警察に連れ帰されても訪ねて来る30年来の重度知的障害の男を年下のカレと呼ぶ女

テレフォン人生相談 2018年8月11日 土曜日

何度か同棲したこともある27年前から付き合っている知的障害の彼。
金と食べ物とタバコが目的だと思うが、訪ねてくる。
金は一回二千円ほどだが返してくれない。
警察を呼んで連れて帰ってもらってもまた来る。

パーソナリティ: 今井通子:
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女71歳独身一人暮らし かつて同棲したこともある男60歳独身 男の兄63歳独身 出戻りの妹58歳

今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・もしもし?

今井通子:
はい。
テレフォン人生相談です。

相談者:
わたし、今、苦しんでます。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
何に?

相談者:
・・あのお・・彼がいるんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
そのお、彼が10歳年下なんですわ。

今井通子:
はい

相談者:
そいで、あのお・・わ、別れたいと思って、

今井通子:
はい

相談者:
で、彼から連ら、連絡来て電話を・・来た時に電話を切ったり、

今井通子:
はい

相談者:
そしてあのお・・来ても、あのお・・警察呼んで会わなかったりしてたんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
ほいでもお・・ほいで、か、彼が家に帰って・・警察が家に届、彼氏の家に・・乗せ、車に乗せて帰して、

今井通子:
はい

相談者:
ほいでえ、それでも来るんですわ。

今井通子:
はい

相談者:
何が目当てかっていうと、

今井通子:
はい

相談者:
お金とお、タバコですね。

今井通子:
はい

相談者:
ほいと食べ物ですね、家に(うち)にある食べ物とか。

今井通子:
はい

相談者:
う、そういうの目当てで来るんですわ。

今井通子:
はい

相談者:
で、お金を貸しても・・「貸してくれ」って言うんですよね。
あのお、「2千円貸してくれ」、ほいで「2千円貸してくれ」って言うんですわ。小さく言ってくんですわ。

今井通子:
はい

相談者:
ほいで、それが度重なるから大きい物になりますよね?

今井通子:
はい

相談者:
ほいであのお・・返さないんですわ。

今井通子:
はい

相談者:
返せば貸してもいいけど。返さないから、もう・・ダメだなと思って。
ほいであのお・・それでも、来るんですよね。

今井通子:
はい

相談者:
お、あのお金とタバコと、食べ物が目当てで。

今井通子:
はい

相談者:
ほいで兄弟3人で住んでんですわ。あ、相手が。

今井通子:
はい

相談者:
ほいであのお・・兄弟3人で暮らしてて、

今井通子:
はい

相談者:
仲間外れになってるんですわ、1人だけ。

今井通子:
うん

相談者:
彼氏が。

今井通子:
うん、あの、そのご兄弟は男兄弟3人?

相談者:
あ、男兄弟と女の妹。

今井通子:
えーと、か、彼長男?

相談者:
彼、次男。

今井通子:
あ、次男?

相談者:
はい

今井通子:
じゃあ、あの・・ご長男がいて、

相談者:
はい

今井通子:
で、女の兄妹がいて、

相談者:
はい

今井通子:
で、彼は末っ子?

相談者:
真ん中です。

今井通子:
真ん中?

相談者:
はい

今井通子:
はい・・で・・3人で、住まってるわけ?

相談者:
はい暮らしてんです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
じゃ、途中でごめんなさい。

相談者:
はい

今井通子:
まず、あなたはおいくつ?

相談者:
71歳です。

今井通子:
71歳、はい。で、その相手の10歳年下の次男の方は、そうすると、61歳ですね?

相談者:
60歳です。11下です。

今井通子:
あ、ろ、60歳?

相談者:
はい

今井通子:
と、そのお兄さんはおいくつぐらい?

相談者:
お兄さんが3歳上ですから・・

今井通子:
63歳。

相談者:
60う・・3ぐらいですね・・

今井通子:
はい

相談者:
今。

今井通子:
はい。
で、あの、妹さんは?

相談者:
妹さんが2歳年下です。

今井通子:
そうすると・・ご・・

相談者:
58ですね。

今井通子:
58ぐらい、58ですか?

相談者:
はい

今井通子:
はい。それで・・そうすると?、あなたあ、が、付き合い始めたのは、何年前ぐらい?

相談者:
付き合い始めたのは27ね、30年前ぐらいですけど、

今井通子:
はい

相談者:
本格・・出会ったのが30年前で、

今井通子:
はい

相談者:
本格的に付き合ったのは27年前です。

今井通子:
で、ご結婚はされなかったわけね?

相談者:
はい結婚はしませんでした。

今井通子:
理由は何だった?

相談者:
・・うん、理由?

今井通子:
うん

相談者:
結婚・・この人とは結婚出来ないなと思ったんです。

今井通子:
うん、理由は?

