息子が彼女からDV被害。 解決手順と心構え

テレフォン人生相談
2015年4月1日 水曜日

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 男60歳前後? 長男35歳

ドリアン助川:
こんにちは、ドリアン助川です。
今がたとえ辛くても、角度を変えて見れば、進むべき道が見えてくるはずです。
選ばれていないときが選ばれているとき。
さあ一緒に、歩き出しましょう。

(電話コール音2回、もちろんフェイク)

ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
お世話になります。

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

相談者:
よろしくどうぞ。

ドリアン助川:
今日はどんなご相談でしょうか?

相談者:
実はあのお、35歳になる長男の、ことなんですが。

ドリアン助川:
はい。

相談者:
去年の春から、ちょっと同棲してる・・女の子がおりまして、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
で、その子おー・・が、ちょっと暴力的いー・・だったらりい、刃物を向けたりい、

ドリアン助川:
女性の方が?

相談者:
そうです、はい。

ドリアン助川:
はい、はい。

相談者:
DVみたいな感じ、で、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
どうしても、暮らしていけないと。
いうことで、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
えー、まあ、別れたいということなのですが、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
ま、なんだ、かんだ、理由をつけて、えーと、マンションからも出て行ってくれないみたいな状況なんですがあ、

ドリアン助川:
そのマンションってのは、ご長男のマンションなんですね?

相談者:
えーっと、借りてるマンションですね。

ドリアン助川:
はい。
ご長男の名義で借りてるマンションですね。

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
はい。
この相手の女性ってのはお幾つでしょう?

相談者:
25ですね。

ドリアン助川:
25歳、10歳下・・なんですね。

相談者:
ええ、そうですね。

ドリアン助川:
は、は、は、は、えー、女の方から、男性への、長男への暴力・・があった・・

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
うー・・それは、具体的に肉体的な暴力ということですね?

相談者:
ええ、なんか、あのお、帰って来たときにい、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
体にちょっと傷が付いてたりしたもんですから、
「どうしたんだ?」、って問い合わせましたらあ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
その女の人からあ、刃物を振り回されたりい、
えー、ものを投げられたりしてるみたいな、状況だったんでした。

ドリアン助川:
はあ、はあ、はあ、はあ。

相談者:
ええ。

ドリアン助川:
その理由については、

相談者:
はい。

ドリアン助川:
えー、些細なことで、そうなってしまう人なのか、

相談者:
はい。

ドリアン助川:
あるいはご長男の方に、まあ、例えば他に女が出来たとか、
そういう、女性がこう、

相談者:
あ、そういうことではないみたいなんですねえ・・

ドリアン助川:
そういうことではない?

相談者:
ええ。

ドリアン助川:
日常的にそういう暴力があるという・・

相談者:
ええ、そうですね。

ドリアン助川:
を聞いてますか。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
いつ頃・・ご長男はそのお、女性と知り合って、同棲するようになったんでしょうかね?

相談者:
知り合ったのは、2年くらい前なんですけれども、

ドリアン助川:
2年くらい前。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
はい。

相談者:
で、半年くらいですね、同棲してから。

ドリアン助川:
半年の同棲、はい。

相談者:
まあ、あのお、ま、当初は、なんか、結婚したい、という話だったんですけれども、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
実はあのおー・・女の方に、5歳くらいになる娘さんがいまして、

ドリアン助川:
は、は、は、は、
で、最初そのお、5歳の娘がいるということは、ご長男は知ってたんでしょうか?

相談者:
付き合った段階ではどうだったか分んないですが、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
あのお、付き合ってて、いるということは知ってたみたいです、はい。

ドリアン助川:
じゃ、その子も引き取るということで前向きに考えてたという・・

相談者:
そうですね。

ドリアン助川:
ことですね。

相談者:
当初は、はい。

ドリアン助川:
ふうん・・そうすると、やはり、その、暴力というのがどういう状況から出てくるのか?、ですよね?

