異母兄に押し付けられた介護施設との窓口。6年目に心が折れた延命を断る役目
テレフォン人生相談 2022年2月4日 金曜日
相談者 「体調が悪くても病院連れて行かなくてもいいですって家族が意思表示をしていれば施設側は病院連れて行くことはないんです」
ふうん。
しれっとチューブを折れば殺人罪。
それと紙一重な気がする。
てか、保護責任者遺棄罪との線引きってどこなのかしら。
相談者: 女39歳 独身 一人暮らし 父は施設入所中 母親違いの双子の兄50歳
今日の一言: 何かをするということが必ずしも愛情ではありません。これをしないということも愛情です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
39歳です。
加藤諦三:
39歳、結婚してます?
相談者:
独身です。
加藤諦三:
独身ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、離婚して独身?それともずうっと独身?
相談者:
ずっと独身です。
加藤諦三:
ずっと独身ですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今、1人で、暮らしてんですか?
相談者:
ええ、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
どういう、相談ですか?
相談者:
6ねーんぐらい前から、父は、ずっとあの・・寝たきりになったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
その6年前から、兄と一緒に協力して、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、父親のことをやってたんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、父親の状態もあまり良くなくて。
点滴で栄養、を摂る形になってるんですけど。
加藤諦三:
今、きょうだいはどうなってんですか?
相談者:
きょうだいは、わたし、と、
加藤諦三:
はい
相談者:
あと兄が2人います。
加藤諦三:
お兄さん2人。
相談者:
はい
加藤諦三:
ということは3人が・・協力して、父の、介護をしてるということ?
相談者:
わ、た、しと、あと2番目の兄が。
加藤諦三:
じゃあ、一番上の長男は、
相談者:
は(わ)、今、どこにいるか分からないってことです。
加藤諦三:
じゃ今一緒にやってる、すぐ上のお兄さんっていうのは何歳なんですか?
相談者:
50歳です。
加藤諦三:
50歳?はい
それでえ?
相談者:
協力してやってたんですけど、
加藤諦三:
ん、はい
相談者:
事あるごとに、
加藤諦三:
はい
相談者:
あ「お前が勝手にやってることでしょ」っていう言葉を投げられるので。
加藤諦三:
あなたとお兄さんとの関係はもう良くないっていうこと?
相談者:
今は、すごく良くないです、もう。
加藤諦三:
良くない?、かつては・・
相談者:
はい、話にならない状態で。
加藤諦三:
話にならない?
相談者:
はい・・
加藤諦三:
ということはあ、2人で協力してえ、と言ってもお・・事実上あなたが1人でやってるってこと?
相談者:
施設に入ってるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、施設とのやり取りはわたしがやってて、
加藤諦三:
はい
相談者:
施設からの、受け答えはわたしが聞いて、それを・・わたしが兄に、噛み砕いて説明して、
加藤諦三:
ええ
相談者:
決めて、
加藤諦三:
うん
相談者:
やるっていう、流れなんです。
加藤諦三:
で、さっき栄養、も、取れなくなったということで点滴を、やってるということですね?
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、お兄さんとの関係も、良いわけではないと。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい・・そいで、あなたの相談というのはどういうことですか?
相談者:
・・今はそういう状態で、も、話にならない・・状態で。
話をしても・・「お前が勝手にやってること」とか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
うん「お前と話す、のはない」とか・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ていう、ことを投げられるので、言葉を。
加藤諦三:
はい
相談者:
今後、その、施設とのやり取りも、
加藤諦三:
うん
相談者:
今まではそうやってわたしがして来たことなんです、が、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたし自身が、
加藤諦三:
うん
相談者:
兄とのやり取りをすることに、も、疲れて来てしまって。
加藤諦三:
ええ
相談者:
手を引くって言・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ていいものなのか?
もう・・どう兄と接したらいいのか?が分からなくて。
加藤諦三:
分かんなく・・さっき2人お兄さんがいる・・と、
相談者:
はい
加藤諦三:
言いましたね?
相談者:
はい、上双子なので、はい
加藤諦三:
その話にならないと言ってるお兄さんは、
相談者:
うん次男です。
加藤諦三:
で・・血のつながりはあるんですか?
相談者:
・・ちょっと年の離れたきょうだいなんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、母親違いのきょうだいなんです。
加藤諦三:
あ、お母さんが違うんですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうするとお母さんが違うということは・・小さい頃から、深い付き合いがあった、ていうんではないんですね?
