（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくおねがいします

相談者：
よろしくおねがいします

坂井眞：
貸した、話と、おー、百万ぐらい返ってきたっていうところまでは分かったんですが、
その、貸した女性の、両親か弟、から返してもらえないか？っていう、ま、ストレートに言うとそういうご相談みたいなんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
（相手女性の）お父さんや、お母さんや、弟さんは、なんで自分の娘や、自分のお姉さんのお金を返さなくてはいけないんだ？いう話になるか？っていうのは、どうですか？、考えてみました？

相談者：
あい、あの、考えてます。

坂井眞：
娘に代わってとか、お姉さんに代わって返さなきゃいけない理由が、ありますかね？

相談者：
ああ、そ、そりゃぁ、・・ちょっとなかなかあ・・

坂井眞：
無さそうですよね？

相談者：
うん・・

坂井眞：
「お前の娘が金返さないから、親返せ」、ってあなたの所に来たら・・なんて言います？
「何、言ってんだ？」、って思いませんかね？

相談者：
・・まあ、人それぞれで、かわいい、けん、ま、少々の、お金だったらもう、出してやるかと。

坂井眞：
でも、それって、あのお、あなた、おっしゃったように、人それぞれで、「娘のために少し、代わりに払ってやるか」、とか、そういう話ですよね？

相談者：
はい。

坂井眞：
だから、あの、そういうふうに思ってくれる人がいて、その人が、あー、そういう気持ちになってくれて、払ってくれることはあると思いますけど・・
それ以上に、貸している側が、権利としてね、貸した人の両親とか、弟さん、その他、親族にね、

相談者：
はい

坂井眞：
親族なんだから返しなさいと、

相談者：
うん

坂井眞：
言うことはできない・・んですよ。

相談者：
あー、ほいだら、もう法的には、それは、な、取ることはできん、ということですね？

坂井眞：
そう。
だから、お願いに行ってみることは、あっていいかもしれないですよ？
あくまで、お願いに過ぎないわけですよ、それは。

相談者：
弁護士さんに依頼して、法的に取ることは、その姉弟からとることは、不可能な、いうことですね？

坂井眞：
不可能というか、お願いでしかないから、弁護士が行くことは、まず、ないですよね。

相談者：
裁判しても取れんといういうことですね？

坂井眞：
裁判できないです。

相談者：
あ、出来んのですか？

坂井眞：
だから、お願いです、って言ってるじゃないですか。

相談者：
ああ

坂井眞：
裁判ていうのは、お金を取る、なんか法的な根拠がないといけないでしょ？

相談者：
うん

坂井眞：
お金を貸しました、返してもらえません、だから、返してください、ていう、そういう理屈が必要なんですよね。

相談者：
ほんだら、男の、連帯保証人とっとる、連帯、男からは取れるということですね？

坂井眞：
うん、連帯保証人というのは、借りた人と同じ立場で返さきゃいけないんですよ。

相談者：
うん

坂井眞：
だから、借りた女性と同じ責任を負うので、

相談者：
ええ

坂井眞：
その人が土地、建物・・持ってるっていうんだったら、それを、お金に換えて返してもらうとか、

相談者：
うん

坂井眞：
ていう話にまで、そりゃ、法的には手続きはできますよ。
で、そのお、同居人の男性っていうのは、その、貸してあげた人の、旦那さんとかではないんですか？

相談者：
籍入ってないんで、旦那さんじゃないね。

坂井眞：
内縁関係みたいなことですか？

相談者：
内縁関係じゃね。

坂井眞：
ふうん
で、公正証書、には、その人は連帯保証人として入っていますか？

相談者：
入ってない。

坂井眞：
公正証書に入っているのは本人だけ？

相談者：
あ、本人だけ。

坂井眞：
連帯保証人はどういう形でとったんですか？

相談者：
賃貸・・の連帯保証書こしらえて、サインさして

坂井眞：
ああ
公正証書にはなってないけど、そういう書面はあるんですね？

相談者：
うん、それは、あ、１年前に、とりました。

坂井眞：
取った後、その男性から少しは返ってきたんですか？

相談者：
男性からは返ってない。

坂井眞：
その男性が持っている土地、建物っていうのは、価値は無いんですか？

相談者：
価値は無いね。

坂井眞：
２００万も価値は無い？

相談者：
そのお、２００万や、そこそこぐらいな、価値、売ったら価値はあるけど、壊し賃の方が余計に・・

坂井眞：
今はどうやって使っているんですか？

相談者：
使ってない。

坂井眞：
誰かに貸して、お金え、を貰うっていうわけにはいかないの？

相談者：
ない。

坂井眞：
使えない建物？

相談者：
だけど、やっぱり、知った人じゃけん、そこまでこう、しよったら・・も、それ、そのときはもう、最後の手段じゃ思うて、あの、僕も思うとるけん。

坂井眞：
うん
あのお、もう一つね？

相談者：
うん

坂井眞：
ちょっと不思議なのが、借りた本人の、内職があって・・これは内職すると、月に幾らくらい入ってくるんですか？

相談者：
３万５千、多いときは５万もあるし、７万もあるし、もう様々じゃ。

坂井眞：
で、その通帳と、おー、カード、あなたが持ってるんですよね？

相談者：
持っとる。

坂井眞：
それ持って来ているのに、どうして・・で、向こうが持たせてるっていうことは、　下ろしていいよ、て言われてるんじゃないですか？

相談者：
こないだ、持って来たんですよ。
も、「今度から、これで」もう、あの、「内職分、下ろしてくれ」と。

坂井眞：
ああ
それで、むこうの、その借りた女性は、そこから下ろしていいですって言ってるんですか？

相談者：
そうです

坂井眞：
じゃあ、一番、簡単なのは、むこうも了解して預けてくれてるんだったら、そこからそのお、お、３万五千円なりを、下ろして返してもらうってのは一番簡単じゃないですか？、少しづつでも。

