持ち家とユーモアとご近所づきあい。ウクライナ見てて思うもっと強くなりたい

テレフォン人生相談 2025年1月14日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女60独身ひとり暮らし 父は他界 母は施設入所 54か5の弟がいる

今井通子:
もしもしい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい・・

今井通子:
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
私・・自分がもっと強くなりたいと思って、電話しました。

今井通子:
はい・・弱いの?

相談者:
弱いっていうか・・今まで、すごく、頑張って強く生きてきたつもりだけど、

今井通子:
はい

相談者:
まだ・・なんか弱い、部分があって。

今井通子:
はい

相談者:
もっと強くなりたい・・

今井通子:
はい

相談者:
強く生きなきゃと思ってるんです。

今井通子:
(吸って)具体的に、どういうことが・・自分を弱いと思ってる?

相談者:
えと・・体に不自由なところがあって、

今井通子:
あー、なるほど。

相談者:
あと、精神科にも通ってます。

今井通子:
あら・・まず、体の方はどこか・・

相談者:
左目が見えないです。

今井通子:
左の、目が見えない?

相談者:
・・はい

今井通子:
はい

相談者:
緑内障です。

今井通子:
ああ、緑内障。

相談者:
はい、右の目も、あのう・・裸眼で、大体0.02ぐらいしか見えないです。

今井通子:
あらあらあら、そ・・

相談者:
眼鏡かけたら、なんとか0.8ぐらいまで見えるなーとは

今井通子:
うんうん

相談者:
言われてるけど。

今井通子:
なるほどお。

相談者:
そんな感じになって・・ 精神的にもちょっと、不安定に、なってえ・・

今井通子:
まず、あなたは、

相談者:
はい

今井通子:
おいくつですか?

相談者:
60歳ですっ。

今井通子:
60歳。
ご家族は?・・

相談者:
1人ですっ。

今井通子:
初めっからずっと、お1人なの?

相談者:
はい、ずっと1人です。

今井通子:
・・親御さんは?

相談者:
父は、亡くなりました。

今井通子:
はい

相談者:
母は、交通事故で・・今、寝たきりで、

今井通子:
◆#$

相談者:
施設に入ってますっ。

今井通子:
あ、らあー・・
ということは、あなたが「強くなりたい」っておっしゃるけど・・周りの事情が大変ですねえ。

相談者:
でもお、子供の頃よりは、楽です。

今井通子:
・・あ、そう。

相談者:
今・・いじめられることがないので。

今井通子:
あー、じゃあ、子供の頃は、いじめられた?

相談者:
はい。
小学校1年生からあ・・中学校3年生ぐらいまでは、きっちりいじめられました。

今井通子:
はい・・

相談者:
で、高校は、女子校に行ったのでえ、

今井通子:
はい

相談者:
いじめが、もう、ほとんど無かったです。

今井通子:
なるほど。
まず、小学校の時から、いじめられたのは、どういう・・ことでいじめられたの?

相談者:
私が、外国人だったからだと思います。

今井通子:
じゃあ、生まれは日本なの?

相談者:
私は日本で生まれました。

今井通子:
はい。ちなみにあなた、ごきょうだいは?

相談者:
弟がいます。

今井通子:
はい、弟さんはおいくつ?

相談者:
50・・4か、5ぐらいですね。

今井通子:
54か、5。はい。

相談者:
はい

今井通子:
(吸って)そうすると、あなた自身が、(含み笑い)もっと、強くなりたい理由っていうのは、なんなの?

相談者:
今までも、結構1人で生きてきたけど。

今井通子:
うん

相談者:
そん時は・・体に、悪いところが・・ま、たまに病気はあったけどお、なんとかな、ってたんでえ・・

今井通子:
そうするとね?、目が悪くなっちゃったのっていうのは、最近のことなの?、そうすと・・

相談者:
発見されたのが、

今井通子:
うん

相談者:
大体、30・・ 7歳、ぐらいに、1番初め、緑内障があるっていうのは、発見されました。

今井通子:
あー、そうなんですか。

相談者:
そ・・その時は、見えてました。

今井通子:
はい

相談者:
でも、緑内障よりも、

今井通子:
うん

相談者:
三叉神経痛っていう病気が、

今井通子:
あああ

相談者:
左側にあって。

今井通子:
はい

相談者:
そのお、痛みが、ひどくて。

今井通子:
ううん・・

相談者:
顔面が剥がれ落ちるような痛みでした

今井通子:
ううんん・・

相談者:
今、三叉神経痛は、治まってきたんですけどお、

今井通子:
はい

相談者:
途中で、見つかった緑内障?

今井通子:
はい

相談者:
が、 だんだん目が見えなくなってきて。

今井通子:
うん・・

相談者:
手術を、2回受けました。

今井通子:
はい

相談者:
でも、「現代医学では、これが限界です。すいません」って言ってくれました。

今井通子:
それほどひどかったっていうことなの?

相談者:
左目は、よく見えてないので、電信柱とお・・正面衝突したり、 玄関の上がりい、口から、

今井通子:
ううんん・・

相談者:
落ちて・・腰骨打って、立ち上がる時にドアノブで頭打って・・「あああ、弱り目に祟り目・・かなあ」とか思ったり・・

今井通子:
なるほど。そうするとですねえ、

相談者:
はい

今井通子:
あなたの、思っている、「強くなりたい」っていうのは、どういう意味かな?