相談者:
わたしは兄とは幼稚園・・まで一緒にいました。
加藤諦三:
分かりました。そういう関係で・・あなたは、父親のことを・・手を引きたいような気持ちになって来ちゃったっていうことなのかな?
相談者:
・・そうですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
もう、はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあのスタジオに弁護士の塩谷崇之先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
なんで?
放って置けないんだろう…
勝手にしんどい状況に入り込んでるよ~仕方ないわね。
父親の生前の行いの結果が今現れている感じですね・・・
「介護は子育ての通信簿」を見事に体現した相談である。相談者の家族関係が最初分かり難かったが「11歳上の兄二人は双子。うち一人は音信不通」ということか。それでも、11歳差かつ「相談者が幼稚園児期に両親が離婚した」となると相談者出生時と父親と前妻の離婚時期が近い可能性は高い…。なんにせよ、前妻側の子も後妻側の子(相談者)にとっても父親はほぼ他人と言えるのは確か。父親の保証人は兄になっているので相談者は手を引いても構わないだろう。形ばかりの血縁者と噛み合わないままに巻き込まれた感じ。「父親に情はない!」と、ここだけは強調していたのが印象的。
そもそも身元保証人じゃない第三者が施設とのやり取りに挟まる義務などないし、延命云々だってやらないでくださいと施設にあらかじめ伝えておけば済む話。わざわざ問題に突っ込んでいるフシがある。
他に身寄りのない孤独から嫌いなはずの父と異母兄との関係に敵対的依存気味になってるんですかね?
人生いろいろ、介護もいろいろですが、私も長年介護状態だった母を先月後半に亡くしましたが、介護にかかわる答えはないというのが本心です。
施設で4年前に亡くなった伯母の時もそうでしたが、息子にあたる従兄間でもめましたし、正直難しいなあと改めて思うのは皆さんそうでしょう。
一気に過去の記事読んで全てにコメントつけてます?
内容も無関係なものが多いし、いいんですよそんな律儀なことしなくても。
「人生いろいろ、○○もいろいろ」ってフレーズ気に入ってるのかもしれませんが当たり前すぎて…。
両先生とも「手を引かない方が良い」という回答でしたが、手を引いても良いんじゃないかな?と個人的には思いました。愛情無いんだし。
お兄さんにそこまで言われるなら「私はもう関知しません」と。
相談者さんがテレ人に相談した理由は、思い止まらせて欲しいからなのか背中を押して欲しかったのか? わかりませんけど、もし私が回答者なら全然背中押しますよ~!
まるっきり手を放すのも気が引けるから、お兄さんにバトンタッチする方法がないか?という相談に読めました。それがあればよいのですが…
そうなんですね。
「もう手を引きたいんです!!」という相談なのかと思いました。
まぁ、いくら救急搬送されてもいずれは亡くなるでしょうし、その時に相談者さんが後悔しないようにすることが大事ですよね。
戻って来てしまったな…。定型文、目が滑る。母親の四十九日も終わらずにねぇ。やっと消えたと喜んでいたのに。
この兄という人は意志疎通が難しい人なんですよね?だから介護施設からこの相談者に通訳を頼んでくるんでしょう。施設は勝手に何も出来ないわけだから。
貧乏くじ引いちゃったのね。何かいい方法無いのかな?
体調悪くても治療しない、でいいのでは?
お兄さん、お金が大変なのよね、、、
葬儀はしてあげらるのかなあ
聞いていて…とても悲しくなりました。
お父さんがどのように子供たちと接してきたかが今の現状物語ると思います。
自分の気持ちに正直に、行動していいと思います。
看取りで延命措置の確認が初めからされてるのであれば、この先それほど長くないはず。
ここは兄の対応に感情的になって振り回されるのではなく、一度手を引いて、父との最後の整理を兄に任せてはどうかとアドバイスしていると解釈しました。私もその方が良いと思います。
私だったら、一度距離を置いて、いよいよお葬式になった時は、気持ちよく送り出したい。それは放棄していることにはならない。
相談者さん、最初に加藤先生に挨拶してないですよね。「はい」としか言ってなくてちょっとびっくり。最後に「ありがとうございました」って言うのかな?ってドキドキしながら聴いてました。
わたしもそれ、すごく気になりました。
子供が小学生の頃、連絡網で電話する家庭のお母さんが、何を言っても(挨拶しても)「はい」しか言わない人だったので、この相談者も変わった人なのかな??
と、ちょっとドキドキしながら聞いてしまった…。
最後まで聞いて、相談者にもそのお兄さんにも、お気の毒…という思いしかなかったです。