兄殺しが帰ってくる!阻止する手立てなし。加藤諦三がかける僅かな望み
テレフォン人生相談 2022年12月19日 月曜日
相談者: 男63歳独身 兄弟の長男は次男に殺され、次男73歳は服役中
今日の一言: 誰にも言えないことをポロっと人に言えたときに人間は変わります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。
相談者:
63歳になります。
加藤諦三:
63歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
いえ、独身です。
加藤諦三:
独身ですか。離婚して独身?、それともずっと独身ですか?
相談者:
ずっと独身です。
加藤諦三:
ずうっと独身、はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんな相談ですか?
相談者:
えーっと、11年前にですね・・
加藤諦三:
うん
相談者:
うちの次男が・・刑務所に入りまして。
2年後に出所するんですよ。
加藤諦三:
次男というのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
73歳になります。
加藤諦三:
73歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、次男は、結婚してんですか?
相談者:
いえ、してません。
加藤諦三:
あ、そうですか。次男も、独身で、今、刑務所にいるという。
相談者:
そう
加藤諦三:
はい
相談者:
あ、はいそうです。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、出所したときに、家に戻って来られると・・
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、困るし・・あの、会いたくもないので。
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの、そういうふになんかする方法っていうか・・
加藤諦三:
あー、&#、家に戻って来られると困ると・・
相談者:
そういったことって、できるのかな?・・
加藤諦三:
だから、家に、戻って、来ない方法を、は、なんかないですか?ていう
相談者:
そうです。
・・そうですね、はい
加藤諦三:
それで・・当然73歳ですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
家に戻って来る可能性っていうのは・・強いんですか?
相談者:
強いですね。
俺が今住んでるとこは、昔から実家あ、になるんですけども。
加藤諦三:
はい
相談者:
きょうだいはみんな、出てて。
加藤諦三:
ええ
相談者:
結局俺が相続して、済んでるって形なんですけども。
加藤諦三:
ん・・あーあ
相談者:
刑務所に入る前もずっと、兄は、家にいましたので。
加藤諦三:
・・そうすると、あなたはこの・・今、刑務所にいる・・
相談者:
はい
加藤諦三:
兄と・・
相談者:
はい
加藤諦三:
かなり長く、一緒に生活してるわけですね?
相談者:
ええ、家には一緒にいました。
加藤諦三:
小さい頃からずっと一緒なんですか?
相談者:
えっと、俺が、小さい頃は、中卒で、兄は、外へ出て行って仕事してましたんで。
加藤諦三:
ええ
相談者:
俺が、ちょっと大きくなってから、家に戻って来て。それからずっと家にいるっていう形です。
加藤諦三:
刑務所、と言っても・・何、で刑務所に行ったんだか、よく知りませんけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
かなり・・何か・・
相談者:
うちのお袋が死んだときに、
加藤諦三:
は
相談者:
うちの長男が、相続したんですけれども。
加藤諦三:
はい
相談者:
と、ちょ・・
加藤諦三:
長男は今は、どうしてんですか?
相談者:
うちの次男が結局殺害っていう形なんですよ。
加藤諦三:
あっ!長男を?!
相談者:
はい
加藤諦三:
ああ
相談者:
その頃、は、長男と次男とわたしと3人で家に、いるんですけども。
加藤諦三:
うん・・で、その頃は、仲は
応じて
次男はちょっと、ええ
加藤諦三:
良かったんですか?3人は。
相談者:
いや・・俺と長男はまあまあだったんですけど。
加藤諦三:
ああ
相談者:
次男は仕事も何もしないで、ただ、ずっとうろうろしてるんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
まったく良くないです。
加藤諦三:
あーあー・・そうすると、あなたとするとお・・この次男が・・あなたと一緒に生活を始めるっていうことは・・
相談者:
うん
加藤諦三:
非常に気持ちが、重たいんですね?
相談者:
無理ですね、もう、オッホホ(苦笑)
喧嘩になるっていうか。
ええ、とても一緒にはいれない。
加藤諦三:
喧嘩になるっつても、大変・・怖いね、だって。
相談者:
怖、はい・・そうです。
加藤諦三:
長男を・・殺害してるっていうことになると。
相談者:
ええ、逆恨み的なのもあると思うし。
加藤諦三:
ええ
相談者:
小さいときから・・全然、あまり、(ため息)良くなかったっていうか。
加藤諦三:
小さい頃からいろいろ問題は起こしてたわけね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
だから、兄弟からもお、誰からも、好かれてないし。
加藤諦三:
・・あああ
兄弟・・が、みんないろいろ問題を起こしてるっていうことよりも・・
相談者:
はい・・はい
加藤諦三:
この、刑務所にいる次男が、いろいろ・・兄弟の中で、問題を起こしてるっていうことだったわけですね?
