ギャフンと言わせたかった諦めの悪い男が全国放送でギャフンと言う

テレフォン人生相談 2022年12月17日 土曜日

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 男55歳 婿入り 父は3年前に他界 兄は50歳の時に病死 実家に住む弟50歳独身

玉置妙憂:
もしもしい?

相談者:
あ、もしもしい

玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話様です。

玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。

相談者:
はい

玉置妙憂:
それでは早速ですが、今日のご相談はどのような、ご相談でしょうか?

相談者:
3年前に、

玉置妙憂:
はい

相談者:
親父が亡くなりまして。

玉置妙憂:
ええ

相談者:
うち、あの3人兄弟なんですが。

玉置妙憂:
はい

相談者:
兄貴は家(うち)を建てて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
50のときに、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ガンで亡くなっちゃったんですよ。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、わたしはあのお、次男なもんで、

玉置妙憂:
うん

相談者:
婿に来ました。

玉置妙憂:
うん

相談者:
そいで、弟は、ちょっと、相手が見つからずに、

玉置妙憂:
うん

相談者:
家(うち)にいて。

玉置妙憂:
うん

相談者:
親父と、2人で過ごしてました。はい

玉置妙憂:
ちなみに今、弟さんておいくつですか?

相談者:
弟は50です。はい

玉置妙憂:
50歳、あなた様は?

相談者:
55です。

玉置妙憂:
55歳

相談者:
それでね、弟の、不手際と言いますか。

玉置妙憂:
うん

相談者:
親父が、お風呂入ってるときに、

玉置妙憂:
うん

相談者:
溺れて、亡くなっちゃったんですよ。

玉置妙憂:
うーん、うん

相談者:
それでね、死んでから遺産の話になったんですが。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
最初はあ・・「遺産なんてない」なんてごまかれてまして。

玉置妙憂:
うん、弟さんに?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい

相談者:
でも実は、貯金が、1千、600万から700万ぐらいあったんですよ。

玉置妙憂:
はい

相談者:
それでね・・ま、自分もあの、次男だったんで。

玉置妙憂:
うん

相談者:
親父からはそういう話は聞いてたんです。

玉置妙憂:
はい

相談者:
それでも弟はそういう最初嘘をつきまして。

玉置妙憂:
うん

相談者:
それで、弟がね?

玉置妙憂:
うん

相談者:
土地を取りまして。

玉置妙憂:
うんふん

相談者:
それで貯金も1千万取りました。

玉置妙憂:
あー、お父さんと一緒に住んでいたのは、

相談者:
はい

玉置妙憂:
土地付きのお家だったんですよね?

相談者:
そうです。
うちはもう古かったもんで、家(うち)のお、価値はたぶんないと思うんですけども、

玉置妙憂:
ないけど。うん

相談者:
土地は・・たぶん、

玉置妙憂:
な&#

相談者:
坪お、25っぱから、30万ぐらいあったと思います。

玉置妙憂:
うん。で、何坪ぐらいあるの?

相談者:
それが・・70坪

玉置妙憂:
ななじゅ、おっきな家ですね、70坪あって、

相談者:
はい

玉置妙憂:
名義はお父さん?

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
はい、はい、はい
で、その土地を、取ったっていうことは、もう名義変更されたってことですか?

相談者:
たぶん、そうだと思います。うん

玉置妙憂:
うん
で、それは弟さんの名義変更で弟さんの物になって。

相談者:
はい

玉置妙憂:
で、貯金も、1千万は取って、しまった?

相談者:
取ってしまった、ていうことです。

玉置妙憂:
それは無言で使っちゃったってイメージですか?

相談者:
兄弟に相談しないで決めちゃいました。

玉置妙憂:
決めちゃったっていう、うん

相談者:
うん。そいで・・後見人じゃあないですけども。

玉置妙憂:
うん、ふん

相談者:
親父の、

玉置妙憂:
はい

相談者:
お姉さんがまだ生きてまして。

玉置妙憂:
はい

相談者:
92なんですが。

玉置妙憂:
92歳

相談者:
うん

玉置妙憂:
お父さん亡くなったのはおいくつでした?

