命と引換えに離婚阻止!無駄になったリフォーム代が葬式も出ない嫁に支払い義務
テレフォン人生相談 2023年6月17日 土曜日
奥さんが請求していた一千万は、もちろん大半が財産分与。
父子で交わした覚書。
まさか、こういう形で功を奏するとは思いもよらなかったろう。
相談者: 男75歳 妻と二人暮らし 息子52歳(自死した) 息子の嫁 孫息子26歳 孫娘19歳
玉置妙憂:
もしもしい。
相談者:
あ、もしもしい?
玉置妙憂:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい。どうも、お忙しいところ、ありがとうございます。
玉置妙憂:
よろしくお願いいたします。
それでは、早速ですけれども、
相談者:
はい
玉置妙憂:
今日のご相談を、まずは簡単に、教えていただいてよろしいですか?
相談者:
はい。私、は、75歳なんですけど、
玉置妙憂:
はい
相談者:
私、のことじゃなくて、ま・・息子のことなんですけどね?
玉置妙憂:
息子さん、はい。
相談者:
52歳で、
玉置妙憂:
はい
相談者:
妻も52歳なんですよ。
玉置妙憂:
息子さんの奥さんってことですね?
相談者:
っはい
玉置妙憂:
はい
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、長男と長女がいまして。
玉置妙憂:
はい
相談者:
長男が、26歳で、
玉置妙憂:
はい
相談者:
長女は19歳なんですよ。
玉置妙憂:
19歳。ま、
相談者:
うん
玉置妙憂:
あなた様にとっては、お孫さんってことですよね?
相談者:
そうです。
玉置妙憂:
うん
相談者:
私にとったら、孫になりますね。
玉置妙憂:
はいはい、はい。
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
まあ、私は・・妻と一緒に、住んでるんですけど。
玉置妙憂:
はい
相談者:
別のところに、この4人は、住んでたんですよ。
玉置妙憂:
はい
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
10ヶ月ぐらい前に、
玉置妙憂:
はい
相談者:
あの、息子の妻が、
玉置妙憂:
うん
相談者:
長女を連れて、別居したんですよ。
玉置妙憂:
はい
相談者:
だから、住所も何も、わからないわけなんですよね。
玉置妙憂:
ああ、音信不通になっちゃったんですね?
相談者:
そうそうそうそう。
玉置妙憂:
うん・・うん
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
あの、息子は、一応、ま、1人で家に住んでたんですけどお、
玉置妙憂:
うん
相談者:
まあ、慰謝料とかあ、
玉置妙憂:
ううん・・
相談者:
請求を、
玉置妙憂:
うん
相談者:
向こうが弁護士を立てて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
請求された、わけなんですよ。
玉置妙憂:
請求された。
相談者:
うん
玉置妙憂:
うん
相談者:
それで、家とか何とかを、一応、売らないが、どうにもならないんで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
家を、売るように、したんですよ。
玉置妙憂:
うん。えっと、息子さんが、出て行った奥さんに、慰謝料を払うために、おうち(家)を、売ることにした。
相談者:
う、そう。
玉置妙憂:
うん、うん。
相談者:
そして、あのうう、どうしても、1人では、住んでてもま・・ローンも残ってたんで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
結局、ローンも払って、◆#$%、又、慰謝料払って・・いろんなことしたら、どうしても・・「生活は、できない」ちゅうことで。
玉置妙憂:
うん
相談者:
そして、お、私達に、相談あり、
玉置妙憂:
うん
相談者:
私達は、別にまた、家持って住んでるんでえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
そして、1階を、駐車場にしてたんですよね?
玉置妙憂:
はい、はい。
相談者:
私達の。
玉置妙憂:
うん
相談者:
車の、あれに。
玉置妙憂:
うん
相談者:
「じゃ・・そこを改造して、リフォームして」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「部屋を作ってやるから」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「住んでもいいんじゃないか?」、ちゅうことを言って、
玉置妙憂:
うん
相談者:
住んでたんですよ。
玉置妙憂:
うん。じゃあ、慰謝料は結局、ええと、ローン・・が、残ってた、おうちを売って、奥さんに払ったってことなんですね?
