反対を押し切った進学校で留年の危機の娘が不登校。心配で泣き出す親父の空回り
テレフォン人生相談 2023年8月18日 金曜日
パーソナリティ: 田中ウルヴェ京
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 男50歳 妻49歳 長男大学1年生 長女高校1年生 次女中学1年生
田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、もしもし、よろしくお願いいたしますう。
田中ウルヴェ京:
よろしくお願いします。
まずう、年齢からお願いします。
相談者:
50歳です。
田中ウルヴェ京:
50歳。ご結婚はされてますか?
相談者:
はい、しています。
田中ウルヴェ京:
奥、様の、年齢を教えてください。
相談者:
49歳です。
田中ウルヴェ京:
49歳。お子さんはいらっしゃいますか?
相談者:
3人おります。
田中ウルヴェ京:
それぞれ、息子さんかお嬢さんか教えてください。
相談者:
大学1年生は、長男です。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
高校1年生が、長女。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
中学1年生が、次女です。
田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。それでは、今日のご相談は、どのようなことでしょう。
相談者:
高校1年生のお、長女の件なんですけれども。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校を休みがちになりまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校の方から、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「出席日数が足りなくて」、
田中ウルヴェ京:
そうです・・
相談者:
「単位が、取れなくなります」と。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、取れないものも・・今、ありまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「あとお、一つ二つ、もうギリギリのところですよ」ということで、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
お話がありました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで「留年を、されるのか、退学されるのか。もし、進級うう、を、希望の場合ですと」、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「職員会議にかけて、判断を、させていただきます」という、ご連絡がありまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私どもも、どのように子供に対応して良いのか、わからなくて。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それで、お電話させていただきました。
田中ウルヴェ京:
なるほど。まず、このうう、学校お休みになってしまった・・理由は何か、あなたは知っているのですか?
相談者:
一度、指導・・面接というのが、親子でありまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私と、娘と、先生とでえ、希望の大学とか、どういう就職をしたいのか、とかという話を・・しました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、そのときに、「少し、クラスの中では、成績は、下の方ですよ」と。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で・・「今後、どのように、学習をしていくかは、わかってますよね?」っていう形で、本人に、問い、かけまして。本人の方も、「予習復習が、少し足りないと思うので、その辺を頑張ります」ということおお、でした。
田中ウルヴェ京:
なるほど・・
相談者:
で、休みがちになってから、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
先生からの、お話の中で、個人的に先生がお話を娘としたときには、「少し、勉強に不安が、あります」ということで、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
先生には、お話をするんですが。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
私や、妻には、一切、何も、言わなくて。そういうような話を、していいものなのか、どうなのかな?、という不安がありまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校の方に、そのような子供たちに、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
カウンセリングをしてくださる先生がいらっしゃるので、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
伺うと、「登校、しなくなるような子には、勉強しなさいとか、成績どうなのっていうことを、言わないで」。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「少し雑談まがいのことで、日常を、生活させてくると、少し気持ちが落ち着きますよ」っていうことを、ちょっと、教えていただいたことがあったもんですから、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
一切、勉強の事は言っていないんですけれども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校としては、成績いぃ、が、悪くて、来れないという、認識をされてるそうです。
田中ウルヴェ京:
なるほど。このことは・・奥様とは、どんなふうにお話をされてるんですか?
相談者:
私と、えー、妻とでは、本人が進級をしたいのか?どうなのか?ということを、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
聞こうと。思い切って。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で、本人は、「進級したい」と。で「留年は、嫌だ」と。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
最初、そういう話でした。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それが、長期の休みが何回か繰り返すようになってきたときに、本人から、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「離島留学」という、言葉が、出てきまして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
「自分は、将来、地域の人を助ける仕事をしたいから」、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「いっそのこと、そういうところの学校に行って、そういう、中へ入って、勉強を、してみたい」ということを言い出しました。
田中ウルヴェ京:
なるほど。
相談者:
それで、いろいろな、資料を、取り寄せたりい、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校へ連絡をしたり、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
教育委員会さんの方へも、連絡をして、「じゃあ、いいよ、受けてもいいよ」っていう話をすると、今度は・・だんまりを決めちゃって・・
田中ウルヴェ京:
なるほど。
相談者:
なので、そのときの、逃げ口上で、こんなことが・・とか。何か不安で・・だから、成績じゃ無いのかな?って、僕らの方で、少し思ったりなんかも、今していてえ・・
田中ウルヴェ京:
なるほど。学校に、徐々に行かなくなったわけですね?、お嬢さんは。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
でその、行かなくなった頃に・・行かない理由というものは、直接は・・お嬢さんに、聞いたことはあるんですか?
