ストーカーのつもりはない。話し合いたい
(回答者に交代)
中川潤:
あのお、ちょっとお話聞いてて、いま少し、私、飲み込めないんだけど、
相談者:
はい。
中川潤:
あのお、あなたが、仰ってる・・その、慰謝料を請求するとか、そういう、お金のことを考えてるわけではなくて、
相談者:
はい。
中川潤:
これまでの、5年間、というものを相手が認めない。
相談者:
はい。
中川潤:
でえ・・結婚の約束・・婚約まで、えー、した・・で、入籍しようと、いうことまで話は進んだ。
相談者:
はい。
中川潤:
その事実すら否定する。
相談者:
はい。
中川潤:
ということに納得がいかない。
相談者:
はい。
中川潤:
で、従って、それをね?、
相談者:
はい。
中川潤:
それを先ほどのお話だと・・話が出来ないなら、代理人を立てて、
相談者:
はい。
中川潤:
まあ、それなりの手続きというと・・調停とかね、
相談者:
はい。
中川潤:
そういうことを、考えるよと、
相談者:
はい。
中川潤:
いうメッセージを送られたということ・・
相談者:
はい。
中川潤:
ですよね?
相談者:
はい。
中川潤:
その最後のところがね、
相談者:
はい。
中川潤:
率直に言いますけど・・私には全然、理解出来ないんですよ。
相談者:
・・
中川潤:
つまりね、
相談者:
はい。
中川潤:
代理人を立て・・て・・まず・・法律実務家の立場で言わして頂くと、
相談者:
はい。
中川潤:
あの、法律の世界で、その家庭裁判所・・なり、なんなり・・別に家裁じゃなくてもいいですけども、
相談者:
はい。
相談者:
代理人立てて・・あなたのような場合の、男女間の、
相談者:
はい。
中川潤:
一定の関係を、どうする、こうするっていうのは、これは金銭的な、計算の問題以外、あり得ないんですよ。
相談者:
まあ、そうですね。
中川潤:
両方の間の子供さんの問題があれば、それはまた別なんだけど、
相談者:
はい・・はい。
中川潤:
あなたのケースの場合は、金銭的な問題でしかあり得ないんです。
相談者:
はい。
中川潤:
で、あなた、お金じゃなくて、
相談者:
はい。
中川潤:
この5年間を認めて欲しい。
相談者:
はい。
中川潤:
という言い方をされてるんだけど、
相談者:
はい。
中川潤:
率直に言うと・・その、あなた、彼女に対して、未練が断ち切れないか、
相談者:
はい。
中川潤:
意地になってるか、
相談者:
はい。
中川潤:
そのどっちかでしかない・・極めてそのお・・第3者的なね、それも、傍観者的なね、ものの言い方になるかもしれないけれども、
相談者:
はい。
中川潤:
あのね、
相談者:
はい。
中川潤:
ものすごい、えげつなく・・ね?
相談者:
はい。
中川潤:
ま、はっきり言いまひょうか?
相談者:
はい。
中川潤:
あのね、男と女の中ってさあ、
相談者:
はい。
中川潤:
どっちかが、嫌だってなったら嫌なのよ。
相談者:
そうですね。
中川潤:
ましてや、女性の方が、
相談者:
はい。
中川潤:
どんなに理不尽な、
相談者:
はい。
中川潤:
あなたの方からすればね、
相談者:
はい。
中川潤:
理解ができない、
相談者:
はい。
中川潤:
ね、何が悪かったんや俺が、と。
相談者:
はい。
中川潤:
いう風な思いになるかもしれんけども、
相談者:
はい。
中川潤:
嫌になったら嫌なんですよ。
相談者:
そうですね。
中川潤:
はあ。
相談者:
・・
中川潤:
もう、それに尽きるんですよ。
相談者:
はい。
中川潤:
それをいつまでも追っかけてもしょうがないのよ。
相談者:
はい。
中川潤:
分かる?、言ってる意味。
相談者:
はい。
中川潤:
あなた、多少は分かってるでしょ?、そのことは。
相談者:
そうですね、はい。
中川潤:
ね?
で、そういうことが前提にあればこそね、
相談者:
はい。
中川潤:
いいですか?
