間男と結婚するために、 不倫を隠して円満離婚したい女

(回答者に交代)

坂井眞:
あなたの考えておられることって、非常に虫のいいことだってのは、

相談者:
はい。

坂井眞:
きっと自覚しておられますよね?

相談者:
うちの親にもお、

坂井眞:
うん。

相談者:
エゴの固まりとかあ、

坂井眞:
(笑)
そう言われちゃいますよね。
で、まあ、それはいいとか、悪いとか、言ってもしょうがないんだけども、

相談者:
はあい。

坂井眞:
えーっと、今の彼と、結婚する話がもう出てるわけでしょう?

相談者:
はあい。

坂井眞:
で、あなたの、今、あのお、考えてるように、なんかそれを隠してね、

相談者:
うん。

坂井眞:
無事・・離婚したとしますよね?

相談者:
はあい。

坂井眞:
ほんで、いつ結婚するの?

相談者:
とりあえずは、家を出て、半年くらいは、アパート・・で暮らして、

坂井眞:
うん。

相談者:
もう半年経ったくらいっていう・・

坂井眞:
実は、離婚してから、恋が芽生えましたつって、

相談者:
うーん。

坂井眞:
結婚しようと思ってるわけ?(笑)

相談者:
はい。

坂井眞:
(笑)
そういう展開も、可能性はゼロではないと思うんだけれども、

相談者:
はい、うん。

坂井眞:
他方であなた言ってるのは、実は、今の夫は気づいているようだと言ってるわけじゃないですか。

相談者:
うん。

坂井眞:
そうすると、

相談者:
うん。

坂井眞:
えーっと、あなたが10年、なんだかこう、夫婦の実感のないまま過ごしてきて、離婚しようと思ってたって、これ嘘じゃないと思うんだけども、

相談者:
はあい。

坂井眞:
でも、今、離婚しようと言ってるのは、その10年の話というよりも、

相談者:
うん。

坂井眞:
直接的には、3年前から彼が出来て、とうとう結婚しようという気持ちになったから別れようという気持ちになったって言ってるわけだから、

相談者:
はあい。

坂井眞:
今の話ってのは、やっぱり、10年前からそうだったっていうのとは、ちょっと違うと思うのね。

相談者:
ふうーん。

坂井眞:
で、そういうところで、ご主人に、いや、性格が合わないから別れたいんだけど、って言うと、

相談者:
うん。

坂井眞:
きっとね、普通、今聞いてる話だと、
「お前、好きな男いるんだろ」、っていう話に、きっと、なりそうな気がするんだよね。

相談者:
ああ、はあい。

坂井眞:
で、

相談者:
ただあ、あの、すべてを正直に話せって、うちの父が言うんですけどお、

坂井眞:
うん。

相談者:
嘘も方便じゃないですけどお、なるべく・・周りを傷つけずに?、自分も傷つけずに、っていうのもたぶん、あると思うんですけどお、

坂井眞:
いや、ちゃんと気づいててさ、方便ていうのは嘘でもないと思うんだけどね。

相談者:
はい。

坂井眞:
お子さんたちだってえ、

相談者:
うん。

坂井眞:
もう16と13と10でしょ?
ま、それなりに、もう、成長しておられるからあ、気づく・・んだろうと思うよ。

相談者:
うーん。

坂井眞:
だから、あなた・・は、都合よく、上手く、って考えてるけどお、

相談者:
うーん。

坂井眞:
円満に別れたいつったって、まあ、円満に別れられる訳が無いと思うんだけどね、この話だと。

相談者:
はあい。

坂井眞:
だからあ、ほんとに、性格の不一致だから別れたいって切り出したところで、きっと、ほんとは違う理由があるんだろうって話しになりそうに、わたしは思います。

相談者:
はあい。

坂井眞:
で、無事、あなたがシラをきりとおして、ご主人の方も、調査したりして、何か証拠を掴んだりしないで、

相談者:
うーん。

坂井眞:
うまく別れられたとして、そいで、そしらぬ顔をして、半年ほど、パートでもして、1年くらい経って、結婚したら、

相談者:
うん。

坂井眞:
その相手って、きっとご主人も知ってる人でしょ?
仕事柄。

相談者:
そうです。

坂井眞:
と、
「やっぱり、そうだったか」、って、わたし、なりそうな気がして、
「なんだ、やっぱりお前、嘘言って騙したのか」、って、却ってなんか、もっとドロドロしそうな気がして、