相談者：
ああ、いや、それ、また内職う、せなだったりい・・したら、また、そやったりしたらまた、よ、よわる（困る）でしょ。

坂井眞：
少しづつでも、せっかく、その、女の人が了解、して、あなたが通帳と、あの、キャッシュカード持って来た、で、「下ろしていいよ」って言われてるんだったら、それで少しづつでも、

相談者：
ああ、や

坂井眞：
下ろしていくっていうのが、一番簡単で、早いかなあと、少しづつだけどね。
だから、持って来たときはもうカラっぽだったんでしょ？

相談者：
カラっぽだった。

坂井眞：
そんとき、その女性は、持ってくるときは、なんと言ってたんですか？
「そこに入ったら、下ろしてください」、って言ってたんですか？

相談者：
ええ、そうそう。

坂井眞：
じゃあ、それ

相談者：
そいで暗証番号、皆、か、紙に書いて。

坂井眞：
うーん
じゃ、待ってみたらどうですかね。

相談者：
あー

坂井眞：
それ一番簡単でしょ。額は小さいけど。

相談者：
ま、とにかく、じょう、嘘をつくのが、上手なんですよね。も、ほんとに。
伸ばして伸ばしてするけんね。
こちらも・・やっぱり、知った所おるけん・・田舎じゃけん、やっぱり都会と違うけん、人の噂いうのがあるけんね。

相談者：
そこはね、だから、できるだけ、両方、立てたい、っていうのは分かるけれども、それで、最後の最後、そ、訴訟、あのお、裁判起こせないとかね？、弁護士に頼めないって言ってると、なかなか、実現しないよね、その、お金を返してもらうのは。
だって、

相談者：
ああ、なかなかあ・・

坂井眞：
うん、ちゃんと貸して、約束を向こう、破っているのはむこうなんだから、

相談者：
うん

坂井眞：
で、それで、ずーと待って、ダメだから、これは、やむを得ず、裁判にまでなりましたっていう話だったら、そこは割り切るしかないんじゃないかな？
ほんとに返してもらいたいんだったら。

相談者：
うん・・

坂井眞：
それか、あきらめるか、ていうのは、ま、どっちか、のような気がするよね。

相談者：
（笑）

坂井眞：
その中間が、だから、そのお、通帳から少しずつでも返してもらうっていうのが、一番、誰にも分かんなくて、少しずつでも返るのかなあと。
あと、お父さんお母さんは財産持ってる、って言ったじゃないですか。

相談者：
やっぱり、お父さんは、が死んで、亡、あ、５，６年になるんじゃ。

坂井眞：
お父さん死んだの？

相談者：
で、お母さんは現在、生きとるけんね。

坂井眞：
あ、お父さん亡くなったときに、財産あるんだったら、その女性、相続してないんですか？

相談者：
うん

坂井眞：
その女の人が相続してるんだったら、じゃ、その財産から、こちらに返済して下さいよ、っていうことはできる・・

相談者：
いや、相続はしてないんですよ。
いや、もろうて無いんですよ。

坂井眞：
ああ
そこ、どうしたのか？分かんな・・もらってないのか？、まだ遺産、相続の手続き？

相談者：
してないんか、それも分からん。

坂井眞：
だからそれを、貸したその女性にね、聞かなきゃ。

相談者：
うん・・

坂井眞：
それってえ、と、あなたが貸し始める、た後でしょ？
お父さん亡くなったのは。

相談者：
そうです。

坂井眞：
「財産入ったなら返してくださいよ」、と。
「ところで、相続はどうなったんですか？」と、ちゃんと聞かなきゃいかんでしょ。

相談者：
んん

坂井眞：
それを、想像でね？、相続しとらんのだと思う、とか、

相談者：
うん

坂井眞：
嘘つきだとか言ってみても、それはなかなか、ね？、話は前に進まないから。

相談者：
うん・・
分かりました。

坂井眞：
はい

相談者：
ありがとうございました。

（再びパーソナリティ）

今井通子：
はい、おわかりいただけましたか？

相談者：
はい、どうもありがとうございました。

今井通子：
はい

相談者：
はい、失礼しますう

今井通子：
失礼しまあす

（内容ここまで）

広島弁ですか、これ。

ええかっこしいの下心を持つ親父が手玉に取られるの巻。
しかも、完済されないうちに、五月雨式でしょう？

相手の女っていくつかしら。
しっかり内縁の男がいたみたいだけど、つまり相談者は抱かせてすらもらってない。

まあだけど、騙すつもりなら100万も返さないし、最初は返すつもりだったのかもしれん。
でもたぶん今はもう返すつもりはないよ。

動きのない通帳を渡してガス抜き。
チョロい。

てか、お店は畳んじゃったのかしら。

 

33万ならねえ。
333万円とか、どうかしたら年金１年分より多かったりしない？

確かにこの金額じゃ奥さんに知られない方がいいけど、そのせいで法的処置がとれないとか、ジレンマだ。