60代のスネかじり夫婦。金が欲しくて離婚したい62歳の女

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
はい、よろしくお願いいたします。

大迫恵美子:
はい、こんにちはあ
んん、ま、いつ頃から、か、分りませんけどお、ご主人の方もね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、あなたの家、あなただけではなくて、あなたの家に対してね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
背中を向けていて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたのお家は、これはあなたのお家で、

相談者:
はい

大迫恵美子:
自分の居る所ではないというふうに、もう、見切ってますよねえ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
まあ、どうだんですかね、あなたは離婚・・ほんとは離婚したいんですかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
うん・・
ま、そこのところはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、あなたが、ちゃんと真剣に自分の気持ちに向かい合って、えー、離婚をするならする。

相談者:
はい

大迫恵美子:
うー、ま、猫を飼っておくつもりで、我慢するのかどうかね。
それは、もう、どちらかに決めないといけないですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、あなた自身がもう、やっぱりお母さんに相当、寄りかかってますよね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、自分の人生を決めることもお母さんに決めてもらってますよねえ・・

相談者:
はい、お見合いですから。

大迫恵美子:
うーん、ま、お見合いでもね、もう、おー、おそらく40年近く、35、6年ですか?

相談者:
うん

大迫恵美子:
あの、その間に、自分で考える時間はあったと思うんですけどお、

相談者:
はい

大迫恵美子:
考えることはやめてきましたよねえ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、35、6年、自分で考えてこなかった人が、

相談者:
はい

大迫恵美子:
もお、我慢できないと思って衝動的に行動すると。

相談者:
はい

大迫恵美子:
その決断をしたことを、後悔しないのかどうかは、これは、もう、保証の限りじゃないですよ?

相談者:
でも、早い時期に別れて、お金を持ってるだけ貰った方が得じゃないかな?って、今、先生に言われて思いました。

大迫恵美子:
ふうん、もお、お金で割り切るからいいというふうにあなたが自分に、

相談者:
はい

大迫恵美子:
言い聞かせてるようなね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、本当・・ま、本当のところはお金なのかどうなのか、分らないな、と思って聞いてますけど・・

相談者:
怒りというのは、カネ以外にないと思うんですが、そんなことないんですかあ?

大迫恵美子:
ま、そら、色んな人の考え方があるのでね、

相談者:
他にある方法があるんだったら教えてください。

大迫恵美子:
うん、それはね、あなたが出す答えなので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、わたしの答えとあなたの答えはたぶん違うと思いますよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
離婚するかどうかはね、も、その人と一緒にやっていくのを、やめるかどうかという問題ですからあ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、何が得なのか?っていうことは必ずしも、あの、分りません。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、えー、ま、退職金もらうと仰ってるけどお、

相談者:
はい

大迫恵美子:
退職金が残ってるのかどうかも知らないわけでしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
「無い」って言われたときには、それね、一定程度、探し出さなきゃいけないんですよ。

相談者:
弁護士さん頼んで探します。

大迫恵美子:
(笑)弁護士は探偵じゃないので、

相談者:
ムリ?

大迫恵美子:
あのお、分らないときは分らないです。

相談者:
あーそうですか。

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういうことも前提にして、えー、離婚ってことを考えないといけないです。
だから、お金をとるために離婚するんだ、って仰りようはね、

相談者:
うん

大迫恵美子:
あのお、もしかしたら、あー、少し、あのお、何か、筋違いみたいな話をしてるかもしれないですよね。

相談者:
うん

大迫恵美子:
要するに、わたしは退職金が欲しいだとかね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
退職金くれないんだったら、生活費が欲しいんだと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
どっちもお金だ、って言うんですけどお、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それは、あのお、傍から聞いてるとね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
離婚する話なのかあ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
結婚生活を続ける話なのか?
一番的なところに、あの、全然、共通性のない選択を、どっちかって言ってるんですよ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それでは全然、問題解決しないですよね。

相談者:
うん・・
そうしましたら、家裁へ行って、調停を、申し込んで、調停をすることを申し込むことと、そしたら家裁からの手紙はどこへ持っていってたらいいんでしょう?
家へもってって、「パパ、これ来ましたからどうぞ」って出すんですかあ?

大迫恵美子:
あ、そうですね。

相談者:
そこで喧嘩になるでしょうね、こんなもん・・

大迫恵美子:
同居してるときにね、調停すんのは、結構難しいとわたしも思ってます。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ただ、まあ、あなたのお家ですからね、あなたが出て行くわけにはいかないので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
彼に出て行ってもらわなくちゃいけないんでしょうけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの、出て行かないでしょうね。

相談者:
ふーん。

大迫恵美子:
あのお、ま、そら、(笑)調停を申し立てるのはいいんですけど、

相談者:
うん

大迫恵美子:
あなたの気持ちは、どうなんですか?
彼と続けていく気持ちなの?
それとも、あのお、別れてしまう気持ちなんですか?

相談者:
別れてお金が欲しい・・
それで自分の老後を考えたい。

大迫恵美子:
うん、あのお、お金って仰ってるけど、別れたいのならね、

相談者:
うん

大迫恵美子:
別れるという選択も、もちろんいいんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
お金が取れるかどうかは、あのお、やってみないと分らないですよ、さっきも言ったようにね、

相談者:
はい、分りました。

大迫恵美子:
で、お金が取れるかどうかも分らないけど、

相談者:
うん

大迫恵美子:
離婚したい、とうことなのかどうか?
そこが、あなたが、あの、一番ね、きちんと決めてないところなんですよ。

相談者:
色々どうもありがとうございました。

大迫恵美子:
うん

相談者:
よくもう一度考えさせていただきます。

(再びパーソナリティ)

「60代のスネかじり夫婦。金が欲しくて離婚したい62歳の女」への7件のフィードバック

  1. 「金(かね)」って…笑
    今井さんはあなたが嫌いじゃないから、と言ってあげてるけど、旦那は外面のいい、自分に自信がないから女を作ってそこに転がり込むとかもできない、体面が大事な男だから離婚できないだけじゃ…。復讐がお金を渡さないことって、しんどい戦いだなあ。
    こういう夫婦の老後ってどうなるのか想像するとつらい…。

    今年も更新ありがとうございます。
    いつもの解説コメントまで書くのは大変かもしれませんが、ああ、読みたいなあって、期待しています…。

    1. ありがとうございます!
      書くのも習慣になるけど、サボるのも習慣になっちゃうんで、怖いわ。

    2. 同じ年代の夫婦の相談を探して読んでみました。そして、YouTubeて放送も聴きました。このご婦人の話し方、内容を聴いていたら、ご主人が気の毒になりました。
      ご主人も世間体を気にして、結婚生活を続けてきて、利害が一致していた訳ですね。
      これから、お互いに体に不調が現れる年齢だし、お母様もこの暮らしが続けられるわけでもないのに。
      世間知らずの相談者に、驚きました。久々の大ヒット!

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