恥ズ! 兄の入院・葬儀費用を離婚した兄嫁と姪に払わせたい
テレフォン人生相談
2015年4月27日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者: 男50歳(バツイチ) 兄(故人、バツイチ、娘17歳)
今日の一言: なし
(年齢、家族構成のやり取りは省略)
加藤諦三:
離婚してからどれくらい経つんですか?
相談者:
10・・7、8年ですかね。
加藤諦三:
17、8・・はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
一つ上の、
加藤諦三:
ええ
相談者:
兄がおりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、半年くらい前に、病気で亡くなりました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その兄には、
加藤諦三:
はい
相談者:
別れた、奥さんと、
加藤諦三:
はい
相談者:
10・・7歳の、女子高生の子どもがおります。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、えー、兄が亡くなる、最後に、
自分の病院代、えー、あと葬式代、
加藤諦三:
はい
相談者:
諸々、そういう、自分に掛かるお金は、
加藤諦三:
はい
相談者:
弟のお前と、母には、迷惑掛けれんから、
加藤諦三:
はい
相談者:
俺の口座から、お金を払って、
加藤諦三:
はい
相談者:
やってくれと、言って、あのお、亡くなったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、その旨、書面にしまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、振込先も書いて、
加藤諦三:
はい
相談者:
別れた、奥さんの方に、その意向を伝えました。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、当然、あのお、預貯金は、あのお、子どもが相続・・するということなのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、子どもに言ってもあれですから、そのお、親に・・言ったわけなんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、全く、その後、音沙汰も無くう・・
それで、ま、一ヶ月ほど待ったんですが、何も言って来ないので、あのお、今度は、葉書で、もう一度、催促するような形で、手紙を出したんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、一向に、もう何も言って来ないので、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしたらいいものか?ということなんですけども。
加藤諦三:
はい。
自分の、口座から、ま、病院とか、お葬式代とか、自分の口座から払ってくれって言っ・・いうのは、あなた・・との口約束ですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
ですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、実際に払ったのは・・あなたなんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
と、あなたとしては、こういうことで払ったから・・払ってくれっていうことですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
と、お兄さんも別れてるって言うけど、お嬢さん・・がいて、お葬式のですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
誰が・・喪主みたいなものも含めて、どういうふうな・・
相談者:
あのお・・ほんと・・身内の家族葬でやったんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、一応、喪主はわたしが、やりました。
加藤諦三:
ああ、あなたがやったのね。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすると、周りの・・関係者は、あなたが払っていいだろうというふうに、思・・ってたんですかね?
相談者:
そう・・ですね、はい。
加藤諦三:
それでその、お嬢さんは・・どう言ってんですか?、この17歳の。
相談者:
ま・・離婚してから・・あの、一度も・・接触してない様子ですね。
加藤諦三:
あっ
相談者:
会って無い、会って無いし、
加藤諦三:
父親・・つまりお兄さん、父親とは、一度も接してないと。
相談者:
はい、あのお・・別れた奥さんも、一度も、折衝してないし、
加藤諦三:
ふうん・・
相談者:
その・・ですから、亡くな・・ったときに、知らせませんでした。
加藤諦三:
あっ・・そうすると、お嬢さんは、あの、お葬式にも出てないわけですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
それで、別れた、奥さんの、側からすれば、
相談者:
ええ
加藤諦三:
お葬式にも行ってないのに・・なんか突然、色々請求書が来たということですね?
相談者:
まあ・・そうですね・・あの、兄が亡くなったのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、兄の友人が、
加藤諦三:
はい
相談者:
別れた奥さん・・には連絡をしたので、亡くなったことは・・事前には知っておりましたけども。
加藤諦三:
だけど、まあ・・もう別れて関係ないということで、来なかった・・のは分るんですが、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
お嬢さんも来なかったと。
当然、奥さんに、別れた奥さんに知らせてれば、お嬢さんの方には、連絡はいってんでしょうね。
相談者:
まあ、そうですね、はい。
加藤諦三:
はい。
そうすると、今日は、そういうお葬式を、やったけども・・お金は・・お兄さんはそう言ってたけど、本来、どういうふうに処理するのが適切か?ということですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分りました。
(回答者に交代)
預金通帳にどれだけ残ってたか知らないけど、払ってやりなよ、姪御さん(と、別れた嫁さん)。
あんたの父親(と、別れた夫)が死んでしまったことに敬意を表してさ。最期の直葬の費用ぐらい、本人の通帳から払ってやってよ。
通帳を相続するのなら葬式費用も相続してやってよ。ダメ?
さて、「お葬式金ぐらい残してあげたい。掛け金も安い死亡給付金はいかが」・・・とか言う保険もあるけど、お葬式金を残したいなら遺言書が要るってことか・・最後に面倒見た人が葬儀費用を立て替えても、場合によっては立て替えた費用も貰えないんだ・・・
兄の葬儀費用を立て替えたので家族に請求するって、別に恥ずかしくは無いですけど。兄がそうしてくれと言わなくても、請求するのはごく普通だと思います。たとえ額が少なかったとしても。
たとえ法律で、もらえないことになってたとしても。
みなさんは法律に則って、立て替えたままで?
中川さんも言ってますが、呼ばなかった人に葬式費用を出せっていうのはあまりにも無理筋だろうな。