自閉スペクトラム・アスペ・ASD・ADHD・学習障害‥発達総なめ家族を悩ます長男
テレフォン人生相談 2024年2月22日 木曜日
皮肉なもんだ。
悩みの種は担任から苦情がくる程だった弟ではなく、ついでだった兄の方。
800万!?
いくらなんでも弟くんと合わせてじゃない?
留年で貸し出しは止まり、在学中なので返済は猶予。
退学した途端に返済が始まる。
いずれにしても、少なくとも長男の分は親に督促が来ることを覚悟せねばなるまい。
いや、これは序章に過ぎないかもしれん。
立場をわきまえず、衝動を抑えられない見栄っ張り。
浪費による多重債務者は皆んな発達障害。
陸上で高校に入った15の春がADHDならぬ人生のATH(*)になりませんように。
(*)ATH: All Time High
全期間を通じての最高値、ベスト記録。
マーケットやスポーツ選手の成績で使われる。
今日は日経平均が34年ぶりにATH。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 女58歳 夫54歳 長男大学5年の23歳 次男大学4年の21歳
柴田理恵:
もしもしい?
相談者:
もしもし、
柴田理恵:
テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしまあす。
柴田理恵:
はい。
今日は、どんな、ご相談ですか?
相談者:
長男の事でえ。
柴田理恵:
はい
相談者:
御相談、したくてえ。
柴田理恵:
はい。
あなた、おいくつですか?
相談者:
58です。
柴田理恵:
58歳。
旦那様、おいくつでしょうか?
相談者:
54歳です。
柴田理恵:
ご長男さんのお話っていうことなんですけど、
相談者:
はい
柴田理恵:
お子さんはあ、
相談者:
大学う、5年生の、
柴田理恵:
うん
相談者:
23歳になる長男と、
柴田理恵:
はい
相談者:
大学4年のお、
柴田理恵:
うん
相談者:
21歳になるう、次男です。
柴田理恵:
はい。
ってことはあ、ご長男さんてことは、その、23歳の、
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
かた(方)ですか?
相談者:
はい、そうです。
柴田理恵:
はい。
ご長男さん、どうなさいました?
相談者:
はい。
長男・・も、
柴田理恵:
うん
相談者:
私も、
柴田理恵:
うん
相談者:
弟、次男、も、
柴田理恵:
・・
相談者:
発達障害・・っていう、ことで、
柴田理恵:
はい
相談者:
何年か前までは、通院して、いたことも、
柴田理恵:
あ・・
相談者:
あったりしたんですけれどもお。
柴田理恵:
あ、四人・・
相談者:
現在は、主にかかってるのは、私いい、だけで。
柴田理恵:
はい
相談者:
長男は、たまあに、コンデイションが悪くなると、
柴田理恵:
うん
相談者:
病院に、行ったりしてるみたいなんですけど。
柴田理恵:
はいはい。
相談者:
次男は、高校うう、入学する時に、もう、通院するのを、辞めて。
柴田理恵:
うん
相談者:
大学4年で、
柴田理恵:
うん
相談者:
今、卒業を目の前にして、
柴田理恵:
うん
相談者:
就職も内定決まっていて、
柴田理恵:
あああ、うん、うん。
相談者:
ちょっと、ほっとしてるところお、ですね。
柴田理恵:
ああ、良かったですね?
相談者:
はあい。
柴田理恵:
じゃあ、ご長男さんですねえ?
相談者:
そうなんですね。
柴田理恵:
うん
相談者:
長男ん、が一番・・やっぱり、ちょっと、心配で。
柴田理恵:
うん
相談者:
小さい時から、自分から何がしたいって・・思うことがあんまり無い子で。
柴田理恵:
うん
相談者:
私い、とか、友達に、すごく依存するう・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ことが、多いんですね。
柴田理恵:
うん
相談者:
それで、中学、入学した時なんかも、
柴田理恵:
うん
相談者:
「陸上なんかどうだろう?」とかって・・あたしが、言ったことに・・きいて。
柴田理恵:
うん
相談者:
陸上部に入ったり。
柴田理恵:
うん
相談者:
「習い事も行っといたほうがいいんじゃない?」みたいな感じだと、
柴田理恵:
うん、う・・
相談者:
とりあえずは、行くう。
柴田理恵:
うん
相談者:
行く、けど、ま、座ってればあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
効果、が、ある・・っていうふうな、物事の考え方、
柴田理恵:
う、はい
相談者:
だったんで、す。
柴田理恵:
うん
相談者:
んで、たまたま、あの、陸上部で、背が高かったのでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
高跳びとか、
柴田理恵:
うん
相談者:
ハードルとかで、少し、優秀・・おさめた事でえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
私立の高校からあ、声がかかって、そのまんま、進学したんですね?
