別れてくれが聞きたくて。元サヤ夢見た別居7年後の調停。ただ誠意が欲しかった

テレフォン人生相談 2020年8月8日 土曜日

 

10年前に夫の不倫が発覚。
8年前に夫が家を出る。
今は夫に離婚調停を申し立てられ1回目が終わったところ。

自ら母から逃れるための結婚だったと評し、夫に依存してたことが不倫に走らせた原因の一端だと分析してみせる。

一回目の調停で夫の決意が固いことを知り、あとは条件闘争。
相談者も弁護士に相談してる。

なので今日の相談は気持ちの持ち様。
いきなりの調停は誠意がなく信頼の気持ちが壊れたらしい。

信頼が壊れたとは今さら感満載だが、
相談者がこだわる誠意とは?
大迫恵美子が問う。

 

相談内容を2回言わせられる相談者。
今日に始まったことじゃないんだけど。
今井さんは放送を聞いて反省すべきだろう。
すべてを”要するに”で代弁してしまう加藤諦三もアレだが、年取るとちょうどいい感じって難しいのかしら。

 

「テレフォン相談の過去の物も読んだり聴いたりしてて」

読んだり・・
読んだりぃ? ヽ(`▽´)/

 

調停は裁判所を舞台にした話し合いで、調停員を介して双方が顔を合わすこと無く進められる。

唯一、初回と調停成立の最終回に同じ部屋で同席するが、代理人を立てていれば本人は一度も出席しなくていい。
(もっとも、相手方なら代理人の有無に関わらず嫌なら一回も出なくたって構わないのだが)

相談者は8年前の夫の面影を胸に生きていく。

 

「私は夫に対する信頼とかそういったものは変わらず持ってまして」

哀れだが、それが女の7年を支えていたとしたら、まさに「一切れのパン」(*)。

(*)一切れのパン:
大戦中。男はドイツによる連行から脱走する際、包まれた一切れのパンを老人からもらう。
何度も食べたい誘惑に駆られるも、言いつけを守り、絶望するときが来るまでポケットに入れたまま、ついに逃げおおせた男が妻に包みを差し出すと、木片が落ちた。

教科書で触れた方も多いでしょう。

 

もっとも、相談者が信頼を保つに至ったのは経済的なものが大きい。
夫は娘3人を大学を卒業させるだけの経済的な基盤を壊さなかった。

今井通子 「ホントに好きな夫なら、泥沼になっても色んなこと仕掛けてたと思うんですよ。そんな手抜きを・・」

それはポケットから包みを取り出すこと。
眼前の山に無謀なアタックを掛けないことを手抜きなんて言わないでしょうに。

夫を信頼し待ち続けた妻の7年。
離婚が認められるまで待った夫の7年。

信頼は、
木片だったのか?
パンだったのか?
誰にも分かりませんが。

 

現実とは裏腹に夫の評価が高止まりしている妻からの相談は一定のジャンルだが、状況的に離婚が確定的なら未練を断ち切るために夫をディスるのがアドバイスとなる。

大迫女史が嘲笑モードを封印、本気を出した案件。
25キロ減?!11歳下の夫の心変わりに嘆き悲しむ53歳

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女54歳 夫54歳 結婚27年目 8年前から別居中 長女26歳 次女24歳 三女22歳

今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談でえす。

相談者:
あ、お願いします。

今井通子:
はい・・今日はどういったご相談ですか?

相談者:
あの・・夫お、ですね。10年前に、不倫をした夫から、

今井通子:
はい

相談者:
あの、今、離婚調停を、申し立てられてまして、

今井通子:
ん?

相談者:
で・・

今井通子:
ちょっと待って!、10年前に夫が不倫したの?