相談者:
88です。

玉置妙憂:
88歳、はい

相談者:
はい

玉置妙憂:
で、お姉さんが生きてて、はい

相談者:
はい
そいで、後見人みたいな形になって。

玉置妙憂:
お兄さんの?

相談者:
弟の。

玉置妙憂:
あ、弟の?、はい、はい、はい、はい

相談者:
はい・・ほとんど、わたしがやってたことは見ないで、弟のやってたことだけを見てるんですよ。

玉置妙憂:
お父さんのお姉さんていう人がね?

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
うん、後見人っていうか、ま、面倒看てるって感じかな?

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
うん、うん、うん

相談者:
それで自分も・・親父が病気になったりとか、そういうことがあったら、自分が、あの、洗濯物取り行ったりとか、

玉置妙憂:
うん

相談者:
いろいろそういうことをやってたんですが。

玉置妙憂:
はい

相談者:
親父と弟が1回、インフルエンザになりまして。

玉置妙憂:
はい、はい

相談者:
「うちにちょっと来てくれないか」って言われたんですよ、動けないから。

玉置妙憂:
うん、うん、うん

相談者:
でも、そのときに、わたしがね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
早出をしてまして。

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・「今頃、言われても」お、「早出変わってくれる人もいないし」

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
「ちょっと無理だ」って言ったんですよね?。

玉置妙憂:
うんふん

相談者:
そしたら・・親父の、姉(あね)さんが・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
うちの父親のことを全然看ないんじゃない?という、ような・・

玉置妙憂:
あー

相談者:
感じを持ちまして。

玉置妙憂:
あなた様がね?

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
うん、うん、うん、うん

相談者:
そいで、自分にはほとんど、財産なん、やらなくていいっていうようなことを弟に話したらしいんですよ。

玉置妙憂:
ああ、お姉さんが?、うん

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
うん

相談者:
うん・・それで自分は、350万

玉置妙憂:
あ、350万?、まだ預貯金が余ってましたもんね?

相談者:
うん

玉置妙憂:
350万もらった。はい

相談者:
そのときにね。

玉置妙憂:
うん

相談者:
最初も話(はなし)したときに、

玉置妙憂:
うん

相談者:
弟は、これからあ、親父の、葬儀と、

玉置妙憂:
うん

相談者:
何年祭っつのかな?・・&#△%?

玉置妙憂:
うん、うん、うん、うん、一周忌とかね。

相談者:
そういうので・・

玉置妙憂:
うん、うん、うん

相談者:
に、お金が使うってことで「600万そこん中に」、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「含まれてる」って言いました。

玉置妙憂:
あ、自分が取った1千万の中に?

相談者:
はい

玉置妙憂:
はい、その法要代が、含まれてるんだと。

相談者:
うん

玉置妙憂:
なるほど。うん、うん

相談者:
うん・・でもお、母親は8年ぐらいに亡くなって。

玉置妙憂:
うん

相談者:
母親のことはなんにもやらないんですよ。

玉置妙憂:
・・うん

相談者:
そいで、父親のこともやるとは思えないんで。

玉置妙憂:
あー、つまりお母さんの、その、

相談者:
うん

玉置妙憂:
うん、3回忌とかやってないのに、

相談者:
うん

玉置妙憂:
お父さんのことをやるとは思えないと。うん、うん

相談者:
そうです。

玉置妙憂:
うん

相談者:
そして・・一番最初にね?・・話したときにい、

玉置妙憂:
うん

相談者:
20点ぐらい、

玉置妙憂:
うん

相談者:
こんなことやりますよって書いて・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
値段も、もう、1円単位で書いてあったんですよ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
自分が「書類を持って来い」って言ったらやっと3週間ぐらいに、前に持って来たんですよ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・そしたら、あのお、葬式代がね?

