義兄が逝って帰ってきた失踪20年の兄嫁。そのまま居座るも迫力負けの相談者夫婦
テレフォン人生相談 2019年6月27日 木曜日
妻の母は入院中で、妻はときどき実家に通っている。
実家の敷地には妻の兄の家も建っていて、兄嫁は20年前に出て行ったきりだが、離婚はしていない。
一年半前に妻の兄が急死し、妻が兄の息子に連絡したところ、葬儀に兄嫁が出てきた。
一ヶ月半前から、兄の家に兄嫁が住み始めた。
どういうつもりなのか?
法的にどうにかできないか?
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 男72歳 妻68歳 長女39歳 次女36歳 三女33歳 入院中の義母97歳 義兄は1年半前に他界
柴田理恵:
もしもし?
相談者:
・・はい
柴田理恵:
テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもしい?
柴田理恵:
はい、こんにちは
相談者:
こんにちは、あの・・
柴田理恵:
はい
相談者:
相続のことで・・あの・・少々、質問させていただきたいんですが・・
柴田理恵:
あ、はい
相談者:
よろしくお願いします。
柴田理恵:
はい、よろしくお願いします。まずあなた、おいくつですかあ?
相談者:
72歳です。
柴田理恵:
72、奥さまいらっしゃいますか?
相談者:
・・ええ
柴田理恵:
はい
相談者:
あの、68の・・
柴田理恵:
68歳、はい
相談者:
妻が、います。
柴田理恵:
はい。えっと、家族構成を、教えていただきたいんですけど。
相談者:
3人の、
柴田理恵:
うん
相談者:
娘、年齢言いますか?
柴田理恵:
はい
相談者:
長女39
柴田理恵:
はい
相談者:
次女36
柴田理恵:
はい
相談者:
三女33で・・
柴田理恵:
はい
相談者:
います。
柴田理恵:
はい
相談者:
3人です。ええ
柴田理恵:
分かりました。で、相続の問題ということはどういうことですか?
相談者:
わたくしの相続というよりかは・・
柴田理恵:
はい
相談者:
妻の・・母親、の・・
柴田理恵:
うん
相談者:
家のことなんです。
柴田理恵:
あ、はい、あの、つまり奥さんのご実家ってことですね?
相談者:
そうです。1年半前に、
柴田理恵:
はい
相談者:
妻の兄が亡くなりまして。
柴田理恵:
はい
相談者:
その葬儀の時にですね?
柴田理恵:
うん
相談者:
20年前に失踪していなくなった・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
兄嫁が・・
柴田理恵:
ふん
相談者:
葬儀に突然現れましてですね、
柴田理恵:
はい
相談者:
・・そしてえ・・もう次、す、んー、1ヶ月ぐらい前から・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ちょこちょこその家に入って来て、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、今では・・そこで・・生活し始めて、
柴田理恵:
はい
相談者:
で、妻の実家と、その・・兄の居た、家っていうのは・・
柴田理恵:
あー、はいはいはい
相談者:
同じ土地続きで、
柴田理恵:
はい
相談者:
そしてえ、距離的にも、わずか4mか、5mも無いような距離で、
柴田理恵:
あ、はい
相談者:
で、同じ土地を、
柴田理恵:
うん
相談者:
その土地の所有権っていうのは元々持ってたのは・・妻の父親の、
柴田理恵:
はい
相談者:
名義ですから・・
柴田理恵:
はい
相談者:
で、そのままの土地です。で、母親は今現在は、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、入院加療でえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
その、介護のために妻は・・実家にちょこちょこ帰って来てるんです。
柴田理恵:
ああ、えっとお、つまり、
相談者:
うん
柴田理恵:
えっと、ご実家はもう、お父さまはいらっしゃらなくって、
相談者:
ええ
柴田理恵:
で、お母さんは、おいくつですか?今。
相談者:
もう90う・・7になろうとしてます。
柴田理恵:
ああー、90・・
相談者:
病院にいるんですけども。
柴田理恵:
あ、病院にね?、あ、はあ、はあ、はあ
相談者:
はい、はい、はい
柴田理恵:
あー、なるほど。ふんで・・
相談者:
で・・母親の面倒看る、面倒つって・・世話する人は・・
柴田理恵:
はい
相談者:
妻しかいないんですよね。実家からあ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、近くの病院まで、通って・・
柴田理恵:
うん
相談者:
そういう世話してる時に、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、20年間、不明だった、その、兄嫁が、
柴田理恵:
うん
相談者:
帰って来て、
柴田理恵:
はい
相談者:
ほいで・・
柴田理恵:
お兄さんは・・あの、ご病気で亡くなった?、その1年半ほど前ですね?