相談者:
いや、まだ払ってないんです。
玉置妙憂:
あ、まだ払って無いのね?はい。
相談者:
まだ、調整中だったんですよ。
玉置妙憂:
あ、調停中で。うん。
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
10ヶ月ぐらい前に、
玉置妙憂:
うん
相談者:
自ら、命を絶ったんですよ。
玉置妙憂:
・・うん。息子さんが。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
それで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
葬儀費用もですね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
葬儀なんかも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
私達が、全部・・やったんですよ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
本当ならまだ、籍が抜けてないんでえ。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
妻の方が、やるべきものなんだろうけど。
玉置妙憂:
うん
相談者:
そういったもの、が、連絡もつかないし。
玉置妙憂:
はい
相談者:
ほで、今後は、その、納骨とか、
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
一周忌、三周忌って、ま・・七回忌まで、できるかどうかは、私達もわからないんですけどね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
もう、年齢が年齢だからあ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
こういう、費用とかっちゅうのは、
玉置妙憂:
うん
相談者:
請求できるかどうか、ちゅうこと。
玉置妙憂:
うん、うん。
相談者:
それと・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
結局、会社員だったからあ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
退職金が、あるわけですよね?
玉置妙憂:
はい、はい。
相談者:
でも、これは、全部、法的には、その・・妻の方に、
玉置妙憂:
うんん。
相談者:
行くんじゃないか。ま、籍が、まだ、抜けてないんで。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
だから・・金だけもらって、「はい、知りません」とかあ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
そういう、気持ちがですね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
私も嫌でえ。
玉置妙憂:
じゃ、結局、今はあ、その方とは、連絡は取れるようになったんですね?
相談者:
いや、
玉置妙憂:
うん
相談者:
連絡は、してません。
玉置妙憂:
してません。
相談者:
全部、弁護士さんを通じて、やってくれ、ちゅうことやから・・
玉置妙憂:
あ、あああ、あ、ま、弁護士さんを通じてだけれども。その、話し合いは、できるような、状態になったってことですね?
相談者:
うん。そうそう。
玉置妙憂:
うん、うん。で・・慰謝料・・請求は、その、今・・間に入っている弁護士さん、を通して、
相談者:
うん
玉置妙憂:
あちらの人から・・もと、元っていうか、まだ、奥さんなんだけど。奥さんから、請求、来ましたの?
相談者:
・・そう。
玉置妙憂:
うん
相談者:
一応ね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
い・・1000万で。
玉置妙憂:
1000万の。うん。
相談者:
あの、離婚するっちゅうことは、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
まだ・・あらかた、決まってたらしいんですよ。
玉置妙憂:
あ、そう。でも、そもそも論・・息子さんたちご夫婦は、何で、駄目になったのかしら。
相談者:
息子の、妻・・嫁が言うには、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「暴力を振るわれた」とかあ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・や、なんとか、かんとかって言ってるだけで、
玉置妙憂:
うん
相談者:
息子に聞いたら、「そんなことはない」とか、
玉置妙憂:
うんん。
相談者:
結局、この・・息子の妻もですね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
食事も、全然、作らないらしいんですよ。
玉置妙憂:
うんん。
相談者:
給料は全部・・嫁が、一応、使ってですね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
結局、この息子はもう・・お金がないわけですよ。
玉置妙憂:
うんん・・今回の離婚は、息子さんから言い出したのかしら。
相談者:
いや、妻が・・出ていったらしいんです。勝手に。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
だから、自分の荷物だけ、ざっと、まとめて。
玉置妙憂:
ふううん・・じゃあ、今の、ご希望としては、ん「費用をもらいたい」ということと。
相談者:
うん
玉置妙憂:
あとは、「慰謝料は払わなくてもいいようにしたい」ということかしらねえ。
相談者:
退職金とか何とかも、全部、向こうに行くのはもう・・私達は、何も・・もらおうとか、何とかと、思ってないんですよ。
玉置妙憂:
ううんん。
相談者:
ただあ、葬儀費用とかあ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
結局、こういうのを・・どうしても、法的に無理だったら、もう、それはもう、
玉置妙憂:
うん
相談者:
いや、二人で、話は、してるんだけど。「も、そりゃ、もう・・しょ、多分、もう、もらえないだろう。しょうがないんじゃないか」っちゅう話は・・してるんだけどお。
玉置妙憂:
うん・・でも、じゃあ、今日は先生に。・・法的にね?、どういったところまで、もらえるのか。
相談者:
はい
玉置妙憂:
権利があるのか、っていうところを・・ちゃんとお訊きしてみましょうか?
