成長欲求芽生えた箱入り二十歳の山口もえ。望ましい退行欲求を隠すのは擬似成長
テレフォン人生相談 2021年1月11日 月曜日
両親とともに家業に従事する二十歳の女性。
お母さんに触っていたい。
お母さんにハグして欲しい。
お母さんの気分に左右される。
自立しなければいけないんじゃないか?と考えている。
黒い欲求とはマズローの言う黒い力。
甘えや怒り、ナルシシズム。
これを受け止める人がいて、関心が他者に向かい成長する。
その役を配偶者や子に求めれば悲劇。
母親ならいい。
だいぶ遅くなったけど。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女20歳両親経営の会社勤め 父54歳 母56歳 祖母 4人暮らし
今日の一言: 小さい頃の肌の触れ合いは肉体的欲求ばかりでなく情緒的欲求にも大切なことです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし、こんにちは
加藤諦三:
はい、テレ・・はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
二十歳です。
加藤諦三:
二十歳ですか、今結婚しています?いません?
相談者:
してません。
加藤諦三:
はい。そうすると、今あ、は、1人で暮らそ、してんの?それともご両親と一緒?
相談者:
両親とお祖母ちゃんと一緒です。
加藤諦三:
両親何歳ですか?
相談者:
父が、50う・・4歳で、
加藤諦三:
はい
相談者:
母が56歳です。
加藤諦三:
はい分かりました、それで、どんな相談ですか?
相談者:
もう二十歳になるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
お母さんに甘えてしまったり・・することが多くって。そ・・
加藤諦三:
お母さんに甘えるってこと、それほど悪いこととは思わないけど、具体的にはどういうことですか?
相談者:
ほんとに、すごい、触っていたいとかなりますし、
仕事的にも、両親の会社で雇っていただいているので・・
加藤諦三:
あーあ、家族経営してる会社でい、いるからあ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
普通の人のように・・厳しい人の中の、風に、
相談者:
はい
加藤諦三:
晒(さら)されていないという意味ですね?
相談者:
そうですねえ。
でも、なんか、親からの自立っていうのがあ、できてないとお、いけないのかな?っていう・・
加藤諦三:
うん。あの、親からの自立っていうのは物凄く大切なことで、これが、ま、人生の基礎ですから。
相談者:
はい
加藤諦三:
でもなんかその、あなたが「親からの自立」って言ってるのは、あなた、「わたしは親から自立できてない」っていうふうに言ってるように思えるん、だけど、
相談者:
はい
加藤諦三:
何をもって、「わたしは自立していない」というふうにあなたは考えてんですか?
相談者:
母親の意見・・を一番に考えてしまう・・
加藤諦三:
うん・・
相談者:
感じてる&#△です。
加藤諦三:
自分の意見がないということですか?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
その、喧嘩とかしてても、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしが・・悪くないって思っても・・言えない。
加藤諦三:
でも、喧嘩してるってことは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
お母さんの、
相談者:
はい
加藤諦三:
従順っていうか、
相談者:
うん
加藤諦三:
そうではないっていうことでしょう?
相談者:
・・
加藤諦三:
だから、あなたが「自立が大切」って、それは分かるんですが、
相談者:
はい
加藤諦三:
何をもって「私は自立していない」というふうにあなたは考えてんですか?
相談者:
お母さんの機嫌とかで左右されてしまうのをやめたい、とか・・
加藤諦三:
うん
だから、わたしの、心の自立が、
相談者:
はい
加藤諦三:
侵されるという・・
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
そういうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
という、よりも、今、お母さんのことを好きでなくなったんじゃないの?
相談者:
そうなんですかねえ・・
加藤諦三:
まさに自立を始めた(含み笑い)・・じゃないの?
相談者:
(笑)・・そうかも・・そうだったら嬉しいです。
加藤諦三:
あなたはさっき言ったように、喧嘩もする、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の意見、も言う、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それ否定される。それはまた、それでいいと思うんです。
相談者:
はい
加藤諦三:
お互いに自分の意思を言えばね?
相談者:
うん
加藤諦三:
意思が食い違いますから。
相談者:
はい
加藤諦三:
それがコミュニケーションなんですよ。
相談者:
はい
なんか、それと、すごい子供みたいに甘えてしまうんです。
加藤諦三:
うん、子供みたいに甘えるっていうのはどういうこと?
