契約書無しの部屋の賃貸。 用心すべき人たち、コンシリエータ
テレフォン人生相談 2015年3月26日 木曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 男58歳 妻56歳 3人の子ども(30歳 28歳 24歳)
今日の一言:
人間関係を重視する早とちりタイプ、コンシリエータと言います。
(家族構成、年齢のやりとりは省略)
加藤諦三:
そいで、今は・・何人で暮らしてるんですか?
相談者:
4人です。
加藤諦三:
4人、その、28歳と、24歳の方と、あなたたちご夫婦ですね?
相談者:
ええ、そうです。
加藤諦三:
はい、分りました。
で、どんな、相談ですか?
相談者:
娘の件なんですけど。
加藤諦三:
お嬢さんというと、なん、
相談者:
24歳の、
加藤諦三:
24歳のお嬢さんね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい、分りました。
どういうことですか?
相談者:
2人でアパートを借りるってことで、
加藤諦三:
はい。
相談者:
契約書とか、
加藤諦三:
はい。
相談者:
何も、書類が無くてアパート借りることになったんです。
加藤諦三:
なんの・・書類がなくて、アパートを・・借りられるんですか?
相談者:
あの、娘の、友達の、
加藤諦三:
はい。
相談者:
知り合いの、一軒家なんです。
加藤諦三:
今・・一軒家って・・アパートって言わなかった?
相談者:
アパートっていうことで、一軒家を、あのお、貸してくれるってことでえ、
加藤諦三:
ああ、なるほど、そうすると、アパート借りるって言うよりも、友達の、家に、住まわしてもらうと、そういうふうに考えた方がいいわけ・・
相談者:
ええ、そうですね。
加藤諦三:
はい、はい、分りました。
そいで?
相談者:
それでえ、結局・・あのお、娘と、友達と、2人で住むという話・・だったんです、最初。
加藤諦三:
はい。
この友達っていうのは、同姓の友達っていう意味ですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
でえ、大家さんが、借りるんだったら、あのお、なんていうの・・リフォームをしてから貸すという話になったんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そしたらあ、2人で最初、住むという話・・を聞いていたんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そしたら、リフォームが終わったらあ、部屋があ、あのお、4つにい、あの、区切られて、
加藤諦三:
はい。
相談者:
他の人も住むように、リフォームをされたんです。
加藤諦三:
・・はい。
相談者:
食い違ってきたんですよね、最初の話と。
加藤諦三:
要するに、
相談者:
はい。
加藤諦三:
最初の話は、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
この、あなたの言う、一軒家というのがあって、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
リフォームして、一軒の、家を、作るということだったわけですね?
相談者:
そう、あの、一軒の家を、
加藤諦三:
ところが、
相談者:
あの、2人で、住むっていう話だったんですけど、
加藤諦三:
はい。
相談者:
リフォームが終わってみたら、
加藤諦三:
はい。
相談者:
2人だけじゃなくて、何名かが、住むようにリフォームされたんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
でえ、とりあえずは、じゃ、引越そうということで、引越したんですよ。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そこの家に。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そしてえ、一週間か、そのぐらいしか、そこで、あのお、生活してないんです。
加藤諦三:
はい。
相談者:
引越し、したんですよ。
加藤諦三:
はい。
相談者:
そしたらあ、大家さんの・・大家さんていうか、その、友達の知り合いの方からあ、リフォーム代というか、それの、賠償金・・を、請求されたわけですよ。
加藤諦三:
リフォーム・・の代金を、請求された・・
相談者:
2人で住むからってことで、その家賃を、あのお、目当てにしてえ、リフォームしたっていうことで、
加藤諦三:
うん。
相談者:
出て行くんだったら、リフォーム代を払ってくれってことで、
加藤諦三:
なるほどね。
相談者:
で、
加藤諦三:
で、ごめんなさい、要するに、ワンルームみたいなものが、4つあるということ?
相談者:
いや、そうじゃなくて、あの、一軒家にい・・4人が住めるように、あのお、ドアを作って、出入りするように、
加藤諦三:
うん。
相談者:
リフォームされたってことなんですよ。
加藤諦三:
ああ・・そうすると、そのお・・どういう風にリフォームするかっていうことの、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
話し合いが、そこで、お互いに、考えてるリフォームの内容が違ったっていうこと・・なんですかね?
相談者:
ええ、そうですね。
加藤諦三:
そいでえ、むこうとしては、その、2人が住むという、ことで、リフォームしたんだから、
相談者:
ええ。
加藤諦三:
リフォーム代を払えということ?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
言ってる?
相談者:
ええ。
で、あの、娘たちは、最初、2人でっていうのに、結局・・4つにも、あの、区切られて、他の人とも住むという話になったわけですよ。
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
そしたもんだから・・とりあえずは引越し・・しようってことで、引越しして、一週間か、そのぐらいは、住んだんですけど、
加藤諦三:
うん。
相談者:
他の人も、住むってことに、なっちゃったもんですから、近所づき合いっていうか、
加藤諦三:
そいで、とりあえず、そのお、4つ部屋があるということで、娘さん・・と2人の友達以外の人も、もう、現に住んでんですか?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
あ、もう、現にそこに、4人住んでる、わけですね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
はい。
そいで、あなたの、今日の相談っていうのは、その、リフォーム代を請求されたのがおかしいっていう言い方ですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
ただ、そこには、すべて、口約束で、なんの、書類も、残されていないと。
相談者:
はい。
加藤諦三:
ということは、いくらで住むっていうのは、どうだったんですか?
相談者:
一応、家賃みたいに、3万円づつ、払ってくれっていう話だったらしいんですよ。
加藤諦三:
6万円ていうことですね?
相談者:
ええ、そうです。
加藤諦三:
リフォーム代って、いくらくらいの話なんですか?
相談者:
だいたい・・2人で合せると、80万・・くらいなりますね。
加藤諦三:
はい、分りました。
(回答者に交代)