仕事に打ち込める夫が憎かった専業主婦が子育て終えて現場復帰に躓くワケ
テレフォン人生相談 2024年10月5日 土曜日
人の振り見て我が振り直しましょう。
転職先で嫌われるモデル。番組も言わない正看20年に足りないたった一つのスキル
相談者: 女56 夫58 ふたり暮らし 別に暮らす長女21 長男19 共に学生
今日の一言: 多くの視点から人を見る。人との争いが少なくなります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
50、6歳です。
加藤諦三:
56歳、結婚してます?
相談者:
はい。あ、してます。
加藤諦三:
主人は何歳ですか?
相談者:
58歳です。
加藤諦三:
58歳。お子さんは?
相談者:
娘が、21歳と、
加藤諦三:
うん
相談者:
息子が、19歳で、
加藤諦三:
うん
相談者:
大学に、通っています。
加藤諦三:
はい。で、どんな相談でしょうか?
相談者:
子育てに一生懸命してきましてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
20年以上専業主婦をしてきてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
これから、社会に出て、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのう、仕事もしたいと思ってるんですが。
加藤諦三:
うん
相談者:
過去にも、何回も、チャレンジはしてるんですが、
加藤諦三:
うん
相談者:
なかなか外に・・出て、すぐ仕事を辞めてしまったりしてえ。
今、あの、これから、どうしたらいいものかっていうことと。
加藤諦三:
うん
相談者:
8か月前に、唯一、遊びに行ける親戚のおうち(家)で、
加藤諦三:
うん
相談者:
21歳の娘が、
加藤諦三:
うん
相談者:
大型犬にい、
加藤諦三:
うん
相談者:
顔を、噛まれたんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
その後、の、 親戚との付き合いも、なくなったりしてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分自身が、
加藤諦三:
うん
相談者:
唯一頼れる、身内だったのが、連絡もなくて、喪失感というか、すごく、辛い、気持ちも経験しまして。
加藤諦三:
うん
相談者:
それで、私も、今は、夫と2人暮らしなのでえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
外に出て、 少しでも、働いてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
稼ぎたいなと思う、ところが、なかなか動けないので、お電話させてもらいました。
加藤諦三:
う、◆#・・「なかなか動けない」とい、う、の、は・・お嬢さんが、 親戚の家で、犬に、
相談者:
はい
加藤諦三:
顔を、噛まれたからということですか?
相談者:
今までもそうなんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
夫の仕事が、理系の研究職でして。
加藤諦三:
ええ
相談者:
365日、1年中・・仕事お、に、かかりっきりなのでえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
何かあった時に、子供の世話をするのが、私しかいなかったっていうので、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・あの、
加藤諦三:
それで、専業主婦だったわけですよね?
相談者:
はい、そうなんです。子供が生まれるまでは、
加藤諦三:
はい
相談者:
医療系の仕事、を、していたので。
加藤諦三:
うん
相談者:
結婚してからも、仕事に戻りたいっていう気持ちが、ずうっと、持ちながらも、
加藤諦三:
うん
相談者:
働けない自分っていうのが、いてたので。
加藤諦三:
うん
相談者:
そこ、が、なぜ動けないのかっていう、ところが、悩んでいるところです。
加藤諦三:
今は、要するに、
相談者:
はい
加藤諦三:
子供は2人、
相談者:
はい
加藤諦三:
一緒に生活してないんですよね?
相談者:
そうですねえ。もう、経済的にもほんと、今しんどいのでえ・・動かないといけないってわかってるんですが、動けない自分がいてえ。
加藤諦三:
そしたら、あなたが外で働くのに、障害になることは、なんにもないんじゃないですか?
相談者:
そこなんですけどお、先生。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのう、私、が、なんで・・そうですねえ、動けないのか。
夫の、仕事・・稼ぎ、 お金で、養ってもらってるんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
そこから、自立したいですし。家に、ずっと、1人でいてますので、
加藤諦三:
うん
相談者:
社会との接点も、ないのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
孤独で寂しくて、辛い、のでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
出たい・・のに、出れないっていう、苦しさ・・甘えてるん、ですかねえ、ヘ・・(ため息)
加藤諦三:
・・
相談者:
子供が生まれてからあ、
加藤諦三:
あん
相談者:
誰の助けも、なく、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分で、育ててきたのと。
加藤諦三:
うん
相談者:
小児科というところでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
働いても来たのでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
自分自身が、子供を育てれるという自信、が、あって。
加藤諦三:
うん
相談者:
今まで来たんでスー。
加藤諦三:
うん
相談者:
その中で、1番、子供の父親に対して、
加藤諦三:
うん
相談者:
仕事ができている、ことが、羨ましくってえ。
加藤諦三:
うん・・う?
