妹が悩む兄の不法侵入、脅迫・恐喝。警察の門前払いには証拠を示せ
テレフォン人生相談
2015年9月25日 金曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女61歳 長女37歳と同居 長男34歳は既婚 兄65歳 姉63歳 父は2年前、母は13年前にそれぞれ他界
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
えっとお、実の兄の、嫌がらせについてなんですけども、
今井通子:
はい
あなたおいくつ?
相談者:
わたしは61です。
今井通子:
61歳
お兄様はおいくつ?
相談者:
60・・5です
今井通子:
65歳
えー、ご一緒に住まわれてんの?
相談者:
いえ、違います。
今井通子:
ご兄弟は他にいらっしゃいますか?
相談者:
あのお、兄と姉とわたしです。
今井通子:
じゃ、お兄さんとあなたの間に、
相談者:
はい、姉がいます。
今井通子:
お姉様がいらっしゃる。
相談者:
はい
今井通子:
お姉様は何歳?
相談者:
63です。
今井通子:
63歳。
まずう、
相談者:
はい
今井通子:
嫌がらせのお話を伺う前に、
相談者:
はい
今井通子:
お兄様は、結婚してらっしゃる?
相談者:
えっと、内縁の妻が、います。
で、その方の連れ子がいます。
今井通子:
ほお、なるほど。
成人してらっしゃるでしょ?
相談者:
はい
40ぐらいだと思うんですけども。
今井通子:
40ぐらいの、男性?女性?
相談者:
男性です。
今井通子:
男性
相談者:
はい
今井通子:
はい
お姉様は?
相談者:
は、もう、あの、遠くに、結婚して、全く、あの、音信不通にしてます。
その兄が怖くて。
今井通子:
あ、そういうことなの?
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、ご結婚されてえ、
相談者:
はい
今井通子:
ご主人も、ご存命?
相談者:
はい
今井通子:
おいくつぐらいの方?
相談者:
60・・5ぐらいだと思います。
今井通子:
なるほど
で、お子さんもいらっしゃるのかしら?
相談者:
はい
今井通子:
お子さんは、あの、何人、おいくつぐらい・・
相談者:
えっとお、息子が一人で、
今井通子:
ええ
相談者:
20・・3ぐらいです。
今井通子:
あ、そうですか・・
相談者:
で、その息子に危害を加えられると困るからということで、わたしにもその、存在場所を教えないくらいです。
今井通子:
ああ、そうなんですか
相談者:
はい
今井通子:
それ、何年前くらいから?
相談者:
父親が亡くなってえ・・からですから、3年ぐらい前ですね。
今井通子:
あ、お父様亡くなったの3年前なんですか・・
相談者:
はい
あっ、
今井通子:
お父様おいくつで・・
相談者:
2年前ですね。
今井通子:
あら、2年前。
相談者:
はい
今井通子:
お父様、おいくつで亡くなられたの?
相談者:
えーと、91です。
今井通子:
91歳。
お母様は?
相談者:
えーと、75で亡くなりました。
今井通子:
75歳でもう
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、
相談者:
13年前です。
今井通子:
あ、13年前
相談者:
はい
今井通子:
と、この間、お父様は一人で住まわれてたの?
相談者:
はい
一人で住んでて、兄い、が来て、あの、年金を使い果たすと、わたしのところに、父親を投げるっていう感じで、それの繰り返しでしたね。
今井通子:
んん?
待てよ。(笑)
まずう、お父様は、
相談者:
はい
今井通子:
お母様が亡くなって以来、
相談者:
はい
今井通子:
お一人で住まわれていた。
相談者:
はい
今井通子:
で、お住いは自宅ですか?
相談者:
はい、自宅です。
今井通子:
持ち家でらしたの?
相談者:
はい
今井通子:
で、その、お兄様は、
相談者:
はい
今井通子:
内縁の妻も、いてえ、
相談者:
はい
今井通子:
その、連れ子さんもいてえ、
相談者:
はい
今井通子:
別なとこに住んでんじゃないの?
相談者:
別なとこお、あの県営アパートに住んでたのは、10年ぐらい前だと思うんですけどもお、
今井通子:
はい
じゃ、別なところに住んでらしたのにい、
相談者:
はい
今井通子:
お父様の所に転がり込んだわけ?
相談者:
転がり、込むのと、自分の所に帰るのと並行してたみたいです。
家族で転がり込んだり、あのお、お金が途切れると、もう、その、また、県営アパートの方に帰ったりの・・
兄とその、内縁の方たちは、生活保護受けて暮らしてんです。
今井通子:
あー、なるほどね・・
そうすると、じゃ、いよいよ、その、お兄さんの、いじめに遭ってるお話を伺っていきたいと思うんですがあ。
相談者:
はい
今井通子:
はい
どういうことなんですか?