相談者:
・・理由は、そうですね、我儘だからね。

今井通子:
あなたが?

相談者:
相手が。

今井通子:
相手が。

相談者:
はい

今井通子:
なるほど・・で・・その・・え、じゃ、ご結婚されず、あなた自身は・・他の方とご結婚されました?

相談者:
いえ1回もしてません。

今井通子:
あ、あ、あなたも結婚してない?

相談者:
はい

今井通子:
そーの、その、こー、えーと、27年間、

相談者:
はい

今井通子:
所謂何ていうのかな、じゃ、結婚してないんだから・・

相談者:
はい、同棲・・

今井通子:
で同棲・・

相談者:
同棲っていうか、同居っていうか?

今井通子:
あ、同棲はしてた?

相談者:
同居した事は3回ぐらいあるんです、わたしの家(うち)で。

今井通子:
はい

相談者:
持ち家で、わたし1人暮らしで住んで、いたもんですから、

今井通子:
はい

相談者:
あの、家(うち)に、入り込んで来たんですわ。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
同居は3回で、

相談者:
3、くらいしました。

今井通子:
これ若い時?

相談者:
・・40代と、50代と、60・・60代・・い、今。
今はしてませんけど。

今井通子:
うん

相談者:
よ、40代でえ・・ん・・1回。

今井通子:
うん

相談者:
50代で2回ぐらいかな。

今井通子:
あ、なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
そんなに若くない時ね?

相談者:
はい

今井通子:
はい。
この、お、相手の方の、お兄さんとか妹さんは結婚してらっしゃる?

相談者:
し・・え、あの、お兄さんは、結婚してないけれども、妹は出戻りです。

今井通子:
あーあ、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
・・そうすると、何か・・ま、一般社会としては珍しいんだけど、

相談者:
はい

今井通子:
お互いに、

相談者:
はい

今井通子:
長―い間、独身生活を・・過ごしながら、

相談者:
はい

今井通子:
つかず離れずでえ、

相談者:
はい

今井通子:
所謂、絆を保って来た。

相談者:
はい

今井通子:
うん。で・・その・・相手が我儘だから、

相談者:
はい

今井通子:
結婚はしようとは思わなかったけど、

相談者:
はい

今井通子:
同居はしていた。その40代、50代2回みたいな。

相談者:
ん?、な、い、同棲はしてました。

今井通子:
うん

相談者:
はい

今井通子:
その時って・・

相談者:
はい

今井通子:
さっきおっしゃってた、お金とか・・

相談者:
はい

今井通子:
食べ物とか(苦笑)

相談者:
はい

今井通子:
そういう生活関係は全部あなたが・・もっていたの?

相談者:
いえあの・・叔母さんっていう人がいて、彼氏に。

今井通子:
はい

相談者:
叔母さんっていう人がいて、2週間に・・1万5千円と・・タバコ1カートン3千円時代に・・タバコ1個付けて。
ほいであのお・・何年間か暮らしてましたね。

今井通子:
なるほどお・・そうするとその叔母さんが面倒看てたわけね?お母さんじゃないのね?

相談者:
過去はね、過去は。

今井通子:
うん

相談者:
今はあのお・・違うとこに、はた、働きに行ってるから・・あのお、工場長さんが看てます。

今井通子:
・・

相談者:
彼氏のあの、お金を。管理は。

今井通子:
えー、その叔母さんっていう方は・・あ・・

相談者:
も離れたんです。

今井通子:
し、親戚い、じゃないの?

相談者:
年で離れたんですわ、お金、お金の問題から。

今井通子:
・・

相談者:
ほいで働いてるところに・・今の働いてるところの工場長さんに、お金のお・・面倒、あのお、管理してもらってんですわ。

今井通子:
・・あのお・・ちょっとお尋ねしますけど、その相手の方っていうのは何かハンディキャップをお持ち?

相談者:
はい・・知的障害者です。

今井通子:
あー、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
・・そうすると、その・・工場長さんが・・お金の管理とかは・・

相談者:
はい

今井通子:
されてて、

相談者:
はい

今井通子:
うん。そうすると障害年金とか・・こ、も・・あるわけ?、彼には。

相談者:
はい、彼にはあります、障害年金が。

今井通子:
うん・・じゃそれで暮らしてるわけ?

相談者:
・・はいそれで暮らしてるわけです・・兄妹3人で。

今井通子:
あのお、知的障害の知的レベルどれぐらいだかお分かりになります?

相談者:
Aですわ。ABCのAですわ。

今井通子:
はい

相談者:
一番重いんです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
・・は・・

相談者:
お兄さんもそうなんです。

今井通子:
あーなるほどね。

相談者:
はい。妹さんは違いますけどね。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
で、あなた自身は・・知的障害ではないですよね?