相談者:
父親に対して、
加藤諦三:
うん
相談者:
いつも・・腹が、立ってたんですう。
加藤諦三:
うあああ
相談者:
何も手伝って、もらえないし。
子供のことも、気にも、かけてもらえなかったのでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
「私、ばっかり、私、ばっかり」というところで、誰にも話せなかったのでえ。
加藤諦三:
うんん。
相談者:
ずっと・・そうですねえ、憎しみとかを持って、る中でえ、
加藤諦三:
うん・・
相談者:
唯一、頼れる親戚のおうち(家)で、今回・・そういう、親戚とも、
加藤諦三:
うん
相談者:
関係が悪くなってしまってえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
本当に1人ぼっちになってえ。
加藤諦三:
うんうん・・
相談者:
でも、実際に、経済的には厳しいので。
加藤諦三:
うん
相談者:
「今回こそ」っとは、思っては、いるんですう。
加藤諦三:
(吸って)うん
相談者:
でも、その自分の中のお、1人ぼっちになってしまったっていう、虚しい気持ちを、どのように・・解決して、 仕事を探そうか・・っていう、前向きになれるかっていうところで・・
加藤諦三:
ああ、なるほどね。
相談者:
お電話さしてもらったんです。
加藤諦三:
うん。
あなたの、本、当、の、気持ちは、「自分の、力を、試したい」と、
相談者:
あ、はい・・
加藤諦三:
外で、働きたいと。
相談者:
そうですね、はい、ありがとうございますう。
加藤諦三:
はい、はい。
相談者:
はい。
加藤諦三:
これは、法律問題じゃないと思いますけれどもね?
相談者:
はい
加藤諦三:
僕はよく・・「弁護士を超えた弁護士」ということを、言ってるんですけども。
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の、中川潤先生が、いらしてますので、詳しく聞いてみてください。
相談者:
はい、お願いしまスー。
(回答者に交代)
就業当初は優しくしてくれた先輩が、半年で豹変すること、私も何度も経験しました。なんですぐにダメになっちゃうんだろう?と悩みました。報連相の正しい仕方を懇切丁寧に教えてくれる先輩に出会い、50を超えてようやく職場の人間関係をこなせるようになってきました。
今の職場は服装が自由ということになってますが、服の色が派手すぎる、ズボンの裾が短すぎる、などと細かく指摘してきたり、居眠りを指摘してくるイヤなヤツもいます。それには従っておいて心の中で舌を出して、業務以外でその人と関わらないようにしています。睡魔に負けないよう、目を見開いて居眠りしないようにするのが大変ですが😅
相談者も、うまくやり過ごしながら長く働けるといいですね。
数日前の、愛先生が切れた回の相談者さんに似ていると思った。
長年専業主婦という事で(旦那留守がち)当時の相談者さんにとって全世界である家庭の中で采配を振るってきたが外へ出るとペーペーからのスタート。子供みたいな歳の人が大先輩。
この現実のギャップに耐えられないという話ではないかと思った。
親戚の家の犬に娘が顔を噛まれてという事だが
幼い子供ならともかく成人した娘。
娘と親戚との間で解決してるのではないのかと思ったが
その辺はどうなんだろう。
跡が残るくらいメタメタに噛まれたのだろうか?
そこをもう少し聞いてほしかった。
これは…
と思いながら聴いていましたが、中川先生がみごとにしっかり、はっきり言ってくれて、
「だよね?だよね??」と思いながら最後まで聴きました。
姑婆さんが嫁の子育てに、
「わたしの時はそうじゃない」と不満だらけなのと同じレベル。
ブランクがあって年齢もそれなりなら、謙虚さを持ちながら教えを請い、ささやかな知恵袋的な存在を目指したい…と思うくらいでないと、四半世紀近くの溝は狭くはならなそう。
旦那さんは研究職で24時間365日休みなしだそうですが、生物がらみなんでしょうか。お子さん2人が学生成人だけに、子育てはもう少しか?
