実戦!74歳の敵対的離婚(資産持ちに限る)大きく出て早期妥結狙いの慰謝料請求
テレフォン人生相談 2023年12月2日 土曜日
塩谷崇之 「3年とか4年とかかかってしまうこともありますんでね」
慰謝料にしろ財産分与にしろ、多く獲得するほど弁護士の成功報酬も増えます。
クライアントと弁護士は利害が一致しますから、ほっといても弁護士はクライアントのために全力を尽くします。
問題は期間。
これはクライアントと弁護士の利害が一致しません。
というより利害が対立します。
期間が伸びるほどに弁護士は儲かり、クライアントは失います。
特に調停では、成立に動機づけられている調停員と裁判所と弁護士が互助会に見える場合も少なくありません。
これが調停不成立となり、訴訟に移れば一転、処理件数が裁判官の人事考課の一つなので無為に長引くことはありません。
なんだかなあ、と思うかもしれませんが、すべては行動経済学によって完璧に説明できます。
こういうわけで、
家裁の調停前主義によって訴訟に先立って調停は必須なのですが、調停の回数については依頼人がコントロールする必要があります。
てか、コントロールできます。
簡単なことで、相手がこちらの条件にケチをつけた段階で「主張に開きがあり話し合いによる合意は不可能」と宣言するだけ。
第一回目の調停でもOK。
誰の許可なくできる単独行為で、その後の訴訟にも影響しません。
もっとも、早く終わらせいといっても程度問題。
相手が有責であるにも関わらず、慰謝料の百万は弁護士費用に右から左となっただけで、財産分与ではローンを押し付けられただけの相談者に中川弁護士も呆れる。
メンタルを病んでるときに重大な決断をしないということも忘れないでください。
不利な離婚条件を選択した結果、やる気を失った女と慰謝料総取りの弁護士
相談者: 女74歳 夫74歳 子供はいない
今井通子:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
今井通子:
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
主人があ、浮気を、してまして。
今井通子:
・・
相談者:
そうですね。1年んん、ちょっと前に、家を出て。今、女性と、一緒に住んでる・・という、状態ですね。今。
今井通子:
あらら。まず、あなた、おいくつ?
相談者:
私は、70うう、4です。
今井通子:
74歳。ご主人は?
相談者:
はい。おんなじです。
今井通子:
74歳。でええ、ご結婚何年目?
相談者:
んん、40年弱ですね。
今井通子:
お子さんとかいらっしゃいます?
相談者:
いません。
今井通子:
ああ、お二人だった?
相談者:
はい、そうでえす。
今井通子:
はい。
で、ご主人が、浮気されて?、彼女と住んでるらしいと。
相談者:
はい
今井通子:
それは、何年前でしたっけ?
相談者:
半年以上にはなると思うんですよ。
今井通子:
家を出てすぐ、女性と一緒に住んだんじゃなくて、
相談者:
あたしも内容的にはわからないんですけどお。
今井通子:
はい
相談者:
彼女は、飲み屋のおおお、彼女なんで。男が、多分、私はいたんだと思うんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
相手にも。
今井通子:
はい
相談者:
そいで・・ 前も、ずっと・・土日、とか、外泊はしてたんですね?。そんで・・旅行に行っても、一泊しかしなかったのでえ。
今井通子:
うん
相談者:
多分、お店のお客とかっていう、ことを、言いながら、多分、うまくやってたのかなあと、私は、そういうふうには思ってたんですよ。旅行に行っても一泊ぐらい?
今井通子:
はい
相談者:
それで・・お店が、近いんですよね。私のところから。
今井通子:
はい
相談者:
うちの主人は、毎日、あの、飲みに行ってましたからね?、いろんなお店に。
今井通子:
ふん・・(吸って)
相談者:
それで、その店にも、毎日行ってたみたいです。
今井通子:
なるほど。ご主人は、もともとは、会社員かなんか?
相談者:
自営です。自営。
今井通子:
自営。あ・・自営の方なんですね?
相談者:
そうで、す。
今井通子:
で、今でも、お仕事は、やってらっしゃるの?
相談者:
会社自体は、閉めたんですけども。結局、今までえ、長年、商売してたので、そのお客さんん、からの依頼があると、自分で、こうやったり?、来てることは、アルバイトみたいには、やってるみたいです。
今井通子:
ふうんん。
そうすると、今は、どちらかというと、お二人とも、年金暮らしみたいな・・感じ?
相談者:
土地とか、たくさん持ってるんでね?
今井通子:
なるほど。
相談者:
あのう、要するに、不動産・・収入?、ですね。
今井通子:
ということは、金銭的なトラブルは、ないわけよね?
