恋愛依存症の女の生態。同棲して結婚して浮気して、夫の心配して・・
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
あのね、自分の人生ってのは一回なんだよ、って中川先生が仰ったでしょ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そいでね、あなたみたいな・・人って、別に珍しいんじゃないんですよ、結構いるんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
英語で、ラブアディクトと言ってね、日本語で言うと、恋愛依存症って言うんですけどね、
相談者:
はい・・はい。
加藤諦三:
あなたと、おんなじような心理なのよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなた、小さい頃から、
相談者:
はい。
加藤諦三:
人と親しいっていう体験、何にもしてないんじゃない?
相談者:
ああ。
加藤諦三:
自然な、本当の親しさの体験は無いですよね?
相談者:
そうだと思います。
加藤諦三:
あのねえ、やっぱり、人間は、どうしても、親しさが欲しいんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だけど、この、ラブアディクト、恋愛依存症になっちゃう人ってのはね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今言ったように、小さい頃から、親しいっていう体験が、みんな無いんです。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そうするとね、この親しさのね、代わり、偽モノを求めるんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だから、これ、もう、あなたとご主人てのは、10年間、も、まったく・・本当にあなたが求めるものと違ったもの、幻想・・の中で生きてきたのねえ。
相談者:
はい。
(泣)それって、治りますか?
加藤諦三:
根は深いんだけども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
解決は出来ますよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
今日明日、解決出来るってことじゃなくてね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
まず、本とか、動物ですね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
猫でもいいし。
犬でもいいし。
相談者:
はい。
加藤諦三:
あるいは、本屋さん行って、色んな、心を打たれることを書いてある本を見つけて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そうすると、そこで、小さい頃に、体験してこなければいけなかった、親しいっていうことの体験が出来るから、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そういうところで、ほんっとの、親しさというのを体験して、それで、今度は人間にいって、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そういう、自分の建て直しの計画ですねえ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
是非・・やってください。
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、失礼します。
相談者:
はい。
加藤諦三:
不幸を受け入れる。そこから出発します。
(内容ここまで)
んん、消化不良。
親しさへの渇望から、恋愛依存症。
これは良く分った。
しかし、その小さい頃つうか、家庭環境が知りたかった。
中川の説教を半分にしてでもだ。
恋愛依存症。
ちょっとググってみたんですが。
見捨てられる不安から、彼氏にしがみ付くタイプや、
長続きせず、相手をとっかえひっかえするタイプや、
一口に恋愛依存症といっても色んなタイプがあるみたいね。
道徳なんか説く人には、
「誰にも迷惑掛けてないし、私の勝手でしょ。」
ぐらいのことを、この相談者には言って欲しいんだけど、相談者自身が、やってることの嫌悪感を感じてんじゃ、し方ない。
それって、一つは結婚しちゃったことが原因だと思うんだけど、違う?
自分の浮気が気づかれてない、少なくともそう思えるということは、お互いの行動の自由があったってことでしょ。
浮気相手から振られて落ち込む彼を心配するなんざ、なかなか出来ることじゃない。
もう、そのままルームメイトでもよかったのに、結婚したのは、なぜ?
いや、何より驚いたのは、夫婦の職場が一緒ってことだけど。