大迫恵美子が女として羨ましく思う生保で生活苦で毎日死にたい73歳の人生
テレフォン人生相談 2024年10月23日 水曜日
相談者: 女73 2度結婚し離婚する ひとり暮らし 行方知れずの子ども3人
今日の一言: 人間の最も価値のある能力とは苦悩能力です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
ああ、どうも、
加藤諦三:
はい
相談者:
こんにちはあ。
加藤諦三:
こんにちは。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
73です。
加藤諦三:
73。今、結婚してます?
相談者:
いいえ、してないで、す。
加藤諦三:
ずーっと1人ですか?、それとも別れて、
相談者:
・・は、ほとんど1人です。
加藤諦三:
あ、1人、はい。
相談者:
あのう・・2回、結婚して、
加藤諦三:
あ、2回結婚して、はい。
相談者:
別、れ、てえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
今度は、幸せになると思って・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら、くも膜下でえ、死んじゃって。
加藤諦三:
どなたが亡くなったんですか?
相談者:
ズッ(鼻を吸って)結婚しようとしてた、婚約者。
加藤諦三:
婚約者?
相談者:
はい。44歳です。ズッ(鼻を吸って)
加藤諦三:
彼が、44歳?
相談者:
彼が44歳です。
相談者:
で、私が、40歳。早すぎた・・(鼻を吸って)
加藤諦三:
・・
相談者:
それから、もう、生きてく、あれが、なくなっちゃって・・
加藤諦三:
生きて、いく、エネルギーがなくなってしまった?
相談者:
うん・・それに、病気とか色々、して。もう、何もかも嫌になっちゃって・・
加藤諦三:
何もかも嫌になった、はい。
相談者:
で、子供も・・3人いても、誰も、どこにいるかもわかんないし・・
加藤諦三:
はい
相談者:
それから、もう、生きてんのが嫌で。
加藤諦三:
はい。
相談者:
毎日毎日、デイサービスとか行ってもう、
加藤諦三:
はい
相談者:
あたしには・・辛くて。
加藤諦三:
はい
相談者:
だったら、もう、1人の方がいいやとか、思って・・
加藤諦三:
うんうん・・
相談者:
でもお、市の、 お金で、やってるんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
生活保護で。
加藤諦三:
うん
相談者:
でも、それでも、もう、6時には夕方・・消して。テレビもないし・・
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、「なんであたしを置いてっちゃったの?」って・・とにかく、あたしは、 早く、彼の元に死にたいと・・思って、そればっかり・・
加藤諦三:
死んだ、
相談者:
はい
加藤諦三:
その人のところに行きたいということね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい。
それで?
相談者:
川に飛びおりようかな、それから・・電車に飛びようかなとか、思って。でも、どれもこれも、みんな・・人に迷惑かかるかなあとか、 色々考えて・・また1年、1年ては・・
加藤諦三:
で、1年1年と考えて、73歳まで今まで生きてきたということね?
相談者:
はい・・はい。だから、もう、死ぬことばっかり考えてて、
加藤諦三:
はい
相談者:
また「来年こそは」って・・思って・・はい。
加藤諦三:
でも・・1日1日を、
相談者:
はい・・
加藤諦三:
生きてきて、
相談者:
はい
加藤諦三:
73歳まで、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
とにかく生きてきたわけですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、生きていくのが嫌になったけ、れ、ど、も、
相談者:
うん
加藤諦三:
死のうと思うと、その彼のことが思い出されるわけね?
相談者:
うん・・でも、「そこで、苦労したなら、こっちにおいで」とか、「 まだ死んじゃダメだよ」っていうのとか、頭ん中で、混乱して・・
加藤諦三:
うん・・
相談者:
ズッズッ(鼻を吸って)
生活保護にもなって、もう・・光熱費払ったら、もう、食べるものも、 ないし。
加藤諦三:
うん
相談者:
「もう、今日で終わりにしよう、終わりにしよう」って思って・・
加藤諦三:
でも、生きたんだよね?
相談者:
・・はい。ズッズッ(鼻を吸って)
加藤諦三:
「今日で死のう」と、考えていたけれども、やっぱり・・ 生きてきた、あなたの心の支えはなんだったのかなあ?
相談者:
なんにもない・・ただ惰性に・・生きてる。
加藤諦三:
うん・・だけど、デイサービスに行ってんだよね?、あなた。
相談者:
でも、週に2回のところ1回休んだりとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
なるべく、休むようにしてる。
加藤諦三:
何もかも嫌になったら、デイサービスも行かないんじゃないかな?
相談者:
うん・・でも、デイサービスも、8万円・・市のお金が、
加藤諦三:
うん
相談者:
出るからあ。
加藤諦三:
うん
相談者:
そっから、1万円・・払うと、
加藤諦三:
うん
相談者:
きついんですよね。
加藤諦三:
だから・・「何もかも嫌になった」っていう、気持ちは、確かにあるんだと思うんだけ、れ、ど、も。
相談者:
うん
加藤諦三:
でも・・「もう死にたい」と思ったら、
相談者:
うん
加藤諦三:
テレフォン人生相談に、電話かけてこないでしょう。
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
うん。だから、あなた・・「何もかも嫌になった」というけれども、
相談者:
うん
加藤諦三:
自分の人生は、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
苦しむだけの、価値が、あった、というふうに、思ってるんだよね?