相談者:
あっ・・あの、カウンセリングを、私どもも、2度受けたんですけれども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それ前、までは、「どうして行かないんだ?、なぜ行かないんだ」・・っていうことを、やっぱ、ちょっと、問い詰めちゃったことがあったんですけど、
田中ウルヴェ京:
あ、なるほど。
相談者:
最初は、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
布団の中に・・ただ、潜ってるだけでえ・・それから・・少し、涙ぐみような、日もあったり・・
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
で、何回か、それが繰り返されてくると、「今日は、頭が痛い」「今日は、お腹が痛い」・・って、言うようになりまして。
先生の方で、「じゃ、ちょっと、お勉強の話は、しないようにしてくださいね」って言って、今は、あまり、しないように・・
「今日はいけない?どうなの?」、朝、「お腹痛い?、大丈夫?」っていうような形で・・行けてないですね。
田中ウルヴェ京:
なるほど・・察するに、「どうしていいかわからない」「どんなふうなコミュニケーション取ったらいいか?、わからない」というような、状態ですか?
相談者:
そう、ですね。朝、「どう?」って言って、寝室に行って、「駄目」みたいな形で、「あ、今日も駄目か」・・っていうような感じで、自分の方も、ちょっと参ってしまうところもありますし・・
そこがうまく・・妻が、間を取ってくれて、できるだけ朝は、妻が声をかけて、学校行かなければ、「じゃあ、お昼ご飯は一緒に食べようね」とか、「お洗濯物ぐらいは、取り入れてくれる?」とか、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そういうような、コミュニケーション・・とにかく妻は・・「死んじゃったら、何にもならないから」
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
(嗚咽)「笑ってる・・」(涙声)「笑ってる顔だけ見れるだけでもいいんゃない?」って言って・・
田中ウルヴェ京:
うん・・
相談者:
(嗚咽)
田中ウルヴェ京:
学校に、行かせたい、のですか?
相談者:
(鼻を吸って)中学う、のときに、進路指導がありましてえ、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
でえ、私は、今、行く学校は、反対をしました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
先生も、反対しました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
で・・妻は、「本人が行きたいって言って、頑張って、成績上げたんだから・・行かしてあげたらどう?」って、言って。それで、受けまし・・
田中ウルヴェ京:
進学校のような、という・・
相談者:
進学校です。
田中ウルヴェ京:
あああ・・な、
相談者:
はい、かなりの進学校です。
田中ウルヴェ京:
なるほど。
相談者:
(鼻を吸って)なのでえ、私からすると・・親に反対されて、先生に反対されて、意地でも、い、受かって。で、もう、入ってみたら・・別世界・・って、思ってしまって、少し、気後れがあって・・でも・・親に言った以上、やめれなくて、困っちゃってるのかな?、と思って・・
田中ウルヴェ京:
ううん・・わかりました。
今日のご相談は、そうすると、どのようなことになりますでしょう?
相談者:
今の、長女の、置かれてる立場として、親として、どんなサポートをしてあげられて、どんな言葉をかけてあげられるのか?、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
を、お伺いしたいです。
田中ウルヴェ京:
わかりました。今日の回答者は、幼児教育研究の、大原敬子先生です。大原先生、お願いします。
(回答者に交代)
なぜ中学のときにお父さんや学校の先生はその進学校を反対したのでしょうか。
その時点で娘さんにとってお父さんは敵になっていたかもしれませんね。
今は偏差値の高いオンラインでの学校もあるのでぜひいろんな進路を見つけて欲しいです。
中学の先生と相談者が反対した理由知りたいですね。娘さんの学力では入学できても苦労すると思ったのかもですね。
それから進学校って校風が独特なところもあるでしょう。
入ってから成績不振で苦労する生徒、合わなくて退学した生徒を先生方は数多く見ているでしょうし。
相談者の言った内容を聞くとなんとかしてやりたいという心境なのはわかったし、個人的に山村留学や離島留学はやめた方がいいが、転校等うまくいけば良いと思っています。
僕もとくめいさんの言うこと、その通りだと思います。その上で、留年→中退を見据えた対応が必要な時期に入っているのだろうと思います。
今は多くの通信制高校があり、受け皿がご相談者さん世代よりも著しく多いだけに、もし中退になってもそちらに行けるよう導いてくれれば。
泣くなよ父ちゃん。
親の不安や焦りや揺らぎを、娘が感じ取って余計拗れるってのもあるのでは?
小学校の時凄くできる自信あったんだけど、あの中学入ったら下から数えて20番だったよ!がはは!超有名私立中高一貫校出身の夫が言ってました。
なぜこのくらいの気持ちになれない?
上には上がいるし、人生長いよ!とおおらかになれないのは、人間が小さいからだと思います。
お父さんがまず頑張らないと。よく世の中見ろ。
泣くんじゃねえ。
甘やかした結果。
読解力ないんか?
