子作りを前に実母との没交渉に迷いを生じさせた尊敬する姑の一言
テレフォン人生相談 2020月1月2日 木曜日
没交渉: 読みは、ぼっこうしょう。
やり取りが没する、関係がなくなった状態。
「交渉する」とは言うが、「没交渉する」とは言わない。
動作ではないので「没交渉になる」。
疎遠に近い意味で、関係が良くないという意味はないとされるが、実際は今日のようなケースで使われることが多い(関係悪化を伴う)。
大学進学を機に家を出て、相談者の手術代すら出し渋る母親(結果的に家族と)と7年前から没交渉。
つまり相談者の結婚時にすら行き来がなかったことになる。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
相談者: 女33歳 夫33歳 結婚3年 子どもはいない 実家の父62歳 母59歳 弟30歳
今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
今井通子:
はい、こちらこそ
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
実家との、関わり方について・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、相談したくてお電話しました。
今井通子:
はい
あなたはおいくつですか?
相談者:
・・33歳です。
今井通子:
33歳
相談者:
はい
今井通子:
結婚してらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
はい
ご主人はおいくつ?
相談者:
と、同い年です。
今井通子:
33歳?、はい
相談者:
&#、はい
今井通子:
お子さんいらっしゃる?
相談者:
いません。
今井通子:
あ、いらっしゃらない?
相談者:
はい
今井通子:
あ、ご結婚何年目ぐらいかな?
相談者:
3年目です。
今井通子:
3年目?
相談者:
はい
今井通子:
はい
・・で、えー、ご実家の方は、お父さまは・・ん、ご存命?
相談者:
・・あ、はい・・両方とも
今井通子:
お父さまおいくつ?
相談者:
父は、62歳です。
今井通子:
62歳・・
相談者:
はい
今井通子:
お母さまは?
相談者:
59歳です。
今井通子:
59歳
お父さま会社員かなんか?、それとも自、自営?
相談者:
・・ちょっと今、分からなくて、わたしがちょっと7年ぐらい・・あの、没交渉で・・
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
状況が分からないんですけど。
今井通子:
で、あなたごきょうだいは?
相談者:
弟が一人います。
今井通子:
はい
弟さんは今何歳ぐらいかな?
相談者:
弟、30です。
今井通子:
30?
相談者:
はい
今井通子:
・・で、あなたが実家から7年前に出ちゃった?
相談者:
・・あ・・
今井通子:
わけでしょ?
相談者:
実家から出たのはずっと前なんですけど・・
今井通子:
そうなの?
相談者:
はい
今井通子:
ま、まず、じゃ、実家から出たのは何年前なの?
相談者:
・・15年前ですね、はい
今井通子:
15、15年前?はい
相談者:
はい
今井通子:
15年前に(含み笑い)実家から出たっていうのは・・
相談者:
あ・・
今井通子:
これなぜ?
相談者:
ちょっと色々、いざこ・・いぃざこざがあって、
今井通子:
はい
相談者:
で・・あの、大学う・・何年かん時、出ました・・実家を出ました。
・・んの時に、あのお、両親と、もうダメになってしまって・・
今井通子:
うん、で両親とダメになった理由はなんだったの?
相談者:
・・(息を吸って)あの、母がちょっと、わたしに「出てけ」「出てけ」って毎日、こう、言って、いて、
今井通子:
はい
相談者:
それで・・
今井通子:
「出て行け」「出て行け」と言われた理由はなに?
相談者:
わたしの認識では・・
今井通子:
はい
相談者:
その頃あの、引きこもりの・・
今井通子:
はい
相談者:
問題がテレビですごくやっていて。
今井通子:
はい
相談者:
わたしは、結構しっかり学校通ってたつもりだったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
母が、引きこもりになるんじゃないか?って、恐れてたんじゃないかな?と、思うんですよね。
今井通子:
親が子どもに対して・・
相談者:
はい
今井通子:
「出て行け」「出て行け」というのは・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたとお母さんがしょっちゅう喧嘩してて合わなかった・・だからこんな娘出てって欲しいと思ったか?
娘も、実家から、か、通わせてると(含み笑い)、そのうち引きこもるんじゃないかと思って・・
相談者:
はい
今井通子:
「出て行け」「出てけ」って言ったのか?
あなたの解釈では、後者に近い話だったから・・
相談者:
両方、の要素は、あ、があったと思います。
母が・・その「引きこもりになったら嫌だ」っていうことも言っていたので、
今井通子:
うん
相談者:
はい・・合わなかったのもあるし、そういう心配もあったっていうこと・・です。
今井通子:
うん、分かった。
まずそれが15年前?
相談者:
・・はい
今井通子:
はい・・で、そこからは?、大学で?・・
相談者:
はい
今井通子:
一人で生活していたわけ?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
はい。で、これあの、仕送りとかなんかはあったんですか?