相談者:
わたし身体障害です。

今井通子:
あ・・身体障害、な、どこのですか?

相談者:
両ひざです。足・・足の両ひざが悪いんです。

今井通子:
はい

相談者:
はい

今井通子:
これは、えー、生まれながら?、それとも・・

相談者:
え、交通事故で。

今井通子:
あ、交通事故で?

相談者:
はい

今井通子:
何歳ぐらいの時?

相談者:
今から・・35年ぐらい前・・

今井通子:
あ、35年前。

相談者:
はい

今井通子:
はい

相談者:
・・の後遺症ですね、今。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
・・なるほど、なるほど。

相談者:
目も不自由でね。

今井通子:
はい

相談者:
あのお・・ぼやけて見えるんですわ。

今井通子:
・・でも、膝あ、がね?

相談者:
はい

今井通子:
上手く使えないんだとすると、

相談者:
はい

今井通子:
お1人のお住まいですっておっしゃってましたよね?

相談者:
え、そうです。

今井通子:
あの、家内・・所謂家の中だけでは動きやすいかもしれないけど。

相談者:
はい、家(うち)の事は分かります。

今井通子:
うん

相談者:
大体何があるかってことは。

今井通子:
はい。あのお、買い物だとかあ・・

相談者:
はい

今井通子:
外へ出るっていうのは、

相談者:
はい

今井通子:
何かやっぱり・・

相談者:
ヘルパーさん・・来てます。

今井通子:
ヘルパーさんに来て、あー・・

相談者:
はい

今井通子:
うん、もらってるわけね?

相談者:
はい

今井通子:
はい・・それで、あなた自身は、

相談者:
はい

今井通子:
要するに、ま、ずっと付き合ったけれど、

相談者:
はい

今井通子:
もう、この辺が潮時で。

相談者:
はい

今井通子:
彼とは別れたい?

相談者:
はい。思いました。

今井通子:
別れ、たいんですか?ホントに。

相談者:
・・はい

今井通子:
で、警察も呼んで、

相談者:
はい

今井通子:
彼を家に帰しても、また来ちゃうから、

相談者:
はい、また来るんですね。

今井通子:
うん、だからそうするとね?

相談者:
はい

今井通子:
これは付き合ってたっていうより、ストーカーの部類に入りますよね?今度。

相談者:
はい

今井通子:
はい。
これってえ・・その近隣の警察は知っているの?

相談者:
はい

今井通子:
でえ・・所謂近づいちゃいけませんみたいな・・ことは、彼に・・
通達してるんですか?

相談者:
はい、言ってます。

今井通子:
・・あ、言ってあるの?

相談者:
はい、言ってあります・・はい

今井通子:
それ法律的にそう決めてます?

相談者:
・・あのお・・何か彼氏が、

今井通子:
うん

相談者:
あのお・・書類の、ま、ま、あのお、「書類に」・・「印鑑押した」って言ってましたね。
わたしはその時、同席してなかったんですけど。

今井通子:
あ、じゃ彼が、印鑑を押した、内容はご存知?

相談者:
内容は知りません。わたし一緒にいないから。
・・彼1人に、あの、警察が付いて。ほいで、なんか、印鑑を押して、

今井通子:
うん

相談者:
「もうわたしのところへ来れなくなったんだ」って言ってましたよ。印鑑をついて。

今井通子:
うん、はい

相談者:
それでも、まだ来るんですよね。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
ていう事は・・所謂社会的に言ったら・・来るたんびに、その・・あ、内容をまず知らないといけないんだけれどもお、

相談者:
はい

今井通子:
うん。警察に連絡して、追い返してもらうしか、ないっていう状態?

相談者:
・・そうですね。

今井通子:
・・はい。そこで、本題なんですが。

相談者:
はい

今井通子:
あなたが「苦しんでる」っておっしゃる、その・・困ってる?

相談者:
はい

今井通子:
「苦しんでる」って、おっしゃって、

相談者:
はい

今井通子:
えー、それは何、なんですか?

相談者:
・・や、彼が来るから。

今井通子:
・・あ、よ、要するに彼が来ないようにするにはどうしたらいいか?っていうご質問?

相談者:
はい

今井通子:
分かりました。

相談者:
ただの、あの、お茶飲み友だちとか・・

今井通子:
はい

相談者:
そういうんだったらいいけれども、

今井通子:
はい

相談者:
お金が絡むから嫌なんですよね。

今井通子:
はい。じゃ、来ないようにするにはどうしたから、いいか?っていう事ですね?

相談者:
はい

今井通子:
今日はですね、精神科医の高橋龍太郎先生がいらしてますので、

相談者:
はい

今井通子:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願い致します。

相談者:
はい、すいません、お世話になります。

(回答者に交代)


コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。