相談者:
はい、そうです。

今井通子:
はい

相談者:
で・・そのあと・・2年ほどして、家を強行的に出て行きまして、ずっと別居状態が続いてたんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
で、今、あの、離婚調停を申し立てられてます。
この間、第1回の、ま、調停に行きまして、わたしは、あの・・ま、修復う、の、希望を持ってたんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
も、まったく夫は、離婚の意思が固くて、

今井通子:
はい

相談者:
ま、もう、無理だなっていう感じなんです。

今井通子:
はい

相談者:
で・・あの、この7年間ずっといろんなことを考えてたんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
それでもわたしは、あの、夫を、に対する信頼とかそういったものは、変わらず持ってまして、

今井通子:
はい

相談者:
で、ただ、この、調停、申し立て、とか、それから第1回調停のあとに、いろいろと、あちこち当たったりするうち、な、その、テレフォン相談なんかの、過去の物も読んだり聴いたりしてて、自分の問題点が、すごく分かって来まして、

今井通子:
はあ

相談者:
で、わたし、あの、やっぱり生育歴からちょっと、愛情が足りずに育って来た、特に母親が、まあ、ちょっと、過干渉・・ていうんですかね?わたしをコントロールしようとするようなタイプの人間だったので、

今井通子:
はい

相談者:
わたしもやっぱりそのことによって、親から離れるのが結婚だったんですけど、

今井通子:
はい

相談者:
それで、夫、と・・その、非常にこの家庭を築いて行く中で夫をすごく信頼して、ま、依存してたんだなって・・

今井通子:
はい

相談者:
思う・・ような感じなんです。
で、それが、ま、夫を苦しめて不倫とかに走らせたのかもしれないんですけど、そこはちょっとよく分からないんですけど、ただ夫がその、不倫をしたあとに、その、相手の方と、いろいろ(苦笑)と、ま、わたし・・と、離婚するためにいろいろ考えてたっていうんですかね?、「普通だと有責配偶者からは、離婚の申し立てが通らないから、別居の期間を長くしてとか、そういったことを考えて」・・「いる」と、その当時、言ってたんですけど、まさかホントにそういうことすると思わなかったんですけど。
実際、やってることはそれに近いことに今なってしまってて。
夫に対する信頼関係、あの、信頼の気持ちも全部壊れてしまって。
も、なんか自分が、もう、バラバラになってしまって、これから、ま、もう離婚をするのはしょうがないとして、この先をどうやって生きて行っていいか?、何を信じていいのか?、その、信じる、自分がなくなってしまったような状態で・・
で、それをどうしていいのか?・・ご助言いただけたらと思いました。

今井通子:
はい・・あなたおいくつですか?

相談者:
54歳です。

今井通子:
54歳
ご主人は?、おいくつ・・

相談者:
同い年です。

今井通子:
54歳

相談者:
はい

今井通子:
ご結婚何年目でした?

相談者:
27年目ですね。

今井通子:
27年目

相談者:
はい

今井通子:
はい・・お子さんいらっしゃいます?

相談者:
3人

今井通子:
はい
えー、男女別と、年齢を教えてください。

相談者:
全員・・女性、で、26、24、22です。

今井通子:
で・・ご主人のほうが、調停申し込んでらっしゃるみたいなんだけど、

相談者:
はい・・はい

今井通子:
あなたとしては・・何をどうしたいんですか?

相談者:
・・離婚をすることは、しょうがないと思いますし、わたしは・・それでも、夫に誠意のある態度で、その「離婚したい」っていうことを、言ったりとかしてほしかったんだと思うんです、ずっと。

今井通子:
はい

相談者:
「相手の方が好きだから」とか。

今井通子:
ふん

相談者:
そういったこともなく、ま、ちょっと騙し討ちみたいな状態で・・こういうことになってしまっていることが、本当に辛くて・・
例え離婚したくても、ちゃんと・・「こういうことで、したいので、してくれないか」って・・言ってくれるかと思ってたんですね。

今井通子:
・・ん、で・・今、だからご主人のほうは・・何だから離婚しようって言ってらっしゃるわけ?そうすっと。

相談者:
性格の不一致だそうです。

今井通子:
あ、なるほどね。

相談者:
で、その、「じゃあ、一体何が性格の不一致なのかと、何がそれかっていうのを教えてくれ」って言っても、それも言いたくない。
とにかく離婚を、あの、「調停で離婚をしないんならもう、今日で不成立にしてもらって、裁判で構わない」って、言ってるんです。

今井通子:
ふうーん・・突然その、じゃあ、離婚、の調停出されたのは、

相談者:
はい

今井通子:
ご主人の、気が変わったのかしら?