このお父さん本当に分かってくれたのかな〜明日にでも娘に離島を見に行こうなんて言わなきゃいいが、人間の上っ面しか見て無いような共感性の薄さを感じる
ですね、わたしもそんな印象。
父親がすごく焦ってる感じがする。
だから、離島と娘が言えば、離島まっしぐらで、家庭内での父親の声掛けとか、そういう「まっしぐら」さに、娘が追い詰められてる、逃げ道を塞がれまくってるんでは…?
こんなふうにされて、挙げ句泣かれたら、娘はさぞ息苦しかろうなぁ。
元中学校教員です。同じような生徒をたくさん見ています。教師が反対したところで、本人が受けたいと言えば、その通りにするよりありません。そうしなければ、本人の中に「もしかしたら希望校に受かって、その方がいい大学に行けたかも、充実した生活が送れたかも知れない」といった後悔が、いつまでも残るからです。
進学校とは厳しい場所です。高校と中学校では、勉強のレベルもスピードも違います。でも、そこまでの想像が及ばなかったのでしょう。無理もないです。
ご両親にできることは、本人の意志が固まるまでじっくり待ってあげることだと思います。子供が納得した上で、自分の足で歩くより、他に方法はありません。
高校留年して、1年後輩と一緒に勉強をやりなおし、上位国立大へ進学した教え子も見ましたし、中退して通信制高校から国立大へ行った教え子も見ました。子供に自分の頭で考えさせて、自分で選択させ、選択を信じてあげることが大切だと思います。
泣くようなことかな……💧
何だこの急に取ってつけたよーな泣きは……
いわゆる進学校ってこんなにハイパーな奴らばっかり居るのか
わたしごときが勝てるわけがない
定時制課程4年で卒業できたことは
まったく感謝しかない
きちんと4年で卒業されていることは立派です。
勉強の得手不得手が人生のすべてではありません。
薄っぺらい親にガチャしてしまったら、子はカサンドラな苦悩を患ってしまう
わかる。親は焦るんだよ。周囲に遅れてしまう、なんでうちの子は「ふつう」にできないのか。
地域トップ高には、その地域の各中学のトップ群が集まってくるわけで、それまで5位をくだったことがなかった子が2桁・3桁位を取って心が折れるというのはアルアル。
(そこで発奮する生徒、現状維持に甘んじる生徒、ドロップアウトする生徒さまざま)
ましてやこのお嬢さんは学力不足が懸念されていたからなおさら。
今は中退させずに、転学、が主流なんだよね。通信制高校、いいよ!
大学進学の気持ちが強かったら高卒資格は自宅で通信、受験対策は予備校のダブルスクールで現役合格の生徒さん、たくさん見てます!
お嬢さん、今エネルギー不足なんですね。そんなときに、自分で判断できないと思いますよ。離島なんてもってのほか。今はしっかり心身ともに休んで、元気が出てきたら、どうしたらいいか決めたらいい。今すぐ決めなきゃならないなら、とりあえず留年にしておけばいいような気がする。昔と違って色んな選択肢があるし、優秀なんだからいくらでもやり直しできる。
娘さん、大きな挫折を感じてるんだろうなあ
中3で相当頑張って難関の進学校に入ったけど、そこには地域の選りすぐりの猛者がひしめいてて、圧倒されたんだろう
ここでギブアップしては今までの努力が水の泡になる、だけどもう周りにはついていけない、その絶望感はわかる気がする
ただ、相談者=父親がこんだけうろたえてるのが、絶望感を数割増しにしてる気がする
相談者も挫折知らずの苦労知らずなのか、心配しつつもどーんと構えてるなんて腹の据わった態度は取れないんだろうな
それどころか、中3のときのチャレンジも「やめとけ」といい、壁にぶち当たった今は今でおろおろして涙を流す
こんな親を信用する娘がいるもんか、むしろ頼りない、情けない親父だと思われてるよ
離島山村留学自体は、本人の向き不向きとか、行先との相性の問題とかもあるし、それで万事解決とは思わない
だけど、娘さんが「環境を変えたがってる」、もっと言えば「両親から離れたがってる」のは間違いない
娘さんからしたら話も気持ちも通じない親だったこと、それこそが相談者が反省すべき点じゃないかな
高レベルな進学校に反対を押し切ってでも必死の努力で入られたお嬢さんなので自力で道を切り拓いて行くと思います。
今の経験が糧となり将来大輪の花を咲かせるかもです。
とりあえず、親は金は出しても口出すな! ですね
他の沢山のコメントと同じく、まだまだやり直しできるし色々な選択肢があると思います。
今はそんなふうに考える余裕もないかもしれませんが、若いうちに挫折を経験して良かったのでは?
私の知人は有名一貫校から2トップに入る私大に進学、旧国営企業に就職後ヘッドハンティングされてこれまた超有名企業に転職しましたが、そこではじめて挫折を経験したようで、鬱になってしまいました。
年取ってから、しかも世帯をもってからの挫折はしんどいですよ。