あなたが、再三、話し合いを求める・・
相談者:
はい。
中川潤:
それは・・じゃあ、復縁じゃなくてもいい。
相談者:
はい。
中川潤:
じゃ、復縁じゃなくてもいいということだとすると、次は何か?・・金になってしまったら・・俺は金を要求するなんて、そういう薄汚いことはしたくない。
相談者:
はい。
中川潤:
となると、理由をつけるとなると、
相談者:
はい。
中川潤:
この間の・・ことをキチンと、話し合って、
相談者:
はい。
中川潤:
美しく別れたいと。
相談者:
はい。
中川潤:
そういう理屈になってくるんだけど、そんなことあり得ないんだってえ。
相談者:
(笑)はい。
そうですね。
中川潤:
うん、ありっこないんだよ。
相談者:
はい。
中川潤:
でね、今ね、
相談者:
はい。
中川潤:
あなたがあ・・やるべきことはね、
相談者:
はい。
中川潤:
一つには・・これは法律家としてのアドバイスですけども、
相談者:
はい。
中川潤:
彼女の方は、
相談者:
はい。
中川潤:
あなたからの・・再三に渡る、そのメッセージ。
相談者:
はい。
中川潤:
これを、つきまといだと思ってます。
相談者:
・・
そうですしょうか・・
中川潤:
ううん、逆の立場から見ればそういう見方もあり得ます。
相談者:
はい。
そうですね。
中川潤:
ね?
相談者:
はい。
中川潤:
別に、その、後ろをつけてね、尾行して、何してとかね、家の周りを徘徊してとかね、
相談者:
はい。
中川潤:
そういうことをしなくても、
相談者:
はい。
中川潤:
関わりを、もう一切絶ちたいのに、
相談者:
はい。
中川潤:
ね、何度も、何度も、メールを送ってきて、
相談者:
はい。
中川潤:
あるいは、電話を掛けてきて、
相談者:
はい。
中川潤:
何某かの話し合いをしたいとか、関わりを持とうとするってこと、それ自体がストーカーだと、
相談者:
はい。
中川潤:
言われてもしょうがない、
相談者:
はい。
中川潤:
という状況に今、置かれているからあ、
相談者:
はい。
中川潤:
だから、あなた、すごく、リスキーなことを、今やってますよ。
相談者:
・・
中川潤:
まず法的には。
相談者:
はい。
中川潤:
だから、あなたがやることは、
相談者:
はい。
中川潤:
今後、一切、関わりをもう、自分から絶つということです。
相談者:
はい。
中川潤:
大事なことは。
相談者:
はい。
中川潤:
それしかないと思いますよ、僕は。
相談者:
ああ。
中川潤:
これ以上、彼女に対して、
相談者:
はい。
中川潤:
何某かのメッセージを送ることは、
相談者:
はい。
中川潤:
一つには、彼女・・が、どう受けとめるかということを・・警察まで引っ張り出してきてるような状況ですから、
相談者:
はい。
中川潤:
あなた自身、ものすごく・・今度は法律問題として、法的にややこしい立場に置かれます。
相談者:
(笑)はい。
中川潤:
ほいで、今あなたがやるべきことは、一切、接触は持たないことです。
相談者:
ああ。
中川潤:
いい?
相談者:
はい。
中川潤:
メールも送らない。
相談者:
はい。
中川潤:
代理人を立てるとかねえ、
相談者:
はい。
中川潤:
あのお、共通の知人を立てて話し合いの場を持つとかね、
相談者:
はい。
中川潤:
そういう馬鹿なことは考えないことです。
相談者:
ああ。
中川潤:
ちょっとねえ、私よりも、ちょっと加藤先生・・に、お話してもらった方がいいと思いますから、替わりますね。
(再びパーソナリティ)
異性同性関わらず、別れは難しい。双方が「いろいろあったね。楽しいことだけじゃなくイヤなことも沢山あったけど、ありがとう」と言い合って別れる、そんなことは多分ドラマや小説しかない。フェードアウトもなかなか上手くいかないし。
創作作品さえ、エンディングを万人が納得がいくようにすることは不可能な位だから。