長男を「ころしたい」63歳の女。市川森一が大原敬子に反論するの巻
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは。
すいません、お願いします。
大原敬子:
いえ、あのね?
相談者:
はい
大原敬子:
まだ具体的に、ちょっと話がよく分からないんですけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
どうにもならなくってっていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんの中に、これ以上借金したらあ、
相談者:
ええ
大原敬子:
ぜんっぶ自分が身ぐるみ裸になるような、
相談者:
ええ
大原敬子:
今、状態になってるのか?
相談者:
そう、なると思ってえ、
大原敬子:
感じは、そ、そうなると思ってる?
相談者:
ええ
大原敬子:
というのはですねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
今先ほど、家を出て、行ってほしいっていう言葉。
相談者:
はい
大原敬子:
家を出て行っても、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたのお子さんって変わりないんですよね?
相談者:
うん、そうなんだよね。
大原敬子:
で、家を出て行って、借金しても、あなたが来るんですよね?
相談者:
(溜息)
大原敬子:
そうすと、家を出て行ってほしいっていうことが解決策ではないですよねえ?
相談者:
ええ・・
大原敬子:
そうすと、どうするかっていうと、相手よりまず、お母さんの中にい、自分で生きる道が納得できたほうが、まだ楽になるんで、じゃないでしょうかねえ?
相談者:
ええ、そうですよねえ・・
大原敬子:
息子さんのことじゃなくって、えっとね、ちょっと聞きたいんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
私にも息子いるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
別れたのいつですか?
相談者:
先月・・
大原敬子:
あ・・離婚、まだしたばっかりなのね?
相談者:
うん・・
大原敬子:
したばっかりで息子さんが、今あなたの家(うち)に帰ってきてえ、
相談者:
ええ・・
大原敬子:
で、あなたが出て行けと言ったら、
相談者:
うん
大原敬子:
息子さん、暴力振るう。
相談者:
うん
大原敬子:
その状況だけですか?
相談者:
はい
大原敬子:
他には?
相談者:
自分も・・うん、申し訳ないんですよ。
「農業、て、あれ、継いでくれる」って言ってえ、継いでもらったのでえ・・
大原敬子:
誰が?
相談者:
次男、のほうが・・
大原敬子:
あ、要するに、ご次男は一緒に住んでるんですか?
違いますよねえ?
相談者:
いえ、住んでるのは、すぐ、隣なんですけども・・
大原敬子:
あのね?
これ、ちょっとお母さんも落ち着いてね?
もう、お母さんも、イライラしてるんですよね?
相談者:
はい、そうです。
大原敬子:
だから、私が今、ご長男の話した・・
相談者:
殺したくなるほどなんですよ・・(涙)
大原敬子:
ん?
相談者:
殺したくなるほどなんです。
とっても・・(泣)
で、毎日が、毎日なイライラなって・・
大原敬子:
でも毎日毎日、お金をせびってるの?
相談者:
せびってるのと、あと、あれ、朝まからずーっと昼間まで、寝てるんですよ。
大原敬子:
うん
相談者:
(ハアッ)何にもしないで、
大原敬子:
うん
相談者:
(ハアッ)こっちが一生懸命稼いでるのに、みんな、泡の水になってしまったの、お金が・・そん、な、何百万、400万ほど、(ハアッ)て、情けねえったらありゃしない・・(泣)
大原敬子:
うん・・
でこれ、あの、次男はその話・・
相談者:
借金のためにすむ、すむ%#*ば・・(号泣)
大原敬子:
うん・・
相談者:
ほんと情けねえったらありゃしない・・(号泣)
大原敬子:
うん・・
相談者:
じいさんが一生懸命、稼いだ金を、み~んなパアにしちまって・・(号泣)
大原敬子:
あのね?
この状態を全部次男の方、知ってます?
相談者:
ええ、知ってます(泣)
大原敬子:
知ってます?
相談者:
はい(泣)
大原敬子:
それでも何もおっしゃらないんでしょ?
相談者:
「家から出て行ってもらいたい」とは、い、言ったようだけんども、
大原敬子:
うん
相談者:
どこにも出て行かないんでえ、
大原敬子:
うん・・あのね?
