働く息子20歳が貸した5万円の回収方法の相談。手を尽くす相談者が叱られるの巻

テレフォン人生相談 2022年6月3日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女50歳 夫54歳 結婚している娘23歳 同居の息子20歳 3人暮らし

今日の一言: 必要とされることを必要とする人々。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、よろしくお願いいたしますう。

加藤諦三:
はい、最初に、年齢教えてください。

相談者:
あ、はい。50歳です。

加藤諦三:
50歳、結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
54歳です。

加藤諦三:
54歳、お子さんは?

相談者:
23歳の長女と、

加藤諦三:
はい

相談者:
あと二十歳の、長男です。

加藤諦三:
はい、分かりました。4人で暮らしてんですね?

相談者:
あ、長女は、嫁ぎました。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
今3人で暮らしてんですか?

相談者:
あ、はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分かりました。それでどんな相談ですか?

相談者:
あ、今から、1年1ヶ月前、に・・二十歳の長男が、

加藤諦三:
はい

相談者:
地元の・・1学年下の後輩に、

加藤諦三:
はい

相談者:
必ず返済するという約束で、

加藤諦三:
はい

相談者:
5万円を貸しましたが、

加藤諦三:
はい

相談者:
いまだに・・返済がなしです。

加藤諦三:
後輩というのは、学校のときの後輩?

相談者:
はい

加藤諦三:
割と長い間の付き合いの、人なんですか?

相談者:
あ、えーと、自分はその・・どの程度の付き合いだったかっていうのは、あんまり把握していないんですけれど、
うちには結構遊びに来てえ、たようです。

加藤諦三:
あー、そうですか。

相談者:
は、はい

加藤諦三:
それで長男は今・・働いてんの?それとも学生?

相談者:
働いています。

加藤諦三:
働いてるってことは5万円を・・別に、親から借りたわけではなくて、

相談者:
はい

加藤諦三:
も、自分で働いてるんだから、自分のお金を、貸したっていうことですね?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
それを聞いたときには、どういうふうに思ったわけ?

相談者:
とてもびっくりしたんですけれど、

加藤諦三:
うん

相談者:
「何をやっているん、の?」って(苦笑)叱りましたけど、

加藤諦三:
そいで、5万円の次に今、7万円、また貸してくれと言われてるとか、そういうんじゃないんですね?

相談者:
あ、はい、1回きり、です。

加藤諦三:
1回きりですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました、そうすっと今日の・・あなたの相談というのは・・息子の、借りたお金を・・どうしたら返してもらったらいいんだろう?、という、相談ですか?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
で、今まで息子さんは、金銭上のこういうような問題っていうのは、度々起きてたんですか?それとも初めてですか?

相談者:
3度ほど・・やはり後輩に、お金を貸したりとかっていうことは、ありました。

加藤諦三:
あ、今までもそういうことはあるの?

相談者:
はい

加藤諦三:
して、今までは返してもらってるのね?

相談者:
はい、返してもらってます。

加藤諦三:
今度初めて、5万円のときには・・返してもらってないということですね?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
で、あなたとしては、どうしたら、返してもらえるか?っていうこと?

相談者:
はい。あとその、後輩の親御さんのところに、

加藤諦三:
ええ

相談者:
わたしと、長男、と、催促に・・行きましたが、

加藤諦三:
はい

相談者:
あと、主人と・・長男、とでも、合計5回ぐらい、後輩の親御さんに・・

加藤諦三:
ええ

相談者:
催促、に、行きましたが、

加藤諦三:
うん

相談者:
「余裕がないので無理です」と言われました。

加藤諦三:
じゃあ、「余裕がないので無理です」ということは、もう・・相手は返すつもりはないっていうことですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
ということはあ、それなりの強引な形でも、返してもらいたいと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
いう気持ちはあなたのほうにはあるわけですね?

相談者:
あ、はい

加藤諦三:
分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

相談者:

(回答者に交代)

「働く息子20歳が貸した5万円の回収方法の相談。手を尽くす相談者が叱られるの巻」への34件のフィードバック

  1. 小学生時代の後輩・・・。
    普通先輩にお金は借りないと思うのだが
    息子さん年下にパシリみたいに使われてはいまいか。
    一度目の借金の時に親が手を貸していなければ
    お金を貸すことが何なのかすぐに分かっただろう。
    でもまあ、5万円くらいで済んで本当によかったですよ。

    1. 気にはなりますし、「それを言っちゃあ、おしまいよ!」ならぬ、「金を貸しちゃあ、おしまいよ!」というのが全てかなあと僕、正直思います。
      ご相談者の長男さん、先輩としてビシッと貸さずに説教していたらという感は否めませんよねえ。後輩も後輩、先輩を正攻法で立てて欲しいです。

      1. 一体何が気になるのか?
        なぜ脈絡もなく寅さんのセリフが出てくるのか?
        先輩を「正攻法で立てる」ってどういう意味なのか?正攻法って言葉の意味本当に分かってるのか?