相談者:
そうです、その、家の中で、
柴田理恵:
ああ
相談者:
玄関先で倒れたのを、
柴田理恵:
はい
相談者:
妻が見つけて、
柴田理恵:
はい
突然亡くなったんですね?
相談者:
そうですね・・
柴田理恵:
はい
相談者:
そして、あの、兄の、ポケットの中にある財布から、
柴田理恵:
うん
相談者:
息子の電話番号だけ、確認して連絡したところ・・
柴田理恵:
はい
相談者:
息子は、
柴田理恵:
うん
相談者:
駆け付けて来たんですが、
柴田理恵:
はい
相談者:
その時にその、家を飛び出して行った・・
柴田理恵:
あ、
相談者:
兄嫁が、
柴田理恵:
はい
相談者:
20年ぶりにそこに現れて、
柴田理恵:
あ、てことは息子さんが連絡したってことですか?
相談者:
そうです。
柴田理恵:
あ、息子さんと、出て行かれた・・奥さんていうのは、ずっと交流があったですか?
相談者:
・・らしいですね。
柴田理恵:
あ、じゃ、娘さんとも、その、交流がある、あったわけですか?
相談者:
うん、そうです。
ただ・・兄の死亡お、と同時に・・
柴田理恵:
うん
相談者:
兄がいなくなった家の中に・・20年ぶりに、兄がいなくなったら・・
柴田理恵:
うん
相談者:
まるでバトンをタッチするように家の入ってくるって、どういうことなのか?
柴田理恵:
うーん
相談者:
ちょっと・・普通でいえば、家を・・出ていっちゃったら・・これ離婚じゃないのかな?と、ま、思うんですけど、ま・・
柴田理恵:
はい
相談者:
それは知らないですけどね。だ、その辺のところを・・
柴田理恵:
20年まったく、音沙汰なしだったんですよね?
相談者:
え・・
え、一切ないです。
柴田理恵:
一切ない。
相談者:
まったくないです。ええ
柴田理恵:
えっとじゃ、今あ・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
その・・あ、えと、奥さんのご実家っていうのは・・
相談者:
ええ
柴田理恵:
兄嫁が今・・居るってことですか?
相談者:
この、い、実家の、この家じゃなくって・・
柴田理恵:
え、ま・・
相談者:
すぐ、同じ土地の・・
柴田理恵:
同じ土地続きのところにね?
相談者:
すぐ、並びの土地の家に・・
柴田理恵:
うん。生活始め・・
相談者:
あの、兄が元、住んでた・・
柴田理恵:
ところに、
相談者:
隣りなんですよ。
柴田理恵:
はい、ええ、ええ
相談者:
すぐ隣りなんですよね、ええ、そこに・・あの、兄嫁が戻って来たんですよ。&#
柴田理恵:
生活なさってるわけですか?そこで。
相談者:
え今、今してます。それで、勝手に、その実家の家の、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、植物を色々植えたりしてる物を、
柴田理恵:
はい
相談者:
勝手に自分で持ってったり移動させたりするから。
柴田理恵:
・・
相談者:
なんとか止めてくれというような・・
柴田理恵:
あはい
相談者:
貼り紙したりしてるらしいんですけれども。
柴田理恵:
・・えっと、お話はなさってないわけですか?
相談者:
「直接話出来ない」って言ってますね、怖くて(苦笑)。
柴田理恵:
怖い?
相談者:
同じ年、同じ年なんですけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
なんか、その、殺気がすごい・・殺気だってるっていうか・・
柴田理恵:
&#
相談者:
兄の家族が崩壊したのは、この元妻によってなんで。
柴田理恵:
うん、なんの理由で出てったんですか?
相談者:
・・「兄と別れたい」っていうことだったみたいですよ?
柴田理恵:
ああ
なぜ別れ、たいんですか?