相談者:
そうです。はい
加藤諦三:
それで今日のあなたの相談というのは・・
相談者:
はい
加藤諦三:
この次男が・・
相談者:
&#△%
加藤諦三:
戻って来る、のを、どうやったら・・
相談者:
うん。戻って来ないようにしてほしいし。
加藤諦三:
うん
相談者:
もし・・戻って来たとしても・・
加藤諦三:
うん
相談者:
家には・・入ってほしくないんですけど(苦笑)・・ええ
加藤諦三:
大変難しい問題ですよね?・・だって・・人間の・・個人的な行動の自由っていうのは、基本的な権利ですから。
相談者:
うん
加藤諦三:
困るからっていう形で・・
相談者:
うん
加藤諦三:
止める方法・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
大変難しい問題だと思いますけども、
相談者:
あー、はい
加藤諦三:
今日はあの、スタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の中川潤先生がいらしてるので、
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
出所後、最低限の生活は整えてあげて、
あとは関わらないようにするしかない。
変な対応すると、
相談者の命が危うくなる。
刑期を全うして罪を償った、
個人的な行動の自由の権利、
って言っても、
自分の身の危険があるし、
元○人犯とは関わりたくはないでしょうよ。
こういう時は警察よりも、警備会社と契約した方がいいらしいです。警察は通報しても、すぐ来れないこともあるし、警備会社だとすぐ来てくれるらしいです。
家を捨ててでも、逃げるしか無いんじゃないかって思うんだけど、それも難しいのかな
ご相談者さん、三男ということですかあ。とはいえ、家を捨てて逃げるというのも手だとは思いますが、捨てるも地獄、売るも地獄なんでしょう。
売ったとしても移転先が登記で分かるだろうし、持ち家があるから賃貸、特に公営はご法度ですから、中川さんが言う警察に相談が最優先かなあ?
売主は登記する時点での住民票の住所で登記されますから、買い手の方に登記を移した後に住民票を移せばばれませんよ。
相続して自分の家になっても、元実家というだけで、きょうだいが住むことを拒めないもんなんですかね?
だって、もう自分の家でしょう?
詳しい方お願いします!
NPO団体で出所者にアパート貸して生活の世話してくれるとこあります。
相談者、たどりつけますように。。
権利云々の前に、相手は血を分けた兄弟を殺すような奴だから常識が通じる訳が無いですよ。拒否しても押しかけてくるでしょうね。ヒグマが毎日餌を食べにやって来るようなもの。家を捨てて逃げるか相手を撃ち頃すしかないんですよ。
加藤先生、綺麗事ですが…と前置きしての言葉でしたが、性善説頼みではなんとも心許ない…。
加藤先生の言うとおりで、そういう流になったところで、相談者の思いが変化するとも思えない。
当事者にしかわからない苦労や苦しみその他諸々、いかばかりのものか、わたしの想像では追いつかないな…。
次男、兄殺人で懲役13年。殺人罪にしては刑期が短い気がする。情状酌量が入ったのだろうか。
案外次男も相談者と同じく戦々恐々してるのかもしれない。相談者宅を訪れる可能性は微妙。
それにしても兄弟揃ってずっと独身なのも特異である。
やはり身内に親族間の殺人犯がいるとなると
なかなか結婚も難しかったのでしょうね。
これ以上兄によって人生を壊されたくないでしょう。
全てをなげうって逃げられるならとっくにそうされているだろうし
難しい相談でしたね。
兄との揉め事が相続に関することも含んでいたなら、
こんどは欠格事由とはいえ全部持ってかれた弟に
矛先が向くことも否定できない。
家族もいないのであれば家処分して引っ越ししてしまうのが一番なんどけどね。
スペシャルウィーク実質後半に入りましたが、今回は八方ふさがりの結果ですねえ。
家を処分しても登記で引越先がバレそうだし、このままでは警察相談案件でしょう。
家を売って、誰も知らない片田舎の老人ホームに入所してしまうしかないのかなぁ。
それか、人口100人くらいの離島か海外へ移住。
次は俺かもと思って夜も眠れないよなぁ。
確かにその手もあるが、ご相談者さん、要介護度はどのくらいなのか?施設入所だと要介護じゃなければ厳しいし、本当に困ったもんですよねえ。
『ずっと独身です。』→『うちの次男がぁ、』
ここに?となったのは私だけのようですね。
最近の加藤さんはご自分が相談者を分析したいという気が強すぎない?
相談の段階でまだまだ聞き取って欲しい事があるんだが。
事件の動機とか経緯とか、家を出た他のきょうだいの事とか。
15年くらい前からそんな感じです。
出所後に帰る場所が色んな事情でないときの待避所のような寮の施設は各県にあります
長期でいられるかどうかは知りませんが
最後までヘラヘラ感は消えなかったけど、最後の最後で声が変わった。兄弟を犯罪者としか見ない世間、でも小さい頃の、犯罪者じゃなかった兄弟を知ってるのはもう相談者しかいない。ほんとは助けたいんじゃないかな…