相談者:
仕送りはなかったです。
今井通子:
あ、そう
相談者:
はい。あの、色々、きみ、ま、家賃とかは決まった値段なので、
今井通子:
はい
相談者:
光熱費とか・・食費とか・・切り詰めていたら・・
今井通子:
うん
相談者:
病気になっちゃって。
今井通子:
あら!・・はい
相談者:
それで・・あの、なんか手術が必要だって・・これ切って、取らなきゃいけないってなったんですよね。
今井通子:
うん、ん
相談者:
それで、手術・・のお金になって・・
今井通子:
な、なんの、手術?
相談者:
えっと、大、腸のポリープです・・ね。
今井通子:
ああ
相談者:
すごい、わたしもビクビクしちゃって・・
今井通子:
うん、うん
相談者:
「すぐ、手術したい」って。
今井通子:
はい
相談者:
で・・でも、貯金もなかったので、
今井通子:
はい
相談者:
しょうがなく、あの、「貸してくれ」ってお願いしたんですよ、母に。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら「いやだ」って言われて。
今井通子:
はい
相談者:
それで・・なんか「あんたの自業自得なんだから自分でなんとかしろ」って・・
今井通子:
はい
相談者:
でも・・なんか・・「すぐやらないとちょっとダメみたいで」って・・あの、「ガンになったら死ぬかもしれない・・んだけど、それで、もいいのか?」って・・
ちょっと喧嘩腰になっちゃって(含み笑い)。
今井通子:
はい
相談者:
そしたら「じゃ、死ね」って言われたんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
で、も、そこでなんか・・や、も、ちょっとダメだなってなって・・
今井通子:
はい
相談者:
そこからちょっとフェードアウトの道に・・入ったっていう感じですね。
今井通子:
大腸、ポリープの手術はなさったの?
相談者:
・・あ、あはい、しました。
今井通子:
で、この、お金はどうしたの?
相談者:
結局ですね、母が貸してくれて。
今井通子:
・・あ、そ
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
で、そのあとに、すごい、も「返せ」「返せ」って毎日言われて返したって感じなんですけど。
ちょっとずつ。
今井通子:
あ・・なんとなくずっと15年間付き合って、来、来たのに、あ、15年・・間じゃないんだな。
7年、だから・・
相談者:
6年、とかですかね?そのあと。
今井通子:
6年間、うん
相談者:
はい
今井通子:
付き合って来たのに・・
相談者:
はい
今井通子:
7年目に・・完全になんか・・縁を切った?・・
相談者:
はい
今井通子:
理由はなに?
相談者:
・・特にそんな大きい理由はなかったんですけど・・
積もり積もった上で・・
今井通子:
はい
相談者:
なんか「レベルが、あんたは低い」とか・・
今井通子:
はい
相談者:
・・なんか「弟の方が可愛い」とか・・そんなような、ことだったと思うんですよね、そんなようなことを言われたっていう感じだったと思います。
ちょっと覚えてないんですけど(含み笑い)。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
・・はい、分かりました。
そして7年間経ちました。
相談者:
はい
今井通子:
今・・こちらに・・ね?
相談者:
はい
今井通子:
お電話くだすったのは・・
相談者:
はい
今井通子:
この・・縁を切った・・ご実家と?
相談者:
はい・・ああ
今井通子:
復縁したいわけ?
相談者:
あ、いえ、そうではないんです。
これからちょっと子ども考えていて・・
今井通子:
はい
相談者:
で、その上で、あのお・・夫の母には、その、わたしの状況を話して・・で理解してもらった上で結婚したんですけど。
今井通子:
なるほど。
相談者:
で、あなたは、ま、接触しないのは自由、だと。
今井通子:
うん
相談者:
ただ・・「子どもが産まれたら」あ、
今井通子:
うん
相談者:
「その孫・・が・・4人もいるお祖父ちゃんお祖母ちゃんのうち、半分に会えないなんて・・可哀想だ」って話が出て来て。
それで、可哀想なのかあ?って思っちゃって。
わたしはあの・・わたしのことそんーなに、嫌ってる・・親が・・わたしの子どもになんて言うか?ってたら、すごく怖、いので会わせたくないんですけど・・
今井通子:
うん
相談者:
ちょっと迷っちゃって・・
わたし、あの、お姑さんのことすごい尊敬してるので。
今井通子:
ええ
相談者:
・・なんかそう言うんだったら・・正、お姑さんの言葉が正しいのか?それともわたしの、自分の感覚信じたらいいのか?
今井通子:
あー、そういうこと?
相談者:
ちょっとどうしよう?と思って・・
今井通子:
今あ、は、だから幸せなわけね?
相談者:
はい
今井通子:
そろそろ、お子さんを、作ろうとしてるわけね?
相談者:
はい
今井通子:
はい・・分かりました。
ということで今日、聞きたいのは・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、義理のお母さんの言うこと、の方が正しいのか?