相談者:
はああ・・
加藤諦三:
・・あなたは、
相談者:
はい
加藤諦三:
何が、価値があると思ってる?
相談者:
・・うん・・
加藤諦三:
こんだけ悩んでも、また・・それを乗り越えて、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の人生に、
相談者:
うん
加藤諦三:
価値があるというふうに、思ってるし。
相談者:
うん
加藤諦三:
この苦しみに、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
何もかも嫌になった、この人生を、耐えて、
相談者:
うん
加藤諦三:
生きてきたっという・・あなたの能力はハ(苦笑)、
相談者:
はい
加藤諦三:
ものすごい能力だと思わない?
相談者:
はい・・◆#
加藤諦三:
だんだんと、あなた、
相談者:
はい
加藤諦三:
声が、すごく、最初に比べると元気になってきたよ?
相談者:
ありがとうございます。ア(苦笑)・・
加藤諦三:
いや、「ありがとうございます」っていう・・の、は、人と繋がる言葉ですよ?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、人と繋がってるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
3人の子供はどこにいるかわかんない。
相談者:
うん
加藤諦三:
それでも・・いろんな、ことを全部、乗り越えて、
相談者:
はい
加藤諦三:
生きてきた私の能力は、
相談者:
はい
加藤諦三:
すごい能力ですよ?
相談者:
はい
加藤諦三:
こういうのをね
相談者:
うん
加藤諦三:
苦、能、能、力、って言うんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
人間にはいろんな能力があるけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
最も価値のある能力は、
相談者:
はい
加藤諦三:
苦、悩、能、力だっていうことを、言った、人がいるんですけどね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなた、その、最も、価値のある、苦悩能力を持ってるんですよ。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
これ、すごいことですよ?
相談者:
はい。◆#
加藤諦三:
だから、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
「こっちにおいで」と、
相談者:
はい
加藤諦三:
言いながらも、
相談者:
うん
加藤諦三:
彼が、 あなたに、「死んじゃダメだよ」って言ってるんですよ。
相談者:
はい。ズッ(鼻を吸って)
加藤諦三:
死んじゃあダメなんですよ。
相談者:
ズッ(鼻を吸って)はい
加藤諦三:
だってあなた、すごい能力を持ってるんだから。
相談者:
はいズッ(鼻を吸って)ウッ(嗚咽)はい。
加藤諦三:
人間だから、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
何もかも嫌になっちゃうってことは、あるかもしれないけれども。
相談者:
はい。(鼻を吸って)
加藤諦三:
そんな辛い人生を、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
73歳まで、生き抜いてきたんですよ?、あなたは。
相談者:
はい
加藤諦三:
行く気になった時だけ、デイサービスに、行ってみようよ。
相談者:
はい。あと、ヘルパーさんも、来てくれてるし。
加藤諦三:
ああ、ヘルパーさんが・・色々あなたのこと心配してくれてるわけね?
相談者:
はい。ご飯とか、作ってくれたりとか・・掃除もやってくれるし。
加藤諦三:
だから、あなたが、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
気持ちよく、ここにいてほしいという気持ちが、ヘルパーさんに、あ、る、か、ら、
相談者:
はい
加藤諦三:
ヘルパーさんは、そこの掃除を、よくやってくれてるわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
でも、あなた、もう、すでに、そのヘルパーさんに対して、
相談者:
はい
加藤諦三:
感謝の気持ちがあるでしょ?
相談者:
はい、とってもあります。うん・・
加藤諦三:
そのね、 感、謝の、気持、ちが、
相談者:
うん
加藤諦三:
あなたが、人間として、この社会の中で、生きている、心の支えなんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
感謝が、人と繋がっていくんです。
相談者:
はい。ズッ(鼻を吸って)
加藤諦三:
だから、彼が、「死んではダメだよ」って言った時に、
相談者:
はい
加藤諦三:
「死なないで、私は生きてますよ」ということを、彼に、言ってみよう。
相談者:
はい。ズッ(鼻を吸って)
加藤諦三:
それでね?
相談者:
うん
加藤諦三:
今日はね?
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の、
相談者:
はい
加藤諦三:
大迫恵美子先生が、
相談者:
はい
加藤諦三:
いらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
死ぬことばっかり考えて生きてきたけども、今私が・・「 こうやって生きてます」って、
相談者:
はい
加藤諦三:
その気持ちをね?
