2人がかりで分からせる。家系を理由にアラフォー子なし夫婦に養子を勧めるエゴ
テレフォン人生相談 2024年6月3日 月曜日
夫が空気。
養子かしら。
いやだって、お嫁さんの立場でここまでこだわるかなって。
子どもに恵まれなかった嫁からの相談。
氏(うじ)に対する思い入れなんてこの程度。
周りが必死で知恵を絞った策とは・・
夫が逝き田畑を相続した女。やけに明るい物分りの良さ。遠縁を養子に迎える迷い
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女68 夫73 次男41 次男の嫁40 4人暮らし 嫁の実家近くに住む長男44 長男の嫁48 孫はいない
今日の一言: 人間は安心と成長の選択で安心を取り続けます。
加藤諦三:
もしもしい?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
68さ・・です。
加藤諦三:
68歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人、何歳ですか?
相談者:
73です。
加藤諦三:
73歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
で今、お2人で・・生活してんですね?
相談者:
いや、次男のお、夫婦とお、一緒に、同居してます。
加藤諦三:
と、4人で暮らしてるんですか?
相談者:
あっ、そうです。
加藤諦三:
はい、わかりました。それで、どんな・・相談でしょう?
相談者:
(吸って)家は、次男が一緒にい・・いて、やってくれてるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
子供がいないんですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
なもん、ですからあ、子供、の、後が、ないっていうことが、
加藤諦三:
ふん
相談者:
すごく・・心配になってましてえ。
もう・・
加藤諦三:
(吸って)はい
相談者:
10年ん・・以上になるんですよ、子供たちは、結婚して。
加藤諦三:
はい
相談者:
なのでえ・・この後が、ちょっと、不安になってましてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
うち、の、家としては、ちょっとお、まあ・・お寺さんで聞くとお、「350年ぐらい続いてる」っていう、お話だったんです。
加藤諦三:
フーフー(鼻息)はい
相談者:
だもんですから、この後も?、ちょっと続けてほしいなと・・
加藤諦三:
うん
相談者:
私たちは、考えてるんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
それでえ・・「養子縁組」?
加藤諦三:
うん
相談者:
「でも、いいよ」と、
加藤諦三:
うん
相談者:
話い・・持ってたんですけども、子供たちに、
加藤諦三:
うん、うん。
相談者:
拒否い、されて、しまってえ。
加藤諦三:
あい
相談者:
ちょっともう、本当に、途方に暮れてるっていう・・ところなんですよねえ。
加藤諦三:
はい。
で、長男は?
相談者:
長男は・・出ちゃってるんですよね。
加藤諦三:
「出ちゃってる」ということは、あんまり、あ、な、た、たちとの、関係は・・密ではないっていうことですかね?
相談者:
いや、そういうわけじゃないんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
長男の嫁があ、
加藤諦三:
うん
相談者:
体が・・ちょっと、弱いもんでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
奥さんの・・実家の近くの方に、もう、行ってしまっているので、
加藤諦三:
ええ
相談者:
それで、次男があ、一緒に、今、住んでくれてるっていう感じなんですね?
加藤諦三:
ああああ・・で、長男の、子供は、あなたは・・期待は、していないんですね?
相談者:
してないです。あの、もう・・長男が、
加藤諦三:
うん
相談者:
44歳なんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、奥さんは、4つ上なんです、もう。
加藤諦三:
うん
相談者:
だからあ・・全然、もう・・期待してないです。
加藤諦三:
んああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、何代も・・続いているということで、あなたたちとしては、養子縁組をしようが、実際の子供がいようが、家を継いでいくっていうのは、もう・・当たり前のように考えているわけですね?
相談者:
そうですねえ。できればもう、やっぱり・・続いてきたものを、
加藤諦三:
うん
相談者:
お墓もありますしい、
加藤諦三:
うん
相談者:
切るわけには、なかなかいかない・・ですね。そういう思いです。
加藤諦三:
(吸って)代々長く続いてくると、そういうように、当たり前に思ってるんでしょうけれども、あなた、たちの、代・・で、終わっていくというのは、あなたから考えると、不自然に思ってんのかな?
相談者:
・・
加藤諦三:
つまり・・「人間には、それぞれ、運命があるんだから、子供のある、人生もあるし、子供のいない人生もあるし、それが、それぞれの、運、命、だ」と・・いうような考え方は、ないわけですよね?
相談者:
若い頃はあ、そういう考えも持ってましたけど、やっぱし、今の自分の年齢え・・に、なった時にい、
加藤諦三:
うん
相談者:
やっぱり・・今まで、昔、の人が、そういうふうに・・私なんかみたいな思いをしながら、こうやって・・続けてきてくれたってことを考えるとお、
加藤諦三:
うん
相談者:
なかなかそういう・・考えには、なれないですねえ。
加藤諦三:
うんうん・・(吸って)で、今日のあなたの相談というのは、 養子縁組を、
相談者:
うん
加藤諦三:
しても、家の、代々、続けたいと。
相談者:
グン・・
加藤諦三:
そういう形で、次男夫婦と、話し合いたい・・ということですね?