一方、ご相談者さんは看護の仕事をされていたそうですが、准看護師でなく、正看護師で間違いないのか?ともあれ、復帰を目指して欲しいです。
こういう話聞くと、やっぱり専業主婦って社会性に乏しく、甘い人が多いんだなって思っちゃう。
一人で生きていかなければならない状況なら、そんな簡単に辞められないし、
職場で理不尽なことがあっても、
受け入れたり、腹を立てたり、納得できなくても自分なりに消化していかないといけないけど、
すぐ辞めるって、その行動自体が夫の稼ぎに甘えてるからこそできること。
依存心が高く他責思考ながら、プライドはそれ以上に高い。
己を客観視して正しく理解すること、社会で生きていくには大切だなと思いました。
私も研究職の夫を持つ主婦です。
まあ365日びっしりと休みなくではないのですが
夫も比較的研究室で過ごすことが多いです。
そして頭も固いので妻の私が家の事を100%して
きました。
私は相談者さんのように手に職があるわけではないのですが子供が中学になった頃に外に短時間でも
出てみたいと思い色々と失敗もしながら
社会に出て働いた経験もあります。
このご相談者さん、生真面目すぎなのでしょう。
もしも頑張ってもどうしても自分に合わないなら次また職場を見つけたらいい!と
思うくらいの気持ちで飛び込んでみては?
そこだけしかないわけではないですし、おも〜く
考えすぎかもしれません。
私は専業主婦の期間も長いのですが
夫のサポート、子供の食育などしてきて
それなりの自負もあります。
社会に出て働いてちょっと誇らしい気持ちにも
なったり失敗したり、良い経験になったとも
思っています。
ガチガチにしてしまっているのはご自身であり
フットワークを軽くしてまず身体を
慣らしてみよう!くらいに思われたら良いのでは?
最初の話では、研究一筋で家庭を顧みない夫にワンオペ家事育児を強いられ、看護師としてのキャリアも断念され、鬱々とした気分でいて、なんともお気の毒だなと思った
ただ、中川先生とのやり取りを聞いて、お気の毒って気が失せた
20年ぶりにキャリアに復帰して、即戦力になる方がすごいよ、何かのラノベの世界だ
しかも、研究者の夫への対抗意識が強すぎて、大病院や専門のクリニックでないと夫と張り合えない、って気持ちも多分にありそう
稼がないといけないって割には、収入を確保するために診療所や保育園で歯を食いしばるってこらえ性もないし、自信はないけど自尊心だけは高いってんじゃ、職場でうまくいくわけがない
結局相談者にとって最優先なのは、自分のプライドなんだろうな
職場だけじゃなく、このプライドがあるから、専業主婦時代にママ友もできなかったんだろうし、新しく人と関係を構築すること自体も難しいんだろう
これじゃ独りぼっちになるのも当然の結末よ
唯一親しかった親戚と犬の件で関係がこじれたのも、この相談者の性分が多分に影響してそうだし
この自尊心を捨て去るには、加藤先生の仰るとおり「~でなければならない」って考えをやめて、何らか資格を使って稼げればいい、専業主婦だった頃も悪くなかった、って自分へのハードルを下げるしかない
そうしたら周りへのガードも下がるから、同僚が相談者に興味を持ってもらえるようになるかも知れない
50半ばになって思考や行動パターンを変えるのは至難の業だけど、このままではどのみち袋小路、どうにか活路を見出してほしい
両先生、お見事な回答でした。
専業主婦、子育ての経験って大きい。それは本当です。(それに社会経験があるとベターですが。) わたしは飲食店で働いていますが、40から60代の主婦の方が入ってくると期待しちゃいます。機転がきくし、度胸もある。人間関係もそつなくこなす。即戦力になるかたが多いです。
周りに元&現看護師さんが多いのですが、看護の世界は日進月歩。日々勉強が欠かせないそうですよ。ある人は、昔々の話ですが、子育てで6年現場を離れていたら、電子カルテが導入されていて大変だったと言っていました。20年以上ブランクがあったら、それだけではすまないでしょうね。やっぱり始めは初心に戻って、我慢我慢。
そのかわり、ソフトの部分、患者さんの心のケアなど、今までの経験を生かせることがきっとありますよ。
看護師さんとして結構バリバリ活躍していたのでしょうか。だとすると、その自負が邪魔しているんでしょうね。
いっそ全然畑違いの仕事をすれば、とも思いますが、看護師さんほどのお給料はもらえないでしょうしね。
いくらブランクがあったとしても、歳下から教わるというのは、もしその後輩が生意気な感じの人だったなら余計に、したくないだろうなぁ。
若い頃看護士、保育士とかバリバリやってきた専業主婦が現場復帰する時は、プライドを捨てて一から…なのか。回答者の先生はできるかな?
職場に入って半年なら、先輩からいろいろ指摘されたり自分の意見を言えなくて当たり前だと思います。それが気に入らなくて先輩の顔も見たくないなんて、プライドが高過ぎ。
そんなことでは永久に就職できないでしょう。
看護師資格があるのなら、介護施設とか健康診断とか需要は沢山あるはずなのに。
中川先生がビシッと言って下さって良かったです。