相談者:
はい
加藤諦三:
相談してみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
第一声から、おばあちゃんみたいな弱々しい感じで、86歳で元気に一人暮らしのうちの母親より一回りも下なのに!と思いました。
この方、バツ2の40歳で婚約者を亡くした時、子どもは?普通ならまだ子育て真っ最中ですよね⁈メソメソしてる暇はないはず。
子ども達はどこにいるか分からないということは、すぐ施設にでも預けられた?元夫達が引き取った?無性にイライラしました。
私は回答者にはなれないと思いました。
チャメバーサンさんの慰め疲れ、よくわかります。お年寄りに「早くお迎えが来てほしい」と言われたら何と返せば良いのか。
延々と愚痴をこぼす利用者のおばあさんがいて、まともに聴いてると本当に疲れます。子供と疎遠になってる利用者さんもけっこういて、それなりの理由があるんだろうなと思っています。
大迫先生は優しいから相談者さん良かったですね。
とし様。介護のお仕事をされているのでしょうか? ありがとうございます。介護士さんやケアマネさんには本当に感謝しております。
個人的に、加藤先生は相談者さんを厳しく責める時の方が愛情を感じます。「あなた認めましたね。素晴らしい、幸せになります!」で無理矢理〆る時と、苦悩能力云々の話で賞賛、慰めモードになるときは、相談者さんに対して匙を投げてる気がします。
30年間も亡くなった彼氏と自分のことばかり考え、3人の子供はどこで何してるかも知らない。生活保護を受けているのに不満ばかり。どうしようもない相談者さんでしたね。もう他人が慰めの言葉をかけてあげることしかできない、この方の人生。
生活保護でテレビも無し。
いつから生活保護受給かはわかりませんが33年も生きて来られた。
ここへ相談した、ということはラジオ📻️はあるのでしょうか?
相談者の日々を想うと確かにやるせないです。
でも、市役所の方、介護施設の方々、ありがとうございます。
生活保護なのでネット使えないのでしょうが、ネットと繋がれば少しは楽しい人生になるんだけどな。
自分の今後を思うと元気を出すものはネットからしか見出せません。
地獄の(?)加藤さん3連チャン(または4連チャン)初日は、何とか頑張ってもらいたい話でした。
後期高齢者間近の前期高齢者がご相談者さんでしたが、今後もご自愛いただいて長生きをして欲しい。
欲を言わせてもらえれば、年末ジャンボ宝くじを買って1等に当選、保護から抜け出して欲しいです。
ところで、消息不明という3人のお子さん、離婚した際の親権、ご相談者さんが引き取れたのかなあ?
86歳の母親を介護していますが、高齢者のこういった相談 (死にたいとか、希望がないとか、何もする気がしないとか)に若い世代が適切に答えるのは不可能ではないかと最近つくづく思います。なぜなら、若い世代にとって70、80、90代は未知の領域だから。肉体的にも精神的にも何がどのように、どれくらいしんどいのか実感がないので、なんと言ってあげたらいいのか、なんと言ってほしいのかわかりません。一生懸命考えて色々言ってみますが不満そうです。おそらく本人もなんと言ってほしいのかわからないんでしょうね。
近頃は、慰め疲れたし、共感してあげればいいのかなあと「そうだねえ」と聞き流しています。
一番いいのは、同年代の人同士で愚痴を言い合ったり慰めあったりすることなんでしょうね。
今日はシニア仲間の加藤先生と優しい大迫先生で良かったですね。
回答者の大迫先生に変わる前の、タイゾー先生の時間が長すぎてイラッとしました。
お辛いのでしょうけれど
離婚してお子さんたちとは会えないとの事。
それは別れたときに予測し、お子さんたちがいないほうを選んだんですよね。それを今更1人きりに
なったからとじめじめ。
不満ばっかりでそういう言葉が不幸な思考に
なるのでは?
人の為に生きる事をしてみてはどうでしょう。
ボランティアを週に一回でもなんでも。
厳しい加藤先生がお優しいのでちょっとびっくり!
良い事言われてるなと感じました。
大迫先生の染み入るような声掛けが本当に素晴らしかった
加藤・大迫コンビの回は実に余韻が残る
ただ、40歳の時に最愛の男性を亡くされたようだけど、その時点で息子3人は相当な確率で全員未成年だよなあ
それ以降子どものことを気に掛けてもこなかったようだし、全員音信不通なのは、絶縁されたのか、本当にどこで何をしてるかも生きてるかどうかもわからない状態なのか
それも含めて「老後は子育ての通信簿」(by大原先生)だな
まあ、女性が一人で生きていける時代じゃなかったのは確かだけど、相談者も頼れそうな男を渡り歩いて、誰かに私を幸せにしてほしい、と依存して生きてきたのもまた確かで、子どもに関心を持つ余裕すらもなかったんだろうな
そして、他力本願の望みが失せた40の時に、この方は人生に絶望しちゃったんだろう
捨て鉢になった33年間はあまりに長すぎた、今になってテレ人に電話されてもできることはほぼ残されてない
愛ゆえの喪失の悲しみなのか、依存と執着なのかももはやわからないが
大迫先生は「ずっと愛せる人がいて…」と見事な言い回しで相談者をフォローしておられたけど、もうそれを支えに少しでも前向きになっていただくほかない