相談者:
はい、すいませんです。よろしくお願いします。
玉置妙憂:
はい。はい、承知いたしました。
え、今日お答えいただきますのは、弁護士の、坂井眞先生です。
相談者:
はい。よろしく◆#$%□&
玉置妙憂:
では先生、よろしくお願いしまあす。
(回答者に交代)
長男の自殺と聞いて、思わず「うわっ!」と悲鳴を上げましたが、これで離婚不成立、籍が残ってしまうという結果になってしまったんですかあ。
嫁さん、死後離婚されたのではないかと思いますが、大変なことになってしまいましたよねえ。お子さん2人、今後嫁さんの旧姓を名乗るかなあ?
息子さんも娘さんも成人していますので別に母の旧姓名乗る必要もないでしょう。もう父と関わりたくないということで積極改姓するかもしれませんが。
葬儀費用は、葬儀を出したかった人が持つしか仕方ないよな…と聞きながら思いました。
親にとっては、悪者でしかない嫁、やりきれないという思いのみでしょうが、息子の妻ばかりでなく、子どもたちも葬儀に全く触れても来なかったのは、離婚調停中云々という理由ばかりではないように感じました。
こういう状況下で自死されたことで、ご両親よりもお子さんたちへのダメージが気になってしまう…。
坂井先生〜、こんな心重い話を含み笑いでこたえないで〜(´;ω;`)
息子から借用書(覚書)を取るのか〜それは普通なのか?
婚姻中に亡くなったことで、家族には生活に困らないある程度のお金が遺せたことになる。この息子にそういう意図があったのかはわからないけど。
離婚と慰謝料請求され疲労困憊の時に
実家のリフォーム費用の覚書まで書かされて
息子さんはこれ以上どうすりゃいいんだ!と張りつめていたものが切れてしまったのかなと想像しました。
そりゃ地獄の沙汰も金次第と言うくらいですからお金抜きには何も進まないとはいえ、弱ってるときに金カネ金、金はどうするんだと詰め寄られたら・・・
息子を喪った相談者さんの逆縁の嘆きはいかばかりか
それも自死を選ばれたとのことで、特に相談者奥様の気持ちは想像するに余りある
ただ、ご両親から見た息子と、妻・子どもから見た夫/父とは、おそらく全然別人のイメージなんだろうなとは思う
妻が稼ぎを全部巻き上げるようなサイコパスとかでもない限り、人間関係はどっちかが100%悪いなんてことはない
食事を作らなくなった事情があって、そこに夫が全く気付かずに別居にまで至った、ってほうが一般的な話だ
妻だけでなく、26歳の成人した息子も葬儀に来なかったという時点で、子どもからも距離を置かれてたんだろうと推察される
そして、この状況に至っても弁護士を間に立ててのやり取りになっている辺り、嫁と舅姑との関係も元々よくなかったんだろう
まあ、住宅ローンも団信が適用されるだろうから、あとは粛々と事後処理をするほかない
ただ、危機にある息子に、収入印紙まで貼った覚書を書かせる、相談者のドライというかなんというか、その感覚のほうが自分には違和感がある