辛い過去を清算できない女。全ては通るべき道だった
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは。
よろしくお願いします。
大原敬子:
も、あのお、しっかりと、加藤先生と、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの話を、聞かしていただきました。
相談者:
はい
大原敬子:
でね、今日の話はね・・これからすることは、
相談者:
はい
大原敬子:
今あなたが・・過去の清算って仰っていましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
過去の感情を整理してね、第一歩、自分の・・自分の足でね、
相談者:
はい
大原敬子:
立って生きていきたい、ってことが、今日のご相談内容ではないかと、わたしは思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
自分の足で立ちたい。
でも、今までは、過去の、この、清算が、出来ていないからこそ、今日、加藤先生とお話が出来たんです。
人生にはね・・慰めではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
無駄はないんです。
あんときの過去が、ああいうことがあったら、あのとき、お母さん、こうであったならば、
相談者:
はい
大原敬子:
もし、あのときに、思い描いたお母さんであったとして、あなたが今日、こういう生活を得てるかどうかも分からないんですね。
相談者:
あー
大原敬子:
よくね、あの、よく、うちの講師が仰るんです。
すごく立派な仏像を彫って欲しければ、
相談者:
はい
大原敬子:
木屑は、二重、三重、四重と、数倍の屑がでるんですよ、って。
相談者:
はい
大原敬子:
そうして、ほんっとに、素晴らしいね、
相談者:
はい
大原敬子:
仏像が彫れるんですって仰るんです。
相談者:
はい
大原敬子:
その、屑・・木屑ですね、
相談者:
はい
大原敬子:
それ、何かって言うと、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたが今日、あのお母さまと一緒にね、あなたは、
「お母さん守るから行こう」
って言ったとき、
(母が)「あたしはお父さん選ぶわ」
って言ったときの、ショックさ。
相談者:
はい
大原敬子:
それから、学校の先生と、対等に立ち会って、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは、飛ばされてしまった。
相談者:
はい
大原敬子:
大きな精神的ダメージと、肉体的ダメージを受けた。
相談者:
はい
大原敬子:
それなのに、両親が助けてくれなかった。
相談者:
はい
大原敬子:
ねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・それが、あのときに、両親が、意味もなく行ってしまって、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたを、庇ったとしても、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの性格がどうなったか分からないんですよ。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
もう一度言いますよ。
泣くにも泣けない辛さもあるんです。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
ね。
相談者:
はい・・
大原敬子:
今、あなたが・・わたしはね、今日ね、辛かったって、そうだろうなあ。
わたしも自分の母がそうしたら、わたしは、許せないな・・すごく、気持ちは分るんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、これだけ、泣けるだろうか?、って。
相談者:
んん・・
大原敬子:
そう思いませんか?
で、今、あなたの生活が、地獄ではないんですねえ。
ちゃあんと、お子さんがいらして。
相談者:
はい
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
これ、慰めてんじゃなくって、全部が、あなたがこうなるべくして、こうして、この道に来たんですよ。
相談者:
なんとなく分ります・・
大原敬子:
あのときに、こうであったら、あのときこうしてくれたら、と思ったら、今日は無かったような気がするんですね。
相談者:
んん。
大原敬子:
もしかしたら、もっといい道かも・・分からない。
それは、誰も分からないんですよ。
人は、自分が生まれてきたときに、神さまか、仏さまが、あなたは、こうなるべく、生きてるんですよって、教えてるんですって。
でも、わたしたちは、第三者を見てるから、人を見ると、
「なぜ、わたしばかりがこんなに不幸だろ?」
って思ってしまうって。
相談者:
はい
大原敬子:
不幸で思ってしまうと・・思ってしまったら、もう、そっから不幸が始まるって言うんですね。
相談者:
はあ・・
大原敬子:
でも、この不幸はなぜ?