相談者:
やっぱりあのう、昔のことを、あの、思い出したりい、

今井通子:
うん・・

相談者:
すると、すごい悲しくなったりい、

今井通子:
ああ、

相談者:
でも、目が不自由なのは、不自由な人同士で、あちこち探し回って探し当てて・・ 目の不自由な人同士、話ができるようになって、「こういう風に気をつけるのよ」とか、

今井通子:
うん・・

相談者:
先輩方が教えてくれたりい、すごく・・親切にしてもらってると思います。

今井通子:
ああ、

相談者:
でも・・逆にね、周りが優しいから、余計悲しくなるんだと思います。

今井通子:
なるほど・・

相談者:
自分でもはっきりわかんないんですけどお、周りと戦って生きてきた時は、一応、自殺もせずに・・今まで、生きてこれたから、

今井通子:
はい

相談者:
で・・中学校卒業する時かな、1番・・同級生の女の子に、

今井通子:
はい

相談者:
「よう今まで自殺せんかったなあ」って言われました(含み笑い)。

今井通子:
ううんううんううん・・

相談者:
ヤッハッハッハ(笑)笑っちゃうでしょ?(吸って)はあ・・

今井通子:
わかりました。
っていうことはね?

相談者:
はい

今井通子:
あなた自身のお、心の持ちようがあ・・ 今が幸せだからって逆に悲しくならないように・・そういう意味で、強くなりたいってこと?

相談者:
う、そう、かも、しれません。

今井通子:
なるほどね?
今日はですねえ、

相談者:
はい

今井通子:
精神科医の、高橋龍太郎先生がいらしてますのでえ、

相談者:
はい

今井通子:
お答えをいただいてください。

相談者:
はい

(回答者に交代)

「持ち家とユーモアとご近所づきあい。ウクライナ見てて思うもっと強くなりたい」への9件のフィードバック

  1. 関係各所と相談できるよう対処していると思いますが、引き続きでしょうか。中でも、今後の介護のことを考えるのが最優先になるのでしょうか。
    持病が複数あると、色々と先のことが大変でしょうし、弟家族の世話になるのも厳しいと思うので、できるだけ早めに解決して欲しいと思います。

  2. 龍太郎医師じゃないけど、夫婦2人で聴いていて、すごく強い人だね。と感心してしまいました。
    自分ならこんな風に生きていられるかな?って

  3. なんだかコントでも見てるみたいで、聴いてておかしかった。
    この相談者さん、同じ目の不自由な方々や地域の集まりにも積極的に参加されて、十分人生をエンジョイされてる✨
    普通、身体が思う様にならないと、家にこもってしまう人も多い中、偉いですよぉ。病気であることによって、どうしても気持ちや考え方が弱い方、弱い方へと傾いてしまうんですよね。
    その気持ちを聴いてもらえる場所があるって幸せだと思いますよ。

    未練がましく過去の嫌な経験を話し続ける彼女に、
    「これ以上愚痴言うな!」
    って今井先生の一撃、笑いました🤭

  4. この方、もしかして過酷な状況を生きてきたにも関わらず、周りと関係を築き、家も買い、コミュ力もあり‥

    最も素晴らしい「苦悩能力」なるものを持っているのでは?

    障がい年金受給という事で、危うさもありますが‥

  5. 相談内容より相談者がどこの国の人間なのかが気になってしまった

  6. まず相手の言ったことを受け入れた上で自分が話すという言葉のキャッチボールの基本ができていないと感じた
    ウクライナの人たちを引き合いに出して自分はダメだと極端な自己卑下の仕方したり話の飛躍がすごい
    高橋先生がいくら褒めても素直に受け入れない
    良く言えばユーモラス
    悪く言えば捻くれてる
    でもこの捻くれ方は長年過酷な環境で生きてきたせいだろう
    いじめられる方に原因があるとは決して言いたくはないけど、精神病という後天的なもの以外にも、先天的に発達障害の傾向があったんじゃないかな
    多分外国人だからという理由だけではないと思う
    昔は社会が無理解だから、発達障害を個性としては受け入れなくて、異物としか見なされない
    悲しいことだけど、そうやっていじめられてきた人はたくさんいると思う
    今井先生の「それ以上愚痴言うな」
    珍しくキツめだけど良い締め方だった
    こういう人には理屈は通じなくて端的な命令のほうがよく効く

  7. 大原敬子先生や、
    加藤先生なら、なんていうかな。
    あなたは、辛いことを話すときも、重くならないように話してきたんです。
    今回も、自分のことを話す時も、重くならないよう、明るく面白く話すくせがついてるんです。
    自嘲です。
    そのおかげで乗り越えてもこれたが、
    親しい人が大変なことになり、目も見えにくくなり、あなたの心の
    キャパシティを超えたんです。
    色々な場所にもっと参加して、
    心を保ってください。
    お金があって家がある、それはもちろんありがたいことだけど、
    幼い頃からの友達や、
    仲間を自然に作れなかった辛さや、
    今でも人としっくり来ない違和感は、
    あなたの胸を痛めてるのでしょう。
    外国籍でも関係ない、ネットや、
    文通や、チャットや、顔が見えない相手でも繋がりを持って気持ちを出してなんとか誰かと支え合っていき、
    そして老人会の人たちには、明るめの会話をするのはどうでしょうか。
    あなたは十分頑張りました。

    肌触りのいい布団や、
    いい曲、アロマなどのいい匂い、
    美味しいものなど目に頼らないものをで、たくさん好きなものを作って、人生を満喫してください

    応援しています。

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