夫が会話しなくなってきて・・そらそうですよ、と加藤諦三氏
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?
今、森田先生にご回答頂きましたけれども・・先ほど、あなた、仰ってた、本人はしっかりしてるっていう、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そこで、あなたの両親も、あなたも、結婚していいんだ、と思ったということですよね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
その、しっかりしてるっていうこと・・その意味なんですけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
要するに、こういうことですか?
辛いとか、悲しいとか、何か色んなことがあると、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そういうような、感情を、あんまり表に出してこない?
相談者:
ちょっと、無感情みたいな感じに、
加藤諦三:
ああ、無感情ね。
相談者:
みたいな感じになり・・
加藤諦三:
感情そのものが、無いわけではないんだけれども、感情を表現しないということですよね?
相談者:
あ、そうです。
押し殺してるんじゃないかな?って感じはします。
加藤諦三:
ええ。
特にその、辛いとか、悲しいとかね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そういうことを騒いだら、
相談者:
はい。
加藤諦三:
もう、色々、問題なんだけども、
(騒いだら問題という意味じゃなく、問題を抱えていても、という意味)
相談者:
はい。
加藤諦三:
そういうことは、決して言わないで、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そいで、だけど、非常に、感情そのものは豊かで、
相談者:
はい。
加藤諦三:
おだてられて喜んじゃうというようなタイプではないんですよね。
相談者:
そうですね、撥ねつけられる感じはしますね、話をして・・
加藤諦三:
そうですよねえ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
その・・お父さんが・・ご主人のね、ご主人のお父さんの家庭で暴力って言いましたけど、あなたのご主人は、小さい頃から、感情表現が出来ないで生きて来たんじゃないですか?
相談者:
あ、そうですね。
ものすごく、ピリピリした子供だったって、近所の従兄弟の人に言われたことがあります。
加藤諦三:
あの、こういう言葉があるんですけどね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
しつ・・失うね・・感情消失言語症と言って、英語で言うとアレキシサイミアってね、
アレキシサイミア:alexithymia
相談者:
はい。
加藤諦三:
感情を表現する言葉が、失われてる人ってのがいるんですよ。
相談者:
はああ。
加藤諦三:
で、小さい頃・・やっぱり・・自分の感情を汲み取ってもらう環境で育ってないと、
相談者:
あ、そうです。
会話が無い家庭だったってお母さんが言ってました。
加藤諦三:
ええ、そういう場合に、今言った、失感情喪失言語症ていう、
相談者:
ああー。
加藤諦三:
ものが出てくるんですよね。
ですから、ご主人は、相当、今、きついですね。
相談者:
ああ。
加藤諦三:
っていうのはね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
何か言うと、あなたが、「そんなことイジワルじゃないの?」、って、言ってしまう・・
相談者:
はい。
加藤諦三:
すると、ご主人は不満・・あるわけですから、色んな。
相談者:
はい。
加藤諦三:
自分の不満を表現すると、それが、封じられちゃうわけですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
ですから、なんていうのかな、ご主人の、この、辛い気持ちをしっかり受け止めてえ、
相談者:
はい。
加藤諦三:
(受け止め)るだけのお、気持ちには、今んとこ、(あなたが)ならないのかのなあ?
相談者:
ああー。
加藤諦三:
つまり、一番我慢してるんですよ。
だけど、我慢してるところが・・ひょっと、出ると、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そこをまた、あなたが、(正しくは”あなたから”)
相談者:
はい。
加藤諦三:
「イジワルなこと言ったんじゃない?」、って形で責められちゃう。
相談者:
はい。
加藤諦三:
と、これ、会話しろって言っても無理ですよね。
相談者:
ああ、そうですねえ、
加藤諦三:
だって、会話しようとして、自分の感情表現したら、そこを非難されちゃうんだから。
相談者:
(笑)
そうですね。
加藤諦三:
相手からすると、会話のしようが無いよね。
相談者:
はい。
なんか擬音語になってきました。
加藤諦三:
ううん、幼児化する可能性もあるんですけどねえ。
相談者:
前は、そっちの作戦でいってたんですけどお、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
それが、ちょっとバカにされてるみたい、って言われまして。
加藤諦三:
うん。
過敏なんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そいで、待てない、本当は。
で、そこをジッと堪えているから、
相談者:
はい。
加藤諦三:
この状態で・・会話しろ、って言われても、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そら、無理ですよ。
相談者:
ああ。
じゃ、そっとした方が・・
加藤諦三:
そっとする、というより、まずあなたが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
夫を理解するところから始める。
相談者:
ああー。
加藤諦三:
夫が・・あなたが言った、本人はしっかりしてる、という、そのしっかりの内容ですよね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それは周りから見たら、しっかりなんだけども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
本人にとっては、ものすごいつらいこと・・無理です。
無理してたってことです。
相談者:
はい。
加藤諦三:
本人はなぜ、しっかりしてるかという動機の気持ちの部分は、おそらく生まれてから誰からも理解してもらえなかったんじゃないかな。
相談者:
はい。
加藤諦三:
ですから、そこを、誰か理解してくれる人が居れば、
相談者:
はい。
加藤諦三:
やっぱり、ご主人にとっては、その人はもう、かけがえの無い人になるんですよね。
相談者:
はー。
加藤諦三:
感性がいいですもん、ご主人。
相談者:
あ、(笑)そうですか。はい。
加藤諦三:
すごく感性がいいし、
相談者:
はい。
加藤諦三:
で、努力もするし、
相談者:
はい。
加藤諦三:
素晴らしいと思いますよ。
相談者:
あ、そうですか(笑)、はい。
加藤諦三:
ただ、あなたが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そのしっかり、ということの意味を、
相談者:
はい。
加藤諦三:
ご主人は、辛くて、我慢したんだなあ、という、
相談者:
ああ、そうですねえ。
加藤諦三:
色々我慢して、ここまで生きて来たんだなあ、ということを、あなたが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
その気持ちを、あなたが汲み取れるか、汲み取れないか、ということだと思いますよ。
相談者:
あ、分かりました。はい。
加藤諦三:
よろしいですか。
相談者:
はい。(笑)
頑張ってみます。
加藤諦三:
はい、どうも失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございました。
加藤諦三:
アメリカの離婚原因の第一位は、女の側からも男の側からも同じです。
コミュニケーションが出来ない。
(内容ここまで)
相談者、なんか嫌な人だなあと思ってね。
夫と息子との能力差を分析したり、
育った環境の比較の説明とか、
夫の両親の学歴に対する下りとかも。
夫の両親は共働きだったから金銭感覚が違うだの、
果ては、「親の学歴を聞いてビックリした」、って、一体どういう意味なんでしょう。
相談者に悪気はないんですけどね。
教育熱心な家庭環境に育っても、大切な何かが抜けてるような気がします。
とにかく嫌な感じに聞こえました。
もう、そうなったら、笑い方も気に食わなくて(笑)