相談者:
・・さあ、どうですかね?子ども達が・・ま、全員大学入りましたし、そういったことがあるんじゃないかって、ま、弁護士の、先生相談しに行ったときに、

今井通子:
うん

相談者:
その、離婚要件が・・緩くなるって、

今井通子:
なるほど。

相談者:
有責配偶者からの離婚要件の・・うん

今井通子:
うんうん、うん

相談者:
「調停での離婚に対応するならば」、の、「財産分与で、考えないことはない」という、言い方を、してたそうです。

今井通子:
ふうーん

相談者:
ですからその・・元々自分が有責だから離婚するってことは、普通の裁判では難しいけどっていうことで、そういうふうに、なってるの、じゃないだろうかと、弁護士の先生方はおっしゃってましけど・・

今井通子:
そうすると、今日のご相談としてはあ、所謂、調停え・・の、主義とかあ・・

相談者:
はい

今井通子:
それからその、離婚問題についての、慰謝料その他も、含めてですけど、

相談者:
はい

今井通子:
弁護士の先生と相談なさってるから、そういうことは、どうでもいいわけですよね?そうすっと。

相談者:
は、はい

今井通子:
・・あの、今日のご相談の(含み笑い)・・

相談者:
はい

今井通子:
うん・・なんていうのかな?、一言、でおっしゃると、どういうことでしょう?そうすっと。

相談者:
先に、何を信じてどうやって生きて行っていいかが分からなくなってしまったんですね。

今井通子:
はい
で、どうしたらいいでしょう?っていうこと?

相談者:
はい、そうなんです。

今井通子:
分かりました。
今日はですね、弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、はい、すいません。&#△%

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「別れてくれが聞きたくて。元サヤ夢見た別居7年後の調停。ただ誠意が欲しかった」への5件のフィードバック

  1. 車でラジオを聴いていたら
    『ストーカーのつもりはない。話し合いたい』(2014年12月15日)
    の回が頭に浮かんだ。

    要は美しく別れたいということですね。
    金品で清算するなんて薄汚いことはしたくない。
    美しいですね。
    しかし、誠意てのは金額なのはこの世の常識。
    せいぜい調停で吹っかけておやんなさい。

  2. こんな旦那、死んでくれればいいのに。
    そうすれば不倫相手以外は万々歳。

  3. 旦那さんに生命保険かかっているのかな?
    受取人は奥さんのままなのかな。
    不倫相手に変更しているかもね。
    不倫相手も手ごわいね。

  4. すみません、皆さん色々な感想があるのでしょうが、私は ただただ うらやましいなぁと思って読んだり聴いたりしました。
    成人した娘さんが三人もいて何かあっても頼りになりそうだし、めんどくさい夫のお世話しなくてもよくて、自由で気ままに暮らせて、良いなぁ〜😚

  5. この旦那さん、こんな頭の回転の悪い鈍感な妻なんぞ早く別れたい、若くて綺麗な奪略女と暮らした方が100倍素敵、と思ってますよ。

    そう思ってる男の何を信用したいのでしょう?

    旦那側は裁判で慰謝料払う側だけど、人生スパンから見ると、金払っても今の生活の方が楽しい、と思ってる。

    裁判には勝っても、妻側の人生は?
    慰謝料・財産分与があったとしても、生涯安泰できる金額じゃないはず。(旦那が日本人の1%未満の高額所得者じゃない限り)

    奥さん、終わった事よりも、これからの人生の事考えた方がいいんじゃない?
    それか、それがわかってるから、無意識に目を背けてるのか。

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