柴田理恵:
うん、うん。
相談者:
で・・進学もお、一貫なので、大学、進んだんですけどお、
柴田理恵:
うん
相談者:
なかなかこう・・勉強にやっぱり、ついていけなくってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
同じ大学う、に、
柴田理恵:
うん
相談者:
転学をしたんですね?。はい。
柴田理恵:
違う学部う、ってことですか?
相談者:
ああ、そうですそうです。
柴田理恵:
はいはい
相談者:
そうです、そういうことです。
転学したんですけどもお、
柴田理恵:
うん
相談者:
結局、新しい、学部でもお、やる気がなかなか起きずにい、
柴田理恵:
うん
相談者:
単位が足りなくってえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
現在留年しててえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
大学5年生なんですよね。
柴田理恵:
うんうんうんうん・・
相談者:
で、つい最近になってえ、卒論とかあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
残りの単位とかっていう
柴田理恵:
うん
相談者:
話になってきたら、もう、立ち行かない。友達もみんな、卒業して就職しちゃってるしい、
柴田理恵:
(吸って)うん・・
相談者:
残ってるのがあ・・数人しかいないらしくてえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
なかなか・・難しい。で、「もう、大学辞めたい」っていうふうに、先日・・言い始めたんですね?
柴田理恵:
はいはいはい。
相談者:
で・・以前もお、転学のときだったと思うんですけど、
柴田理恵:
うん
相談者:
あ、辞めたいって言ったのでえ、
柴田理恵:
うん
柴田理恵:
「授業料は」、
柴田理恵:
うん
相談者:
「辞めたら返してもらうよ?」って、言う話、をしたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
「続けることにする」っていうこと、だったんですけどお。
柴田理恵:
(吸って)うん・・
相談者:
今回もお、「辞めたい」「親に出してもらった分とお」、
柴田理恵:
うん
相談者:
あと、奨学金、も、借りて、てですね。
全額で、800万ぐらい・・借りて、てですね。
柴田理恵:
ほんほん・・
相談者:
自分ではあ、800万も返せないから、プイっと怒、ったんですよね。
柴田理恵:
うんん・・
相談者:
結局、「大学辞めるって言うんであれば」、
柴田理恵:
うん
相談者:
「うち(家)にも、もう、来ないほうがいいよ」っていう・・売り言葉に買い言葉で、私もお。(吸って)「それええ、だったら、縁切るのか」って言う事で・・「そうだ」って言ったらば、「これ以上は」みたいな、感じになってしまったんですけどお。
柴田理恵:
うん
相談者:
家族う・・に、ちょっと、話をしてみたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
私があんまりにも、過保護?
柴田理恵:
うん
相談者:
で、向こうは、いつまでも、ママなんですよね。
柴田理恵:
うんん・・
相談者:
なのでえ、「このままちょっと、少し様子見て」、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
「おいたほうがいいんじゃないか?」っていうような、父親とお、
柴田理恵:
うん
相談者:
弟の、言い分なんですけどお、
柴田理恵:
うん
相談者:
母親のあたしにしたらあ、(苦笑)とても、いつも、心配、なのでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
(吸って)このまんま・・様子見で、本当に、いいのだろうか?っていうことが・・◆#
柴田理恵:
ふうんん・・
でもなんか、お話きいてると、何がしたいとか、無いとかあ、
相談者:
はい
柴田理恵:
依存してるとおっしゃいますけど。
相談者:
はい
柴田理恵:
ちゃんと、意思がおありですよね?