相談者:
はい・・(泣)
大原敬子:
そしたらあなた、良い教育してたんじゃないの。
相談者:
(泣)
大原敬子:
ごじんさ、わ、次男の方は相当しっかりしてるじゃないですか。
相談者:
はい・・(泣)
大原敬子:
で、本来ならもっと兄弟喧嘩をしていいですよねえ?
相談者:
ええ・・(泣)
大原敬子:
でもじっと、やっ、あの、耐えて頑張ってるってことは・・
相談者:
だ、だ・・小さい頃から、ほんとに我慢に、我慢させられたの、あいつ、
次男坊は(泣)
大原敬子:
うん
相談者:
長男は、おばあ、いいよ、いいよ・・
大原敬子:
長男はお婆ちゃんっ子と、そういうことですか?
相談者:
そう、そう、そう
大原敬子:
あ、お姑さんとあなた、同居してたの?
相談者:
い、ま、最初はね、ようにも行ったんだはけって、長男ばっかり通うようなって・・
大原敬子:
そうなんだ、そこにきてるんだ。
相談者:
ええ・・
大原敬子:
その長男が、あまや、甘やかされて、好き放題してこの挙句はなんだ!ってことですよね?
相談者:
そうなんです・・
大原敬子:
お母さんが、そういえば、一生懸命貯めたお金で、持ってかれてることは悔しい気持ちは分かるんですけれども、
相談者:
ええ・・
大原敬子:
1か月で出すって、どうでしょうかねえ?
相談者:
ど、だって、納税類だかし、電気代・・そういう金も全然、出す気もねえんだす・・
大原敬子:
あなたの家の?
相談者:
ええ
大原敬子:
電気代もかすめて?
相談者:
「納税分だけでも払ってくれ」て言ってんだけど・・
大原敬子:
でも、借金で無いわけでしょ?
一銭も。
相談者:
だって、そりゃ、退職金が、あるはずだ・・
大原敬子:
それはお母さん、聞いたの?
相談者:
離婚するときは、聞いたんです。
退職金を・・
大原敬子:
そしたら?
相談者:
自分で持ってるって。
だけど、どういう、風にして、持ってるのか分かんないんだけど・・
大原敬子:
お母さん、一応分かるんです。
相談者:
あ・・
大原敬子:
ただ・・ただですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
強引に出し、た、出さないで、事をもっともっと、心を、要するに、お互いにですねえ、こじれてしまったら、
相談者:
うん・・
大原敬子:
あなたが一番大事な、ご次男が泣くんですよね。
相談者:
あ、そうか・・
大原敬子:
人間っていうのは、
相談者:
ん・・
大原敬子:
感情が、どっかで大人になるってことは、
相談者:
ん・・
大原敬子:
これやったら清々するけれども、
相談者:
ん・・
大原敬子:
一番守るべきものを、まず守ること、考えないといけないんですね?
相談者:
はい、(溜息)、分かりました。
大原敬子:
どっかであなたが執着を捨てないとお、基準を、もうどんなになっても、あたしは次男を守る!と思ったらあ、
相談者:
ええ
大原敬子:
腹立っても何立っても、
相談者:
我慢するってことですか?
我慢・・
大原敬子:
よう、ある程度様子を見るってこと?
いや、我慢じゃないの。
様子を見る。
ご自分の息子ですから。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
様子を見てから、
相談者:
(溜息)
大原敬子:
まだ1か月、2か月は早いんじゃないか?と思うんです。
相談者:
#%*$・・(泣)
大原敬子:
あなた、辛い人はね?分かります。
ただ、長男とすると、「まだいたい」ってなるんですよ。
相談者:
あ・・
大原敬子:
だから、あなたが今選択するのは、
相談者:
はい
大原敬子:
どうなっても構わないから、出すっていう気持ちも1つです。
相談者:
はい
大原敬子:
結論ね?
相談者:
はい
大原敬子:
でも、次男だけは、私は命かけて守ろうと思うなら、
相談者:
はい
大原敬子:
ここは、踏ん張る。
相談者:
我慢するってこと・・
大原敬子:
我慢じゃない、踏ん張る。
相談者:
踏ん張る、踏ん張る・・
大原敬子:
で、様子を見る。
それしか私には答えはないんですけれども、ごめんなさいね?
先生、いかがでしょうか?
相談者:
はい、はい、分かりました。
(再びパーソナリティ)