なぜ?、なぜ?、と思いながら、生きてくると、その、なぜ、こんなに不幸だったものが、幸せに変わるっていうんですよ。
相談者:
あー
大原敬子:
職場の関係では、これからも、赤ちゃんは泣きます。
相談者:
はい
大原敬子:
泣いたときに、
「もう、元気で泣いて、もう、一生懸命、泣いてちょうだい」、
「わたしの前で泣いてちょうだい」って、
「たくさん、ミルク飲んでね」
「一杯、酸素吸って、もう、泣いて、泣いて」
ってあなたが笑顔で言ったとき、赤ちゃんは、泣き止みます。
たぶん、あなたしっかり抱きしめてると思いますよ、きつく。
だから、恐いんでしょうね、赤ちゃんが。
リラックスが大事なんですよ。
相談者:
ああ、リラックス・・
大原敬子:
だから、赤ちゃんは、
相談者:
すごい緊張してました。
大原敬子:
そうです・・
泣くものだと思ってください。
相談者:
分りました。
大原敬子:
分る?
相談者:
はい
大原敬子:
これはですね、あの、騙されたと思って。
あなた抱きますね。
で、赤ちゃん、泣いたとします。
あなたは、ものすごく緊張して抱いていると思いますよ。
相談者:
はい
大原敬子:
きつく抱いたら赤ちゃんは、
「苦しいよお」
って泣いてるんですよ。
相談者:
あー
大原敬子:
だから、ほんとに、リラックスして、ひと呼吸して、さあ、今日も泣いても構わない。
健康児に育てるんだ、わたしは。
と思って、まず、暗示かけます。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、泣いたら、
「泣いてんのね、泣いてんのね、一杯泣いて、はい、たくさん泣いて」
って笑顔で語ってください。
相談者:
あー、はい
大原敬子:
「ねえ、ママと離れて寂しいのよね、分る、分る、分る、分る」
って言いながら、こうやって語り掛けると、自然に、手が、腰とか背中、ポン、ポン、ポンと叩いています。
相談者:
あー
大原敬子:
ポン、ポン、ポン、とリズムよく叩くと、
相談者:
はい
大原敬子:
赤ちゃんは、泣き止みます。
で、その後すぐにですね、あのお、ルールがあるかもしれませんけども、
相談者:
はい
大原敬子:
白湯(さゆ)を飲ましてあげたら、
相談者:
はい
大原敬子:
赤ちゃんは落ち着きます。
相談者:
あー
大原敬子:
そして、ニッコリ笑います。
笑ったときに、あなたは初めて、ああ、この子はわたしを求めている、わたしは、この子にとって必要な人だってことを、初めて実感したときに、この仕事が好きになると思いますよ。
相談者:
あー
大原敬子:
分ります?
相談者:
はい・・
(笑)なんか、自信が、ないんでしょうね。
大原敬子:
今、また加藤先生、お話しますけども、あなた自身が、わたしは、あなたは幸せだってことを言いたいんですね。
相談者:
・・
大原敬子:
人は、ほんっとに、幸せってのは、お金とか云々ではないんですね。
自分の心の中を全部吐き出される人がいたとき、
思いっきり泣けたとき、
自分の心の中に、残っているものを、全部出したとき、
自分の過去の・・こういうことあったんだ、こういうことあったんだ、と、しゃべれる自分。
相談者:
はい
大原敬子:
それが、自分の足で立っていることなんです。
相談者:
はあ・・
大原敬子:
自分の足で立っているときに、しっかりと、抱えて、
相談者:
うん
大原敬子:
受け留めてくれる人がいたときに、
相談者:
はい
大原敬子:
人は幸せって言うんじゃないでしょうかね?
幸せは、一人では、作れないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
相手というものがあって関わり合うんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
今日、あなたが・・加藤先生が、君は分るよ、分るよ、君は素晴らしいよって褒めてくださったのは、
相談者:
はい
大原敬子:
この・・48年間の、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、仏像を彫る木屑のような、も、人生が、
相談者:
はい
大原敬子:
本当は宝でであったことを、あなたに気づいて欲しいなと、わたしは思っています。
相談者:
はー
大原敬子:
先生いかがでしょうか?
相談者:
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)