資産家の父。母亡き後明らかになった愛人一家。酷い父親か?凄い父親か

(回答者に交代)

大原敬子:
もう、たぶん、先ほど、メモを書いてらっしゃると思うんですね。

相談者:
はい。

大原敬子:
時系列で、ダーっとお話なさってるんです。

相談者:
はい。

大原敬子:
も、それについていくのが大変でしたけれども、

相談者:
あ、すみません。

大原敬子:
いえ、いえ。
あのね、

相談者:
はい。

大原敬子:
このお父さん、・・しっかりしてますね。

相談者:
そうですか?

大原敬子:
といいますのは。

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたが57歳で、

相談者:
はい。

大原敬子:
お母さまが、亡くなる・・・ときまで、ね?

相談者:
はい。

大原敬子:
愛人っていう存在を知らなかったわけでしょ?

相談者:
はい。

大原敬子:
で、お母さま、亡くなって、

相談者:
はい。

大原敬子:
初めて愛人の存在が分かったわけでしょ?

相談者:
はい。

大原敬子:
ということは、このお父さまも、お母さまも、しっかりしてますよね?

相談者:
あ、はい。

大原敬子:
家族は守ってますよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
私は、今、あなたの仰ってることは、とてもよく分かるんです。
お父さん、DVで、殴って、云々って。

相談者:
はい。

大原敬子:
でも、ずうっと、こう、距離を置いて見ますと、

相談者:
はい。

大原敬子:
57歳まで、

相談者:
はい。

大原敬子:
愛人がいて、子供の認知も知らなくって、

相談者:
はい。

大原敬子:
そいで、お母さま、亡くなる寸前まで知らなかったっていうね、

相談者:
はい。

大原敬子:
そこに、凄いものを感じるんですよ、このお父さんに。

相談者:
はい。

大原敬子:
凄いと思いません?

相談者:
はい。

大原敬子:
どんなに喧嘩して、どんなに罵倒してても、

相談者:
はい。

大原敬子:
子供たちが、

相談者:
はい。

大原敬子:
お父さまが、愛人の家(うち)に、子供がいた、ああだ、こうだ、って修羅場を見てないんですよ。
だから、あなた、今、動転してる、気が動転してるんですね。

相談者:
はい・・はい。

大原敬子:
そこに、お父さんとお母さんの絆を感じるんです、私は。

相談者:
ああ。

大原敬子:
はっきり言ってね。
で、この、お父さんが、ほんとに、お金と、無駄が嫌いってのが分かるのは、

相談者:
はい。

大原敬子:
お母さまが亡くなった後、出入りはしてるけども、
はい、骨折しました。
はい、入院しました。
これは、今まで、40・・5年間、君(愛人)を看たんだから、そろそろ僕を看ろよ、って感じで、愛人に看さしたんじゃないんですか?、きっと。
それも・・

相談者:
そうですね。

大原敬子:
そうでしょう?

相談者:
はい。

大原敬子:
しっかりしてませんか?、このお父さま。
ところが愛人が・・俺はもう、その愛人の家(うち)に居られないんだよお、て言うのは、認知(じゃなく)・・要するに、入籍してないでしょう?、お父さまは。

相談者:
はい・・はい。

大原敬子:
そこで、愛人が初めて・・45年間耐えれた愛人がですね、

相談者:
はい。

大原敬子:
今、(父親を)いびってるんじゃないの?

相談者:
あ、そうですね。

大原敬子:
三回忌も過ぎたのに、

相談者:
はい・・はい。

大原敬子:
それでもお父さん、(籍を)入れないんですよ、これ。

相談者:
はい。

大原敬子:
入籍をしないところに、お父さんの強か(したたか)さと、

相談者:
はい。

大原敬子:
それから、愛人の、真の姿と、

相談者:
はい。

大原敬子:
それから、亡くなった妻の形。

相談者:
はい。

大原敬子:
そして、あなたたち娘。

相談者:
はい。

大原敬子:
今後、自分が死んだ後、どうすればいいかと、お父さま、考えてると思いますよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
じゃあ、あなたはどうするか?、ってことですよね?

相談者:
はい。

大原敬子:
愛人と触れないこと。

相談者:
はい。

大原敬子:
本妻の、

相談者:
はい。

大原:
娘として、

相談者:
はい。

大原敬子:
プライドと、

相談者:
はい。

大原敬子:
余裕を持って生きて欲しいんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
逆に言えば、愛人が会いたい、と言っても、

相談者:
はい。

大原敬子:
「私たちは認めません」、と。

相談者:
はい。

大原敬子:
あなた、親の考え、愛って感じませんか?

相談者:
今まで、自分の方・・の・・方からしか見えなかったので・・

大原敬子:
愛人側から見たら、

相談者:
先生の仰るような、

大原敬子:
分かるでしょう?

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたのことを、

相談者:
色んな見方・・

大原敬子:
そうでしょう?

相談者:
はい。

大原敬子:
こんだけ見方が違うんですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
私はね、一見、見れば、
愛人を作った、
そいで、子供をね、45年間、黙って、ね、子供にも、入籍した(仮定の話)、認知した、とかって、

相談者:
はい。

大原敬子:
様々、やってますけども、最後の最後に・・・ま、愛人からしたら、こんな酷い男いないですよね。

相談者:
・・はい。

大原敬子:
もう一度、言いますけども、

相談者:
はい。

大原敬子:
お父さんは、

相談者:
はい。

大原敬子:
愛人を作ったけれども、

相談者:
はい。

大原敬子:
妻と夫という関係では・・そして、娘に対する親として、

相談者:
はい。

大原敬子:
この父親は守っています。
今、現在までは。

相談者:
はい。

大原敬子:
いつ入籍するか分かりませんけども。

相談者:
はい。

大原敬子:
3年待った(待たせた)ってことは凄いですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
しかも、歳が80・・

相談者:
9です。

大原敬子:
9ですよ。

相談者:
はい。

大原敬子:
普通、もう、先が短いと思ったら、もう、いいわ、じゃあ、愛人に、
「分かった、分かった、(籍)入れちゃうよ、僕の老後は君、見てくれる?」
って言ってしまうのに、

相談者:
はい。

大原敬子:
ここまで、頑な(かたくな)に、

相談者:
はい。

大原敬子:
守る。
この男の人ってなんだろ?、って思います、わたしは。

相談者:
・・

大原敬子:
それ、もう一度・・その、たった2人の兄弟(姉妹)?

相談者:
はい。

大原敬子:
あなたと、お姉さんと話し合って、

相談者:
はい・・はい。

大原敬子:
父をどのようにして受け入れるか?

相談者:
はい。

大原敬子:
あとは、父の生き方?

相談者:
はい。

大原敬子:
私は、ほんとに、今、見たいですね、この男性の。

相談者:
はい。

大原敬子:
知りたいと思いませんか?

最後の最後に、この方はどういう方向づけをして、自分の人生を、きれいに、こう、整理していくのかなあ?、っていう、崇高な感じ(笑)、浮気をして崇高な、なんてあり得ないんですけどね。

相談者:
はい。

大原敬子:
なんか、男としてのね、いぶし銀のような感じがするのは、私だけですか?、先生、なんか、変な言い方してるけど、なんか、凄いですよね、この方。(笑)
(加藤先生、替わって)いいですか?
ハッハハハ。

(再びパーソナリティ)

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