相談者:
そうですね。どういう風に言ったら、養子縁組を?
加藤諦三:
うん
相談者:
わかってもらえるか、という・・ことですよ・・
加藤諦三:
ああ、そういうことですか。
相談者:
あはい
加藤諦三:
はい、わかりました。今日は、あの、心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、 話を聞いてもらってください。
(回答者に交代)
いつガチャ切りするのかとヒヤヒヤワクワクしていました。
このおばあちゃんは次男夫婦に出ていかれても気付けない人だと思う。
相談者は、次男に養子縁組を納得させる方法を相談しているが、
両先生は、相談者の考えを変えようとしているので、いつまで
経っても相談は平行線のまま。
「マズローという人が」、相談者は聞いていないと思う。
どこまでも自分勝手な人だと思った。
ペット じゃああるまいし(今時 ペットを飼うにも責任と覚悟が必要なんだけど)簡単に養子をもらって家を継がせたいなんて。
自分の息子の気持ちも嫁の気持ちも最悪なのは 養子に迎え入れたいと思っている子供の気持ちや 幸せを考えていないこと。
今日はパーソナリティ・回答者共に男性だったので女性パーソナリティや回答者の意見があれば相談者も少しは気持ちが変わったかな。
相談者の気持ちは解らないでもないけど養子でもいいって何だかモヤモヤした。
ご先祖様ばっかり目がいってて自分の息子達の幸せなんて何にも見てない。
あと、ご主人の話が出てこないのも不思議。
そんなに跡継ぎが欲しけりゃ次男夫婦にお願いしなくても相談者夫婦に養子を迎えれば?(相続等色々ゴタゴタするかもですが)
垣谷美雨さんの「墓じまいラプソディ」を読んでもらったら考えが変わるかも。オススメします。
ご相談者さん、地方にお住まいなのでしょうか?本人がどうしても家系を繋ぎたい気持ちが強いかもしれないが、消滅可能性自治体住まいなのか?
この話、確かGW前に10年前との比較データが出されましたが、過半数ではないものの、4割を超える自治体が対象になっているんですよねえ。
とはいえ、家族の在り方が特にバブル経済崩壊後に大きく変わってしまいましたから、ご相談者さんも相当なアップデートが必要なのではないか?
一方で、少子高齢化は止めることが厳しいので、いかにして緩やかにするか、特に地方は難しい課題を突き付けられた感じさえおおいにしました。
相談者の口ぶりから、長男夫婦とは、すったもんだがあって、むこうが出て行ったんだろうと推察しました。
相談者のいう「養子縁組」は、実際に子供を迎える、ということだと理解しましたが、そんな重大なことを 悪気なく次男夫婦に提案してしまう怖い人。
養子縁組など、家名のことは、息子さんたちが高齢になったとき考えればいいこと。
無理に子供を迎えなくても、普通養子縁組で、大人の方に家名を継いでもらうこともできます。
知識もなく調べもしないで自分の狭い発想に固執するところ、自分の母に似ているので、ゾッとしました。
350年続いた家だからなんだというのか。皇族か何か?
土地は継ぐ人がいないなら最終的に国のものになるだけだから心配はいらない。
養子縁組を口にした時点で、次男嫁には嫌われているのは間違いない。
長男夫婦に対しても嫁が病弱という事で責めているのが伝わっていると思う。何なら子供が産める若い嫁とチェンジしてくれ位思ってるんじゃないの?
もし次男にこれからどうするの?と聞いて
自分の代で墓じまいする予定だよ☆って言われたら発狂しそう。
久々に禍々しい相談者だったなあ
マド愛先生もかなり頭に来ておられたし
次男の物言いから察するに、授からなかったんだろうな
そこへのデリカシーの欠片もなく、さっさと私を安心させろと跡継ぎをせがみ続けるおぞましさ、邪悪さを全く自覚してないのがただただ恐ろしい
結婚当初から「早く孫の顔を見せて私を安心させてくれ」と言ってたのが目に浮かぶけど、既に次男の方がよほど達観してるし状況を受け入れてる
加藤先生の〆のお言葉が最後通牒みたいだったけど、この相談者はもう崩壊ルートをかなり突き進んでしまってる
執着すればするほど、他人の気持ちが見えなくなって、次男夫婦の心も離れていくだけなんだけど、相談者は最後まで納得してなかったし、このまま不満と不安を撒き散らして奈落の底まで落ちていくんだろうな
南無三
んなこと言い続けていたら、次男夫婦出てっちゃうよ?
(と思っていたら、マド愛先生が言ってくれた)
こんな偏屈な婆さんと同居してくれるだけで御の字じゃん!