相談者:
◆#$%□&▽
柴田理恵:
大学辞めて何するとかあ、
相談者:
うん、うん、うん。
柴田理恵:
そんなのは、自分で考えればいいでえ、
相談者:
うんうんうん、うんうんうんうんうん。
そうですね、なんか、家族もお、
柴田理恵:
うん、うん。
相談者:
もう、男の子、だしい、辞めたいとか、行きたいとかっていうのは意思だっていう、ことで・・(吸って)でも、なあんか、ちょっと・・あたしとしては・・ちょっと、その時は、聞く耳、持てなかったんですけどお。
柴田理恵:
うん
相談者:
今そういうふうに言われたら、ああ、やっぱりなるほどなあーって・・言う感じには、思い、ますかね。
柴田理恵:
んんん・・
(吸って)何がきっかけで、そのう、発達障害ってい、う、
相談者:
はい
柴田理恵:
ことで、病院、行き始められたんですか?
相談者:
最初のとっかかりは、弟お、があ、
柴田理恵:
うん
相談者:
学級崩壊を起こすほど、
柴田理恵:
うん
相談者:
先生の言うことが、きけないっていうことでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
担任の先生からあ、・・弟があ、そういう、「調べるところに連れてってください」って言われて。
柴田理恵:
あああ・・
相談者:
で、
柴田理恵:
はい
相談者:
行ってみたらあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのう、これもこれも、該当するのは、上の子も該当するしい、
柴田理恵:
うん
相談者:
私も該当する・・って言うことでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
上の子お、も、心療内科の、先生に診てもらったら、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
「ああ、そうだねえ」っていう、感じだったんですよね。
柴田理恵:
えっ?、学校の先生の言う事きかないなんか・・当たり前なんじゃないかな?って、私なんか、(含み笑い)思うんですけど。
相談者:
(苦笑)そう、ですね・・
柴田理恵:
(吸って)うんんん。
相談者:
下の子は、変わ、ってる。こう、頑固一徹う、なあ、ところが、ありまして。
柴田理恵:
あああ・・
相談者:
(吸って)でも、大学に行っても、内服しなくても、こう、周りの人たちと・・
柴田理恵:
そうですよねえ?
相談者:
和気あいあいとやれてたり・・はい。
するので。
兄弟そろっては、そういう・・1人ぼっちで、孤立してるっていう感じは、無い・・
柴田理恵:
うんん・・
相談者:
ような気がします。
柴田理恵:
で、ご長男さんは、お友だちとかはどうなんですか?
相談者:
幅広く、薄くで・・この人っていう、子は、いないですね。
柴田理恵:
ふうううんん・・
じゃあ、今日の、
相談者:
はい
柴田理恵:
御相談は、どういう、ことでしょうか?
相談者:
もう、子離れの時期、
柴田理恵:
はい
相談者:
だなあ、と思うんですけどお、
柴田理恵:
はい
相談者:
親離れ、子離れの事でえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
ちょっと悩んでえ、お電話しました。
柴田理恵:
あ、
相談者:
はい
柴田理恵:
わかりました。
じゃあ、先生に訊いてみましょう。
相談者:
はい♪
柴田理恵:
はい
相談者:
すいません、お願いします。
柴田理恵:
ええ・・今日の回答者の先生は、精神科医の、高橋龍太郎先生です。
相談者:
あ・・はい。
柴田理恵:
先生よろしくお願いしますう。
相談者:
ありがとうございますう。よろしくお願いしまあす。
(回答者に交代)
まずは長男、大学を卒業することが一番の目標になるかなあと思います。
もし障害者手帳持ちなら、ハローワークみどりのコーナーで今後相談を。
就労継続支援通所からの就活や、障害者枠での就職の検討も課題かなあ。
あと、運転免許が取れる病気であれば、取っておいた方がいいでしょう。
中古の外車を買って通学に使っているのだから免許はあるでしょうに。
よく聞きましょう。
単位が取れないのは、発達障がいの特性のひとつでもある「先延ばし癖」も関係しているでしょうね。
〆切りのある課題やレポート、わかっちゃいるのに先延ばし、ギリギリ、結局中途半端か間に合わなくてアウト。
免許の件もだけど、内容聞いてました…?
