夫がてんかん。 主治医とは別の専門医に掛かりたい
(回答者に交代)
相談者:
どうかよろしくお願いします。
高橋龍太郎:
えーと、事実関係を、確認したいんですが、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ご本人は、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
紹介状を持って、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
神経内科の先生ですか?
そのてんかんの専門の先生の所には、何回、出掛けてるんですか?
相談者:
本人は行ってませんよ。
私と娘が行ったんです。
2回。
高橋龍太郎:
えー、脳波を持って、てんかんの、専門の先生の所に行ったらば、そらは、側頭葉てんかんですね、っていうお返事があったの?
相談者:
分かったんです。
その側頭葉てんかんていうことが、
高橋龍太郎:
それが、1年半前・・
相談者:
2年前です。
高橋龍太郎:
2年前に分かった。
それから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
えーと、先ほど仰っていた、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
お薬を使っても、あのお、あまり変化が無いっていうのは、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
その、てんかんの専門の先生がお薬を出しているわけではない?
相談者:
あー、脳神経外科の先生です。
手術を受けた先生。
高橋龍太郎:
手術を・・受けた先生が、じゃあ、そういうものについてのお薬を、少し工夫して出しましょう、って言って、それで、
相談者:
そうです、工夫して出されて。
だから、どちらにしても、
高橋龍太郎:
それで、(笑)最近は少し、状態が良くなってるの?
相談者:
あ、それですね、暴れてしょうがなかった。
家の中でね。
高橋龍太郎:
うん、うん。
相談者:
家の中・・90度くらい煮た立っちゃって(*)、爆発して、また、90度で、1年半過ごしていたんですね。
(*)
お風呂か、あるいは飲む為の何かを必要以上に熱してしまうことを指していると思われる。
側頭葉てんかんの症状として、発作が起きると、熱い、冷たい、痛いなどの感覚が無くなるといわれている。
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
それから、あと、何だっけ?
えーと、免許更新したらいけないって言うのに、更新したりしてですね。
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
色んなことがあったときに、怒って、やめちゃったんですよ、その薬を。
やめたら、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
すごい90度に煮立ってた、あれが、治まったんですね。
薬によって、やっぱ、症状が全然違うんですよ、それで、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
今のだと、90度までは行かない、ま、50度くらいでえ、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
すぐ、攻撃的に怒るっていうのは変わらないんですけど、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
前のように、年がら年中、ガーと怒ってる状態ではないっていう感じですね、今の薬だったら。
高橋龍太郎:
ふうん。
相談者:
だから、我慢してたらいいのかなあ、って思ってたらあ、スクーター買っちゃったので、そのスクーターを、今度乗せないようにするにはどうしたらいいかってことで、また、家族で大騒ぎになってえ、今、鍵を2つ・・息子が持ってるっていう状態なんですけど。
高橋龍太郎:
なるほどね。
それで、えーと、その病院は、大きな病院なの?
相談者:
えーと、手術した病院ですか?
高橋龍太郎:
ええ。
相談者:
手術した病院は大きな病院です。
高橋龍太郎:
大きな病院だったら、その、
相談者:
専門医はいなかったんですよ、だから。
てんかんの専門医が言って、私も初めて知ったんで。
てんかんの専門の病院で受けなきゃいけないんだなって。
頭の手術したときには・・(分からなかった。)
専門の病院で受けなきゃいけないって、今回初めて学んだんですけれどもお、てんかんの専門医はいらっしゃらないんです。
高橋龍太郎:
てんかんの専門医・・でも神経内科の先生なんかはいらっしゃるんでしょ?
相談者:
え、ですから、脳外科の先生がお薬出されてますけど。
だから、手術された先生ですね。
高橋龍太郎:
うん。
いや、だけど、その中に、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
より、てんかんに詳しい先生はどなたかいらっしゃるんでしょう?
相談者:
・・
それはよく分かりませんけれども、手術した先生がずっと、今もずうっと変わらず、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
薬出されてます。
高橋龍太郎:
うん。
だったとすれば、それは、もう、その病院の、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
その主治医の先生に、現状をよくお伝えして、処方を上手く、変えて頂くっていうのがベストだと思いますけれど。
大きい病院であれば。
で、
相談者:
だけど、どうしても、専門医に掛かって、専門医の先生の診断を仰ぎたいんですけれども。
しかも、それが、61歳で受けてるわけだから、手術を。
そのときに、もう専門医のお話が分かればですね、そのまま受けないで、専門医のいらっしゃるところに行けたのにと思うと、ものすごく口惜しいんですね。
高橋龍太郎:
いや、いや、だって、前頭葉に髄膜種があったんでしょ?