相談者:
そうです、そうです、そうです。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
で、ご主人は、その飲み屋の、方と、一泊旅行みたいなのは、してたと。それは、何年、前くらいから?
相談者:
3年・・ちょっと前ですよね。
今井通子:
3年以上前から?
相談者:
はあい。はいはい。
今井通子:
で、だけど、一年前に、これは、家を出ちゃったのね?
相談者:
家に、帰って来ても、とっても私にね、あの、威圧感で、やってたので。
今井通子:
うん
相談者:
私も、帯状疱疹とかいろんなものを・・体に異変を起こしてきたので。
今井通子:
うん
相談者:
ちょっと私が、少し、私も、距離を・・あのうう、いろんな場所に、あのうう、住むところはあるんでね?
毎日、そっちへ行ってるんで。だから、「距離を置きたい」ということ・・を、言ったら、それを・・自分は、じゃあこれは、いい幸いで、女とゆっくり遊べる、みたいな感じに、とったみたいです。
今井通子:
そうすると、 まず最初に、本家があるわけじゃないですか。
相談者:
はい◆#$
今井通子:
でえ、その本家とは別に、セカンドハウスが、
相談者:
はい
今井通子:
いくつかあるわけ?
相談者:
一箇所、二箇所ありますね。
今井通子:
そこに、
相談者:
うん
今井通子:
ご主人は、一年前に、
相談者:
んそ・・
今井通子:
行っちゃって。帰ってこなくなっちゃったわけね?
相談者:
そうですそうです。用事がある時は、家に来ますけどね?
今井通子:
うん
相談者:
そ、こ、に、彼女が・・住むようになったのかな?
相談者:
そ・・
今井通子:
それが、半年前ぐらい?
相談者:
そうです。
今井通子:
で、今は、二人で、住んでだろうと。
相談者:
見たことないですけどお。あのうう、
今井通子:
うん
相談者:
そこを通る人たちが、みんな・・「二人で入って行ったよ」とかって。「白い袋・・スーパーの袋ぶら下げて、入っていったよ?、小柄な人が」って。よく、みんな言うんですよ。
今井通子:
な、る、ほどー。
それで、今日のご相談は何ですか?
相談者:
要するに、法律的に。とってもね、お金に、シリア(シビア?)な人でね。私には、結構・・うるさいことを、言う人なので。
そんで、「これは俺はの金だ」って、こう、いう、人なので、
今井通子:
うん
相談者:
別れる時には、いろんな問題が起きると思うんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
だから・・それは、ちゃんと、きちっとしたところでやらないといけないかなあ、と。
暴力も振るいますしね?
今井通子:
うんんん。
相談者:
それが怖いから、私は、話もできない?◆#$
今井通子:
だけど、そうするとあなた・・自営のご主人の手伝いとかは、全然してないの?
相談者:
ああ、ずうっとやってました。やってました。
今井通子:
だ、としたら・・ご主人のところの、お金がどこに入ってるかとか、そういうのはわかってんでしょ?
相談者:
あ、それは全部、私が、経理をやってたので、その・・内容は全部私が知っています。
今井通子:
通帳もあなたが持ってんの?
相談者:
え、そうで、す。
今井通子:
だとしたら、それはちょっと、しっかり持った、ままに。
相談者:
はい
今井通子:
離婚をしたいと、まず、言うにしても、
相談者:
うん
今井通子:
どうしたらいいかっていう話ですよね。
相談者:
そうなんですよ。あい、あい、
今井通子:
その、法律的なことも含めね。
相談者:
うん・・そう、で、す・・
今井通子:
まあ、今日は、ちょうどいいんですけど。
相談者:
うん
今井通子:
弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてますので、
相談者:
ああ、そうですか♪、ありがとうございます・・
今井通子:
だから、まあ、離婚、するための、手続き相談みたいなことは・・すぐできますけど。
相談者:
それでお願いします。
今井通子:
はい
(回答者に交代)
子供がいないので、離婚するハードルは低いかと思いますが、2人とも間もなく後期高齢者だけに、最後まで看取っても、そんな感じさえします。
お金のある人は揉めるのですね。
でも、お子さんもいないご高齢御夫婦。
あの世においくら持って行けるか計算してみてから、もう一度揉めたらよろしいかと。
ワタクシなら、テキトーなお値段でお手打ちして、さっさとその腐れ爺の介護を愛人様にお願いしますわ(憧れ)
70過ぎて女つくるって………元気な爺さんだな……
介護が必要になって戻って来られたら迷惑だから、腕の良い弁護士(報酬高そうだけど…)雇って、サッサと離婚した方が、これからの人生楽しめそうな気がする。頑張って!