玉置妙憂:
うん

相談者:
互助会って分かりますかね?

玉置妙憂:
うん、分かります。はい

相談者:
うん、そいでそれが230万、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あったんですよ。

玉置妙憂:
うん

相談者:
・・100万しか使ってなくて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
530万ごまかしてるんですよ。

玉置妙憂:
うん、うん、うん

相談者:
うん。あとお、貯金は全部合わせると、

玉置妙憂:
うん

相談者:
あと100万余るっていうことで。

玉置妙憂:
うん

相談者:
100万は、

玉置妙憂:
うん

相談者:
「自分は、父親の最後に、までいたからもらう」って言ったんですよ。

玉置妙憂:
うん、うん、ふん、ふん

相談者:
でも・・父親と弟は仲悪くて、ちょくちょく喧嘩してて。

玉置妙憂:
うん

相談者:
喧嘩があると、自分のところに電話が、親父から来て、

玉置妙憂:
うん

相談者:
愚痴を聞いたり、いろいろしてたんですよね。

玉置妙憂:
うん、ふん、ふん

相談者:
だから、そんな・・最後までいたから・・なんかしたっていうことでもないんですよ。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
そういうう・・ことがありまして。

玉置妙憂:
うん

相談者:
弟があ・・信じられないんですよね?。

玉置妙憂:
うん、ふん、ふん

相談者:
実際にそんなに取っていい物かどうか。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
自分は、350万しかもらってないんで。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
弟は土地・・

玉置妙憂:
土地から・・お金からね。

相談者:
あとお金が・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
1千万も、

玉置妙憂:
うん

相談者:
取って、ていうことで。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
でもね、最終的に言われまして。
・・遺産分割協議書っていうのかな?

玉置妙憂:
うん

相談者:
最後に書くやつ。
・・それをね、ここにハンコを押してくれ、押してくれって、ま、で、そうしないと・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
銀行からお金が下りないからって言われて、

玉置妙憂:
うん

相談者:
押しちゃったんですよ。

玉置妙憂:
押しちゃったんですね?

相談者:
で、押しちゃったからあ・・もう、しょうがないっていうことで。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
たぶん、自分も「明細見たいから・・見さしてくれ」って言ったら3週間ぐらい前に持って来て。

玉置妙憂:
うん

相談者:
お葬式代とかそういうのもいろいろごまかしてるというのがわかって。

玉置妙憂:
ん、うん、うん、うん

相談者:
うーん・・ちょっと、今・・頭に来てるというか、そういう感じなんですよね。

玉置妙憂:
悶々としてる、そうですよね。

相談者:
はい

玉置妙憂:
えっと、お父さま、3年前にお亡くなりになって、ま、そのあと

相談者:
はい

玉置妙憂:
遺産のなんだかんだがあって、今おっしゃったみたいに、

相談者:
はい

玉置妙憂:
ま、だいぶ

相談者:
はい

玉置妙憂:
あの、弟さんのほうが・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
ま、不当に?多く持ってっているような気がすると・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
いうことですよね?

相談者:
はい

玉置妙憂:
簡単に言うと。

相談者:
はい

玉置妙憂:
でも、遺産分割協議書っていうのには、ま、ハンコを押してしまって。

相談者:
はい

玉置妙憂:
で、3週間前に、明細を見せろと言われたらごまかしているということを、お葬式代ね?

相談者:
はい・・はい

玉置妙憂:
なども分かって。

相談者:
はい

玉置妙憂:
もう、ちょっと今、悶々としてると。

相談者:
そうです、そうですね。

玉置妙憂:
うん
できれば、今後、何かの策を取って。

相談者:
はい

玉置妙憂:
平等な、

相談者:
はい

玉置妙憂:
分配をし直す・・

相談者:
はい

玉置妙憂:
ことができればいいなってお考えですか?

