その、勇気はなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのまま、引き籠って、家(うち)で過ごしていたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと父はやっぱり、「いい学校に行って」、「いいとこに就職して欲しい」とは、よく言ってたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう人生に、ならな、そうなわたしを見て、恐らくこう・・嫌だったと言いますか、
加藤諦三:
うん
相談者:
会話は、ありませんでした。
加藤諦三:
うーん・・でお母さんは?
相談者:
とても優しい母なんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
父が居ると・・あまり、喋らなくなると言いますか。
加藤諦三:
で・・よく言われるそうすると反抗期っていうのは、どうだったんです?
相談者:
はい。反抗期は・・高校、まあ、中退して、
加藤諦三:
うん
相談者:
18まで引き籠っていたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
で18から・・ま、二十歳に・・結婚したんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
その結婚するまでの間に、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ま、工場などに、出向いて寮の生活をしてたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、そこではじめて実家と離れたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
少し、髪を染めたり・・して。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、実家に帰省した時に、
加藤諦三:
うん
相談者:
「その」お、「髪は、なんだ」と言われたり。
加藤諦三:
うん、でしょうね。うん
相談者:
まず、多分父親から見たら、それが反抗期だ、ったんだとは思います。
加藤諦三:
うん。あなたの無意識では、
相談者:
はい
加藤諦三:
父親に対して
相談者:
はい
加藤諦三:
物凄い、反発する気持ちはあったんだと思うんですよ。
相談者:
はい、今もあります。
加藤諦三:
うん・・だからそれが・・
相談者:
やっぱり尊敬え・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
してますけど、恐れてるし・・憎いし、という・・
加藤諦三:
そうなんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
それでそのお、18から・・寮生活をして・・さっき「二十歳で結婚した」って言いましたね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうなんです・・
相談者:
その当時の・・
加藤諦三:
はい
相談者:
夫は、
加藤諦三:
はい
相談者:
15歳、上でした。
29歳になる前に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
離婚をしたので。ちょっと「生活を立て直したいから」、少し「1ヵ月でもいいから少し」、「住まわせて欲しい」と・・父に・・交渉したところ、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの「バツイチで戻った来た娘が」、「うろうろするのが嫌だから」・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、「2、3日なら」、「『ちょっと休みに来てる』って近所の人に言えるから」、
加藤諦三:
うん
相談者:
も、「その2、3日終わったら出てってくれないか」と・・
加藤諦三:
うん
相談者:
言われ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
出て行きました。
加藤諦三:
で・・結局28で離婚したっての、8年間はどんな生活だったわけ?
相談者:
わたしが28の時に・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ちょっと・・借金の、紙が出て来まして。
「ちょっと60万で」、「借りてしまってるんだ、ごめん」って、言われまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その時に・・もう、30近い年齢にもなって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
借金の返済に付き合う人生になるのかな?と思ったらちょっと・・凄く、苦しくなってしまいまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
逃げたいな・・と思いまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお・・まあ、当時その・・父親から・・あの一戸建てというか、平屋なんですけども・・
加藤諦三:
うん
相談者:
買ってもらって、一緒に住んでたんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
「この家(うち)を、くれるんであれば離婚してもいい」と言われたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしが父に・・「なんか、『家をくれるなら離婚してもいい』って言ってるんですけど」って言ったら・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、「じゃあ、家、くれてやればいいから」・・「離婚しなさい」って・・言ってくれたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、ま家を、渡して、わたしだけ出てった形で、終わりました。
加藤諦三:
・・で・・えーっと、それで28で離婚しましたねえ?
相談者:
はい
加藤諦三:
そして・・そのあとすぐ結婚してますよね?
相談者:
はい、そうです。実家の、田舎の方から、一緒に暮す事を拒絶されまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、全く・・1人で生きてくほどの、仕事も出来ない人間なので、
加藤諦三:
うん
相談者:
思い切って水商売で働き出して、
加藤諦三:
うん
相談者:
その水商売のお客さんだった・・人と結婚したという状態です。
加藤諦三:
・・それで・・今のご主人・・とは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、上手く行っているんですか?
相談者:
あ、そうです、普通に・・子どもと3人で、暮らしているんですけども、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたし自身が・・昔の、ま、トラウマといいますか。
加藤諦三:
うん
相談者:
これから子どもお、関係で人と付き合わなきゃいけないっていうのが目に見えてるのに、
加藤諦三:
うん
相談者:
このまま変われなかったら、子どもにも迷惑を掛けるなぁ、と言いますか。
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと・・行き詰って来て、恐ろしくなって来て、
加藤諦三:
うん
相談者:
電話を、したという、状態です。
加藤諦三:
うん・・ですよね・・
あなたの心の底にあるものを、きちんと汲み取って、アドバイスをいただけると思いますけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに心についてのエッセイストとしてお馴染の、
相談者:
はい
加藤諦三:
マドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
お話を伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願いします。
(回答者に交代)
愛先生の、お話し心に染みました。
自分のことのように感じました。
人を信じるというのは大切ですね。