子無し夫婦が社会貢献したくて里子。白羽の矢が立つも8年前とは変わった熱量
テレフォン人生相談 2023年2月21日 火曜日
相談者: 女51歳 夫56歳
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
もしもし、
今井通子:
はい、
相談者:
よろしくお願いします。
今井通子:
はあい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
大っきい決断、をしなきゃならない、状況なんですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
それが・・どうしても、あのう、決断ができないので、
今井通子:
はい
相談者:
どういうふうに、心を持ってったらいいのか、を教えていただきたくて電話しました。
今井通子:
はい。
まずあなたおいくつでしょう。
相談者:
51です。
今井通子:
51歳。
ご主人いらっしゃいますか?
相談者:
はい、56です。
今井通子:
56歳、お子さんは?
相談者:
は(わ)、おりません。
今井通子:
あ、いらっしゃらない。
相談者:
はい
今井通子:
ご主人は、自営とか会社員とか、
相談者:
会社員です
今井通子:
会社員。
あなたは?
相談者:
パートです。
今井通子:
パート、はい。
相談者:
はい
今井通子:
で・・大きな決断っていうのは、内容は話していただけるの?
相談者:
今後、あのう、第2の人生じゃないですけれども、ちょっとあの社会活動をしようと、夫婦で、思ってることがありまして。
今井通子:
はい
相談者:
準備で・・大体、8年前ぐらいからもうやっていて、
今井通子:
はい
相談者:
児童福祉に関するような、社会活動、なんですけれども。
今井通子:
はい
相談者:
2人に、子供がいないということもありまして・・
今井通子:
あー。
相談者:
はい。
で、今まで2回ぐらい短期の?そういうのを、実際やったことがあるんです。
今度あのう、また、仕事がきましてえ、今回、8年経ってしまったのでえ、自分たち、この8年間、思いも募ってる・・一方で、やっぱり今、40代の初めの頃と、今の年齢とではやっぱりちょっとモチベーションの持ち方がちょっと変わってきちゃってまして。
今井通子:
はい
相談者:
自分の気持ちに従って、やめていいのか、それともやっぱりここまで頑張ってきたから、やろうかっていうのを本当にもうこの1ヶ月近く・・迷ってる、状況なんですけれども。
今井通子:
なるほど。
それは、あなたが迷ってらっしゃるの?ご夫婦で迷ってらっしゃるの?
相談者:
そうですね・・どちらかといえば私が、やっぱすごく責任持ってやんなきゃならない仕事なので、
今井通子:
うん、なるほど。
相談者:
で私は、パートも辞めなきゃなんないん、ですよ。
一番影響があるのは私なので、夫はどちらかと言えば「私に合わせるよ」っていう感じではあるんですが。
責任も重いし、
今井通子:
うん
相談者:
長期的に、関わらなきゃならない仕事なので、
今井通子:
うん
相談者:
で、私、たち、子供もいないこともありまして・・8年前ぐらいからもう、やっていて、その間に短期で2人ぐらい・・そういう、ちょっとお子さんと関わったりはしたんですけども、
今井通子:
うん、短期ってどれぐらい?
相談者:
一番長いのが2ヶ月・・
今井通子:
はい
相談者:
あと1週間とか、1ヶ月とか。
今井通子:
はい
相談者:
同じ人が来たときもあったんで、2人なんですけど。
今井通子:
ちょっと待って、
相談者:
はい
今井通子:
2ヶ月・・来たのが2人、
相談者:
1人の人が、2ヶ月と1週間来て、
今井通子:
うん
相談者:
で、もう1人1ヶ月の子がいた。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
でこれは、何年前ぐらいなの?
相談者:
これは、今からあ・・三年前。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、今回決断を迫られてるのは、
相談者:
はい
今井通子:
またどこかから、依頼が来たわけ?