相談者:
そうです。今まであの、近いい、弁護士さんとか。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
街の無料の相談のところに行ったりとかしたんですけども。

玉置妙憂:
お、行かれたんですね?
うん、先生方はなんと?

相談者:
うん・・やっぱりこの調停書を押しちゃった限りは、もうどうにもならないと。

玉置妙憂:
ならないと。うん

相談者:
うん、うん
そう言われました。

玉置妙憂:
うん

相談者:
それでも・・なんとか・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
一、言でもギャフンと言わしたいというかね?

玉置妙憂:
うん、一泡吹かしてやりたいと。

相談者:
そういうのがありまして。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
弟と仲悪くなったのはあ、親父の、

玉置妙憂:
うん

相談者:
姉(あね)さんのせいなんで。

玉置妙憂:
うん、うん、ま、それ

相談者:
うん

玉置妙憂:
なんか入れ知恵されたっていうかね?

相談者:
うん

玉置妙憂:
うん

相談者:
だから、親父の、姉(あね)さんにも、ギャフンと言わせたいと。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
うん、そういう感じがありまして。

玉置妙憂:
そうでしたか。
分かりました。では先生に、

相談者:
はい

玉置妙憂:
お訊きしてみましょう。

相談者:
はい

玉置妙憂:
今日お答えいただきますのは、弁護士の、中川潤先生です。

相談者:
あ、はい

玉置妙憂:
では先生、よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)

「ギャフンと言わせたかった諦めの悪い男が全国放送でギャフンと言う」への10件のフィードバック

  1. 遺産分割協議に判を押したら、そこで試合終了でしょう。

    ただ、誤魔化しまくった弟の悪行を知ってて「実は故意に風呂に沈めたのでは?」と疑わないあたり、ヒトとしてまだ冷静さを保っているとも言えます。

    ギャフンと言わせたいなら、殺人であることをコツコツ立証していくという手もあるかもしれませんけど、これは私が薄汚れた心の持ち主なので、こんな発想になるんです。

    前を向きましょう。

    1. 印鑑主義は今でも残っているだけに、印鑑を押して承認したので、仰る通りそれで解決したというのが結果でいいのではないかと思いますよねえ。
      玉置さんも余りコメントしなかったことを考えると、相続のことはもう忘れて、何とか前を向いて、家族を大事に生きていって欲しいと思います。

  2. 遺産は貰うものではなく、残すべきものやで。遺産貰おうなどと考えてる様な人間にちゃんとした人生は生きられない。

    1. 仰る通りですが、2時間ドラマによくあるパターンなんですよねえ。ちなみに、テレ東版浅見光彦はあてにならないので、見たことがありません。
      三代目J SOUL BROTHERSの岩田剛典さんが務めているからなんですが、若者向けグループのメンバーで、何か信用がなさそうで…。
      ちなみに、昔は『相棒』でおなじみの水谷豊さんや辰巳琢郎さん、沢村一樹さん、榎木孝明さんなど、多くのレジェンド俳優が演じていたんです。
      余談ですが、2時間ドラマと言えば殺人事件ネタが定番ですが、遺産争い関連ネタも結構あり、昔はよく見ていたことを思い出してしまいました。

        1. 被相続人さんが言っていることがその通りと言った上で、例えを出したのでは?
          「遺産=残すもの」に関して、私も被相続人さんや匿名さん2人と同じだろう。
          ただ、遺産と相続はネガティブなイメージが強く、2時間ドラマでもよく出る。
          もしパーソナリティが玉置さんでなく加藤さんだったら、どんな格言が出たか?

  3. 弟は生涯独身で子どがいないのなら、弟より長生きすれば残されたものは全て相談者にいきますよね?
    イライラせずに心身ともに健康で長生きしましょう

  4. 90近い父親を弟一人に任せきりにして、頑固な年寄りと生活する苦労を慮りもせず「弟は何もしてない、父親は弟のせいで死んだ、金をよこせ」
    卑しいの一言。

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