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
だから、前頭葉の手術は受けざるを得なかったわけでしょ?
相談者:
そのときは(てんかんの症状は)出なかったんです。
そのときは(前頭葉の手術が)必要だったんです。
どこで、受けても・・必ず(前頭葉の手術は)受けなければ。
高橋龍太郎:
はい、はい、はい。
だとするとね、それはもう、ご本人が拒絶的で、なおかつ自覚が無いときに、主治医の先生がキーパーソンだから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
主治医の先生をうまく説得しない限りは道は繋がっていかないですよ。
特に病識が無い患者さんの場合に。
ただし、その場合に、主治医の先生が、じゃあ、こうこう、こうこう、こういう先生宛に、じゃあ、紹介状を書いておくから、必ず、この先生を受診してね、っていうように、主治医の先生を説得すれば、当然、患者さんは、手術をしてくれた・・それこそ命の恩人なんだからってことで、意見に、普通、従いますよね?
相談者:
そうしたら、私たちは、その手術した先生に、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
先生のご存知の専門家の先生に、紹介して頂けますか?、とお願いさせて頂くんですか?
高橋龍太郎:
そうです、そうです。
相談者:
あー、分かりました。
高橋龍太郎:
それが、あの、えー、お医者さん・・どうしの、ま、ある種の、筋道みたいなもんだから。
突然・・
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
例えばそこが、今、外来に掛かってる所から、突然まったく離れた先生が、てんかんの専門の先生だからっていって、突然2系統・・お互い、連絡が無いような、掛かり方をすると、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
両方が混乱してしまうので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
で、特に、その間に挟まった患者さんが混乱してしまうので、
相談者:
全然混乱しないです、本人は。
側頭葉っていうのは、本人は全然、自覚が無いんですから。
高橋龍太郎:
いや、いや(笑)、だから、違う、違う。
治療体系が混乱してしまうということだから、
相談者:
あー、分かりました、はい。
高橋龍太郎:
だからあ、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
ご主人の主治医はあくまで、脳外科医の先生だから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
脳外科医の先生が、コントロールタワーで、当然、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
てんかんの先生はお知り合いがいるはずだし、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
脳外科だったら余計に、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
脳外(のうげ)っていうのは、今・・昔はてんかんは精神科が扱っていたんですけれど、
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
今はもう全部、脳外科か、それこそ、神経内科の先生がてんかんを扱ってるからあ、自分の、
相談者:
でも、先生、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
てんかんのことをご存知ないんですよ。
その今の手術した脳外科の先生。
高橋龍太郎:
違う、違う。
相談者:
ええ?
高橋龍太郎:
本人が知る知らないんではなくて、ご本人が、
相談者:
違う、違う、先生がですよ、先生が知らないんですよ。
高橋龍太郎:
いやいや、だから、先生がそれを診断つけるか、つけないか、っていう意味で、知る知らないではなくて、
相談者:
ええ、はい、はい。
高橋龍太郎:
人脈を通じて、
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
てんかんの専門医は必ずご存知なはずだから、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
その先生を紹介して、
相談者:
分かりました。
高橋龍太郎:
その2人で看ていくっていうパターンが一番いいですよ。
相談者:
あ、分かりました。
高橋龍太郎:
そうじゃないと、使う薬、ほぼ同じですから。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
バッティングしてしまって、どの量を、どう組み合わせるかってことが出来なくなってしまうので。
必ず、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
お薬を一系統で統一しないとダメです。
相談者:
今の先生の所にはもちろん、行きます。
高橋龍太郎:
行きましょう。
相談者:
でも、今の先生が、そのように動いて頂けるかどうかが心配なんですよね。
高橋龍太郎:
いや、いや、医者なんだったら必ず動きますよ、そりゃあ。
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
患者さんから言われれば、あるいは家族から言われればね。
相談者:
いや、その後、掛かりたいんですよ。専門医に。
高橋龍太郎:
いや、だから、その場合には、自分が、いつも、情報を交換しやすい、そりゃあ、要するに、医療圏のチームみたいなのが潜在的に存在してるから、じゃ、そういう、じゃあ、お医者さんと一緒にタッグを組んでやりますから。
ただし、外来は、じゃあ、こちらに来て、それから、じゃあ、例えば、3ヶ月に1回はそっちの先生にも、尋ねましょうね、ていうガイダンスを今の主治医がしてくれるから。
それで、まとまるじゃないですか。
相談者:
まあ、期待して、いきたいと思いますけれども、やって頂けるかどうかすごく疑問ですよね。
それだったら、この2年間、無駄になってるんですよね。
2年間しっかり、先生が側頭葉のてんかんって分かったんですからあ、やっぱり、それ、やりましょうか?、専門医の先生と一緒にやりましょうか?、って少なくとも言って頂ければ、良かったわけですよねえ?