相談者:
はい
今井通子:
正しいのか?っていうか、そっちにした方がいいのか?(含み笑い)・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたの思ってる・・その、会わせない方がいいと。
相談者:
はい
今井通子:
うん・・方、ん、なのか?
相談者:
はい
今井通子:
その辺のご相談?
相談者:
そうです。
今井通子:
分かりました。
今日はですね、三石メソード主宰で、作家で翻訳家の三石由起子先生がいらしてますので・・
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願いします。
(回答者に交代)
尊敬しています!って他人に言える良いお姑さんに出会えて、相談者さん本当に幸せな方ですね!どうぞ良い赤ちゃんが生まれますようにって祈っております!お姑さん、ご主人、そして可愛い赤ちゃんに愛されて幸せな相談者さんが何のわだかまりもなくなって、実の母に会いに行って でもその時も昔のまんまの母親だったら二度と会わなくてもいい。今の場所でもっともっとお幸せに!
回答者の先生の言葉
”今を楽しみなさい”
迷いの中にいる身にとりては
心に刺さります
相談者さんが悩んでいるのは、「義母の言う通り実母に会わせたほうがいいのか」ではなく、「自分の気持ちを変えて義母に従うべきなのかどうか」だったと思う。
義母のことは「尊敬」してはいるが、まだそこまで信じきっているわけではない。相談者さんは、親とはトラブル続きで「親」と呼べる人との距離感が不安なのでは。
先生方のアドバイスは至極真っ当だったと思うけど、義母と自分との関係に自信が出ない内は、周りが何を言ってあげてもこの人はダメなような気する。
孫の顔が見れないのはかわいそうだから、
という言葉は数年前の私も言ってました。
うちの場合は夫と夫の親の不仲というパターンで、
孫の顔見せたら溶けない氷も溶けるんじゃないかと余計なおせっかいをして、
遠路はるばる夫の実家に帰省したこともありましたが、
お酒が入ると親子喧嘩がはじまり、私に対しても罵声(ろれつが回っていて何を言ってるかわからなかった)
それを止めに入るお姑さんは殴られて∑(゚Д゚)
私の一言で夫には悲しい思いさせてしまい後悔してます。
その他にもいろいろありまして、夫の実家とは距離を置いて生活していますが、トラブルもなく幸せに暮らせています。
相談者さまには三石先生の言う通り、今を楽しんで欲しいです!
理解ある旦那さまとお姑さんに恵まれてるんだから自分の感覚で決めていいのではないでしょうか。
親との和解を勧める姑に嫌気が差さなきゃいいけどね。姑さん、無理強いはしないほうがいい。
相談者は親に凄く強い憎悪を持ってる。
いくら没交渉だからって、父親が会社員か自営業かだったかぐらい覚えてるはず。質問に対する答えとして、現況が分からないってのはその通りなんだろうけど。
病気した時に母親から治療費を借りた話も何だか説明が変。そもそも、何で家を出て自活しなきゃならなかったのかよく分からないけど。
子どもが生まれてからの自分の気持ちに正直になればいいよ。
毒親を持つ40代ですが、
まず1点目、毒親に育てられた人間は、悲しいことにごく普通の親を過大評価しがちで、つい姑さんを尊敬してしまう。が、その姑さん自身が毒親に育てられた経験があるならまだしも、そうでないなら、相談者さんの気持ちをちゃんと理解していない。そもそも、姑さんが毒親に育てられた経験があるなら、そういうことは言わない。傷口に塩を塗るような行為がどうしてできようか。
2点目、その姑さんの気持ちを代弁するなら、相談者さんに加担していると思われたくない。その言葉を言うことで、私はそう助言したんですけど、と何かあった時に嫁の親に言える。
相談者さんがそれでも親と断絶している場合、一応助言したのだから、嫁の親のことを気にしないで、堂々と孫を可愛がることができる。つまり、ポーズの可能性が高い。
だから、気にしなくていい。自分の気持ちに正直に生きてください。
大腸ポリペクなんて手術じゃないから。
内科の処置だから。
私もやったから(笑)
ただのかまってちゃん。
思い出した~
この人多分、東大落ちたとか、父親が子供の前でAV観てたとか言ってた人だよね。
年齢や状況は毎回違うけど、共通してるのは親とうまくいってないってことだね。
親との関係が良くないなら会わなくて良いと思います。
うち親と仲悪くはないけど、性格が真逆だから親とよく衝突するんだけど、そんなでも時々しんどくなるんだもの
お姑さんに習って無理して会う必要は無し。
自分と親の事を理解してくれているはずの姑からまさかの意見。
それで戸惑っているのでは。
上記匿名さんのコメントにあったが
何かあった時に私は会わせなさいって言ったんですけどねー、的保険掛け。
この姑も所詮は毒親の悪影響を知らぬ赤の他人。
そうとわかったら簡単に他人を尊敬するとか言わない事。
相談者は自分を自分で守って欲しい。