相談者:
うーん、

ドリアン助川:
うーん、

相談者:
そうですねえ、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
まあ、私どもも、全然、その子と、ま、ほとんど接触がないもんですから、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
うーん・・

ドリアン助川:
会ったことあります?

相談者:
2、3度、会ったことは、ございます、はい。

ドリアン助川:
どんな感じの・・・女性でしょう?

相談者:
うーん、そうですねえ、まあ、芯の強そうな子ではあるんですけれどもねえ・・

ドリアン助川:
んん・・
それで、今、ご長男は、率直に、どんな風に、お考えなんでしょうね?

相談者:
えーっとお、もう、これではやっていけないので、

ドリアン助川:
ええ。

相談者:
もう・・別れたいと。

ドリアン助川:
別れたいと。

相談者:
はい。
ま、実は、あのお、そういったことが、1ヶ月前にあったもんですから、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
マンションの方に行ってですね、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
えーっと、とりあえず、説得はしたんですけど・・女の子の方にも説得はしたんですよが、女の子、は、なんか、なんとか2人で、もう1回やりたいという・・一点張りで、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
で、えーっとお、お父さんともお会いしたんですけれども、

ドリアン助川:
ええ。

相談者:
お父さんは、なんか、そういうことであれば、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
もう無理だよね、っていうようなお話しで、ま、マンションとかの、解約とか、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
その女性が別の、アパート探す、とか色んなことを、ま、手続きをやるということでえ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
約束はしてきたんですけれども。

ドリアン助川:
ということは、そのご長男も含めて、周りの家族もすべて、

相談者:
はい。

ドリアン助川:
ま、この2人はもう、上手くいかないだろうと。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
いう話にはなってるんですけども、

相談者:
はい。

ドリアン助川:
そのお女性が、まあ、頑張りたいという、ことで・・

相談者:
(笑)そうですね。

ドリアン助川:
ああ・・

相談者:
まあ、そんな感じなんです。

ドリアン助川:
ええ。

相談者:
まあ、別れますよ、って言ったりもするんですが、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
そのお尻から、また、なんとかするとか、

ドリアン助川:
ああ・・

相談者:
頑張るとか、なんか、そういう、繰り返しなんですね。

ドリアン助川:
で、そういう話し合いが持たれてからも、暴力・・はあったんでしょうか?

相談者:
いえ、もう、その時点でえ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
一緒に、住まない方がいいよと、危ないから。

ドリアン助川:
ああ・・

相談者:
あの、刃物振り回すということは、よっぽどのことなのでえ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
なにか、間違ってえ、お互いにね、どうなるか分んないのでえ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
ま、長男も、当然傷つけられるのも困るし、その子に、ま、間違って、傷ついても、うまくないので、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
まあ、とりあえず、離れた方がいいと。

ドリアン助川:
はい。

相談者:
ええ。

ドリアン助川:
じゃあ、実際には同棲は、してないということなんですね?

相談者:
してないんです、はい。

ドリアン助川:
はい。

相談者:
ただ、マンションには、ほら、あの、2人の道具があったりしてて、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
その子が、入ってる状況な、もんですからあ、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
・・

ドリアン助川:
なるほど。

相談者:
ま、とりあえず、2人っきりでは会うなということで、

ドリアン助川:
はい。

相談者:
話はしてえ、きたんですけれども。

ドリアン助川:
はい。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
じゃ、実質、この、2人のこの関係はもう、壊れてるという・・ふう・・ですね?

相談者:
そおですね、はい。

ドリアン助川:
でも、その女性は頑張ってると。

相談者:
はい、そうですね。

ドリアン助川:
いうことで・・

相談者:
はい。

ドリアン助川:
そういうことですね?

相談者:
はい。

ドリアン助川:
分りました。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
えー、それでは、今日の回答者の先生ご紹介します。

相談者:
はい。

ドリアン助川:
弁護士の大迫恵美子先生です。
よろしくお願いします。

相談者:
はい。

(回答者に交代)

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