さっき言ったように、お母さんに触ってもらいたいってこと?
相談者:
そうです。ハグしてもらいたいとか・・
加藤諦三:
それあれ、小さい頃に、
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんに一緒にお風呂に入ってえ、洗ってもらうとか、小さい頃に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんとの肌の接触がなかったの?
相談者:
あんまりなかったです。
加藤諦三:
あまりなかった?
相談者:
はい
加藤諦三:
じゃ、その、小さい頃にあまりなかった接触って、これはあのお、誰でも求めますから、
相談者:
はい、&#
加藤諦三:
でそれを、今・・取り返そうとしてる・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、よく、赤ちゃん返りっていうような言葉はありますけれど。
相談者:
うんうーん、そんな感じ、かもしれないです。
加藤諦三:
そんな感じなことがやってるの?
だから満たされない欲求を今満たしてるっていうだけの話ですわね。
相談者:
そうなんですねえ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
うん・・
加藤諦三:
それ別に・・
相談者:
はい
加藤諦三:
満たされない欲求を満たそうとするってことは悪いこと?
相談者:
いいえ・・悪くない・・
加藤諦三:
悪いことじゃないでしょ?
相談者:
はい
加藤諦三:
それを・・満た、されているような・・
相談者:
はい
加藤諦三:
フリをするっていうのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
難しい言葉で疑似成長っていう言葉使ってんですよね、
相談者:
はい
加藤諦三:
ほんとは成長してないのに成長してるように見せる。
相談者:
うん、うーん・・ああーあ
加藤諦三:
あなた疑似成長してないんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
ほんとに満たされてないから、ほんとに満たされてない・・
相談者:
アハハハハ、ウフフ(笑)
加藤諦三:
お母さんにあれ、してるんだけ。
相談者:
あ、そうですね。
加藤諦三:
だけどそれが、おかしいとは、
相談者:
うん
加藤諦三:
自分では分かってるっ
相談者:
あ、はい(苦笑)、それはおかしいなって思ってて・・
加藤諦三:
自、自立は分かろうっていう
相談者:
はい
加藤諦三:
うん
んと、今日のあなたの・・相談したいのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
二十歳にもなってえ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
こんなベタベタ・・
相談者:
はい
加藤諦三:
親に甘えるのはおかしい、それをやめたい。
相談者:
そうですね。はい
加藤諦三:
そういうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それでどうしたらいいんでしょう?っていうことね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
あ、はい、分かりました。
今日はあのお、スタジオにシンクロの銅メダリストでメンタルトレーナーの田中ウルヴェ京先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
とってもお声が可愛らしくて
声優さんみたいだった。
(わざと声を作っていたのかな?)
第三者と話すときは《お母さん》
でなくて《母》。
ありがたい事にご実家が経営されている会社に入社したならば、ご実家を出て、小さなアパートで一人暮らしを始められたらいかがですか?
いずれご実家の会社を継がれるのならば2、3年別の所で働いても
良いのに!
いや、これ、56歳の母が20歳の娘のふりして作り声で娘の立場から相談してるんでないの。
てか、【二十歳の山口もえ】て何の意味?
似てないかしら。
相談者の何が似てるのか、はっきりしてないけど。
もし、声だけが山口もえに似てるからといって、タイトルにしてしまうのは誤解を生むし、山口もえに迷惑ではないだろうか。
考え方や人生が似てる、とかならまだしも
なんか生きにくそう
山口もえくらいの年の人が出す声?
リアルタイムで聴いてたけど
二十歳の声にしちゃなんとなく声色が不自然だな〜と思ってましたが オカンが娘のふりしてたと言われると妙に納得してしまいました。
「母親が声色変えて娘になりすまし」説で腑にストンと来たな~。確かに、ふわふわしたような、一方で機械のような喋り方が印象的過ぎた。内容も妙に自己を客観的俯瞰してるし。
相談内容自体は、そんままで良いんじゃない?本当に娘本人なら意外と自省できてるし。母親なら、婿養子取らせる智恵はありそうだし。下手に世間の荒波に晒して歪むよりはマシ。
管理人さんの「山口もえ」も言い得て妙。山口もえと言えば「いじめは長い人生の中で一瞬だから」と言い放って炎上した事案。良くも悪くもふわふわした人なので。