次男の奥さん、よく頑張っていられるなぁ…。
「養子縁組」と繰り返し言うから、親戚筋とかの成人した人を考えているのかと思ったら、
「二十歳になるまで育て…」みたいなこと言ってて、ということは、赤ちゃん?特別養子縁組とか考えているのかな??わぉ
お家の存続は自分事だけど、そのために次男夫婦に養子縁組させたいってのは、ものすごく他人事な感覚なのね。
次男夫婦の気持ちや価値観、人間性全く無視だもの。
相談者は跡取り娘だったのかな、
夫の影が、最初の家族構成の他になかったよね??
いったい何の仕事なんだろう、、、。350年続く、、歌舞伎とか?!
田舎の方では家を継ぐというのが大事なのか。
こどものこどもまで、無意識に支配しようとして、全く悪いとも思わず、正義感だと感じている。
私がお嫁さんだったら、鬱陶しいし、怖いな、、と、感じました。以前に息子夫婦が子どもがうめないから離婚させて、再婚させた、、と、当たり前に話しているおばあさんがいましたが、この話を聞いて思い出しました。もう、モノとしか、見ていないのだろうな。
江戸時代からの地主の農家とかじゃないですか。お寺に聞いてるみたいだし。田舎の農家はそういう家たくさんある。
管理者さんも書いていらっしゃいますが、相談者が嫁の立場か婿養子か気になりました。
兄弟の存在も分からず甥姪に託すことはできないのかも疑問でした。
いずれにしてもこの姑と暮らすのはきついです。
「旧家の跡取りの嫁」というのがこの人のアイデンティティなんだろうな。次の代でおしまいとなると「没落旧家の嫁」っぽくっなっちゃうから それは阻止したい。それとも親せき一堂から責め立てられてるのかな?
単純に家名を存続させたいだけなら、親戚から養子を取ればいい。夫婦養子という手もある。でも、この人の考えだと、幼い頃から育て上げて跡取りにしたいんでしょうね。
それにしても68歳? 頭が古いですよね。
もし自分が子供を産むことできなかったら…と想像し、相手の立場にたってみればわかることなのに、加藤先生とマド先生2人がかりでも納得できなくて、うなってた返事が、なんか怖かったですね
この相談者さんは昭和30年代生まれですよね?? 外からの情報や知識が伝わらない秘境の地でお住まいなのでしょうか??
ただただビックリです
坊さんの「350年続いている云々」という文言は「どんな人でも生まれた以上は先祖代々が350年以上命を繋いだ証」みたいなリップサービスじゃないかと…。私も講話で聞いたことある。
この相談者がこの性格だから次男夫婦しか身近に残ってなくて。坊さんが相談者を諭そうとしたら相談者が誇大解釈して悪化した…。こんなんじゃないの?家業とか旧家でもなさそうだし。
きっと孤立寸前が故に孫という無い物ねだりしてるんだろう。加藤先生の問いに対して「五分五分」と答えた相談者は次男夫婦すら失う方向へ進みそう。
それにしても、相談者夫婦の仲はどんなだったんだろう。
単に家系図があるか無いかだけの違いで
今生きてる人に関わったご先祖様の人数はほぼ同じはずである。みーんな石器時代よりずーっと前から続く何かの末裔なのである!
ちなみに先祖代々の土地も継ぐ人が居ないからとて陥没して消失などしない。元々地球の物を我々が勝手に所有した気になってるだけである。
管理人さんや他の方のコメントを読むにつれ、相談者の禍々しさがより一層感じられてきた
これだけ跡継ぎにこだわる相談者が、長男&長男の嫁に厳しく当たらなかったはずがないし、そりゃ跡継ぎプレッシャーは凄まじかったろう
長男の奥様も、相談者が原因で心身の調子を崩されたような気がする
そこで、母親よりも奥様を選択して実家を飛び出した長男には、血の通った人の心が残ってたってこと
だけどそれを何も反省せず、次は次男だと切り替えられるのが恐ろしい
皆さんのお見立て通り、相談者が直系で旦那は婿養子だろう
おそらく、男兄弟のいない相談者は、婿養子を取り、男児を産むことを両親に厳命されてきて、その要求を実現してきたことが人生の成功体験になってるんだろう
そりゃ加藤先生に「他の考え方もできないか」と言われても反論するだろうよ、それを認めたら自分の68年は間違ってたことになるから
加藤先生がよくおっしゃる「断念して、自分の人生を生きる」ことはきっとできまい
ただ、その両親の厳命に沿って生きて来た相談者が、婿養子の旦那や、息子2人とどんな家庭を築いてきたのか、何を要求してきたのか、まあ推して知るべし
既に心の離れた息子2人に、要求しては拒否されて、不満と不安を抱えながら余生を過ごすのは、あまりにつらい老後だ