相談者:
ふーん。

坂井眞:
それからでも、慰謝料請求の訴訟を、

相談者:
そうですよねえ。

坂井眞:
起こせますから(笑)
知ったときから3年だからね、不法行為っていうのは。

相談者:
うん。
でもお、
「そうじゃない」、って、言い切っちゃうのもお、一つの手かなっていうのは、

坂井眞:
だから、言い切ってやる、という選択肢は、そりゃあ、あるんだけども、

相談者:
うーん。

坂井眞:
親御さんに、エゴの固まりだって言われたって言ってたけど、

相談者:
はい。

坂井眞:
そんなに、うまく、都合よく、周りがみんな信じてくれるっていうほど甘くは無いと思うから、

相談者:
はあい。

坂井眞:
例えば16歳の長女の方?

相談者:
うーん。

坂井眞:
やっぱ、敏感だと思うしさ、もう、年頃からして、

相談者:
うん、うん。

坂井眞:
お母さん、あんなことやって、って分ると思うし、

相談者:
はあい。

坂井眞:
そういうことって、そんなに都合よく隠せないんじゃないかって僕は思うんですよ。

相談者:
うーん。

坂井眞:
わたし・・も、色んな、あの、事案を扱うんだけれども、

相談者:
はあい。

坂井眞:
うまくいかなくなっちゃったことはしょうがないけれども、

相談者:
うん。

坂井眞:
そっから先はキチンと誠実に対応しましょうよ、とやっていくと、グチャグチャにならない話も、自分の都合のいいことばっか相手に主張されると、反対側の人も、意地になっちゃって、どんどんドロドロの話になってちゃうっていうことはよくあるんですよ。

相談者:
はあい。

坂井眞:
で、あなたのやろうとしていることは、そういうふうになる可能性がすごく大きいなと思うのが、わたしはちょっと心配です。

相談者:
はあい。

坂井眞:
どこか本音で、例えば、子どもたちに対してもね?、
お父さんに対しては何も悪くは思ってないけどれども、こういうわけで、なんか夫婦としておかしくなっちゃったんで、

相談者:
うん。

坂井眞:
新しく好きな人が出来たから、ほんと申し訳ないけれども、

相談者:
うん。

坂井眞:
離婚して結婚するんだ、って言われた方がね、

相談者:
うん。

坂井眞:
そのとき分んないかも知れないけど、後になって子どもの方から見たら、お母さん、ちゃんと一生懸命対応しようとしてたんだなって、きっと分ると思うんだけど、

相談者:
うん。

坂井眞:
その逆やっちゃうとさ、何て都合のいいこと考えて、子どものこと何も考えてなかったんだな、って思われちゃう気もするし、肝心の(争う)相手方の、今のご主人だって、やっぱ、一番、きっと今みたいなやり方で、話がばれちゃうと、
「人を馬鹿にするんじゃない」、って言いそうな気もするしね。

相談者:
うん、うん。
じゃあ、あ、すべて、フルオープンの、方がいいってことですかね?
言うんだったら。

坂井眞:
全部オープンでいけば、絶対、何もかも、うまくいくって言うつもりはないんだけど、

相談者:
うん、はい。

坂井眞:
でも、あなたがあんまり虫のいいことばっかり言っちゃうと、意地になって、
「冗談じゃない」、と。
「俺は別れるつもりなんかない」、って言う姿勢を取られちゃうと、もう、にっちもさっちもいかなくなっちゃうんですよ。

相談者:
はあい。

坂井眞:
お話聞いてると、いやあ、夜、あんまり理由もはっきりしないで、外出してて、で、お前どこに行くんだ?、って怒ってて、どうも男がいるんだと思ってる感じがするっていうような状況でね、

相談者:
そうなんです。

坂井眞:
なんかきれいごとで、実は長い間、性格の不一致を感じてましたから離婚してください、なんていう話をしちゃうとね、こじれそうな予感があるので、だから、その辺は、ほんと、よく考えた方がいいと思うんだな。

相談者:
じゃあ、もう、慰謝料請求も、わたしと彼も、2人とも取られる覚悟で、

(再びパーソナリティ)

「間男と結婚するために、 不倫を隠して円満離婚したい女」への2件のフィードバック

  1. この相談者、自分の言ってる事やってる事に素であまり悪気を感じてないですね。
    一応「よくない事」と理解はしてるみたいですが、世間一般の常識的な感情が何か足りない気がします。
    父親からも呆れられてるのに、そらすらも「やっぱりそっかー?」と軽く考えてるような感じがします。

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