相談者:
ま、その時ちょうどね、あの、別れる時に、
柴田理恵:
うん
相談者:
別れるって、居なくなる時に、
柴田理恵:
うん
相談者:
会社で、なんか事故があったらしいんですよ。
そういう時の、あの・・上役う、だったみたいで、責任取って、
柴田理恵:
その・・
相談者:
会社を辞める・・その、退職金を持って、
柴田理恵:
うん
相談者:
逃げようとしたらしいですね・・兄嫁が。
柴田理恵
・・はあ・・うん
相談者:
だからそれをお、止めに入って、殴りかかったりして、所謂今で言えばDVみたいになって、
柴田理恵:
あー
相談者:
そいでえ・・んー、家を・・嫁が飛び出したみたいなんですけども。
柴田理恵:
ほお、それはお兄さんから、お聞きになったお話ですか?
相談者:
昔、そういう話があったんです。
柴田理恵:
ああ
相談者:
兄の家庭が崩壊して・・本当の原因は、この兄嫁にあるはずなのに、
柴田理恵:
うん
相談者:
・・それが・・どうして、死んでから入って来るんで・・いや僕もちょっと・・
柴田理恵:
いや、気持ち悪い話ですよね?・・確かにね。
相談者:
うん、僕もちょっと解しかねるので。
柴田理恵:
うん、あの・・
相談者:
そういうのって法律で裁けるかどうか?分からないんですけれど、ほとんど・・
柴田理恵:
はい、お兄さんはその、どんな方でした?
相談者:
もう若い時はね?、非常にきちんとしてまして、
柴田理恵:
うーん、ふん
相談者:
でもそれが、会えば会うほど覇気のない・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
生活していたので、そういう風になったのは、やっぱり・・兄嫁が、居なくなってからなんですけどね。
柴田理恵:
じゃあ、ま、突然現れた、兄嫁の人が・・ご実家の、ま、別棟とはいえ、ご実家でずっとこう、我が物のように居るというのは、ちょっと穏やかじゃないですよね?
相談者:
あー、この人の目的は・・
柴田理恵:
うん
相談者:
だからやっぱり、あの、遺産、ていうか・・
柴田理恵:
うーん・・
あ、今その、お母さんが亡くなったらですか?
相談者:
ええ。
兄嫁にそれが行くのかどうか?(含み笑い)、行ってもらいたくないというのが、希望ですよね。
柴田理恵:
あー、はあ、はあ、はあ
相談者:
ええ
柴田理恵:
分かりました。
相談者:
はい
柴田理恵:
今日の回答者の先生は、弁護士の、坂井眞先生です。
先生・・
相談者:
あ・・
柴田理恵:
よろしくお願いします。
相談者:
あーどうも。
(回答者に交代)
なるほどなぁ~そういうことか
全然わからん!
親がなくなる前になくなったので
家出してた嫁には遺産はないと思います。
なので親が亡くなっても遺産貰えないので家には残れないと思います。
義父さんが6年前に亡くなってます、そのとき義兄さんがご存命だったようなのでその相続は有効ということですかね?
管理人さん、詳しい解説、ありがとうございます。婚姻関係って、思ったより強いんですねー。私の嫁の立場なんて、かなり低いですが、夫の姉に圧倒されてますが、夫が先に死んでも、一応権利は法律で保証されてるんですね。
義姉から強気で来られても、言いなりになって、はんこ押さないように気をつけようっと(笑)
図解と解説いつもありがとうございます!
義父の遺産の1/8は義理姉に行くよな‥くらいにぼんやり考えていた(汗
土地が遺産だから権利の話になるのですね。それで、相談者は恨むなら失踪妻と離婚手続きしなかった義兄を恨むしかない、と。
相談者一族の関係性は何であれ、失踪妻を20年近く待って亡くなった義兄は憐れですね。それが結局新たな火種にはなりましたが。相談者夫婦はとりあえず義理姉と二人切りとか会わない方が良さそう。
不自然の話には裏がある
もし、もしその義兄、義母、義父が
とんでもなく奥さんに酷い対応をする家族だとしたら?
全然、話が違ってくる
いや、もちろん例えばの話だけれど
この相談者さんがそこまで機転の利く
気が付く方とはおもえない
相談は全て相談者の視点から見た景色だ
不自然なストーリーにはなにかある
私も同感です。DV夫から非難していたのだから、自宅に戻っただけです。失踪ではありません。
旦那のDVが原因で、今春から子連れで実家に戻りました。義母は旦那の肩を持ち 私の話など全く聞きません。旦那の親戚から見ると 私はすごい悪者になっているようです。
相談者が、別居したなら離婚するのは当然!と言うのを聞いて呆れました。良い人ぶっているところも腹立たしかったです。