携帯に掛かって来た儲け話に騙されて借金のカタに持ち家を貸し出せ言われている
(回答者に交代)
坂井眞:
まず結論は、あなたがイヤだと言えばできない(家を出て行く必要はない)。
納得して出て行っちゃだめ。
どのくらいの家賃になるの?
相談者:
15万くらい。
坂井眞:
それだと元本100万は、すぐに返せてしまう。
家を貸していれば、その後、すぐに戻れなくなってしまう。
そんな危険なことしちゃダメ。
借りた人は友だち?
相談者:
後輩でヤクザ。
商売で金貸しで食ってる。
その後輩が言うには、
「千円でも取れなかったら評判になるから、これは絶対に取りますよ。」
坂井眞:
反社会的勢力ね。
利息制限法の上限は年18%。
あなたの場合半年で20%だから、その倍以上なので違反している。
違法な契約なのでそのとおり返す必要はない。
元本は返さないといけない。
これまでもそんなことあった?
相談者:
ない。
坂井眞:
魔がさした?
なんのギャンブル?
相談者:
競艇。
電話がかかってきて。
名簿が出回ってんのか・・
坂井眞:
2度とやっちゃだめ。
すぐに返すべきをなんとか返してしまって、縁を切ること。
利息制限法を超える分は払わなくていい。
相談者:
10万円つけるってのは自分から言ったんですが・・
坂井眞:
どちらから言おうが、関係ない。
相談者:
はー。
坂井眞:
相手もそれを知ってますから。
後輩って言ったっけ?
普通に話ができる?
相談者:
はい。
坂井眞:
弁護士に相談したら、こう言われたと。
で、返して領収書を書いてもらって。
とにかく、こんな大事なことなんだから、ご家族に話して。
出てくるんじゃないの、お金。
とのかく、家を出ることには応じない。
相談者:
いやの一点張りで、いいんですんね。
坂井眞:
そう。絶対出ちゃだめ。
後輩だって、いつ態度変えるかわかんないですよ。
今も、もう少し態度変わってるんでしょ?
相談者:
そうです。
坂井眞:
家を空けろって、不動産取りにきてるわけですよ。
そのうち、関係ない人が、「肩代わりしました」って出てきてごらん。
そんな話もできなくなってしまう。
仕事やってる方たちだから、甘く見ちゃダメ。
早く弁護士のとこに行ってください。
こういう裏の方と、相談者が弁済交渉できるとは思えないので。
法律のプロのところに行かれるが一番。
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたかー?
相談者:
はい。
今井通子:
本当に、お分かりいただけましたか?
ご家族に明るみに出して。
もう借りちゃダメですよね?
相談者:
そうですね。
今井通子:
何かを売ってでも、お金作って。
(内容ここまで)
最初のやりとり、今井さんて、なんで1回で話通じないのかねー。
私のメルアドにも来ます。
スパムっての。
世の中、巧妙な詐欺もあるけど、ほとんどが、なんで引っかかるのか?てのが多くてね、振り込め詐欺とか。
でも、相談者みたいのが一定数いるからこそなくならないんですね。
昔はこうした人にリーチするのが難しくて被害も限られてたわけですが、インターネットはそのハードルを下げてくれましたしね。
でさ、これ、応じないっていうのはわかったけど、金作れなかったら、どうなるの?
埋められない?
(笑)