相談者:
そうですねえ。
今井通子:
うん
相談者:
はい。
これ・・里親、なんですよ。
今井通子:
うん、うん
相談者:
で・・秘密を、守らなきゃいけないのであれなんですけど。
あの、都道府県から、委託が来ないと、そのお、仕事でやっぱ、ボランティアはないんですけれども、
今井通子:
はい、はい
相談者:
でも今回、そのう・・お子さんが、「仕事はやめてくれ」っていう指示もあってえ、で、なおかつやっぱり、いろんな状況のお子さんがいて、今回はちょっと、長期になるんで、成人まで、ってなる・・ので、
今井通子:
あーあ、なるほど
相談者:
だけど、ここで諦めてしまっていいのか?
すごく、自分で・・ここまで頑張ってきて、あれなんですけれども。
で、ここで断ってしまうと、次またあるかどうかがわからないっていうのは、すごく・・あって、
今井通子:
うん、うん、うん
相談者:
私が決めるしかないんですけれども、
今井通子:
うん。
相談者:
どうしてももう・・片っぽに決めると「あやっぱり」ってなって、片っぽに決めると「あやっぱり」って
今井通子:
(笑い)アハハハ
相談者:
結論が結局出ない・・ことなんで、す。
今井通子:
うん。
相談者:
実際やってみないと、あの、その、お預かり、するわけなんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
お子さんがあ、例えば、
今井通子:
うん
相談者:
健康な形に、私がケアしてあげることができないってことも、絶対ありえることですし、
今井通子:
うん
相談者:
逆に・・のびのびと育っていくこともあるでしょうし、
今井通子:
うん
相談者:
自分の子供と一緒で、誰もわからないことだと思う(苦笑)・・ただ自分たちの人生に、すごく影響・・今後の、2人でやったら気楽に楽しく生きていける・・かもしれないのに、あえてここで一歩踏み出す。
で、8年前だったらその元気があったんですけれども・・今ちょっとそこら辺が・・すごく、悩んでるんですよ・・
今井通子:
うん。
身の回りにいらっしゃる、
相談者:
はい
今井通子:
同世代の方々、
相談者:
はい
今井通子:
若いと思いますか?それとも・・ちょっと元気ないもう年取ってきたと思いますか?
相談者:
あ、「ちょっと年取ってきたなあ、みんな」って思ってます。
今井通子:
あー、なるほどね?
相談者:
はい
今井通子:
あとは体力的に?
相談者:
はい
今井通子:
パート、何やってらっしゃるかわかんないけど、
相談者:
はい
今井通子:
なんか、かったるい、疲れるっていう感じですか?。
相談者:
ちょうどお、体の、変わり目って言うか、50ぐらいでそれを実感しているときなんですね?今、あのう・・「ずいぶん疲れやすくなったなあ」とかあ、
今井通子:
うん
相談者:
「ひざが痛いなあ」とかって、今まで全くなかったことが出てきてるときなのでえ、
今井通子:
うん・・なるほど。
要はだから、体力的な?精神面もそうなんだけど、
相談者:
はい、そうですね。
今井通子:
体力的な問題として、
相談者:
はい
今井通子:
こっから先、
相談者:
はい
今井通子:
「やっていけるかな?」と思ってらっしゃるわけ?。
相談者:
いや、というよりかはあ、精神的な方ですね。
やっぱパワーもいるし、選んだことによって起こる結果を?
今井通子:
うん
相談者:
どうやって受け止めたらいいんだろうっていう、ところ・・ですね。
今井通子:
ちなみにちょっと、周りを、お聞きしたいんだけど。
相談者:
はい
今井通子:
お父様とか、お母様お元気?。
相談者:
はい、両親は、あのう、ちょっと離れたところで2人で。
かなり高齢なので、協力しながら、なんとかやってます。
今井通子:
であなたは、ご兄弟とかいらっしゃる?。
相談者:
はい、姉がいます。
今井通子:
お姉さんおいくつ?
相談者:
50、4。
今井通子:
で、あなた、お子さんいらっしゃらないのだけど、お姉さんとこ、お子さんいらっしゃる?