大卒や正規雇用にこだわらなくとも生きていける子では、という回答でしたよね。
大卒にこだわらなくてもいいってアドバイスなのに何が「大学を卒業することが一番の目標になるかなあと思います。」なんだよ。アスペかよ。
ケアマネージャーがいると思うので、ケアマネとの話し合いはどうか?
障害者でも精神障害は難しい部分もあるので、しっかりと話し合いを。
本当にご苦労様です。
私には耐えきれないです。
夫と子どもがバリバリアスペ
何とか正気保って生きてる
へろへろ
うちも同じです。
疲れますよね。
息子には「特性だから」と思えますが、夫にはムカつきます。
www
縁切るって言われてかわいそうだなぁ。
弟は就職できて高みの見物なみに、お母さんは過保護とか言っちゃって、
お兄ちゃんのプライドはズタズタだろうなぁ。
私も、お金返せとか言えるんだから、過保護?とはちょっと違うんじゃないかと思った。なかなか言えない。
でも、同じ障害があるから意外と息子さんも、もしかしたらこたえてないかも。
それにしても、そんなに借金背負わせて…そっちの方が親として何かできなかったのかな?と思う。
初めは四人通院で家族皆発達みたいな言い方だったけど旦那さんは特に何も言われなかったってことは発達障害は母子遺伝では。
過保護という自己分析も間違っていてこの場合理不尽な過干渉だと思う。
借金の件も発達ゆえに子供とコミュニケーションが取れてなくて今に至ってるだけでしょう。
相談者のやけに相槌の多い特徴的な喋り方や息子の先延ばしや衝動買いも発達の特徴そのまま。
ちゃんと医者に通いながら先生の言う通り大学はキッパリと辞めて新たな進路模索したほうがいいと思う。
大卒→就職というルートはこの様子だとかなり難しいでしょう。
この状況からの挽回は定型発達でも難しいですよ。
過保護というか、息子さんを心配するあまり
人生に口を出しすぎていたのではと思った。
本人が時間をかけてでも出した選択でないことが
ここ数年の迷走の原因のように思われた。
お母さん「ハイ」多すぎ
うちも息子が自閉症スペクトラムだけど、こういう子は学歴はあればもちろん有利だけど大学ってコミュ力が一番物を言うからご長男にはキツイんじゃないかな
勉強も興味があるものじゃないんだろうし、外車買ったのも誰かが乗ってて少しでも羨望を集めたたかったんじゃないだろうか(発達障害にはそういう人より優位に立ちたい願望が強い場合がある)
長男、バイトがちゃんとできてるなら金の事は置いといて一旦退学して生活の基板整えて、地道に生活できるようにした方がいいと思う
この後この母親「有名な先生に相談したんだけど♪」って言って喧嘩にならなきゃいいけど…
母親、過保護っていうか人の指示がないと不安で動けないタイプなんじゃないか?今までの子供の進路も先生とか誰かしらのアドバイスに従ってたんだろうね
龍太郎先生も仰ってたけど、コミュニケーションが苦手なのは親子そろってだなと思った
58歳とは思えない幼い声、過剰な相槌、他人との距離の取れなさ、他人の気持ちを推し量れない一方通行、おおかた相談者の特性に起因してるんだろうし、息子さんにもそのまま引き継がれてる
言われなきゃ決められない息子と、距離感の取れない母親(自分も過保護じゃなく過干渉の部類だと思った)、お互いにもどかしい関係だったろう
そしてこの特性の一番厄介なところは「先の見通しを立てるのが苦手」なところ
奨学金返済自体も大問題だけど、衝動的に買い物を、それもクレジット払いでしてしまうことがどれだけリスキーか、長男本人も相談者もピンと来てないことがいちばんの大問題だ
奨学金借りてるわけで、お金に余裕がある家庭とも思えないが
スポーツ推薦で高校に入った子が、エスカレーターで進学した大学の勉強についていけない、それ自体はままある話だと思うけど、この手の危機察知能力のない若者が、人生に行き詰ってやけっぱちを起こしたら、絶対に軽い事故じゃ済まない
子離れどころか、むしろ長男の金遣いや行動をずっとウオッチし続けなきゃいけない案件のような気がする