高橋龍太郎:
まあ、そうかも知れないねえ、うん。
相談者:
それを何も言わないってことは、未だに側頭葉(のてんかん)が分かってないんじゃないかって思うんですね。
18ヶ月間てんかんの発作がありません、てのは、何を根拠に、この間の脳波の結果が出たのかも、私たちは理解出来ないんですね。
高橋龍太郎:
ちょっと待って、ちょっと待って。
こないだの検査した結果の、
相談者:
脳波。
高橋龍太郎:
波の・・脳波では、側頭葉てんかんの波は無いですよって話だったの?
相談者:
側頭葉てんかんじゃないですよ。
今の先生は、
高橋龍太郎:
うん。
相談者:
てんかん性発作って書かれてました。
高橋龍太郎:
てんかん性発作は無いですよ、って話でしょ?
相談者:
そうです。
高橋龍太郎:
要するに、てんかん性発作ていうのは普通、脳外(のうげ)の後の、あの・・てんかん・・要するに痙攣発作だからあ、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
要するに、大発作のような痙攣発作は無いですよっていう風に書いてるだけだと思いますよ。
それは、
相談者:
でも18ヶ月間って、どうして分かるんですか?
高橋龍太郎:
うん?
相談者:
18ヶ月間無かったっていうのは、どうして分かるんですか?
高橋龍太郎:
いや、いや、大発作は、ないじゃないですか。
側頭葉てんかんで、大発作はないから。
相談者:
いいえ、側頭葉のてんかんで、だいたい大発作は無いですよ。
側頭葉のてんかんっていうのは、
高橋龍太郎:
いや、だから、無いでしょ?って。
だから、
相談者:
だったら、今まで9年間ないですよ、大発作は、
高橋龍太郎:
いや、だから、
相談者:
◆△%&障害があるだけですよ。
高橋龍太郎:
ただし、術後は出る人がいるの。
だから、脳外(のうげ)のその主治医にとっては、そういう大発作が起きる場合を備えて、そういう質問をしてるわけでしょ?っていうの。
相談者:
だとしたらあ、
高橋龍太郎:
だから、そう(大発作)じゃない・・側頭葉てんかんの怖れがあるということについて、今の主治医を通じて、てんかんの専門医でチームを組んでもらって、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
そちらの、てんかんの、その、専門医の先生が側頭葉てんかんで、これは意識障害は無いかもしれないけれども、そういう・・例えば意識の変容とか、
相談者:
そうです。
あの、記憶に無いんです。
だから、本人が認知できないんです。
高橋龍太郎:
そう、そう、そういうことですね。
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
だから、そういう、意識の変容とか、感情の興奮や何かがすごく・・出てくるので、それは、運転は避けた方がいいよっていう風にアドバイスしてくれる可能性が高いので、
相談者:
ええ。
高橋龍太郎:
だから、やっぱり、今の主治医を大事にした方がいいと思いますよ。
相談者:
うーん・・
じゃあ、分かりました。
そのように今回挑戦してみます。
勝野洋:
よろしいでしょうか?
相談者:
ありがとうございました。
勝野洋:
よろしいでしょうか?
相談者:
ありがとうございます。
勝野洋:
じゃ、これで失礼します。
相談者:
はい、ありがとうございます。
(内容ここまで。次は管理人コメント)
高橋くんって、前半寝てたの?
一体どこの理想郷の話をしているの?
異様に怒ってるのは夫だけじゃないわな。
いやー、ほんとに異常だわ。
こんな家族が付いてきたら主治医もうんざりすると思います。