相談者:
わ(は)いない、です。
今井通子:
ご兄弟は、お2人なの?お姉さんと。
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
あーあ・・そうかあ、じゃあその、若者を見るチャンスが今のところ減っちゃってるわけね?。
相談者:
あ、全くないん・・ですよ。
今井通子:
うん
相談者:
はい。
今井通子:
ん、なるほど。
相談者:
はい。
今井通子:
(吸って)今まで、の・・経験?の中で、
相談者:
はい
今井通子:
2ヶ月とか、
相談者:
はい
今井通子:
預かりましたよね?。
相談者:
はい
今井通子:
経験の、思い出?
相談者:
はい
今井通子:
みたいなものは、
相談者:
はい
今井通子:
どうですか?「しんどかった」とかあ、
相談者:
あ、はい。
今井通子:
逆に・・いい思い出?「楽しかった」とかあ、「やりがいがあった」とかあ、
相談者:
◆#$%
今井通子:
正、負、どっちが、思い出に多いですか?。
相談者:
当時は大変でしたけどもお、
今井通子:
うん
相談者:
「やりがいがあった」っていう、記憶で残ってます。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
そういった環境の中で、
相談者:
はい
今井通子:
ご心配、事としてはさっき、「精神的にやっていけるかどうか、わかんない」っておっしゃったけど、
相談者:
そうですね・・
今井通子:
他に何かありますか?
相談者:
一番はやっぱ、こういうとき、どういう・・プロセスで決断て、してるのか?っていうのがすごく・・それとも、もう、そういう事柄じゃない、事柄で(苦笑)ただ本当に、どっちかで、「エイヤ」って決めることでしかないのかあ?
今井通子:
あー、なるほどね?
相談者:
はあい
今井通子:
いいご質問ですね。
ということで、今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の塩谷孝之先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
どういうふうなあ、ね?
相談者:
はい
今井通子:
状況を、加味して、
相談者:
はい
今井通子:
決断するか、みたいなところを、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
ありがとうございます。はい
今井通子:
はい
(回答者に交代)
難しいよなぁ〜
知り合いが不妊治療を受けたりしても、叶わなくて諦め切れず
2回ほど里親制度でお子さんを預かっていたけど、、、
相性が合わなかったんだ!と、言っていた事を思い出しました
何回か、よそ様の子をお引き受けして、
充分貢献されたと思いますし、
大変さが分かっておられるからこその躊躇だと思うので、
だったらお止めになったほうがいいのではと思いました。
これからはご主人との別の楽しみを新たに見つけるのいいと思います。
何か先生方お二人して受諾させる説得ともとれる
感じ(個人の感想ですが)でちょっと違和感感じました。
相談者さんが里親を引き受けたい気持ちは素晴らしいと思います。でも、実子であっても思春期の子育てには苦労します。
私のもと同僚が里親をしていて、年末年始や夏休みなど限定の短期だそうです。相談者さんも負担の少ない活動をしては?
20歳まで預かるお子さんは今何歳なんでしょうね。まだ幼かったらとても長い期間になるし、ある程度の年齢ならそれはそれで難しい課題が多いと思います。社会貢献活動とても素晴らしいけどご夫婦の無理のない範囲で頑張ってほしいです。他の方のコメントにもありましたけど、先生方は受諾して欲しい方向でお話進めていましたけど、現役子育て中(超キツめの反抗期真っ只中)の私が、もし相談者さんの身近な友人知人だったとして、この相談をされたら、決して前向きな後押しはできないなぁと思いました。。。
迷うくらいならやめた方がいいと思う。子供を長期にわたって育てる、ということは当然大きな責任を伴う。途中で投げ出すようでは、かえって引き取るお子さんの心に傷を残す。お子さんがおいくつかは知らないが、50代は、夫婦ともに体に変調を来しやすい時期でもあり、また老親の介護問題が降りかかることも考えられる。若いときとは状況が違いすぎると思う。
僕も全く同じ意見で、迷うくらいなら絶対やめた方がいいと思いますし、里親ではなくても、何らかの形で貢献できることも多々あると思います。
ご相談者さんのお姉さんも子供がいらっしゃらないそうなので、今後の終活を考えながら、施設に勤める形で貢献することを勧めたいところです。