喋り続ける女67歳の強烈な依存心。口グセは「もちろんです」「何の不安もありません」
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
(笑)あ、よろしいですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
あのね?
相談者:
はい
加藤諦三:
一般にね、「私の家に何の問題もありません」って言う人に限って、物凄い、大問題があるのは通常なんです。
相談者:
あ、そうですかあ?
加藤諦三:
問題を認めたくないんですよ。
相談者:
いえいえ、ほんと、ただ息子と、その、夫婦のことだけえ、ですね、今は。
加藤諦三:
い、いや、あの、ご主人が良い人ですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
姉妹(きょうだい)もみんな良い人ですよね?
相談者:
そうです、そうです。
加藤諦三:
ものすっごい、ご主人と姉妹に、あなた頼ってんですよ、あなた。
相談者:
そうです。
加藤諦三:
そしてね、
相談者:
うん
加藤諦三:
物凄い依存してるから、
相談者:
うん
加藤諦三:
失うのが怖いんです。
相談者:
何を?
どういうこと?
失うのが怖いっていうことですか?
加藤諦三:
自分が、物凄い依存してたら、依存してるものを失ったら怖いでしょ?
相談者:
そうですかあ?
加藤諦三:
夫とお姉さん達を失うのは、可能性っていうの、物凄い怯えてるんですよ。
相談者:
いやあ、失うことはないでしょうね、仲良いから。
全然、失う、もう人生、もうあと少しですもんね。
あと20年生きるかどうか・・
加藤諦三:
ああ、ですから、それだけ安心してたら、
相談者:
うん
加藤諦三:
これもう、怯えないです。
ものすっごい、依存心が強いんです。
相談者:
はあ、はあ
加藤諦三:
依存心が強い人ってのは必ず、恐れます。
相談者:
ああ、そうなんですかあ。
加藤諦三:
依存と恐れなんです。
相談者:
はあ
加藤諦三:
これは深く関係してるんです。
相談者:
そうなんですかあ。
加藤諦三:
だからあなた、夫に依存してる、姉妹に依存してる、
相談者:
はい
加藤諦三:
その結果として、物凄い恐れを持ってるんです。
相談者:
依存て何ですか?依存・・
加藤諦三:
い、依存てね、その、頼る。
相談者:
あ、そうだね!そう!
そうです、そうです、先生のおっしゃる通り。
加藤諦三:
頼ってる?
相談者:
ほんと頼ってるの。
加藤諦三:
凄い頼っ、てる。
相談者:
そうなの。
加藤諦三:
で、頼ることの、
相談者:
はい
加藤諦三:
と、深く関係してることが、
相談者:
はい
加藤諦三:
恐れなんです。
相談者:
恐れ?
そうなんですかね?
加藤諦三:
自分に頼れないから。
相談者:
あ、そうなんですかあ。
加藤諦三:
自分に頼れば、それほど恐れはないんですよ。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
だけども、とにっかく、人に頼ってる場合は、
相談者:
はあ・・
加藤諦三:
どうしても、恐れっていうのが出てくるんです。
相談者:
は、はあ
加藤諦三:
どうしても怯えは出るんです。
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
夫を頼る、お姉さんを頼る、
相談者:
そうです。
加藤諦三:
だけど自分が、頼りない。
相談者:
頼りない、ああ。
加藤諦三:
だけども、頼っているから、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう不安でしょうがないんです。
64歳なると。
相談者:
ああ、そうなんですか。
もし何かあったら?
加藤諦三:
そういうことです。
相談者:
いうことですね?
加藤諦三:
そういうことです。
相談者:
そうですかあ。
加藤諦三:
その不安を、息子さんの問題に結び付けちゃってんです。
相談者:
はあ~
加藤諦三:
だから少しずつね?自分に頼るっていう、心の姿勢だけは持ち続けてください。
相談者:
どうしたらよろしいんでしょう?
加藤諦三:
どんな小さなことでもいいですから、とにかく自分で決めるという、
相談者:
決める。
加藤諦三:
物事を。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
そして自分に頼ってい、生きる。
相談者:
はい
加藤諦三:
それを、していけば、
相談者:
はい
加藤諦三:
問題は、自然と解決していきます。
相談者:
そうですか。
加藤諦三:
ええ。
よろしいでしょうか?
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はこれで失礼します。
相談者:
うん、ええ、はい、どうもどうも、
加藤諦三:
はい、どうもあり・・
相談者:
ありがとうございましたあー。
加藤諦三:
「何の不安もないです」と言う人は、不安で、たまらない人です。
息子さんが5年前から離婚したいと言っていると言いながら、加藤先生に質問されると5年くらい前は息子はそういうことを言ってない、と返し、息子さんが離婚したいと言ったのは2、3回。
お嫁さんからの午前4時の電話にドキドキすると言いながら、電話が来たのはたった1回。
幸せで何の不満もない相談者さん、何を相談したかったのか意味不明。強烈でした。