相談者:
えーと、父親が2年前に亡くなって、
今井通子:
はあい
相談者:
まあ、あの、すっかり、自分が生きてるときは子どもの面倒看るのが当たり前だっていうので、父親は、ほとんど、兄の面倒看てたんです、金銭的に。
今井通子:
はい
相談者:
で、わたしも、親のすることだから、しょうがないな、って見てたんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
あの、土地と家だけは残したいということで、公正証書で、わたしに遺言を書いてたんです。
今井通子:
ええ
相談者:
亡くなったので、それを見せたらば、遺留分の請求っていうのを兄が家裁に申し立てて、
今井通子:
はい
相談者:
それで、50万わたしが支払うっていうことと、
今井通子:
はい
相談者:
あと、遺言は認めるっていうことと、
今井通子:
はい
相談者:
今後一切、交流を持たないっていう条件で和解が成立したんです。
今井通子:
はい
相談者:
その後、あのお、法的にも有効ですよっていう裁判所の、方のお話も頂いてたので、安心してたらあ、
今井通子:
うん
相談者:
四ヶ月後に、あたしの子どもお、に、それなりの援助をしたから、金を払えっていう、脅しの電話や、つい最近は、もう手紙で、金を振り込めっていうような内容の、来てて。
で、裁判所にそれを持って、法的に有効なんですよね?って言ったら、いや、その、50万に関してはわたしが払わなかったらば、わたしの財産を差し押さえるっていうのの法律的には有効だけど、その他は、紳士協定だから、何もできませんっていうことで、
今井通子:
んん
相談者:
今度警察の方に行って、手紙の中に、あのお、実家に入り込んだ内容の、ことが記されてあったので、
今井通子:
ええ
相談者:
これって、不法侵入にならないんですか?って聞いたら、これだけではならないっていうふうにして・・
警察でも、なんともならないって言われて・・
今井通子:
あの、今のお話の中で、
相談者:
はい
今井通子:
あなたには、あの、お子さんいらっしゃるのね?
相談者:
はい
今井通子:
えー、おいくつの男性、女性?
相談者:
えっとお、37歳の長女と、34歳の息子がいます。
今井通子:
で、もう、両方とも、独立されてんの?
相談者:
いえ、娘とは一緒に住んでてえ、
今井通子:
ええ
相談者:
して、息子お・・夫婦、息子は結婚してるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
その息子、夫婦が、父親の残した実家を今、自分たちでリフォームしてるんです。
今井通子:
ああ、なるほど
相談者:
その実態を・・自分が持ってた合鍵で入ったらしくて。
今井通子:
ああ
相談者:
何だあれは?、っていう感じの、あのお、逆上したような手紙の内容でした。
今井通子:
んん・・
相談者:
でも、あの、和解成立してわたしが、現金を振り込むときに、あの、弁護士さんを通じて、合鍵を返してくれって言ったときに、ちゃんとあの、返してもらったという、あの、文書も頂いて、鍵も、あたしい、がもらったから、もう入れないっていう確約を取ったつもりだったんですよね。
今井通子:
うん
相談者:
それなのに、こうやって入ってるってことは、約束守られてないんで、じゃないんですか?って弁護士さんにも聞いたんですけども、
今井通子:
うーん
相談者:
そういうことは、何の権力もないから、できないって言われて・・
じゃ、何のための和解金だったんですか?って言っても・・
あとは警察に相談してくださいっていう、堂々巡りなんですね・・
今井通子:
んん・・
で、今回あなたがご相談になりたいのは、
相談者:
はい
今井通子:
先ほど仰っていた、
相談者:
はい
今井通子:
その法律的に色々な、手は打たれたと。
相談者:
はい
今井通子:
にも関わらずう、まだそのお、実家の合鍵は別に作っちゃったのか何なのか分からないですけど、
相談者:
はい
今井通子:
持ってるらしくう、
相談者:
はい
今井通子:
中へ入って来ちゃったりとかあ、
相談者:
はい
今井通子:
要するにあなたが、一切もう、関わらないという、約束をしたはずなのにい、
相談者:
はい
今井通子:
ま、嫌がらせの電話は掛かってくるとか。
相談者:
はい
今井通子:
そういうことに対する、
相談者:
はい
今井通子:
ご質問ですか?
相談者:
はい、そうです。
今後、兄、兄が、あの、嫌がらせするのに対して、どのように立ち向かっていったらいいんだろうか?と思いましてえ・・
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の、坂井眞先生がいらしてますので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生、よろしくお願いいたします。
(回答者に交代)