世話した統合失調症の甥に頼られて困る60歳の女。逃げようがなかった母の悲劇
(再びパーソナリティ)
今井通子:
お分かりいただけましたか?
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
あのお、ちょっと、高橋先生に伺う
相談者:
うん。
今井通子:
んですが、
高橋龍太郎:
うん。
今井通子:
こう、お父さんいらっしゃるわけですよね?
高橋龍太郎:
うん。
今井通子:
お父さんと、それから、彼女との、なんか、申し合わせか、なんか、あるんですかね?
(再び回答者)
高橋龍太郎:
あのお、例えば、彼にとっては、お父さんは、すごく、煙たい・・存在だからイザというに頼らないのか?、何か・・。
もちろん、統合失調症の家族は、統合失調症なりの、そういう、お互いが、心の交流がなかなか出来ない家族なのでえ・・。
ここで、例えば、叔母さんが一気に、そこに割って入って、あまりにも、親しげにやったので、彼は頼ってきたんだと思うけれど。
やっぱり、本来は、家族は彼にとっては、お父さんが家族だからね、お母さんが居なくなっても。
相談者:
うん。
高橋龍太郎:
だから、そのときに、どういうふうなことで、例えば、お父さんの方に頼ってく。
それから、どういうことで、自分はお父さんの方には頼れないから叔母さんにいくんだっていうような。
その、お父さんと叔母さんの役割分担みたいなことは、予め話し合っといた方がいいよ。
相談者:
うん。
高橋龍太郎:
そうじゃないと、
相談者:
うん。
高橋龍太郎:
えー、煙たいお父さんを、取り除いて、全部とっぱらって、全部、叔母さんにっていうのは、自立を促すことにならないからね。
相談者:
うん、そうですね。
高橋龍太郎:
煙たいお父さんっていう壁があるので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
自立できるの。
人は。
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
だから、そういう、お父さんとも、実際・・お父さんってのは、あなたの弟さんと、
相談者:
弟と、はい。
高橋龍太郎:
こういうことなので、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
あんまり、自分の方に向かい過ぎてるから、今度は一旦、お家に帰すから、よろしくね、くらいは言っといた方がいいと思う。
相談者:j
ああ、そうですね。
はい。
高橋龍太郎:
うん。
今井通子:
そうなるとですね、先生。
高橋龍太郎:
うん。
今井通子:
例えば、その、何かを言ってきたときには、グループホームに直接言うってより、
高橋龍太郎:
うん。
今井通子:
お父さんに言った方がいんじゃないですかね?
高橋龍太郎:
うん。
ただ、たぶん、言いにくいことがあって、こっちに来てるかもしれないから、
今井通子:
はい。
高橋龍太郎:
まあ、まあ、要するに、えー、お父さんとの関係が実際どうなのかっていうことを、相談者である、あなたが、弟さんと話すっていうことと、
相談者:
うん。
高橋龍太郎:
それから、生活面でグループホームの人と、えー、どんな、これから、組立てをしていくかっていう話し合いと、二本立て。
相談者:
うーん。
高橋龍太郎:
あなたの中で、組み合わせて、
相談者:
はい。
高橋龍太郎:
あ、これは、施設長の方に。
これは、お父さんの方に、っていうふうに、使い分けないとしょうがないね。
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
で、出来るだけ、自分の、あなたの、役割を消してくことが大事。
相談者:
そうですね。
高橋龍太郎:
うん。
(再びパーソナリティ)
いつも有難う御座います。音声を文字へ変換される作業がいかに手数と時間がかかり大変なのかをご察し致して頭が下がります。「しろ」ではなく、多分、「知道(ちろ)」だろうと思います。統合失調症の方の中には左脳的学力が相当に高い場合がありその分右脳的活動、つまり、他者との本質的な意味や理解力が上手くない傾向があります。まさしく私の息子も理数に強く高学歴でありますが他者との関わりが苦手なのです。だから今回の回答については全体的には良く理解出来ました。しかしながら、今井医師の「自死の原因が息子ですか?」という様な直球的発言には非常に驚きました。私の息子が同じ症状で発病して5年になりますが24時間360日息子を案じています。だから精神的自死なら何回も今まで行って来ました。ただ今回のお母上様と違いますのは問題から逃げずに生きている、という事だけです。本当に今回の回答者の発言には幻滅致しました。
ご指摘感謝です。
同時に、自分コメントを読み返して我ながら貧しい心情を吐露したもんだなと・・
相手に対してうんうんという相槌とか相手の発言に被せて物を言うとかから考えると、社会的なトレーニングができていない偽善者だと思う。