        1. 一体何が気にならないのか?
          なぜ脈絡もある寅さんのセリフが出てきてはいけないのか?
          先輩を「正攻法で立てない」ってどうい

          1. もうコピペすら満足にできないんならコメント書くのやめとけよ。迷惑だよ本当に。

            1. 迷惑だと言われているコピペ行為を続けるのは単純に「嫌がらせ行為」であり「荒らし」です。

              1. 迷惑だと言われているコピペ行為を続けるのは単純に「嫌がらせ行為」ではなく「荒らし」ではありません。

            2. もうコピペすら満足にできるんならコメント書くの続けろよ。
              迷惑でないよ本当に。

  2. 俄には信じ難いような話でしたね。
    以前2000円をどうしても回収したいんだという相談がありましたが、あれは本人が電話してきた分まだ救いがあったのかも知れません。
    そういう意味では今回の件、中川先生の仰るとおり、息子さん本人が身に染みないと同じことの繰り返しでしょう。最悪、連帯保証人を引き受けたりすることだってあり得ますよ。
    手の掛かる子供が愛おしくて仕方ない相談者さんにそこまでの事態が想定できているでしょうかねぇ?

  3. 人に金を貸す時は、
    そいつにアゲルつもりで貸せ!!
    じっちゃんの遺言だっちゃ。

    1. そうそう、その言葉、まさしく「金を貸しちゃあ、おしまいよ!」なんですよねえ。
      実際、以前にも似た相談、あっただけに、また出たのかなあという感じもしました。

        1. 4月18日の相談に似ていたということでああいう発言が出たのだろうか?僕、今回の5万円戻らない件、勉強代と見ていいと思います。
          お金を貸したらまずは戻ってこないという意味での勉強代でもあり、「金を貸しちゃあ、おしまいよ!」なんだろうと受け止めています。

            1. 客観的に見て、(4月18日の相談に似ているという)このような発言が出たのでしょう。金銭トラブル、難しいですねえ。

            1. 迷惑だと言われているコピペ行為を続けるのは単純に「嫌がらせ行為」であり「荒らし」です。

              1. 迷惑だと言われているコピペ行為を続けるのは単純に「嫌がらせ行為」ではなく「荒らし」ではありません。

  4. 「必要とされることを必要とする人々」って、良く言えば世話焼き、悪く言えばおせっかい、もっと悪く言えば相手をスポイルして自立を妨げるタイプの人
    相談者も「困ってる人を放っておけない」性分なんだろうけど、子供にもそれじゃ、こんな脇の甘いお人よしになるよなあ

    中川先生も加藤先生も呆れてたけど、息子が今まで金を貸した連中に人として舐められきってたってことを、相談者は親としてもっと深刻に受け止めた方がいいと思う
    相談者がまだ50歳で、寸借詐欺レベルだからまだ鎮火できてるだけで、本当の性悪に目を付けられたら大火事だよ

  5. 加藤先生が例示された「退職後地域のトラブルに首を突っ込むオジサン」。いるなぁ地元の自治会の役員に。
    回覧板で住民の困りごとを募る。住民はここぞとばかりにアレコレ相談を持ち掛けるのだけど、利害が対立する案件が多く大抵は宙ぶらりんになる。それぞれが「あの件はその後どうなった?」と問い合わせるが、いやアレはボランティア的に話を聞いただけで必ずしも解決を約束したものじゃない。本当に解決を望むなら然るべき行政当局へどうぞと開き直っておしまい。
    結果住民間の対立を生み出しただけなのだが、オジサン本人は自分の元に相談が持ち掛けられたこと自体が嬉しくて堪らず地域の名士気取り。
    アレで暇を持て余す自分の存在意義を確認し承認欲求を満たしているんだなぁと常々眺めていたので、加藤先生のお話が非常に腑に落ちた次第。

    本筋と無関係な長文で失礼しました。

    1. これは良い長文。心当たりのあるオジサン、役員の方、良い意見もらいましたね。これに気づいたら明日からあなたの人生変わります。失礼します。カト先生はやはり偉大だ!

    1. そうです、それが言いたかったんだ!理解しない方、本当に多くって…。

      1. 理解しない方が多いのであれば、それだけ文章力に問題があるのだと思います。

    2. 勉強代と思わなきゃなのはむしろ母親の方。
      でもムチュコタン大好きコントロールマザーにはちっとも響かないねぇ。

  6. 子供の失敗をゆるせない、見守れない、そして口うるさく逐一介入する親、身近に知っています。
    その母親はそんな自分の姿勢を、むしろよかれと思っているようです。私はこんなに一生懸命子供を躾ているのに、いつもこの子は問題をおこして、私の言うこと聞かない。つらい、苦しい、と言っています。
    端からみれば、必要とされることを必死に見つけて、子供に食らいついてるようにしかみえませんが、本人は本当に無意識、無自覚なんですよね。
    彼女に今回のラジオ聞かせたらどんな感想言うのかな、と気になりました。

  7. 金目的で近寄って来る奴とは付き合わないこと!
    先輩のお言葉です、、、
    小生は故に先輩と付き合うことが出来ています。。。

    良い指導者(親も含む)に恵まれないと不幸ですね、。

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